2ntブログ
2018/05/17

【緊縛小説】 縄絡み (14-7)

§14の7 濡れ縄

 

縄仕込みにときに、親方が、

お姉さんを縛ったような、

大勢の目の前で披露する、

縄師の演戯が 「表の縄」 なら、

 

自分の縄は、

女性との真剣勝負。

漏れ出る湿気を溜め込む 「裏の縄」。

 

女性の涙と汗と、

ヨダレと淫汁を

吸い取った、

濡れ縄だ。

 

 

セックスで言えば、

 

子供を作る、

家庭の夫婦の、

健全なセックスでもなければ、

 

相思相愛のカップルの、

愛溢れるセックスとも違うし、

 

ましてや、

スポーツでも楽しむかのような、

軽いノリの、

ある意味、挨拶代わりの、

ドライなセックスとも異なる。


もっとドロドロしていて、
汗と汗、
ヨダレとヨダレ、

そして、

粘液と粘液を、
擦り合わせて、
本能が渦巻く、
野性的なセックス。

 


美しい蝶が、
蜘蛛の巣に捕まり、
身動きが取れず、
自我が崩壊していく中で、
魅せる生と死の間の、
せめぎ合い。

理性が崩壊し、
身体に刻まれている
生物の本能に
身を委ねる女と、
かろうじて、理性を
保ち続けようとする男。

 

 

蛇がトグロを巻いているかのように見える、

放置されている縄の上に、横になり、

縄酔いで、のたうっている、

お姉さんに絡みつく。

 

彼女をうつ伏せにして、

彼女の腰に手を廻し、

引き寄せるようにして、

腰を浮かせると、

いきり立った其れを、

彼女の股間に宛がうと、
彼女の腰に、思いっきり突き立てた。

 

お姉さんは、喘ぎながら、

もがいて縄を掴もうとする。

彼女の背中を縄で撫で、

背後から、彼女の首に手を廻して、

押さえ込むと、

彼女の背中から、うなじに

舌を這わせる。

 

下腹部に当たる、

お姉さんの臀部が、

とても心地良くて、

 

もっともっと、奥まで。

何処までも、何処までも、奥まで。

彼女の身体が壊れるほど、奥まで。

息子を打ち込みたくなる。

 

表の縄が、神聖な縄なら、
裏の縄は、邪悪な縄。
アダムとイブを騙した、蛇に化け、
イブを唆(そそのか)したように、
女を酔わせて唆そうとする。

蛇の化身が
乗り移った息子は、
鎌首を、一段と高く、もたげ、

 

ネバネバの粘液で

溢れる洞窟で、

思う存分、暴れ廻ると、

 

洞窟を出て、丘の上に上がり、

一面に、白い毒液をばら撒いた。

 

―――――――――――――――――

 

次を読む  前に戻る  始めから読む

 

にほんブログ村 大人の生活ブログ 恋愛小説(愛欲)へ
にほんブログ村
    にほんブログ村テーマ 不倫のカタチへ
不倫のカタチ
    にほんブログ村テーマ いつでも・・・初舞台へ
いつでも・・・初舞台
2018/05/16

【緊縛小説】 縄絡み (14-6)

§14の6 お泊り


その後、しばらく二人で、寝てしまい、

結局、3時間くらいの予定が、
お泊りに突入してしまった。

彼女は、「午前さま」 は、いつものことなので、
家には、朝までに帰れば、
大丈夫だと言う。

二人で、和幸の 「ひれかつサンド」 を食べてみると、
凄く柔らかくて、厚みがあって、美味しくて、
また、活力が湧いてくるような感じがした。

和幸は、紀伊国屋書店の名店街に入っており、
ボリュームもあって、柔らかくて、
お姉さんの親の世代が、昔から、
愛用している名店なのだと言う。

自分が、中☆学生の時は、近所にある、
「デイリークイーン」 や 「ウェンディーズ」。
今は、大学の傍にある 「モスバーガー」 が、
仲間内では話題だったが、
昔、新しいもの好きの、叔母に連れられて、
銀座のマクドナルドで、「ビッグマック」 を
ご馳走して貰ったことを、思い出した。

新宿は、中☆学生の頃、映画のチラシを
集めたり、交換したりするために、
歌舞伎町の新宿プラザやミラノ座、
新宿ピカデリーを廻った後、
ピカデリーの傍にあった、
立ち食い蕎麦屋で、お腹を満たして、
花園神社の脇にある、ビルの1階の
ショップの前に、集まるのが、恒例になっていた。

そんな話をすると、彼女は、

   「もっと美味しいものを、
    食べさせてあげるわよ」

と言うと、また、自分に抱き付いて、
自分の乳首を、舐め始めた。

時間の余裕が出来たので、

吊りの練習をさせてもらうことにした。

既に吊り床は、こしらえてある。

 

始めは、基礎的な 「平吊り」 を

何回も何回も、練習した。

 

若手から教わった縄の取り方とは別に、

雑誌にあった取り方もやってみたが、

やはり、若手に教わった縄の通し方の方

が安定する。

こういうのも、実際にやってみないと

解らない。

 

お姉さんも、親方などの 「受け手」 になったりも、

しているので、何処が痛いとか、

何処の締め付けがキツイとか、

バランスが悪いとか、

いろいろなコメントをくれる。

 

吊り縄を胸縄の瘤のところに通して、

一方の脚を、縄で吊り、

もう片方の脚を掬うと、

残る脚を縄で取り、上に纏め上げ、
最後は、腰縄を吊り上げて、
残りを適当に纏める。

 

梁の高さが違うので、

吊り縄が残る長さも、毎回異なる。

 

何処にも痛いところや、

アンバランスなところがないと、

お姉さんも安心出来るのか、

ボーッと縄酔いを、

楽しんでいるようだった。

 

平吊りで、脚を曲げさせ、

上の方で纏めると、

そのきれいな脚に、

そっと指を這わせる。

 

興奮して、乳首を硬くした

乳房を鷲掴みにし、

喉に手をおいて、

顔を持ち上げさせて、

硬くなった自分自身を

咥えさせる。

 

吊り縄を解き、

縄を解くと、

彼女の身体は、

ちょっとした、

縄が擦れる音や振動で、

ぷるぷると打ち震える。

 

解けた縄の上に横たわり、

縄の上で悶えている

お姉さんを見ていると、

溜まらなくなり、

 

彼女の脚を半開きにすると、

背後から

硬くなった自分自身を

押し付けた。

 

―――――――――――――――――

 

次を読む  前に戻る  始めから読む

 

にほんブログ村 大人の生活ブログ 恋愛小説(愛欲)へ
にほんブログ村
    にほんブログ村テーマ 不倫のカタチへ
不倫のカタチ
    にほんブログ村テーマ いつでも・・・初舞台へ
いつでも・・・初舞台
2018/05/16

【緊縛小説】 縄絡み (14-5)

§14の5 奉仕

 

煙草を吸って、

水を飲んだりして、休憩する。

 

ベッドの上で、手を頭の上で組んでいると、

彼女も、自分の横に横たわり、
腕の上に、頭を乗せて来た、

   「何か、この前とは、
    全然、感じが違うのね・・・」

彼女の言っている意味は、
良く分からなかったが、
前回の展開は、そもそも、
泊まる予定も、していなかったし、

全てが想定外だった。

 

今回は、縄を使えたこともそうだが、

自分のペースで出来ることが、

何よりも、大きかったのかも知れない。

 

   「まだ、出していないんでしょ?」

 

そう言うと、彼女の手は、竿を握って
微妙に上下に動かしてくる。

彼女は、

   「今度は、わたしが上になるね」

と言うと、勝手に自分に跨り、
自分自身を宛がうと、ぐいっと腰を入れて
身体を沈めて来た。

   「んっ・・・んっ、んん・・・」

 

彼女の白くて細い指に、握られるだけで、

息子は元気に、そのサイズを回復するものの、

時間が空いて、少し、乾いてしまったせいか、
最初に入れるときの、摩擦が大きく感じられる。

   <ズブズブズブ>

しかし、既に彼女のアソコは、自分の形状を
記憶しているのか、
摩擦はあるけれど、彼女の奥まで、
すんなりと届く。
そして、
どうやら、奥に当たると、彼女のスイッチが
入ったようだった。

   「ああっ、奥で、先っぽが、膨れるの~」

 

彼女が、乱暴に動こうとしたため、

痛くて、思わず、

彼女の喉元を掴んで、取り押さえようとすると、

それがまた、

彼女の M性を刺激したようだ。

彼女の顔を、自分の顔の傍に、引き寄せて、
両手で彼女の頭を掴み、
しばらく彼女の顔を観察すると、
彼女の口を吸って、舌を絡めあった。

掴んだ彼女の頭を、
上に持ち上げようとすると、
彼女の身体も、
それに付いて行こうと、
上体を浮かせ、

逆に、自分の下の方に、
頭を押さえ付けると、
それに併せて、
彼女が上体を沈めるように
身体を動かす。

自分が気持ち良くなるように、
彼女を動かすことが出来る、という感覚は、
彼女を支配できた喜び、そのものだった。

今考えると、これは一種の、ダンスのリード
のようなものだろう。

しかし、自分が気持ち良いように、
リードすると、彼女がそれに応じてくれて、
そして、
自分の、その気持ち良さを相手に伝えると、
何故か、相手も興奮して、
アソコに神経を集中してくる、
不思議な呼応の感覚。

そして、純粋に相手に尽くそうとすれば、するほど
女性は、自分が気持ち良くなってしまうようだった。

上体を起こして、下から突き上げると、
お姉さんは、何回も、はにかむように、

口に手を当てると、

しばらくは、イヤイヤをしていたが、

突然苦しそうな顔をして、

思いっきり仰け反ったかと思うと、

大粒の汗を垂らしながら、身体を震えさせ始めた。

最後に、もう一度、じっくりと彼女に

「奉仕」 させると、

熱いものが、脚のつま先から、

腰に集まり、

身体全体に、込み上げて来る。

 

そして、その瞬間。

彼女を退けると、

その、マグマのような熱い塊は、

白くて粘る液体となって、

お腹から自分の顔にまで、

思いっきり、飛び散った。

 

彼女は、男が崩壊するのを、眺めていると、

無言で近寄り、そして、
その白いものを、ひたすらに、舐めだした。


***

それ以来、自分は、この行為を、「奉仕」 と呼ぶようになった。

 

一度気持ち良くなった女性に、

口で奉仕し、手で奉仕し、そして、最後は、アソコで 「奉仕」 をさせ、
女性が、「今度は、相手に気持ち良くなって貰おう」 と、

奉仕しようとすれば、するほど、
何故か、自分が気持ち良くなってしまう・・・という、

 

そんな、不思議なパラドクスを、このときに、発見した。

―――――――――――――――――

 

次を読む  前に戻る  始めから読む

 

にほんブログ村 大人の生活ブログ 恋愛小説(愛欲)へ
にほんブログ村
    にほんブログ村テーマ 不倫のカタチへ
不倫のカタチ
    にほんブログ村テーマ いつでも・・・初舞台へ
いつでも・・・初舞台
2018/05/15

【緊縛小説】 縄絡み (14-4)

§14の4 首引き恋慕


彼女は、

   「久し振り・・・」

とか、

   「奥が当たって、気持ち良い」

と言うと、

   「面白い、縄の使い方、教えてあげる・・・」

と言って、先ほど解いた縄を手に取ると、
二つ折りの縄を、もう一度折り返して、四重にすると、
それを彼女の腋から背中に通した縄を、
反対側の腋から取って、これを結び、
輪っかを作ると、それを自分の首に引っ掛けた。

   「何?これ?」

と聞くと、「江戸四十八手」 の中にある体位で、
「首引き恋慕」 という 「体位」 なのだと言う。

   「誰に教わったの?」

と、喉元まで出掛かっていた言葉を、
何とか堪える。

と、彼女が縄で引っ張ってくる。
彼女は、両手で縄を掴んで、
縄に寄り掛かっているようだった。

自分は、引っ張られないように、
首と背中に力を入れて踏ん張ると、
彼女は、縄に寄り掛かりながら、
アソコを擦り付けてくる。

   「ああんっ、ああんっ・・・」
   「奥に、当たる~っ」

本来は、縄で輪を作って、それを男性と女性の首
に掛けるらしいが、
彼女曰く、首に縄の擦れた跡が付いたりしないし、
この方が、背後に寄り掛かれるので、楽だし、
気持ち良いのだと言う。

確かに、自分の身体で、彼女を支えなくても良いので、
いつもより、手を使うことが出来る。

縄を掴んで、腰を下から、跳ねるように動かし、
彼女の胸に手を伸ばし、形の良い乳房を下から
握って、指で乳首を摘むと、彼女は仰け反るように、

 

   「ああっ・・・・」


と、深い声を出して、反応し、

しばらくすると、丸く蹲(うずくま)るように、

   「くっ、くっ、くっ ・・・・」

と、嗚咽のような声を洩らすと、
バタッ と倒れ込み、

身体をぴくぴくぴくと何回か、痙攣させた。

背中に手を廻して、抱き抱えると、
心臓はバクバクしており、
背中は汗で、びしょびしょになっていた。

 

 

抱き抱えると、彼女の背中の真ん中には、

 

 

尾骶骨から腰の辺りと、

背中の中ほどから首に掛けて、

薄っすらとした産毛が生えていて、

それが、全部逆立ちをしている。


その産毛を撫でて楽しんでいると、
彼女は、起き上がって
自分の顔を両手で掴むと、

目を潤ませながら、

   「好き・・・」

と言って、

「これでもか」 というほど、たくさんのキスを浴びせてきた。

 

―――――――――――――――――

 

次を読む  前に戻る  始めから読む

 

にほんブログ村 大人の生活ブログ 恋愛小説(愛欲)へ
にほんブログ村
    にほんブログ村テーマ 不倫のカタチへ
不倫のカタチ
    にほんブログ村テーマ いつでも・・・初舞台へ
いつでも・・・初舞台
2018/05/15

【緊縛小説】 縄絡み (14-3)

§14の3 身体検査


彼女の身体から、力が抜けたので、
彼女の浴衣の帯を解き、
片足を曲げた状態で縛って、
それを、座卓の脚に縛りつけると、
残る、もう片方の脚も縛って、
胸縄のところに結び付けた。

いよいよ、ご開帳である。(笑)

股の部分には、まだ夏の名残り、
日焼けの跡も、残っていた。
ビキニに合わせて、
アソコのお手入れも、
しているようである。

蜜壷を押し広げて見ると、
縁から、どんどんと沸いているのか、
下の縁の部分には、
もう、零れ落ちそうなほどに
透明なものが、溜まっている。

それを中指で掬うように取ると、
ゆっくりと、指を蜜壷の中に進めてみる。
反対側の手で、
クリの皮を剥いでみると、
乾燥した大豆くらいの、
大きめのクリが顔を出す。

   <いやらしい子だ>

蜜壷に沈めた指を抜いて、
指についた汁を、クリに、
なすり付けようとすると、
その度に、
丸見えのアナ☆ルが、
ギュッと、閉まるのが見える。

 

服という鎧で、着飾られていると、
誰もが、太刀打ち出来なく

なってしまいそうな、お姉さんの、

こんな、あられもない光景を、
見たくて仕方がない人は、
どれだけいるんだろう・・・

などと、思いながら、

彼女の、お尻の尖った辺りから、
太腿に舌を這わせ、

舌の先を尖らせて、
皮を剥いたクリを叩くように、
トントントンと、当てたり、

舌でしゃくるように、
下から上に、クリを弾いたり、
舌を横に動かすと、


彼女の喘ぎ声が、
一段と大きくなり、
何度も、太腿を閉じようとする。

いよいよ、自分も、我慢しているのが、
限界に近付いて来た。

上体を起こして、
彼女の蜜壷に、
アレを擦り付けるようにして
馴染ませ、

 

ゆっくりと、アソコに

 

体重を掛けて行くと、


   <ズブズブズブ>

と減り込んで行く。

ゆっくりと、腰を浮かせるようにして、
引き抜き、
先が、かろうじて、
残っているくらいの所で、
止めていると、

彼女の蜜壷が、
それを離しはしないとでも、
言っているかのように、

 

ギュッと、イヤらしく、

 

締め付けてくる。

 

再度、アソコに体重を乗せては、

それを、繰り返す度に、

彼女は、口を開けたまま、

呼吸を止め、大きく目を見開く。

 

ようやく、倅(せがれ)が、

蜜壷の一番奥に到着すると、

 

彼女の脚縄と外し、

茶臼の体勢にすると、

彼女の後ろ手と胸縄を解いた。

 

―――――――――――――――――

 

次を読む  前に戻る  始めから読む

 

にほんブログ村 大人の生活ブログ 恋愛小説(愛欲)へ
にほんブログ村
    にほんブログ村テーマ 不倫のカタチへ
不倫のカタチ
    にほんブログ村テーマ いつでも・・・初舞台へ
いつでも・・・初舞台
2018/05/14

【緊縛小説】 縄絡み (14-2)

§14の2 もてあそぶ


彼女の、おへそ周りを、良く見てみると、
濃くはないが、薄っすらとした、
品の良い産毛が、おへそから縦に、
筋になって、生えていた。

その毛が、

全部、逆立っているのである。

彼女の横に、身体を置いて、
もっと、触れるか触れないか、
くらいの微妙なタッチで、
その産毛の表面にだけ、指が当たるように

ゆっくりと、指で撫であげると、

 

彼女は、もっと、身を弓なりにする。

 

その反応が、とても楽しくて、

縄が解けている縄尻の部分で、

乳首を刺激すると、

今度は、思いっきり、

頭を後ろに、大きく仰け反る。


彼女の脚に、自分の脚を絡めて、
身動き出来ないように、ロックして、
彼女の太腿に、硬く、はち切れそうになった
自身を押し付け、

彼女の片方の脚を、自分の方に絡め取り、
もう一方の脚は、向こうに押し除けるようにして、
少し、股を開き加減に固定する。

彼女のヒザ辺りから、太腿にかけて、
つーっと、指を這わすと、
今度は、その指を折り返し、

 

指一本で、彼女のスジ目になっている部分を、
触れるか、触れないかの感じで、

ゆっくりと、上下に行ったり来たり、

撫でてみる。


ゆっくりと、指の腹で、そっと撫ぜるように
指を股に進めていくと、
彼女は、お腹にすごい力を入れて
腰を浮かせようとする。

蜜☆壷と菊☆花の間の部分に
ちょっと指先で触れ、

蜜☆壷にちょっと指を沈めてみると、
もう、そこは洪水のように溢れている。

指に、その蜜を少し掬い取り、
そのまま、上の方に、ずずずずっと、
中に指が、のめり込んだ状態で、
撫で上げると、彼女は、

   「あ、あ、あんっ・・・」

と鳴いた。

自分自身は、破裂しそうなほどの

勢力を保ちながらも、

ガッツリと、力が入ったり、脱力したり、
ジタバタする、彼女の脚を抱え込んでいるだけに、

アソコを押し付けているだけで、十分に気持ち良い。

テンポを変えることなく、指1本で
彼女のスジ目を、行ったり来たりさせていると、

彼女は、

   「おかしくなっちゃう!」

と言った途端、

 

身体全身に力が入り、
お腹を、くっくっくっ と、
痙攣させたかと思うと、

急に、力が抜けて、
身体を、ぴくぴくぴくっ と
震えさせた。

 

―――――――――――――――――

 

次を読む  前に戻る  始めから読む

 

にほんブログ村 大人の生活ブログ 恋愛小説(愛欲)へ
にほんブログ村
    にほんブログ村テーマ 不倫のカタチへ
不倫のカタチ
    にほんブログ村テーマ いつでも・・・初舞台へ
いつでも・・・初舞台
2018/05/14

【緊縛小説】 縄絡み (14-1)

§14の1 捕獲する

 

やはり、自分に取って、

縄は、手足の延長だった。


自分に取って、縄は、
女性の盛り付けには、欠かすことの出来ない、
あしらいの、ようなもの。

 

 

 

しかし、綺麗に見えるように、

他人に見せるために、

縛っているわけでもない。

 

自分の情動を、固定化したいのか。

それとも、

あちらこちらに、あらゆる色香を振りまく、女性を、

自分のモノにしたいのか。

 

縛ることで、はかないものが、
固定化するような、気がするから。

永遠には続かないものの、

しかし、その瞬間は永遠なのである。

 

永遠に女性を抱き締めることは、出来ないが、

縄なら、それを具現化できる。

 

女性の心が、女性の情動が、

逃げないように、

布団蒸しではないが、

女性の心を身体ごと、

縛り上げている感覚だ。

 

獲物であり、宝物であり、

食べると、口の中で蕩け、

香りと甘みが、口の中に広がり、

思わず、顔の筋肉が緩んでしまうもの。

 

そして、

 

気が付くと、あっという間に、

自分の目の前から、

姿を消してしまっているもの。


***

彼女のうなじから、首筋に舌を這わせて、
首から耳までを、下から舐め上げ、
頭を抱えるように手を廻してくる、
彼女の、ぽかんと開いた唇に、
硬く尖らせた舌を、挿入する。

彼女の両手を、後ろ手に捕り、
一緒に畳に、寝転がって、
浴衣を肌蹴ると、
後ろ手で拘束されているので、
腕が邪魔になり、その分、
上半身が弓なりに反って、
胸を突き出す格好になっている。

もはや、自分が、
彼女の胸をいじることを
邪魔する者は、
何処にも、いなかった。
彼女自身でさえも、それを
止めることは出来ないのだ。

吸い付きの良い、
シットリとした肌と、
釣鐘状に張った、
カタチの良い胸の感触を楽しむと、

彼女の乳首を摘まみ、
少し痛いと感じる程度まで、
徐々に力を入れ、そして、

彼女のおへそ辺りから、
胸を方にかけて、ゆっくりと
舌で舐めあげると、彼女は、

   「ああぁぁぁ~~~っ」

と、天をつんざきそうな、喘ぎ声をあげた。

 

―――――――――――――――――

 

次を読む  前に戻る  始めから読む

 

にほんブログ村 大人の生活ブログ 恋愛小説(愛欲)へ
にほんブログ村
    にほんブログ村テーマ 不倫のカタチへ
不倫のカタチ
    にほんブログ村テーマ いつでも・・・初舞台へ
いつでも・・・初舞台
2018/05/13

【緊縛小説】 縄絡み (13-4)

§13の4 浴衣

 

彼女が、お湯を浴びている間、

煙草を吸って、一息ついても、

まだ、出てくる気配がないので、

吊り床を作ることにした。

 

お風呂は、部屋の片隅にあり、

ガラスで覆われており、

中は、こちらから丸見えの状態である。

 

一言で言うなら、そこは

仕切りのない、ワンルーム。

 

風呂場に行くには、

ベッドを越えて、

 

その先にある、

枯山水に架かっているような、

太鼓橋を渡り、

 

その突き当たりまで、

行かないといけない。

 

一番頑丈そうな梁は、

最初の座卓が置いてある和室と、

ベッドがあるスペースの間に、

通っていた。

 

風呂場は、ガラス張りだが、

風呂の湯舟は、

タイル張りの、

古い造りのお風呂のようだった。

 

肩まで、お湯に浸かれる代わりに、

二人はちょっと入れなさそうな、

こじんまりとした、お風呂である。

 

彼女があがってきたので、

入れ替わりに、自分も入った。

チャッチャッ と洗って、

さっさと戻ると、

彼女は、髪をアップにし、

浴衣を着て、座っている。

 

きちんと手入れされた、

うなじから、

薄っすらと覗く、後れ毛が

また、品と色気を感じさせる。

 

彼女を、縛りたくなる気持ちと、

直ぐにでも、彼女に、

襲い掛かりたくなる気持ちが、

交錯する。

 

カバンから、

親方の家で、仕込んだ縄を取り出すと、

彼女の背後に座り、

彼女の首に、手を廻すと、

彼女のうなじに、舌を這わせた。

 

―――――――――――――――――

 

次を読む  前に戻る  始めから読む

 

にほんブログ村 大人の生活ブログ 恋愛小説(愛欲)へ
にほんブログ村
    にほんブログ村テーマ 不倫のカタチへ
不倫のカタチ
    にほんブログ村テーマ いつでも・・・初舞台へ
いつでも・・・初舞台
2018/05/13

【緊縛小説】 縄絡み (13-3)

§13の3 待ち合わせ

 

その週の、週末の金曜日。

 

待ち合わせの場所に行くと、

大勢の人で、ごった返していた。

 

スタジオアルタの前なんかで、

待ち合わせ、なんかしちゃ、

いけないな、などと思いつつも、

周囲を見廻すと、

 

建物から離れた、

歩道を隔てて反対側の、

車道との際に

彼女を見つけた。

 

声を掛けると、

彼女は読んでいた文庫本を

鞄に仕舞い、

腕を組んで来た。

 

バッチリと服装も

決まっている OLのお姉さんと、

学生とでは、何処か気拙く感じそうなものだが、

彼女は、一向に、微動だにしない。

 

   「お腹空いてる?」

 

と聞いてくるので、少しと答えると、

 

じゃあ、入ってから食べましょうということで、

紀伊国屋ビルの名店街に行くと、

和幸で、ひれかつサンドを買った。

 

ピカデリーの手前で、

靖国通りを越えて、歌舞伎町に入る。

 

今回は、前回とは違って、

靖国通りから、区役所通りに入って、

バッティングセンターの方に

上っていったところにある、

古びたラブホに入った。

 

当時は、和装の部屋も多く、そこの部屋も
入り口を入ると、3畳か4畳くらいの畳の部屋に
座卓テーブルが置いてあり、
湯呑み茶碗とティーバックの入ったお盆とポットが、
置かれているような感じだ。

彼女の荷物を取ってあげて、
彼女の上着を脱がし、
ハンガーに掛けてあげる。

それくらいしか、学生が、
イケてるOLにしてあげれることは、なかった。

必然と、その場で抱き合って、
唇を重ねあってしまう。

香水には、免疫がなかったので、やばかった。
もう、その匂いを嗅いだだけで、
溜まらなくなってしまう。

吊りの練習で来た筈なのに・・・
少なくとも、それをメリットに、着いて来た筈なのに・・・

 

下半身から、強いうねりが、
込み上げて来るのを感じる。

 

彼女の足に触れると、心地良い、

ストッキングの感触が、手を刺激し、

 

ゆっくりと、スカートに隠れた太腿を味わい、

彼女の股間に手を置くと、

かなりの熱と、湿気を帯びている。

 

もう、溜まらなくなって、彼女の服を

脱がそうとするが、

かなり重装備な服に、戸惑っていると、

 

彼女は、ふと我に返り、

 

お湯を浴びてくると言うと、

 

風呂場に行き、お湯を浴びに行った。

 

―――――――――――――――――

 

次を読む  前に戻る  始めから読む

 

にほんブログ村 大人の生活ブログ 恋愛小説(愛欲)へ
にほんブログ村
    にほんブログ村テーマ 不倫のカタチへ
不倫のカタチ
    にほんブログ村テーマ いつでも・・・初舞台へ
いつでも・・・初舞台
2018/05/12

【緊縛小説】 縄絡み (13-2)

§13の2 困惑

 

今までにも、肉体関係から始まっても、

そこから、恋愛が始まることはあった。

 

と言うよりも、一目惚れか何かで

最初に好きになって、告白したとしても、

既に、お付き合いしている人がいたり、

今、好きな人がいると言う理由で、

断わられるのが、関の山だった。

 

お姉さんとの一件も、一種の事故。

既に終わった関係だと、

思っていただけに、

少し複雑な気分だったが、

今日は、あれから初めて、

顔を合わせるわけなので、

もし、彼女が、前回と何も変わらず、

「受け手」 として現れるならば、

何かはあるだろうな、

という予感はあった。

 

想っていても、繋がらないのに、

終わったと思っていても、続く関係。

世の中は、なかなか

自分の思い通りには、

進んでくれない。

 

しかし、諦めていたことが、

良い方向に転ぶと、

幾らかは楽しい気分になるから、

人は、不思議だ。

 

それ以上に、

 

今までは、ずっと

雪国の冬空のように

どんよりと曇った毎日だったのに、

 

そこに、

女性が現われるだけで、

日常の生活に、

花が咲いたような、

気持ちになるのが、

不思議だった。

 

ツンツンしていたかと思うと、

デレデレしてくるし、

デレデレするのかと思うと、

ツンツンしてくる

お姉さんだけに、

 

明日には、この関係が、

どうなっているかは、

誰にも分からない。

 

 

家にまで、帰る途中、

ウォークマンのカセットを

エアサプライ(Air Supply) のアルバムから、

 

珍しく、ホール&オーツ(Hall & Oates)

のアルバムに、入れ替えた。

 

 

―――――――――――――――――

 

次を読む  前に戻る  始めから読む

 

にほんブログ村 大人の生活ブログ 恋愛小説(愛欲)へ
にほんブログ村
    にほんブログ村テーマ 不倫のカタチへ
不倫のカタチ
    にほんブログ村テーマ いつでも・・・初舞台へ
いつでも・・・初舞台