2ntブログ
2017/11/29

中イキトレーニング

「オ☆ナ」 は、外派?中派?

 

膣に指を入れても、「何も感じない・・・」 と言う人がいます。

女性の 「オ☆ナ」 も、いろいろと話に聞くと、ク☆リへの刺激が一番多く、「中に指を入れるのは抵抗がある・・・」 という女性は結構います。

 

一方、若い時分に性に目覚めてしまった女子の場合は、自分のアソコに興味を持つためか、あるいは、まだ経験したことのない 「挿入行為」 に 「好奇心」 を覚えるのと同時に、「不安」 を覚えるためか、自虐的に挑戦してしまう女子もいるようです。

若い頃から、探究心が旺盛であれば、多分、膣も刺激を受けて、膣内の知覚神経も発達するでしょうから、こういう女子は心配ありません。

 

では、「わたしは中でオ☆ナをしなかったから、発達しなかったの?」 という質問が出て来そうですが、若いときにオ☆ナをした経験が全くない女性であっても、感じる女性は感じます。

 

前記事の 「いつかはセ☆クスでイケるようになる?(8)」 で、「女性のオル☆ガズムを治療する専門医たち」 という BBC の記事を紹介しましたが、

 

女性☆器周辺の神経の状態は、外陰☆部の神経の分かれ方を含めて、人によって異なることと、女性の性☆器部分の5つの性☆感帯に走る神経終末の数も、女性によって数が異なることが報告されています。

 

若いときの刺激が、この神経の発達を活発にするのか。それとも、神経が発達しているから、そういう衝動に駆られたのか。要は先天的なものか、後天的なものかはここでは論じられていませんが、可能性としては、STAP細胞ではありませんが、どちらも 「ありま~す」。

 

続・「尿意」 の話

 

前回の記事で書き忘れたことがあったのですが、この BBC の記事では、女性がオーガズムになるためには、男性の場合とは真逆で、「交感神経」 が高まった方がイキやすいことをメストン博士は発見しています。

前回のおしっこの話に戻りますが、「交感神経」 が働くと 「括約筋」 は収縮し、「排尿筋」 は弛緩します。これは、おしっこを我慢している状態です。

そもそも、女性のオーガズムとは、極度の緊張と収縮から一転して、極度の弛緩に至るプロセスです。「副交感神経」 が働くと、「括約筋」 は弛緩し、逆に 「排尿筋」 は収縮します。

「セ☆クス」 をしていて 「尿意」 を感じる人は、「交感神経」 が高まっている証拠なのですから、やはり 「尿意」 を雑念と考えることが大事です。

漏らしたら、逆に言うと、「副交感神経」 が活発になっているわけですから、そのときは既にイっているわけです。

 

女性が 「セ☆クス」 のときに感じる 「尿意」 は、余程意図的にタンクをフルにしていない限りにおいては、棒による物理的な刺激もあるかも知れませんが、交感神経の高まりによる部分もあるわけです。

ここで、対峙しているのは、「おしっこを漏らしてはいけない!」 という社会的規範なのです。

もしかしたら、「尿意」 を強く感じる人達は、社会性が強かったり、あるいは、社会的な束縛を強く受けている女性なのかも知れません。

ですので、「尿意」 を感じたら、自分で意識的に無視を決め込んで下さい。

 

話がちょっと横道に逸(そ)れましたが、

 

中をトレーニングする

 

自分で膣に指を入れてみて、膣壁は何も感じないという人。

 

膣は、入り口を除けば、そして奥に行けば行くほど 「そもそも、膣は鈍い」 という人もいます。膣の感覚に、ク☆リの感覚を期待してはいけない・・・ということです。

 

そこで、自分でも弄(いじ)りやすい 「Gス☆ポット」 による、ちょっとした 「トレーニング」 方法を書いておきます。

 

(1) 「Gス☆ポット」 を探す

 

「Gス☆ポット」 は、ク☆リの裏あたり。自分で、手のひらを下に、中指をアソコに入れてみて、中指を折り曲げられるだけ折り曲げてみて、ク☆リの裏辺り。恥☆骨の裏辺りで、表面がザラザラしていたり、ちょうど小さな 「とうがらし」 みたいに、真ん中にこんもりと膨(ふく)らんでいるところを探してみて下さい。

 

(2) 「Gス☆ポット」 を刺激する

 

次にここを指の平で刺激します。指の平を横に動かしますが、まずは、自分の気持ち良いところをいろいろと探してみて下さい。

刺激の仕方はいろいろで、指の平を横に動かしたり、指の平を押し込むように押したり、あるいは、小刻みに動かしたりしてみて下さい。

多分、膣壁の表面が感じるわけではありません。感じるとすれば、その裏にある 「スキーン腺」 ですから、自分の神経をその膣壁の向こう側に集中させてみて下さい。

 

場所を変えては、いろいろなところに指を押し当てて、「気持ちいい!」 ではなくても構いません。「違和感」 を感じるところでも構いませんので、そういう場所を探してみて下さい。

 

自分は、女性でないので、実感として感じ取ることは出来ませんが、多分、「違和感」 とは、不快だけど甘美なのでしょうか。

 

        「なんか、変な気持ち。おかしくなっちゃう・・・」

 

ところです。今まで感じたことのない感覚・・・。ですので、「違和感」 です。

 

「膣が全く感じない」 と言われる人達は、もしかしたら、クリと同じ感覚を求めているのかも知れません。

        「コレジャナイ・・・」

 

そう断定する前に、まずは 「チャレンジ」 してみましょう。

 

「中イキ」 は、何回も言うように、経験したことのない女性に取っては、「恐怖」 であり 「不快」 なものなのです。

 

「何も感じない・・・」 のであれば、不快なポイント、あるいは、「違和感」 を感じるポイントを探してみて下さい。

 

そして、いろいろと刺激を変えてみて下さい。

 

そのときに意識することは、「ク☆リとは同じではない・・・」 ということ。

 

何も、「不快」 も 「違和感」 も、感じないようであれば、もっと指をぐっと膣壁が凹むくらいに押し付けてみて下さい。

 

そして、十分な時間を取ってそのトレーニングを少なくとも、3回から7回は、繰り返してみて下さい。

自分の身体を触り、自分の身体と話をするわけです。

貴女の意思が、貴女の感情が、全て貴女の身体を支配しているかも知れませんが、しかし、貴女のワガママに対して、忠実に身を粉にして働いているのが、貴女の身体の器官であり、細胞なのです。

お肌ばかり 「エコヒイキ」 せず、自分の身体の細胞のひとつひとつに神経を集中し、そして、応えてあげて下さい。

 

(3) 続けてみる

 

騙(だま)されたと思って、自分の身体と対話してみて下さい。

 

そして、触ったり押した感覚が、例え、不快だったり、違和感を感じたとしても、「マッサージ」 だと思って、そのままそこの部分を弄(いじ)ってみて下さい。

 

そして、最低3回。出来たら5回。長くて7回、マッサージを続けて、自分の身体と対話してみて下さい。

 

***

 

出来ましたら、その結果を 「コメント」、もしくは、「メッセージ」 で返してくれると助かります。戴いた報告には、きちんとアドバイスは返します。また、今後の記事でその先を説明致しますので、よろしくお願い致します。

また、何か質問がある場合は、やはり 「コメント」 か 「メッセージ」 でお問い合わせ下さい。

お待ちしております。

 

【追伸】

 

こんな記事もありましたので、参考にしてみて下さい。

 

「膣は鈍感な場所である。Gス☆ポット・ポ☆ルチオで最初から 『イ☆ク~』 とならない理由」

 

2017/11/28

お葬式

そう言えば、とある子が、伊丹十三(いたみじゅうぞう)監督の 「お葬式」 と 「たんぽぽ」 の映画でのエロいシーンが、多分、自分の変態の 「種」 になった・・・と言っていました。

 

「お葬式」 では、森の中の家でお葬式をしてて、その最中に黒縁メガネの地味な女性が森の中でエ☆ッチをしているというもの。

 

 

そして、もうひとつの 「たんぽぽ」 の方では、役所広司が女性とホテルの一室で、女性が裸で寝ていて、股間に生きた海老を置いて、それにドレッシングを掛けて蓋をすると、海老がピチピチ飛び跳ねるというシーンに強い嫌悪感を感じたそうです。

 

 

掛けているのは、ドレッシングではなくて、紹興酒。

これは、「酔蝦(ツェイシア)」。通称 「酔っ払い海老」 と呼ばれる中華料理のようです♪ (1:20/3:26)


「お葬式」。

 

別の、とある子は、元カレに初めて会ったとき、

 

        「俺さぁ、死んだらお葬式に来てほしいんだよねー

         今まで付き合った人みんなに来て欲しい

         見送って欲しいんだよねー」

 

と言われたことをブログで回想していました。

 

「ふ~ん、そんな人もいるんですね~」 としか言いようがありません。と言うか、「付き合った人リスト」 みたいなもんでも作ってるんでしょうか?

そうだとしたら、実に怖いです。(^^;)

しかも、自分がくたばる前に、そんなものが家族にでも見つかった日には、死んだフリでもしないと、とてもじゃありませんが、目も当てられたもんじゃありません。(苦笑)

 

自分が愛した女性であり、そして、それに応えてくれる(た)女性達なら、自分の 「訃報(ふほう)」 がなくとも、きっと胸騒ぎか何かで、感じてくれる筈。

その時に、自分の元を去った奴隷であろうが、それまでずっと付いて来てくれた奴隷であろうが、ふと、自分との時間を思い返してくれる女性が居れば、それだけで幸せです。

 

あのとき、「一緒に美味しいものを食べたな~」 でもいいんです。

 

自分がくたばったなら、自分は単に、女性達の 「過去」 になるだけなのです。

 

 

そして最後に、「お葬式」 と言えば、以前、とある愛奴より、半分冗談なのか真剣なのか、安倍定の記事 「愛のコリーダ」「愛のコリーダ(2)」 を書いたときに、

 

        「葬式に行って、こっそりアソコを切り取りたい・・・」

 

と言われたことを思い出しました。(苦笑)

 

まあ、何を考えようが、人それぞれ。(笑)

 

人間は統計的に見れば、女の方が男より、ずっと長生きです。

妊娠・出産における生死のリスクがありながらも、それに持ち堪えることが出来れば、男性よりもずっと長く生きるのが女性です。

 

***

 

自分が、「人の寿命」 を意識するようになったのは、まず自分の 「父親の死」 が影響しているかも知れません。享年67歳でしたから、若いというほどではありませんが、まだまだ、頑張れる歳です。

あとは、以前勤めていた会社での同僚の 「訃報(ふほう)」 です。

自分が40代の頃です。1人は、自分より1歳上。もう1人は、何歳か下の同僚でした。どちらも健康上の問題ではありましたが、同じ事業所内で、仕事の絡みがあっただけに、立て続けに受けた自分の知り合いの訃報は、他人事とも思えず、我が身のことを思いました。

 

もう、自分も、五十路も半ば。

 

自分の若い頃に比べれば、かなり衰えは感じますが、だからと言って、その辺のガキにはまだまだ負けません。(←老人の冷や水?苦笑)

 

とは言え、自分の親父を基点にすると、自分の余命は、あと12年くらいでしょうか?

 

だからこそ、「今」 を悔いなく精一杯生きたい。

 

「宝くじ」 も当たらない代わりに、もし、余命が伸びたなら、そのときに考えます。(笑)

 

        「出来ることは、出来るうちにやる。」

 

今、「この歳」 にして言えることは、

        「人生立ち止まり後ろを振り返って、

         自分は歳を取ったと納得した時点で
         爺婆だと言うこと。」

 

***

 

「吊り床」 の下に畳があるかも知れませんが、自分の場合は、所謂(いわゆる) 「畳の上」 で死ぬつもりは毛頭ありません。

女性を上に乗せることはしても、女性のお腹の上でも、決してくたばりません。(苦笑)

 

終わりの時が来たら、「坂本竜馬」 ではありませんが、どっかその辺で、

 

        「前のめりで、くたばりやんす(笑)」

 

「墓」 に入りたいとも思っていませんし、誰かが拝んでくれることも期待していません。最悪、「焼却ゴミ」 でも何でも構いません。(苦笑)

 

「お葬式」 とは、残された者同士が気持ちを整理するための儀式に過ぎません。

本人が、くたばったあとの話なんか、気にするだけ阿呆です。

 

大事なのは、生きている 「今」 です。(笑)

2017/11/26

いつかはセ☆クスでイケるようになる?(8)

前記事 「いつかはセ☆クスでイケるようになる?(7)」 の続きです。

 

アメーバニュースで、こんな記事を見つけました。

 

絶叫するほど気持ちいい!最強の快感「中イキ」のHOW TO教えます♡
エッチは気持ちイイけど、なかなかイケないと悩んでいる女性、意外に多いのではないでしょうか?
≪続きを読む≫

 

「恋愛.jp」 というのは、記事提供を依頼している提携先のようなものでしょうか?

しかし、中身がヘロヘロです。まだ、イッた経験すらない女子のライターが、上司に無理やり書かされて、類似記事を参考に雰囲気で書いた・・・みたいな内容です。(苦笑)

 

問題点は、いろいろあります。

 

外イキが出来ないと、中イキが出来ないわけではない

 

まず、最初の問題点は、「中イキは外イキの延長線上にある」 と仮定しているように見受けられるところです。このため、中を刺激しつつ、外を刺激することを薦めていますが、この感覚が疑わしいのです。

勿論、気持ち良くて、外と中の両方をいじっているのであれば、それは 「好き」 でやってるわけですから、それはそれで全然構いません。

 

外イキの延長に中イキがあるのではない

 

自分が観察している範囲では、「外イキ(ク☆リイキ)」 と 「中イキ」 では、女性の集中しているポイントであったり、集中の仕方自体が異なるように感じています。

感覚の違いを書いてる次のような記事もあります。

 

「挿入すると外側が感じずイケない!?中イキ難しい問題の解決方法」

 

クリト☆リスからの神経は外陰部神経、膣内からの神経は骨盤神経や下腹部神経という記述がありますが、最近の研究によって、女性の骨盤周辺の神経の状態は、同じ女性でも人によって、大きく異なり、女性の五つの性感帯(クリト☆リス、膣の開口部、子宮頚部、肛門、会陰部)に走る神経終末の数は、女性によって異なることが、分かって来ています。

 

「女性のオルガズムを治療する専門医たち」

 

中と外は別

 

神経の系統が違う以上、外イキの延長に中イキがないのは、当然の理屈です。
特に、外イキ出来ている人の場合は、外イキと同等の刺激を探してしまっている可能性もありますし、無意識であれ、クリに神経を集中させてしまっている可能性があります。

特に興味深いのは、最初にご紹介した記事の中には、「クリだけの刺激ならイケるのに、(クリ+中) の刺激だと気持ち良くない」 という読者の意見が紹介されていますが、これに対しては、ライターの女性も 「自分もそういうときがある」 ことを言及しているところです。

これは明らかに、自分が望む 「クリへの刺激」 だけではなく、「中への刺激」 も伝わっている証拠です。しかし、「中への刺激」 が気になって、クリに集中出来ず、逆に混乱しているのかも知れません。
このような場合は、「クリへの刺激」 と 「中への刺激」 が、共に 「セ☆クス」 における快感として、記憶に結び付けられていない状態と言えるかも知れません。

このようなときは、「楽しむときはクリ」、「修行するときは中」 といった具合に、区別した方が良いかも知れません。

過去の記憶は捨てる

 

「セ☆クス」 に限らず、それまで自分で身に付けてきた癖(くせ)を直すのは大変なことです。

小さい時分に、自分の癖を親に矯正(きょうせい)されたことがある人であれば、分かるでしょう。意識すればするほど、それが気になり、止められなくなります。

そのイライラ感は、ちょうど禁煙の辛さと近いものがあります。

ゴルフで言えば、レッスンプロにフォームをいじられると、自分で意識すれば意識するほど、ギクシャクしてしまうのと同じ。(苦笑)

補助輪付き自転車の運転で身に付けた感覚では、普通の自転車には乗れません。

 

        「中もなんか気持ちいい・・・」

 

という感覚がない人の場合は、もっと漫然(まんぜん)としてもいいように思います。

少なくとも、今、クリで味わえている快感とは、異なるものであり、別のところから来るものだと認識して下さい。

 

その場合に大切なのは、「針の落ちる音」 にも反応できるくらいに、全身の神経を高ぶらせることと、自分が感じる部分。この場合は子宮頚部を含めた膣内に神経を集中することです。

そして、その刺激を、それまでの知識や経験で排除するのではなく、まずは受け容れてみることです。

 

何度も説明するように、「外イキ」 は、自転車の補助輪のようなものです。

その感覚さえ分かれば、一度乗り越えてしまえば、補助輪なしでも、自転車に乗れるようになります。それには、まず、補助輪時代の既成観念を捨てることから始まります。

補助輪時代の感覚に縛られている限りは、絶対に、補助輪なしの自転車には乗れません。

 

いっぱい妄想して、妄想に集中する

 

いっぱい、いやらしいことを妄想して下さい。そして、自分の指でも構いませんが、それを 「自分が好きな人の指」 だと思って、身体で受け止めるように、感じてみて下さい。

集中できない人は、集中できる環境で、集中できる状況で、目をしっかりと閉じて、その指が当たるところに、耳を澄ませるように、自分の神経を集中させてみて下さい。

 

おしっこが出ても構わない、おしっこを我慢しない、むしろ出す

 

今まで、「中イキ」 を経験していない女性と交わって、「中イキ」 のポイントを刺激すると、一定比率の割合の人が 「尿意」 を訴えます。

「尿意」 とは面白いものです。小さい頃は、あんなに抑えたくても、抑えられなくて、お母さんから叱られたりしたのに、オトナになると、誰もいないところでは出るのに、人前では出なくなります。(笑)

尿意を抑えるのは、「交感神経」 である 「下腹神経」、一方で排尿を促(うなが)すのは、「副交感神経」 である 「骨盤内臓神経」 です。

 

「おしっこを我慢するときは陰部神経」

 

性交中の女性の尿意については、多くの女性向け記事で取り上げられていますが、しかし、ライターあるいはキュレーターの女性自体が、まだきちんと乗り越えられていないようで、その辺の類似記事を参考に書いている・・・ように見受けられます。

 

「漏れそう・・・セ☆クスの尿意が酷い!不快感の原因&ステップアップ!」

「トイレ我慢を通り越すとオーガズムになる!?尿意とセックスの関係」

 

この記事を読んでも、自分で自分のことを ”ビッチ” と呼ぶ AM の 「Betsy」 に軍配があがります。彼女は少なくとも、自分の経験や体験を含めて記事を書いています。

 

医師であろうとも、医学的な知識に従って仮説が医学的にみて、反証の余地があるかないか、あるいは、自分の診療経験に照らし合わせてどうか、で判断する程度です。

しかし、女性がエクスタシーのレベルに達すると、もう本人の記憶はありません。

正直な話、「彼氏の浮気が発覚したのは確か、何年の何月何日・・・」 などと細かいところまで記憶する 「驚くべき記憶力」 を持つ 「女性」 が、生体的に唯一その 「魔の記憶力」 を放棄するのが、「エクスタシー」 そして 「オーガズム」 を迎えているときなのです。

なので、相方がカウントしているなら別ですが、そうでなくて、「自分が何回イった!」 と言う女性は、まず100% 「ニセイキ」 です。(苦笑)

男は簡単に、女性の 「ウソイキ」 に騙(だま)されますが、女性は、同性の 「ニセイキ」 記事に騙されてはいけません。(笑)

 

話が逸れてしまいました。^^;

 

確かに、「Gスポット」 は医学的に見れば、男性の 「前立腺」 に相当する女性の 「スキーン腺」 がある部分であり、そして、そこから子宮頚部(ポル☆チオ)に至る丘の部分の裏には、膀胱(ぼうこう)があります。
おしっこが溜まっていても、尿意はあるかも知れませんが、中が空っぽでも、棒で突付かれれば、人によっては尿意と錯覚したとしても、全然不思議ではありません。
「セ☆クス」 の TPO としては、ある意味、Betsy さんのように言わざるを得ないかも知れませんが、しかし、自分であれば、「漏らしても、全然平気!」 と思うくらいの関係性を築けないと、そういう女性は 「中イキ」 は難しいと断言します。

「尿意」 を感じる人は、「尿意」 の克服の先に 「中イキ」 がある
 

尿意のコントロールは、小さい時分に親に躾けられるので、みんなが当たり前のように、無意識にやっていることです。

しかし、その抑制が、人によっては、「中イキ」 にも影響を及ぼしている可能性があるということです。

ひとつは、棒で突付かれた刺激を、「尿意」 として認識してしまう 「誤認」。

もうひとつは、小さい時分に躾けられた 「おしっこを漏らしてはいけない・・・」 という 「躾け」 や、「彼氏に嫌われたくない!」 と言った、女性の 「羞恥心」 であったり、あるいは 「ここを汚してはいけない!」 と言った 「社会の視線」 です。

 

少なくとも、クリで 「外イキ」 が出来て、かつ、「中」 ではイケないという人の場合は、神経系統の話を別にすれば、「尿意」 に絡む違和感が、「外イキ」 を阻害している可能性もあります。

 

        「おしっこを、漏らしていけない・・・」

        「『お漏らし』 なんかしたら、彼氏に嫌われるかも知れない・・・」

        「ベッドやシーツを汚したら悪い・・・」

 

まずは、これらを克服しないといけません。

 

そもそも、好きな男を跨(また)いで、腰を振っている女性であっても、ちょっと気が散るだけで、

        「あっ、今晩のおかず、何にしよう?」

 

みたいなことを考えてしまうのが、「女性」 なのです。

 

もし、その女性の相方が、全てを許容してくれるのであれば、それは 「ラッキー」 としか言いようがありません。その 「男性」 に全てを委(ゆだ)ねて 「中イキ」 を獲得して下さい。

 

無理なら・・・

 

「外食」 でも良いので、”そういう状況” を自分で作り上げるか、あるいは、自分で模索する以外にはありません。

 

「尿意」 の先にあるもの

 

奥を突かれて、「尿意」 を感じる人であっても、それを乗り越えれば、「中イキ」 があるわけではありません。

 

「尿意」 が 「快感」 の予兆に変化し、波を感じて、さざ波が、時化(しけ)のような高波になり、本人は 「いやいや」 しつつも、記憶がなくなり、そして、最後に自分(我)を諦(あきら)めて、身体の力を緩(ゆる)めたときに、「外イキ」 とは比べ物にならない、神様の賜物(たまもの)とも言える 「中イキ」 が来るのです。

2017/11/25

「お仕置き」 と 「罰」 の違い

自分とはかなり年齢も離れていますが、「某 SNS」 上に、自分のことを 「兄ぃ」 と呼んでくれる可愛い娘がいます。

昔、出会った頃は 「ドMちゃん」 だったと記憶していますが、結構、根がしっかりとしてて、好奇心旺盛な子。そして何よりも彼女独特の 「感性」 が素晴らしい子。

ちなみにその子には 「主」 が居ます。自分は、主に断わりもなく、会ったりはしませんので、もし 「主」 が、この記事を読んでいたとしても、ご安心のほどを。(笑)

まあ、軽く声を掛けて、ノコノコと付いて行くようであれば、「飼いきれていない・・・」 とも言いますが、彼女はそんなタイプではありません。(笑)

 

その 「ドMちゃん」。最近は、同性間の恋愛にはまっているようで、どうやら、同性同士では 「タチ」 と 「ネコ」 の 「タチ」 側に廻るようなのです。

女性同士の場合、「タチ」 に廻る子は 「S」 です。基本、女性には 「M性」 が備わっていますが、「S」 と 「M」 の両性を持つ女性もいます。

 

その子と 「某 SNS」 でお話をしたとき、その子が、とある 「M 女」 のネコを責めたときの会話です。

そのネコは、ドMなので、そのままプレイで苛(いじ)めてしまうと、喜んでしまう。

なので、「反省文」 を書かせて、それを近所の夜の公園に持って行かせて、公園の中央で 「反省文」 を口に咥えさせて、それから 「お☆ぱい」 を露出させて、それで、キツネが 「コンっ!」 とやるような格好で 「自撮り」 させて、自分に証拠として送らせた・・・・

と言っていました(注:間違ってるかも知れませんが、出来るだけ忠実に記憶を再現しました)www。

 

彼女は、

「その子が好きな責めだと、ご褒美になっちゃうし・・・。一生懸命考えた・・・」

と言っていました。「某 SNS」 の会話上、「がはははははっ(笑)」 と笑い飛ばしてあげましたが、なかなかセンスのある子です。(^^)/

 

SM で区別するのが、「躾(しつ)け」 と 「罰」 の違いです。人によっては、「躾け(discipline)」 と 「罰(punishment)」 を区別しないで使っている人も多いでしょう。

自分は、自分の愛奴を可愛がりつつも、躾(しつ)けるときは 「お仕置き」 と呼び、愛奴を真剣に叱るときは 「罰」 と呼んでいます。

「罰」 とは、「罪」 に対する償(つぐな)いです。

一方の 「お仕置き」 とは、「躾け」 なのです。「躾け」 は、当然ですが教育的であるがゆえに 「愛」 があります。

「罰」 の度合いが高まっていく毎に、「愛」 の度合いも消えていきます。

 

彼女が、当時の 「ネコ」 に与えたのは 「罰」。

反省文の内容は分かりませんが、それと同時に多分、そのネコのプライドを挫(くじ)きたかったのでしょう。彼女は、その 「ネコ」 のプライドを 「不要なモノ」 として認識していた可能性があります。

彼女は、「ペナルティ」 として、「ネコ」 が嫌がることを課したわけですが、そこには 「反省しなさい!」 という意味合いが込められているだけではなく、彼女に対する愛があるのです。

 

***

 

しかし、厄介なことに SM では、「お仕置き」 と言うと、「ご褒美」 と取り違えてしまいがち。なので、自分の場合は 「お仕置き」 と 「罰」 という言葉で使い分けています。

 

厳密には、「仕置き」 という言葉も 「行政の執行」 を表す古い言葉で、「仕置く」 という言葉が 「刑罰」 の執行の意味で使われるようになったのは、江戸時代あたりからだそうですが、今の時代は、「月に代わってお仕置きよ!」 ではありませんが、かなりテイストが変わってしまっています。実際に 「お仕置きだなっ!」 と言ってみても、目を潤(うる)ませる女性の方が、圧倒的に多いのが現実です(笑) どんな 「ドS」 も時代の波には逆らえません(苦笑)

 

あと、SM においては、「お仕置き」 と言うと、「肉体的な責め」 を指すと言ってもいいかも知れません。この場合は、一言で 「お仕置き」 と言っても、「ご褒美」 である場合と、「罰」 としての 「責め」 の両方の意味合いが含まれます。

とは言っても、SM では、両者の合意が基本ですので、「受け手」 が無理と言っている行為を無理強いすることは、信頼を損(そこ)ねる原因ともなり、望ましくありません。

 

では、「お仕置き」 が 「肉体的な責め」 であるとするならば、「罰」 はどのような責めになるのか?

 

この場合、「罰」 とは 「精神的な責め」 以外にはありません。

 

「肉体的な責め」 においても、プレイがハードになれば、精神的な重圧も増してきます。

結局は、「肉体的な責め」 に重きを置いているか、あるいは、「精神的な責め」 に重きを置いているかが重用だと言えましょう。

 

「躾け」 とは所作(しょさ)であり、立ち振る舞いです。挨拶や礼もそうです。

SM における 「躾け(discipline)」 とは、目標やルールを決めて、きちんと出来ない場合は、「罰(punishment)」 が与えられるという、ひとつの 「SMプレイ」 形態を指しますが、しかし、「主従関係」 における 「躾け」 は、プレイの中だけではなく、日常的なものです。

「躾け」 を惰(おこた)ってはいけません。

 

「奴隷」 が 「主」 の顔色を伺うようでは、やり過ぎですが、しかし、「奴隷」 が 「主」 と対等であると勘違いさせるようでは、いけません。(苦笑)

 

そして、言わば究極の 「罰」 は何か?

 

自分が奴隷に対して示す一番過酷な仕打ちは、「沈黙」 です。

「放置」 であっても、まだ指示なり、期待がある以上は、そこには 「愛」 があるのです。

「受け手」 が、「責め手」 の 「愛」 を感じ、そして、「受け手」 が 「責め手」 に 「愛」 を返すのです。それが 「SM」 です。

 

「叱責(しっせき)」 する場合も、「不満」 を言う場合もありますが、例え 「沈黙」 されたと思っても、本人が 「奴隷」 であると思う限りは、そこに 「コミュニケーション」 が続く限り、関係に 「終わり」 はありません。

 

何故なら、「主」 から解放されるまでは、「奴隷」 はずっと 「主」 の所有物であり、財産だからです。

 

 

2017/11/24

とあるセックスレス相談 (5)

前記事 「とあるセックスレス相談 (4)」 の続き。

 

外にセ☆クスを求める

 

(1) 結婚、恋愛、セ☆クスの相手を分ける女性

「結婚、恋愛、セ☆クスの相手を分ける女性(上) 結婚しない恋人と結婚を迫る新しい彼」

「結婚、恋愛、セ☆クスの相手を分ける女性(中) 子育てと仕事に奮闘...非協力な夫以外の男性に惹かれる」

「結婚、恋愛、セ☆クスの相手を分ける女性(下) 一人にすべてを求めたい...それはかなわない」

「結婚、恋愛、セ☆クスの相手を分ける女性...その後の私、よりよい道を探したい」

 

浮かれるような喜びの度(たび)に何か手に掴(つか)まえている。この女性のそんな生き方が、良い選択であったかどうかは、ここでは議論しません。

しかし、結婚して、安定した生活の中で、出産や子育てしている、母として自分も、異性と恋愛し語り合うときの、ときめく乙女のような自分も、身体を重ね合わせて肉を貪(むさぼ)り合うような、オンナとしての自分も、全てが自分です。

 

その全てを、いくら相手に望んだとしても、全てを満たしてくれる人はこの世には居りません。

だからと言って、自分が我慢したり、自分の人生を犠牲にすれば良いというものでもありません。多くの人の葛藤(かっとう)は、そこにあります。

母としてどう生きるか。妻としてどう生きるか。そして女としてどう生きるかは、結局は、自分がどう生きて行くかということなのです。

 

本人も 「節操のない、倫理観に欠けた・・・」 と述べていますが、読んでいると 「浮き草的」 と言うか実に軽い感じがします。

しかし、筋が通っているように見えるのは、やはり、他人を変えてやろうといった傲慢(ごうまん)さがないところと、人の意見や価値観の多様性を理解しているところです。そして何よりも自立心のあるところです。

 

結構、頭の賢い子で、自分をきちんと鳥瞰(ちょうかん)しています。

相談者となっている彼がゲイであるためか、「家族はもっと広いものとして捉(とら)えてもいい・・・」 といったかなり 「リベラル」 な意識を持っているところは、単に刹那的に生きているわけではなく、きちんと考えている子だな~とも思ったりします。

結婚、恋愛、セ☆クスの対象を全て分散させなさい・・・と言っているわけではなく、この女性の場合は結果として、そうなってしまったということ。

 

自分も予(かね)てより、旦那で不足するものは、カレでもいい。カレがいても不足するものは、「セ☆フレ」 でもいいと思っています。

綺麗事を言うのはやめて、「人とは弱い存在である」 ことを認めてしまえば、逆に、そういった多くの 「縁」 によって、自分の人生は支えられているのです。

 

***

 

最近、話をする機会がありませんが、「某 SNS」 での古い友人(女性)は、旦那以外に彼を作っており、歴史が古い順に、「長男」、「次男」、「三男」 などと呼んでいました。(爆笑)

お母さんが、自分の子供達を等しく愛するように、それぞれの男に対して常に 「良かれ」 と思って、接しています。

女性の方は、何処に出しても恥ずかしくない 「男」 として育てているつもりなのですが、しかし、それを一向に分かろうとしない男達。(苦笑)

 

「別れ話」 の日に、その土地に古くからある 「料亭」 を選んだ意味は?

別に本人がその店の食事を食べたかったからではありません。

「一期一会」 的な感覚。女性は特にそれを意識しているわけではありませんが、一応は 「キャリア」 であるなら 「品格」 を身に付けろ・・・というメッセージもあるでしょうし、「味」 もそうなら、「マナー」 も身に付けなさい・・・というメッセージも込められていたように思います。

きちんと、それぞれの男性の器というものを見ているわけです。

「野暮」 じゃダメ!きちんと 「粋な男」 として 「振舞える」 ようになりなさい、という彼女からのメッセージに、いつか気が付くときが来るんでしょうか?

 

男と女には 「出会い」 があり、そして、その出会いのひとつひとつに 「物語」 があります。
 

(2) 40代女性

「40代女性(上) セ☆クスレスの原因...出産、夫の単身赴任、いじめ、孤独感、家族の障害」

「40代女性(中) 夫以外との男性との出会い 揺れる思いに高まる欲求、そして...」

「40代女性(下) 身も心もしっかりつながりたい・・・淡白な夫とついに別居」

 

旦那そして子供がアスペルガー症候群だったという例です。アスペルガー症候群のパートナーは、カサンドラ症候群という症状に苛(さいな)まれることが知られていますが、これはその例かも知れません。

この女性自身も、インナーマザーに捉えられていたのかも知れません。

旦那と別居して、自分を振り返り、そして、自分を理解することで、他人の新たな側面を発見する。自分が変わるということではなく、ひとつ自分の認識が変わる。ひとつ自分が気付くことで、他の人の行動も自然と変化して来ますし、世界の色も変わる。

セ☆クスレスが、発端とはなっていますが、しっかりと自分と対峙し、他人と自分との関係性を見直すことは、この女性の未来にとって、この女性が幸せになる上で、とても良いことのように思います。

 

(3) 触れ合う喜びを取り戻したバツイチ女性

「触れ合う喜びを取り戻したバツイチ女性(上) DV、セ☆クスレス、そして離婚へ」

「触れ合う喜びを取り戻したバツイチ女性(下) いつからでもやり直せる」

 

ひとつの屋根の下で暮らしていると、常に身近に居る人のことを 「自分は、この人のことを知り尽くしている」 と思いがちになります。若くして結婚した夫婦はどちらも未熟。どちらも家庭生活を通して、人として成長していきます。

この女性は、結婚生活から自立を学び、そして、いくつかの恋愛を通して、結婚あるいは社会の目には囚われない、自立した 「愛のかたち」 を手に入れたんだと思います。

この女性の場合、社会的な自立があるからこそ、「無条件で自分を受け入れてくれて、抱きしめてくれる存在」 というものが、際立ってくるのでしょう。

 

(4) セ☆クスレスに悩んでいた男性

「セ☆クスレスに悩んでいた男性(上) 偶然目にした妻のメールに......」

「セ☆クスレスに悩んでいた男性(下) 年下女性と婚外恋愛...『彼女こそ人生のパートナー』」

 

意図していなかったとは言え、奥方の携帯を 「盗み見」 したことで、現実を知ってしまった旦那。奥方が何故 「外食」 していたのか、その理由は、本人も知らないのでしょう。この文章上には全く書かれていません。

しかし、その現実を知って、凹みながらも、前向きに 「自分の幸せ」 を獲得した旦那は、ある意味 「天晴(あっぱ)れ」 と言えます。

 

(5) 心も体も離れた妻の介護で葛藤する夫

「心も体も離れた妻の介護で葛藤する夫(上)」

「心も体も離れた妻の介護で葛藤する夫(下)」

 

既に心も身体も離れている夫婦。そこにあるのは、やはり家族という 「情」 と言う感情なのでしょうか。

このご夫婦の感情が、どのように縺(もつ)れたのかは分かりません。子供が 「お父さん、別に離婚したっていいよ」 というのを聞くに連れ、どちらかが一方的に悪いというようなものでもないように思います。

この旦那の 「セ☆クスレス」 に対する思いも、単なる性的な衝動を越えたところにあるように思います。

かなり重い内容なのですが、だからと言って、この記事を排除するというのも忍びなく、また、今の時代、誰でも、このような状況にならないとは限りませんので、参考までに、ここに居れておくことにしました。

 

***

 

実際に、人の生の声を聞いてみたり、こうやって、それぞれのケースを見てみると、「セ☆クスレス」 や 「不倫」 は、単なる 「性の衝動」 だけではなく、多くの人間のさまざまな 「人間模様」 があるということです。

「ゲス不倫」 とばかりに、単なる 「好奇なネタ」 として、人を論(あげつら)う 「マスコミ」 ですが、芸能人だって政治家だって、同じ人間です。

そして、この世の中、「自分勝手な男」、「自分勝手な女」 も居れば、そういった人も、いろいろな紆余曲折(うよきょくせつ)を経て、気付き、学び、そして、より良い人生にしようと悩み、常に足掻いているということです。

 

いろいろと考えさせられます。

2017/11/23

連れない男に吊られる女 - 神奈川の吊り場 ① 其の参

迎賓館(げいひんかん) - 川崎


ここは、ラブホの激戦区 「川崎」 にある結構 「ゴージャス系」 で有名なラブホテル。沢尻えりかの「ヘルタースケルター」 の撮影でも使われたところです。
 

 

今回はこちらの 205号室、通称 「屋形船」 にお邪魔しました。

 

 

結論から先に述べますと、この部屋は、大変に残念なお部屋・・・。これだけ、しっかりとした梁がたくさんあるのにも拘わらず、吊りには適していないのです。

 

入り口の襖を開いてみると

 


さっそく目の前に大層な梁が目に入ります。ぐるっと部屋中を見渡してみると、居間の四方に梁があるのですが・・・

 

 

   

 

 

梁の下には、必ず邪魔なものがあるのです。入り口側より順に、半時計廻りに言うと、「壊れた年代物のエアコン(三菱電機製)」 → 「床の間のお飾り」 → 「冷蔵庫と電子レンジ」 → 「欄干(らんかん)」 → 「欄干(『擬宝珠』付き)」

 

「擬宝珠(ぎぼし)」 とは、橋の欄干とか、神社や寺院の階段の柱などの装飾に使われる、こんなやつです。

 

 

梁は見て下さい。結構立派で、造りもしっかりしています。

 

   

 

   

 

居間の奥は、寝室になっておりますが、居間との寝室の間は、欄干で区切られています。

 

   

 

舟の舳先(へさき)には、歌川広重の富嶽三十六景の神奈川沖の絵が。

寝室のベッドは、屋形船というよりは、和食店で刺身の盛り付けに使う 「舟盛(ふなも)り」 そのもの。

 

 

どちらかというと、女性を、真っ裸の 「仰向(あおむ)け」 の状態で侍(はべ)らせたくなります。(笑)

縄で吊って遊ぶというよりは、もちろん、「女☆体盛り」 の方。(^^)/

 

 

舟を設置している部分の床は、コンクリート敷きで、所々タイル貼り。壁にはタイルが。

配管などもされており、今はもう動かせられないように、固定されてしまっていますが、どうやら、昔は水を張っていたような感じです。(笑)

 

   

 

お風呂場は、海にコンセプトを合わせたのか、日本のホタテ貝と言うよりは、ヴィーナス風のバスタブ。

 

   

 

傾斜が付いてるので、足を滑らせそうになり、結構入るときに怖いです。(苦笑)

角は結構凹凸があります。

 

   

 

こんなところで、すっ転んで、救急車を呼ばれた日には、目もあけられません。(苦笑)

ちなみに、入る湯量は思ったほど少なく、また、湯船が浅いので肩まで浸(つ)かれません。このため、これから冷え込む 冬のシーズンには、ちょっと難が残ります。

 

***

 

結局、梁は、吊れるとしても、冷蔵庫の上の所か、あとは、寝室の屋形舟への渡りの部分。

あと緊縛で使えるのは、屋形舟への渡りの左にある柱と、屋形舟の手摺(てす)りくらいです。

 

梁は、材質も造りもしっかりしているだけにちょっと残念でしたが、舟の手摺りは縛りやすい位置にあるので、この部屋で 「吊り」 は楽しめませんが、しかし、「縄」 は、そこそこに楽しめる部屋でした。

「吊り」 まではしないけれども、「縄遊び」 はしたい・・・という方には、打って付けの部屋かも知れません。♪

 

***

 

【料金】

サービスタイム第1部 6時~18時(土日祝17時)

サービスタイム第2部 13時~22時(土日祝20時)

       平日4,500円 土日祝5,500円 【305・405・501】 全日9,450円

宿泊(日~木・祝) 17時~15時
宿泊(金曜日)    17時~11時
       7,500円・8,800円 【305・405・501】 15,750円

宿泊(土・祝前日) 20時~10時

       9,800円・11,800円・12,300円 【305・405・501】 15,750円


延長料金は、30分単位1,100円

【利用人数】
3人以上可。一人増える毎に規定料金の半額が加算されます。撮影などを意識してるためか、3人以上の利用なども可能なようです。
 

名称 迎賓館

住所 〒210-0013 神奈川県川崎市川崎区新川通 4-7

連絡先 044-222-2233

H/P  http://hotel-geihinkan.com/index.html

アクセス  JR 川崎駅東口徒歩10分 京急 川崎駅中央口徒歩10分
地図】 【宿泊予約可】

2017/11/22

とあるセックスレス相談 (4)

あなたの両親は、いい夫婦?

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***

 

前記事 「とあるセックスレス相談 (3)」 の続き。

 

セ☆クスレスを修復する

一方で、「性の悦び」 を前向きに捉えて、より良い 「セ☆クス」 を求めることで、効果をあげる人達もいます。

(1) セ☆クスレスを努力で克服した女性

「セ☆クスレスを努力で克服した女性(上) 40歳過ぎから夫に応じられなく」

「セ☆クスレスを努力で克服した女性(下) 夫に内緒の 『秘密の特訓』」

 

機が熟したということもありますが、「自分がセ☆クスを楽しめるようになりたい」 という意識が、家庭生活や家族も含めて、全てを前向きに変えていってるように思います。

メールであれ手紙であれ、きちんと自分の意思や考えを相手に伝えることは、大変良いと思いますし、会話であれば、そもそもが男と女の話ですから、言いたいこともきちんと言えず、感情的になってしまったりすることもありますが、メールや手紙であれば、そういうこともありません。

自分に嘘を付かず、目先のことから逃げたりせず、そして、素直な意思疎通があったからこそ、旦那も誤解したりせずに、きちんと受け止めてくれたのだと思います。

 

やはり、深い縁がそこにあって結婚したわけですから、夫婦同士で愛することが出来るのなら、それに優るものはありません。

 

(2) 夫との修復を図りながら迷いが生まれている女性

「夫との修復を図りながら迷いが生まれている女性(1)」

「夫との修復を図りながら迷いが生まれている女性(2) 思いの丈を手紙に」

「夫との修復を図りながら迷いが生まれている女性(3) 『やっぱり夫が一番』」

「夫との修復を図りながら迷いが生まれている女性(4) 肉体的欲求なのか、精神的欲求なのか」

 

フリーランスの奥方と、ガチガチの企業体質の旦那の、日常生活の不満がありありと表現されています。奥方は思ったことは口に出してしまう 「クレクレ系」 と言うよりは、自分の思うとおりにしたいタイプなのでしょうか。(苦笑)

今ある問題を、どうしたら解消できるか、それを辛抱強く考えて行動するのではなく、0か100かを求めてしまう。ひとつ前の記事にあるような、自分の考え方や認識が変わるだけで、他人の反応も変わるという経験を、まだきちんと実感出来ていないのかも知れません。

 

昔の友人に 「相手に多くを求め過ぎだよ」 と言われたことが書かれていますが、正しくその通り。この女性は、それであれば、旦那に多くを求めるのではなく、外食で・・・という方向に進んでいくわけですが、外食の相手にも、多くを求め過ぎないか?・・・ということです。

 

この手の女性の場合は、自分の思ったとおりでないと気が済みません。気に喰わないところがあると、全てが0になってしまうタイプです。

0か100かと言うと、論理的な印象を受けますが、きちんとボーダーが50点とか70点とかにあれば問題ありません。しかし完璧を好む人の場合、0~99 は 0になってしまうのです。

極端なことを言うと、ひとつでもミスを冒(おか)したら不合格ですから、合格者は滅多に出ません。偉そうな割には、どこかキャパの狭さのようなものを感じます。

多分、内食を諦めて、外食してみたとしても、そこには感謝も満足もなく、言い訳しか残らないような気がします。

相手の悪いところばかりを 「粗探(あらさが)し」 するのではなく、相手の良いところを見つけて、相手に感謝する気持ちがなければ、そもそも精神的な満足を得られる筈もありません。

 

そもそも、記事の最後にいみじくも、「つまり私は恋愛がしたいのか、マンネリ状態を脱したいのか。ぐるぐると思考が渦巻いて、支離滅裂な状態・・・」 と書いてあるとおり、自分が何をしたいのか、何を求めているのかすら、はっきりと分かっていないのです。

 

まだ夫婦の可能性も残っているわけですし、こういうタイプは、外食し始めると、今度は、気に食わないことがあると、どんどん相手を乗り換えていくタイプに変容しますので、外食はしないほうが無難です。

 

***

 

しかし、外に活路を見出す人達もいます。

 

(つづく)

2017/11/22

とあるセックスレス相談 (3)

前記事 「とあるセックスレス相談 (2)」 の続き。

 

セックスを拒否する側の苦悩


(1) 夫婦生活を拒否する側の苦しみ

「夫婦生活を拒否する側の苦しみ(上) 妊娠きっかけ、外国人夫と 『地獄の日々』」

「夫婦生活、拒否する側の苦しみ(下) ストレス頂点、電話から夫の泣き声」

 

この記事は、一人目の産後初のセ☆クスで二人目が懐妊してしまったケース。

自分が以前に相談に乗った10数年間セ☆クスレスの女性も、ほとんどこれと同じような展開でしたので、セ☆クスでは、常に神経質なほど避妊を確認していた記憶があります。

このお二人は国際結婚ですので、言語・宗教・文化、国民性や価値観の違いなど環境が異なることによるストレスも、かなり大きいものと思われますが、やはり、出産・育児と仕事そして生活の疲れもあって、自分が被害者であるという意識が強くなってしまっており、そのストレスを旦那に向けてしまって、自分の気持ちの余裕がなくなってしまっています。

 

前記事にあった例も、女性からの求めではありましたが、相手に対する心遣いを忘れてしまい、「セ☆クス」 するのが当たり前であり、相手を気持ち良くしてあげるという思いよりも、常に自分が気持ち良くなりたいという 「エゴ」 が強く出てしまっているように思います。

 

やはり、「セ☆クス」 は、心と身体のコミュニケーションなんだと。ひとつの家庭で常に顔を合わせている存在であるからこそ、その辺の使い分けがとても難しいわけですが、拒否する方は、既に 「いっぱいいっぱい」 になっており、また、拒否された方は、裏切られたような、突き放されたような感じに感じてしまうのでしょう。

 

ここでは、本人も書かれていますが、「自分だけが大変な思いをしている。夫はわかってくれない。」 という被害者意識があり、そして、それゆえに 「意地でもセ☆クスをさせてたまるものか。」 という思いもあったと吐露(とろ)しています。
「セ☆クス」 を 「取引材料」 とすることは、一番良くないことです。

この例では、「カウンセラー」 を間に入れたことが、ひとつの気付きと修復のキッカケとなっています。これは、ひとつの良いやり方です。
 

同じ屋根の下で毎日顔を合わせていると、相手を理解したような気になってしまいますし、文化や価値観の違いもあり、どちらも自分を悪いとは思っていません。

相手にいくら期待しても、不満を言っても、自分の思い通りになることはまずありません。夫婦の場合、結局は、お互いに寄り添いつつも、何処で折り合いを着けるのか、しかありません。


「自分」 を守りに入ってしまうと、自分を害する人は全てが 「敵」 になってしまいます。
自分を大事にすると共に、相手のことも考える 「優しさ」 が、「愛」 の根底になります。
夫婦の間に会話はあっても、そこに通じている心がなければ、単なる 「業務連絡」 に過ぎません。
どちらが一方的に悪いわけではありませんが、お互いに余裕がなくなり、相手のことを考えることが出来なくなっていったことが、どんどん拗(こじ)れた結果、ひとつの症状として、「セ☆クスレス」 が現われた・・・という感じでしょうか。

何処の家庭でも良くあることだけに、考えさせられます。

 

 

(2) 夫の求めを拒否することに悩む女性

「夫の求めを拒否することに悩む女性(上) 子連れで再婚」

「夫の求めを拒否することに悩む女性(下) 熱出しても、介護中でも...」

 

この夫婦の場合も、女性は性欲があまり強くなく、セ☆クスを気持ち良いと思っておらず、セ☆クスをしても翌日身体が痛くなり、仕事がきつくなることから、セ☆クスが苦痛になっているケースです。自分が気持ち良くなく苦痛でしかないことから、義務で応じているという感覚があることから、本人は全く楽しめていませんし、それ以上に、週に1回は絶対にしようとする旦那に対して、一種の 「脅迫観念」 さえも感じているように思われます。

 

***

 

どちらのケースも、「夜の営み」 に限定して言えば、女性は 「オーガズム」 には至っておらず、楽しめている気がしません。

女性の方は、夫婦の「義務」 として 「夜の営み」 をしているに過ぎませんし、男性は男性で、単なる性欲処理的な、男性的なセ☆クスになってしまっている気がします。

 

(つづく)

2017/11/21

とあるセックスレス相談 (2)

「セ☆クスレス」の諸事情

 

一言で 「セックスレス」 と言っても、その実態は家庭によって、実に様々。
しかし、実際に 「セ☆クスレス」 の事情を聞いてみますと、やはり、幾つかのパターンが見えてきます。

自分が直接相談に乗っただけでも、子供が産まれて以来10数年の間、セ☆クスレスであるという、出産子育てが契機になっている家庭もあれば、パートナーを性的な対象として見ることが出来ず、近親相☆姦的な違和感を感じるという人もいますし、夜の営み自体が一方的で気持ち良くなく、毎回不愉快という女性もいれば、性欲を感じない人もいます。

また、「セ☆クス」 をパートナーに拒絶され、傷付いたことで、その後セ☆クスレスになる、といったケースも見られます。

 

「セ☆クス」 を断わるのも、女性の方からもあれば、男性の方からもありますし、原因も、どちらか一方にあると言うよりは、お互いに誤解があったり、心のすれ違いがあったりする場合も少なくありません。

また、結婚生活に完璧を求め過ぎるあまりに、パートナーに対しても完璧を求めてしまっていたり、あるいは、自らを追い詰め、そして、自分に手助けしてくれないパートナーに対して、苛立(いらだ)ちや嫌悪感を募(つの)らせるようなケースも見受けられます。

 

***

 

前記事 「『夫婦関係』 と 『発達障害』」 でご紹介致しました 「読売新聞社」 が運営する Yomiuri Online のヨミドクターには、結構考えさせられる 「優良記事」 が多く掲載されています。

今回は、その中から、以前の記事 「とあるセックスレス相談」 の続編として、「セ☆クスレス」 に関連する幾つかの記事について、ご紹介致します。

 

セ☆クスを拒否される側の苦悩

 

(1) 夫婦生活を拒否されている妻の苦悩

「夫婦生活を拒否されている妻の苦悩(上) 夫が 『外で相手を探せ!』」

「夫婦生活を拒否されている妻の苦悩(下) 『性欲なんて、なくなればいいのに...』」

 

本人の手記がベースになっているのか、インタビューを手記調に纏めているのか、分かりませんが、読んでいて、とても女性の切なさが伝わってきます。

 

多分、この旦那は、出産後の女性のセ☆クスの拒否を受けて、奥方に自分に対する愛が無くなったと解釈した可能性があります。

しかし、それでも、奥方のメンタルな問題に理解を示しつつ、奥方に寄り添っているからこそ、不仲な義父母から離れたわけですし、奥方からの求めにも応じているわけです。

奥方が受けた拒絶は、かなりショックだったと思いますが、これは、緊急入院の出来事と相殺されてしまったのかも知れません。

 

旦那からすると、かなり、奥方に振り回されている感覚があったことでしょう。

一方、旦那の方は、持病を抱えつつ、仕事も激務なようですから、慢性的に疲労は溜まっているでしょうし、歳の差は10歳あるわけですから、ED などの問題も抱えていたのかも知れません。

 

いずれにしても、旦那は 「もう、勘弁してくれ」 と言っているわけで、男性が女性に対してセ☆クスを無理強い出来ないように、女性も男性に対して無理強いは出来ないわけです。

あとは、旦那とオープンに話をして、公認で外食するか、それとも、分からないように、非公認で外食するかだけの話。

このケースは、結局は、自分では決められない、意思の弱いタイプの女性に良くあるパターンと言えます。

 

(2) セ☆クス求める夫、一切拒む妻の一言に心折れる

「セ☆クス求める夫、一切拒む妻の一言に心折れる」

「夫婦生活拒否され 『心折れた』 男性、子猫に救われる」

 

このケースは、20年近くセ☆クスレスであったのにも関わらず、家庭における夫婦関係の情景描写がないことに大変違和感を感じます。

出産後のセ☆クスレスは、女性の体内にプロレクチンが分泌され、母性本能に支配されているためで、それ以降は、女性は子育てに翻弄(ほんろう)されるためですので、これは女性の生理のようなもの。仕方ありません。

しかし、ここまで、拗(こじ)れるには、少なくとも、奥方から旦那に対する何かしらの重大なコミュニケーションがあった筈なのですが、自分のこと以外には、一切関心がないように見受けられます。

奥方には、少なくとも家族の一員ではあるけども、もう、セ☆クスの対象としては見られていないようです。「旦那を、家族としては感謝しているけど、もうトキメキの対象としては見られない・・・」 という主婦は世の中にたくさん居ます。

穿(うが)った見方をするならば、この次男が本当にこの旦那の子供なのかすら、疑わしい状況にあるわけですが、その辺は確認しようもありません。
家族の認識と本人の認識の落差を考えると、かなり微妙なケースと言えますが、

仕事人間で、ただ真面目に働いてきた感じの典型例とも言える旦那なのでしょうか?

 

(3) 夫婦生活を拒否された40代男性

「夫婦生活拒否された40代男性、妻に出した手紙(全文)」

「夫婦生活拒否された40代男性(2) 関係修復求め7年間...我慢も限界に」

「夫婦生活拒否された40代男性(3) ついに...妻が 『お風呂一緒に入ろうか』」

 

こちらの旦那は、奥方と常に諍(いさか)いが耐えない感じだったのでしょうか?

出産と子育てに翻弄されてきた奥方は、気持ち良くないからなのか、それとも、性欲を感じないのか、そもそもセ☆クスは、あまり好きではないようです。

しかし、この旦那が取った 「手紙」 という手段は、感情的な会話に走ることがないため、夫婦間で、きちんとコミュニケーションを取る上では、得策だったと思います。

 

(つづく)

2017/11/20

「夫婦関係」 と 「発達障害」

男の言い分、女の言い分

 

いろいろと女性の相談に乗っていると、奥さんが調子を崩して寝込んでいるのに、旦那が 「ご飯はまだか?」 と食事の準備を催促したり、調子を崩して寝込んでいるのに、セ☆クスを迫ってくる(きた)・・・といった男性の身勝手な行動について、話になる場合があります。

最近は、男性も厨房に入るようになってきているとは言え、家庭では、厨房は女性のテリトリーのひとつ。また大方の男性は、料理のひとつも出来なかったりします。

女性の視点から、言い分を聞いているだけに、「せめて、女性の体調が優れないときぐらいは、ゆっくりと寝かしてあげれないものか・・・」 と同調してしまいます。

 

女性の気持ちは、分からなくはないのです。

 

しかし、答えはひとつでないのが、多分、男性が混乱する要因なのかも知れません。

 

女性の言い分としては、自分の具合が悪いときぐらい、① ひとりで外で食べてくればいいのに、② 自分で弁当でも買ってくればいいのに、③ 適当に自分で作って食べればいいのに、と選択肢は多岐にわたりますし、自分ひとりで食べていたりすると、「わたしのは?」 となります。

女性は、調子が悪いのを堪(こら)えて、ご飯の後片付けをしていたとしても、相手に見せつけているわけではなく、旦那から一言 「自分が代わろうか?」 とか優しい言葉を掛けて貰いたいし、食欲がなかったとしても、自分にも気をとめて、何か食べれそうなものを買ってきて貰いたいのです。相手の希望を聞いて、相手になにか手伝えるという姿勢を伝えるのが、女性の気配りであり、女性のコミュニケーションなわけです。

 

先程の、奥さんの具合が悪いときの食事の答えは、① でも ② でも ③ でもなくて、そんなのはどうでも良くて、女性は、問題解決よりも、何よりも、常に気遣いが欲しいのです。

 

しかし、男性的には、自分の担当でないものについては、細かく引き継がれないと分からないわけです。

 

そもそも、多くの男性は、家庭を持つと、家で食べるように努(つと)めます。

奥さんが、晩ご飯を作って旦那の帰りを待っていたのに、帰ってきた旦那が 「ごめん、外で食べてきた・・・」 と答えたあとのトラブルを、多くの男性は記憶しているのです。

もしかしたら過去に、自分が厨房に入って何かを作ったり、あるいは、後片付けを手伝った際に、「(仕事が増えるから)もういいっ!」 と言われて、追い出された経験のある男性も、いるかも知れません。

 

炊事は、(女房に)任せているから、指示がないと動けない・・・と言うのが、もしかしたら、一番の理由なのかも知れません。

 

男脳は 「問題解決型」 で、女脳は 「共感型」 であり 「コミュニティ型」。女性と男性は基本的に、思考というか発想というか、会話のパターンが違うのと、暗に期待しているものが全く違うのです。

 

とある例

 

昨日お話した、とある女性は、最近、還暦過ぎのお母さまを亡くされたばかり。ドタバタ続きで疲れもあるでしょうし、気が荒くなったり、感情的になり、家族と気持ちが行き違う場合もあります。

彼女は、父親もそうだった・・・みたいな話をしていましたが、しかし、話を聞いていると、お父さまは、料理人の経験があり、自分で料理が出来る方のようです。

何らかの出来事が心のシコリとなって、頑(かたく)なになっての出来事かも知れません。

 

男と女のすれ違い。そこには、言葉のすれ違いもたくさんあるのです。しかし、男と女の問題は、「男の論理」 だけでも、「女の論理」 だけでも、解決出来るものではありません。そんなことをしたところで、「男の意地」 と 「女の意地」 がぶつかり合うだけです。

きちんと見詰めあって、心と心を打ち明けて、心を通わせて、初めて通じ合えるものです。

 

発達障害が絡むケースも

 

以下の記事は、アスペルガー症候群など発達障害にも絡んだ記事ですが、やはり、ここでも言葉の重要性について書かれています。

ADD(注意欠陥障害) や ADHD(注意欠如多動性障害)、あるいは、ASD(自閉症スペクトラム障害) といった 「発達障害」 が絡んでいる場合もあるようです。

また、アスペルガー症候群である夫や妻と情緒的な相互関係が築けないことで、パートナーが 「カサンドラ症候群」 と呼ばれる不調を来たす場合もあるようです。

 

「夫婦関係と発達障害(上) 母離れが出来ない夫、妻の苦痛」

「夫婦関係と発達障害(中) 『エリート』 も多いアスペルガー」

「夫婦関係と発達障害(下) 『言外の意味』 どう伝えるか」

 

「『夫婦関係と発達障害反響編』(上) 心身共に疲れ果てた妻、マイペースな夫」

「『夫婦関係と発達障害反響編』(下) それぞれの障害に気づく...個性認められるように」

 

「発達障害の疑いのある夫との関係性について(寄稿)」