2ntブログ
2017/12/31

姫納め

 

今年もいよいよ、「年の瀬」 を迎えようとしています。

 

人生は、なかなか自分の思い通りには、いかないものですが、しかし、今年も多くの人と出会うことが出来ました。

一回きりの出会いもあれば、出会うことを約束していながら、出会うことが叶わなかった人もいますし、幾度かの困難を乗り越えて、出会えた人もいれば、出会いが、とんとん拍子に進んでしまった人もいます。

 

今年は、遠方からの方とお会いするのが多い年でもありました。

 

思い返してみれば、去年の今頃は既に 「人身御供(ひとみごくう)」 に囚(とら)われていて、日本で年末年始を過ごせませんでした。

そして、感慨深いのが、偶然にも、今年の 「姫納め」 が、今年の 「姫始め」 の女性で終わったこと。その 「姫始め」 にしても、それまでの愛奴が自分より離れていく矢先での、今年最初の、はじめての出会いでした。

自分も、遠方の存在からのスタートであり、そして、出会いと別れから始まった一年でした。

 

そして、今年は、及ばずながら、お役に立てなかった方もいらっしゃるかも知れませんが、何人かの方には、「中イキトレーナー」 として、自分がお役に立てた一年になりました。

「中イキ」 を、1回で掴んでしまった人もいましたし、2回目で掴んだ人もいました。

また、回数は掛かりましたが、「中イキ」 を通り越して、「縄イキ」 から一気に 「脳イキ」 に目覚めてしまった人もいます。

少なくとも今までに、1回で掴んだ人は居りませんでしたし、「縄酔い」 はたくさん見てきましたが、「脳イキ」 なんて言うものは、それまで、センスのないネーミングだと思っていたくらいで、経験ありませんでした。

 

やはり、こんな、何処にでもいる、何処の馬の骨かも分からない、ゲスで薄汚いエロオヤジを信頼し、そして最終的に、世間では30%とも10%とも言われている 「女性の悦(よろこ)び」 の難関を掴んでくれるのは、何物にも代(か)え難(がた)い喜びです。


***

来年は、どんな一年になるのか分かりませんが、しかし、自分と繋がっている人に対する思い遣りを忘れず、人との縁を大事にして、「今日」 という一日一日を精一杯楽しく、有意義に過ごしたいと思います。

今年一年、皆さまには大変お世話になりました。
来年も、皆さまにとって良い年になりますよう、お祈りしております。

 

あなたもスタンプをGETしよう

2017/12/30

クリスマスプレゼント

今年いただきたクリスマスプレゼントの中で、一番嬉しかったものがコチラ!

 

 

みなさんご存知の 「バラ鞭」 ってやつです♪

 

グリップの巻きも、昔のゴルフクラブのグリップ並みにしっかりと巻かれていて、鋲(びょう)留めもしっかりとしています。

叩いたときの音も大きめです(笑)

 

短めなので、鞄(かばん)に入れての持ち運びにも便利。

 

ゴムロープで自作した、痕の残る、痛い方のバラ鞭とあわせて、愛用させて戴きます。♪

 

***

 

ちなみに、このプレゼントを買われたとき、

 

人に見られたくないので、買い物カゴの底に隠すようにして、レジに持って行ったにもかかわらず、レジ係の人は、そんなことはお構いなし。

上にあるものから順番に、机の上に並べ、レジを通していくと、最後のバラ鞭を机に残した状態で、レジが不調に。

店員が右往左往しているうちに、レジにはお客の列が出来て、列に並んだ客は皆、机の上に置かれているバラ鞭を見ては、しげしげと彼女の顔を覗き込んでいたとのこと。

 

        「究極の羞恥プレイを受けながらも、買ってきたんだからね!」

 

カタチもやけに生々しい、巨大ディルドが置かれているよりは、まだ可愛い方だとは思いますが、音も大きいし、思いっきり振り下ろせるので、大切に使わせて戴きたいと思います。

2017/12/28

ダイエット考

「趣味」 の関係で、女性の身体に触れる機会が多くありますが、良く思うことは、身体の硬い女性が結構多いということです。

「前屈(ぜんくつ)」 や 「後屈(こうくつ)」 あるいは 「開脚」 もそうですが、多くの女性達に見られるのは、「背中が硬い」 ということです。

 

主婦の多くは、日常的に、買い物したり、家事で洗濯をしたり、あるいは、育児など、前傾になる機会が多いこともあるのかも知れませんが、そのためか、常に背中は丸まり 「猫背」 のようになり、背中の筋肉の動きが少ないためか、常に背中の筋肉が延びた状態で硬直しているのです。

主婦でなくても、そのような女性は、もしかしたら、仕事をしていても、自信がなかったり、生真面目(きまじめ)なのではないでしょうか?

 

そういう女性の方は、自分の体形を気にして 「ダイエット」 するのも構いませんが、まずは、自分に自信を持って、リラックスして、胸を張りましょう!(^^;

 

そして、そんな方に、自分の 「ダイエット考」 をプレゼントします♪

 

 

基礎代謝量の低下にあわせた食事と運動

 

育ち盛りのときは、いつもお腹が空いており、食べても食べても、体重は変わらなかったりしますが、成長が一段落して、ある程度の年齢に達すると、新陳代謝の速度も低下します。そして、それと共に、基礎代謝によるエネルギー消費量も低下していきます。

基礎代謝が低下している時期の 「ダイエット」 で重要なのは、余分に付いた脂肪を燃焼させるのと同時に、如何にして、新たな脂肪を付けないようにするかです。基礎代謝が落ちた分、どのように自分の身体を活性化するかがポイントです。

 

そして、前者は 「運動療法」 であり、後者は 「食事療法」 ということになります。

 

(1) 運動療法

 

運動療法の基本は、運動によって、カロリーを消費させるということです。

運動によって、カロリーを消費するのは 「有酸素運動」 です。この 「有酸素運動」 におけるカロリー消費量は、筋力があるほど、消費されます。一方で、筋力の増強に効果があるのは、「無酸素運動」 です。

ですので、筋力のない人は、まず筋力を付ける 「無酸素運動」 と、カロリーを消費する 「有酸素運動」 を組み合わせるようにします。

「無酸素運動」 とは、筋力トレーニングや、短距離走など、瞬間的に最大限の力を発揮しようとする運動を、「有酸素運動」 とは、ゆっくりとした水泳やジョギングなど、20分以上続けて行うような運動をいいます。

「有酸素運動」 で、カロリーの消費が大きいのは、「大筋群(だいきんぐん)」 と呼ばれる部分です。大筋群には、大胸筋、広背筋、大腿四頭筋などがありますが、簡単に言ってしまうと、胸肉と、肩ロースやロースなどの背中の肉、そして腿肉など、食肉で言えば、食べられる肉が多く付いている部分です。

 

筋力を高めて、運動を習慣化するようにすれば、それだけ、基礎代謝の量も増えることになります。

 

(2) 食事療法

 

「脂質」 もありますが、食事で摂取するエネルギーの大部分は 「糖質」 から得られますので、「糖質」 の摂取を制限することは有効だと思います。

「食物繊維」 は、水溶性のものと、不溶性のものがありますが、いずれも 「炭水化物」 の中で 「糖質」 ではないものをいいます。

 

食事から摂る 「脂質」 は、小腸で吸収され、胸管というリンパを通って静脈まで運ばれます。これが、「中性脂肪」 です。

「糖質」 は、小腸から吸収され、肝臓に取り込まれ、その一部が血糖として利用されますが、過剰に摂取されると、一部は 「グリコーゲン」 として蓄えられますが、それ以外は 「脂肪」 として脂肪組織に蓄積されます。

 

いくら、食事で 「脂質」 を減らしても、「糖質」 が過剰であるならば、それは 「脂質」 に化けてしまうということです。

食事で摂っている 「脂質」 は、大半が 「中性脂肪」 となりますので、この数値は、健康診断などの血液検査における 「中性脂肪」 の値で判別できます。

逆に 「血糖値」 が高い場合は、「糖質」 が多いということになります。

 

一昔前までは、「食物繊維」 は 「何も栄養がない」 と言われて軽視されていましたが、最近は、食物繊維の存在が、小腸における糖質や脂質の吸収に影響を与えたり、あるいは、腸内細菌のエネルギー源となることが分かってきており、これらから総じて、会席料理に見られるような、前菜として繊維質のものを最初の食し、刺身などの向付、それから、煮物、焼き物、揚げ物、蒸し物などのメインのあとに、糖質であるご飯を食べるような食べ方が見直されています。

 

 

無理はしない

 

要は、ごぼうでも、コンニャクでもいいから、繊維物もきちんと食べなさいということです。

 

食事も水も摂らない 「絶食」 のような急激なダイエットは、体内の水分を失った分、体重が一挙に減ったように見えますが、体内の脂質は変わりませんし、むしろ、体内の血液やリンパの循環が滞(とどこお)りやすくなり、身体の代謝を妨(さまた)げているようなものです。

 

また、無理な食事制限は、飢餓感を高めるだけです。

拒食症の子も、最終的に行き着くところは、瞬間的な 「過食」 です。

摂食障害は、心の問題ですが、「食」 は 「性」 にも繋がります。

 

昔は、「食べても太らなかった」 のではなくて、食べる以上に、代謝が活発だっただけです。

「基礎代謝」 が落ちているのにも拘わらず、昔の感覚で食べているので太るのです。

大事なことは、現状にあわせて、自分を見直すこと。そして、無理のない範囲で、運動や食事を習慣化することです。

 

 

体重がなかなか減らないのは何故か?

 

しかし、運動も食事制限を始めても、なかなか減らないという場合、まだ運動量が足りないか、まだ、食事制限の量が少ないかのいずれかと思いがちです。食事や運動に改善の余地があるのであれば、改善を試みるのも一考ですが、もうひとつの盲点が、身体のコリであり、リンパの滞りです。


運動によって、筋力が増強され、体温も若干高くなり、消費カロリーが増えること自体は良いことなのですが、筋力トレーニングをしていても、使う筋肉を間違えていては、消費カロリーも思ったようには消費出来ませんし、ましてや、カロリー消費の大きい 「大筋群」 のひとつである 「背中の筋肉」 が硬直していて動かないようでは、運動による消費も、かなり効率が悪いということです。

太腿や腕・肩・胸の筋肉も、身体の中では、大きな筋肉ですが、背中のロース肉も、かなり大きいのです。

 

そして、もうひとつ。

 

「運動」 による 「脂肪」 の燃焼には、身体の組織に蓄えられた脂肪を脂肪酸の形に戻して、それを血液中に戻さないといけません。そして、これが筋肉に運ばれて、はじめて燃焼されるわけです。その経路には、リンパが関わっているということです。

 

 

マッサージーの重要性

 

身体の老廃物も含めて、回収は、血管だけではないということです。

動脈から供給された血液は、毛細血管にまで運ばれますが、そこで、静脈に戻れなかった血液は、リンパ系で回収され、静脈に戻されます。

上水道が、人の静脈。下水道が人の静脈ですが、地面に染み込んだ水が地下水系となって、川や海に運ばれる水が、リンパです。

そして、背中など身体が張っている場合、そういう部分の老廃物の排出が、滞(とどこお)っている可能性が高いのです。

 

リンパは、心臓などのポンプ作用による循環ではなく、リンパ節にある弁が片方向にしか流れない役割をしており、骨格筋の動きによって、ちょうど昔、石油を一斗缶からストーブに移すのに使った 「シュコシュコ」 やるポンプの原理で、循環させています。

 

疲れなどで浮腫(むく)みやすかったりする女性は、もともと、このリンパの循環が滞りやすい体質である可能性もあるわけです。

 

このような人は、「糖質制限」 や 「脂肪燃焼」 のための運動だけでは、効果が十分に出ない場合は、やはり、自分でマッサージ出来る部分はマッサージして、コリをほぐすのと併せて、リンパに戻すような手助けをしてあげると良いと思います。また、自分の手の届かない背中などは、肩甲骨を動かすような運動をすると良いように思います。

2017/12/23

「男性自身」 の話 (3) - 先人の知恵

前記事 「『男性自身』 の話 (2) - 大きければ良いものでもない」 の続きです。

 

近代の性愛文化

 

日本の 「性」 も、昭和の時分から考えると少しずつ 「オープン」 とはなってきていますが、しかし、相変わらず、「性」 が何かと 「悪者扱い」 される風潮は変わりません。

そして、その結果、多くの人々の、「セ☆クス」 の正しい知識の習得を阻害したり、間違った 「セ☆クス」 の知識を根付かせたり、などの弊害を招いています。

 

そもそもは、日本の 「性教育」 が、最低限の 「交尾」 レベルで終わってしまっているのが、問題の本質です。本来は、ティーンエイジャーも大人も、結婚してからも、「心」 を含めて 「性教育」 を学ばないといけないのです。

 

そもそも、「性」 を 「腫れ物扱い」 するのは、元来の 「日本文化」 ではありません。

 

「性」 の 「悪者扱い」 が始まったのは、明治時代に入り、明治政府が、欧米の文化や価値観の影響を強く受けるようになってからです。

ちなみに、婚姻制度として、「一夫一婦制」 が制定されたのも、明治以降です。


良いか悪いかは別として、江戸時代までの日本では、「セ☆クス」 の文化は、今よりも 「オープン」 で、進んでいましたし、明治以降も、地方などでは、昭和になり、終戦から高度成長期を迎える辺りまでは、その地方に纏(まつ)わる 「古いしきたり」 や 「風習」 が守られてきたところなどもありました。

 

江戸時代の性愛文化

 

では、江戸時代の 「セ☆クス」 は、どれだけ進んでいたのか?

 

現在の 「BL(ボーイズ・ラブ)」 ではありませんが、江戸時代には、男性同士の性愛は 「男色」 と呼ばれていました。また、武士や僧侶同士などの階級では 「衆道」 と呼ばれ、師弟関係など、男性社会において、男性同士の絆(きずな)を深める手段として、性交渉は当たり前だったようです。

 

思うに、欧米からの 「性」 に関する強い圧力というのは、それまでの日本の男性社会においては当然とされていた 「男色」 が強く影響しているのではないでしょうか?

何故ならば、キリスト教において 「男色」 は、旧約聖書の創世記の 「ソドムとゴモラ」 の逸話にもあるように、「男色」 は 「不浄」 とされているためです。「男色」 の習慣がないどころか、「男色」 は不浄とされている 「宣教師」 などが、武士に迫られたとしたら、今風に言えば 「きもっ!きもっ!」 となっても、何ら不思議ではないからです。

 

もう、「オープン」 と言うよりは、「やりたい放題」 の感がありますが、江戸時代の 「セ☆クス」 は、「男色」 も有りなら、「おもちゃ」 も有り。何でもアリの時代でした。

男色以外にも、「春画」 と呼ばれる当時の男女の性交渉を描いた浮世絵を見れば、男性一人に女性二人の 「3P」 もあれば、男性の自慰を覗いて笑みを浮かべる女性もあったりします。

相撲の「決まり手」 である 「四十八手」 に準(なぞら)えて、「江戸四十八手」 のような体位集を考案したのも、この頃です。
 

しかも、まだ、写真技術や活字などのない時代。

瓦版から当時の 「エロ本」 とも言える 「春画」 に至るまで、下絵を描き、木版を彫り、そして、それを多色刷(たしょくず)りで擦(す)るという 「浮世絵」 の技術が用いられ、これらを通して江戸の 「大衆文化」 が培(つちか)われてきました。

 

現存する、そんな古い書籍の紐を解くと、「男性自身の番付」 みたいなものまで出てきます。

科学や医学のレベルは、まだ発展途上にあるため、現代と比較にならないかも知れませんが、しかし、だからと言って、人の感性や文化といったものまでが、貧しいわけではありません。

 

江戸時代の人達は、どんな 「男性自身」 を 「名器」 として珍重していたのでしょう?(笑)

 

今回は、フランスの国立図書館(Bibliothèque nationale de France) が所蔵している、「閨中紀聞/枕文庫(けいちゅうきぶん/まくらぶんこ)」 文政5年(1822)年、および、立命館大学のアート・リサーチセンターが所蔵している、月岡雪鼎(1726~1786)の 「艶道日夜女宝記(びどうにちやにょほうき)」 の中から、いくつかをご紹介したいと思います。

 

***

 

1.最上(極上)級の男性自身

 

(1) 「閨中紀聞/枕文庫(けいちゅうきぶん/まくらぶんこ)」

 

「閨中紀聞/枕文庫(けいちゅうきぶん/まくらぶんこ)」 文政5年(1822)年 には、図解入りで、「男根(へのこ)の最上、紫衣(しい)上性(じょうせい)之図」 という記述があります。

 

 

「男根(へのこ)の最上、紫衣(しい)上性(じょうせい)之図」

 

○ 鼻梁(はなすじ)をもって根のたけ(丈)をはかり、腮(ほう)ほ子にて陰頭(へのこあたま)のたかさをしると云々。
○ 世に大まらと小まらを論ず。何れがよきと。婦人こたへて曰く。うまきもの大口に食してこうみ(香味)有るや。小口に食してうまきをしるべし、と。この説も可なり。

 

現代語訳

 

男のブツは、大きい方が良いのか、小さい方が良いのか議論になるが、婦人が答えて言うには、「どんなに美味しいものであっても、大きく口一杯に頬張っては、食べてるものの味も、解からないでしょ。小分けにして食べているから、美味しいのよ」 とのこと。

 

「大きいのが良いのか、小さいのが良いのか・・・」 (笑)

もう、平成時代も終わりに差し掛かっているのにも拘わらず、議論のネタは、200年前とほとんど変わらないというところが笑えますが、この見開きの説明はなかなか 「粋」 な表現であります。(笑)

 

しかし、この21頁のの挿絵に続き、後ほど紹介する22頁の上品・中品・下品に分類する格付けの図、そして、23頁にある図の解説を読むとかなり辛口です。

また、内容は、現代にも通じるところがあり、驚かされます。

 

 

図の解説(P23)

凡(およそ)玉茎(まら)に品類多し。大男根(おおまら)、小男根(こまら)、黒、白、上反(うわぞり)、下反(したぞり)、長陽根(ながまら)、かわかぶり、傘まら、うつぼ玉茎(まら)なり。

黒の上反をもって上品となす。白下反は下品なり。

長きは肝の臓にあたる故(ゆえ)、婦人是を嫌う。

皮かぶりは中品(ちゅうひん)なり。情(せい)をいだして、玉門(ぼぼ)を出入(だしいれ)はこぶといえども、我皮(わがかわ)のうちにて、婦(おんな)の肌につかず、女悦びうす(薄)し。

傘とは雁高の甚(はなはだ)しきを言う。茸(きのこ)の開きたるが如く宜しからず。

女に害あり。上品とはせず。うつぼは皮かむりの甚しきなり。

きざすといえども皮を脱がず、指にて脱がすれども出入往来(でいりおうらい)のうちに再び皮をかぶる故に下品とすと云々。

 

(2) 「艶道日夜女宝記(びどうにちやにょほうき)」

 

こちらは、月岡雪鼎(1726~1786)の 「艶道日夜女宝記(びどうにちやにょほうき)」 の 「陰茎(しぢ)は極上品(ごくじやうぼん)の図(づ)」 です。こちらには、男性自身の 「極上品」 の図解入りで、次のような記述があります。

 

 

陰茎(しぢ)は極上品(ごくじやうぼん)の図(づ)、是也。

 

陰茎(しぢ)の上ぽん(品)といふは、第一ふ(麩)のごとくやはら(柔)かにして、かり(雁)高く惣(そふ)さほ(棹)にふし(節)有りて、上へそ(反)りて三角(かく)なり。

寸は四寸五六ぶ(分)より七八ぶ(分)迄。ふと(太)みも是に同じ。

色(いろ)はくろ(黒)きがあたゝかなるゆへ(ゑ)よしとする也。すなはち右に図をしる(記)せ共まれ(稀)の一物也。
是にて行ふ時は婦人(ふしん)惣身をうるほし、血気(けつき)をよくめぐらし、其あぢ(味)はひいふもさらなり。

 

現代語訳

 

極上の男根というのは、まず第一に、麩のように柔らかく、雁が高く、また竿には節があって、上に反って三角形になるものを言う。

長さは、四寸五六分(13.64~13.94 cm)から、四寸七八分(14.24~14.55 cm)くらいまで。一番太い部分の口径もこれと同じ。色は、黒いほうが温かくて良い。

一応図示はしているのもの、希少な一物である。

この男根を味わうと、女性は全身を潤わせて、血気をめぐらせ、その味は、良いどころではないという。

 

30.303mm × 4.5 4.6 → 13.636 13.94

30.303mm × 4,7 4.8 → 14.24 14,55

 

2.男性自身の分類


月岡雪鼎(1726~1786)の 「艶道日夜女宝記(びどうにちやにょほうき)」 には、男性自身について、次のような記述があります。

 

(1) 九道具之註(きゅうどうぐのちゅう)

 

 

九道具之註(きゅうどうぐのちゅう)

 

(ちょう)ハ-長くして竿のごとし。思いの儘(まま)に行えば、玉門を貫ぬき病を求む。
(ふ)ハ-柔らかにして開中のあたりよし。いかようの玉門に合せてもよき也。
(小まら)ハ-短く小さきゆえ、女堪能少なけれども毒にも薬にもならず。
下反(したぞり)ハ-開中の構えと食い違うたるゆえ、出入りの具合い悪しく下まら也。
上反(うわぞり)ハ-玉門に入て構えに応じ、開の上面(うわつら)をこするゆえ具合よし。
(ふと)ハ-開中に入りなかばになりて甚(はなは)だ締まりよく、新(あら)開は叶はず。
(かり)ハ-雁高なり。是も開中の上面(うわつら)を鋭(するど)くしごきてよし。
(すぼけ)ハ-玉門にいりて出入に術(じゅつ)をつくすといへども互いに味わいなし。
(どうがえし)ハ-稀の道具にして名作なれ共、玉門を選らみ並の女はうけがたし。

 

現代語訳

 

「長まら」 すなわち 「長尺」 は、長くて竿に似ており、男性が加減をせず好き勝手にすると、膣を損傷するとされています。

「麩」 とは、お味噌汁に入れる 「お麩」 の麩と同じですが、柔らかく膣内の当たりが良く、どんな女性器にも合うので良い道具であるとされています。

「小まら」 は、短くて小さくて、女性はあまり堪能出来なくて、毒にも薬にもならないというのも、何だかとても悲しいところがあります。(苦笑)

「下反り」 は、膣内の構造と食い違うので、出入りの具合いが悪く 「下まら」 であるそうです。

「上反り」 は、膣内で、相手の膣内の構造に応じて、膣の上壁を擦るので具合が良いとされています。

「太まら」 は、膣内に半分入れた状態で、一番きつくなるので、処女は無理とあります。

「雁高」 は、膣内の上壁を鋭くしごくので、良い道具とされています。

「被(すぼけ)」 とは、「皮かむり」 すなわち 「包茎(ほうけい)」 のことですが、膣内の挿入が容易ではあるものの、男女どちらも味わいが感じられないとのこと。

「大(どうがえし)」 は、「胴返し」 とも書きますが、稀(まれ)の名器ではあるけれども、一般の女性は受けられないことも多く、相手を選ぶとされています。

 

太過ぎても、長過ぎても、大き過ぎても駄目という結果になっています。

良い道具は、上反りの雁高で、柔らかめとのことです。

下反りは、後背位(バック)では、しっくりと来そうなものですが、しかし、それでも亀頭が上壁を擦る感覚は味わえませんし、女性も男性と相対していませんので、気持ちの持って行き場に困る、ということなのでしょうか。

 

日本の男性は、欧米人の道具と比べると、「アソコが硬い」 ことを誇(ほこ)りがちですが、江戸時代の文献を見ると、むしろ、柔らかいタイプの方が名器とされているのは、目から鱗(うろこ)と言えます。

 

3.男性自身の評価

 

(1) 「九道具之芟(きゅうどうぐのこと)善悪記」

 

「艶道日夜女宝記(びどうにちやにょほうき)」 の中の、「九道具之芟(きゅうどうぐのこと)善悪記」 には、男性器の良し悪しを、上中下に格付けして説明しています。

 

 

九道具之芟(きゅうどうぐのこと) 善悪記

 

上  麩(ふ)      ・中  太(ふと)      ・下  反下(したぞり)
上  上反(うはぞり) ・中  小(小まら)    ・下  長(ながまら)
上  鴈(かりだか)  ・中  大(どふがへし) ・下  被(すぼけ)

 

上品(じょうぼん)とされる道具は、なんと、筆頭が 「麩(ふ)」、次が 「上反(うわぞ)り」、そして、「雁高(かりだか)」 となっています。

中品(ちゅうぼん)すなわち中級品の道具の筆頭は、「太(ふと)まら」、続いてなんと 「小まら」 が登場します。太くて長く名品たる 「大まら」 は、その後です。

下品(げぼん)は、粗悪品といった感じでしょうか。筆頭が 「下反り」、次が 「長まら」 そして最後が 「被(すぼけ)」 ということで包茎になっています。

 

(2) 「閨中紀聞/枕文庫(けいちゅうきぶん/まくらぶんこ)」

 

「閨中紀聞/枕文庫(けいちゅうきぶん/まくらぶんこ)」 文政5年(1822)年 によると、凡(おおよ)そのこの辺りの大きさの目安となる寸法が書き記されています。(笑)

 

 

上品(じょうぼん)

長さ 14.5cm(四寸八分) 雁周り 14.5cm(四寸八分) 雁首 14.2cm(四寸七分) 竿中周り 12.7cm(四寸二分) 根元 12.1cm(四寸)


中品(ちゅうぼん)

長さ 12.1cm(四寸) 雁周り 12.1cm(四寸) 雁首 11.8cm(三寸九分) 竿中周り 11.8cm(三寸九分) 根元 11.5cm(三寸八分)

 

下品(げぼん)

長さ 11.5cm(三寸八分) 雁周り 8.1cm(二寸七分) 雁首 11.2cm(三寸七分) 竿中周り 11.8cm(三寸九分) 根元 12.1cm(四寸)

 

胴返(どうがえし)

長さ 18.1cm(六寸) 雁周り 13.6cm(四寸五分) 雁首 13cm(四寸三分) 竿中周り 12.4cm(四寸一分) 根元 12.4cm(四寸一分)

 

ちなみに、これを長さと直径に換算すると、以下のようになります。

 

  長さ カリ直径 竿直径
上品 14.5 cm 4.62 cm 4.04 cm
中品 12.1 cm 3.85 cm 3.76 cm
下品 11.5 cm 3.57 cm 3.76 cm
胴返 18.1 cm 4.33 cm 3.96 cm

 

上品                   中品

  

 

下品                   胴返

  

2017/12/22

「男性自身」 の話 (2) - 大きければ良いものでもない

表示できなくなる現象が多発しています。

気が付く表現は、何度も修正を重ねているのですが・・・

しかし、図まで消したのに、おかしいな?!

「イイね」 や 「コメント」 が消えてしまわれた読者の方には、

大変ご迷惑をお掛けしております。m(_ _)m

―――

 

あきらめました。

保存記事は 「コチラ」 の方にありますので、よろしくお願いいたします。

2017/12/21

「男性自身」 の話

タイトルに期待するものの、あまりにも貧しい記事の内容にちょっとガッカリでした。

期待した自分がイケなかったのか・・・

 

なんの話かというと、「サイゾーpremium」 第一特集 「SEX」 新論の 「決定!【ち○こ】 の新しい単位」 の話。雑誌は購入していませんので、実害はありませんでしたが。(苦笑)

 

 

【ち○こ】 の新しい単位


この記事にある 「単位の基準」 とやらを要約引用すると、勃☆起時の男性自身の長さと、太さを、ゴムのS・M・Lを参考に、区分分けしたもののようですが、かなり適当です。

 

太さ

(size)
(mm) 98 99~101 102

 

長さ

(dick) 44 48 52 56 60 64 68
(cm) 10.5~11.4 11.5~12.4 12.5~13.4 13.5~14.4 14.5~15.4 15.5~16.4 16.5~17.4

 

 

ちなみに、この基準に従うと、AV男優の 「加藤鷹」 は、「Y68dick」 になるそうですが、しかし、記事の中で、加藤鷹が 「自分より大きかった人がいる」 と言っているにも拘わらず、加藤氏のサイズを最大値に取るってのは、これはタレント?に、胡麻でも擂(す)ってるんでしょうか?(苦笑)

そもそも、上限や下限の数値を固定化する意味すらありません。

 

インタビューの取材費を払っておきながら?、ほぼ、インタビューの内容を無視して、単に 「加藤鷹」 の名前だけをお借りした・・・みたいな記事の内容です。

同じ 「サイゾー」 でも、「messy」 の 「月島カゴメ」 や 「LollipopーRumiko」 あるいは 「谷川明日香」 辺りのキュレーターだったら、「実際に 『加藤鷹』 と寝てみた!」 みたいな 「突撃体験レポート」 でも、出てきそうなのに。(苦笑)


この基準を策定するにあたっては、日本人の 「平均サイズ」 を持ってきているそうですが、「株式会社典雅」 によると、日本人50万人のデータから算出した男性サイズの平均値は、長さが 13.56cm、亀頭の直径は 3.53cm、竿の直径は 3.19cm となっています。

 

しかし、どうせ 「平均値」 を採るなら、せめて中央レンジの 「56dick」 の中央に、この平均値が来るようにして貰いたいもんです。「56dick」 の初期値に平均値を持ってきてしまうと、区切りも悪いし、平均値からちょっと落ちただけで、「クラス落ち」 してしまうことなります。

13cm以上14cm未満を 「56dick」 とでもしておけば、まだ良かったものを。(^^;)

数字の並びにすら 「美しさ」 を求めないこういう女性は、だいたい文章もガサツ。

それに、重箱の隅を突付くわけではありませんが、「13.5~14.4」 を 「56dick」 とし、「14.5~15.4」 を 「60dick」 とすると、14.4と14.5 の間が抜けることすら、気が付いていないのでしょうね。(苦笑)

 

雑誌の記事には、ライターの記名も入っていますが、「ゆとり世代」 のライターなのか、それとも、阿呆記事なので、編集者も査読すら、していないのでしょうか?

 

見開きで2頁程度の記事でしたが、なんか期待はずれの内容でした。

 

 

TENGA 社が集めた50万人分のデータ

 

TENGA で有名な 「株式会社典雅」 は、どうやら、「TENGA FITTING」 と呼ばれる 「自分のイチモツ」 をワイヤーフレームで表示するアプリケーションを使って、50万人分のデーターを収集したようです。

 

ちなみに、TENGA FITTING による、平均値を用いた標準サイズは、コチラ。

 

 

そして、こちらが、それぞれ、ペ☆ニス全体の長さ、亀頭の直径、竿の直径の入力値を集計した、「集計データ」 です。

 

「TENGA FITTINGユーザー50万人突破 日本人の平均ペ☆ニスサイズが明らかに!?」

 

こうしてみると、ところどころにピークが見られたり、数値が重なるピークが幾つも表れているところなどは、大変興味深いです。

 

この集計データを見ると、幾つか面白いポイントが見えてきます。w

 

ペ☆ニスの長さでは、4cm、10cm、12~14cm、15cm、17cm に大きな山が見られること。

17.5~19cm も低いながらも、小さな山が見られます。

亀頭部分の直径は、1cm、1.9cm、3cm、3.5cm、4cm、4.5~5cm に、竿の直径は、1.2cm、2cm、2.5cm、3cm、3.5cm、4cm、4.5~5cm に山が見られます。

 

***

 

試しに、自分のは、こんな感じになりました。(笑)

 

2017/12/19

ムダ毛の話(2)- ムダ毛は性感帯

過去記事 「ムダ毛の話(1)- 業者に騙されないで」 の続きです。

 

最近、とある女性と話をしていたところ、その女性は 「エステ」 で脱毛処理をしたものの、その彼氏は実は 「ボウボウ」 好きだった・・・みたいな話をお聞きしました。

 

「陰☆毛」 や 「ムダ毛」 は、どうしたら良いのか?

 

前回の記事では、最近使われている 「ハイジニーナ」 という言葉自体、エステ業界の造語であり、ステルス戦略が取られていることをご紹介しました。

現在の若者は、まんまと、その戦略に乗らされてしまっているわけですが、こればかりは、人の好き好き。

ツルツルが、好きな人もいれば、ボウボウ好きな人もいます。

 

女性自身の感覚

 

女性の感想としては、やはり、脱毛すると、生理のときの手間が少ないのでしょうか。衛生的で、「スッキリした・・・」 みたいな 「爽快感」 があるようです。これは、きっと床屋で男性がカミソリで髭(ひげ)を剃って貰ったときの感覚に近いのだろうと思います。

しかし、「衛生的」 に感じるのは、あくまでもイメージに過ぎません。医学的には、脱毛処理時の感染リスクのほか、毛がないことで、性器に雑菌が侵入しやすくなるなどの弊害も指摘されています。

 

ライフスタイルやファッションの影響

 

しかし最近は、外国人(特に欧米系)とのお付き合いの多い人の場合、男女とも、きちんと処理をしておかないと、怪訝(けげん)な顔をされたりするようです。

男性の場合も、陰☆毛だけでなく、腋毛(わきげ)や体毛の処理も含まれるとか。しかし、あまり毛深くない人の場合は、体毛にまで神経質になる必要はないと思います。

何故なら、欧米人で毛深い人の 「毛深さ」 といったら、半端ないですから。(^^;)

 

ただし、この場合、銭湯やサウナ、温泉などでは、逆にちょっと異様な目で見られたりすることは覚悟しないといけません。特に男性の場合は、「ゲイ」 に間違われたりしますので、注意が必要です。


お相手が日本人である場合でも、お相手の年代や世代によっては違いが出て来ます。

 

団塊世代以前の人達は、やはり、欧米の 「ヒッピー文化」 など 「自然派志向」 が強かったこともあり、「腋毛(わきげ)」 の処理が定着していた米国においても、イタリア出身の 「ソフィア・ローレン」 などは、腋毛を剃らずに通していましたし、フランス出身で、1980年代にデビューした 「ソフィー・マルソー」 なども伸ばしていました。

要は、今は偉そうに脱毛してたりしますが、当時の欧州は 「毛を剃らないのが普通」 だったのです。(苦笑)

日本でも、団塊世代以前の人達は、女性でも、腋毛を残している人達は見られましたし、男性は、脇も下(しも)の毛も、どちらも残しておくのが普通でした。

 

女性が脇の処理お手入れをするようになったのは、アメリカで、ノースリーブやタンクトップなど、脇を見せるようなファッションの流行と関係がありますが、そこには、カミソリの登場も関係しています。

下の毛の処理の場合についても、ビキニやハイレグなどの水着や、Tバックなどの下着など、ファッションの影響が大きいように思います。

 

そして最近の 「全身脱毛」 系は、アメリカのテレビドラマである、「セックス・アンド・ザ・シティ」 で、「ブラジリアン・ワックス」 が紹介されてからの話です。

 

それまでも、女性が三十路を越えて、次第に男性ホルモンの分泌量が相対的に高くなり、ムダ毛が濃くなって来ると、カミソリでムダ毛処理をしたりしていました。

このため、自分の世代などでは、脚のムダ毛処理をするのは、30代以上の 「ミセス」 の女性というイメージがありました。

しかし、1996年辺りから、ストッキングを履かない 「生足」 がブームとなり、これによって、若年層にまで、脚のムダ毛処理が定着した可能性が大いにあります。

そして、「セックス・アンド・ザ・シティ」 で 「ブラジリアン・ワックス」 が紹介されたのが、シーズン3の第14話。アメリカでの放映日は、2000年の9月ですが、これによって、米国だけでなく、それまでは、もじゃもじゃだった欧州にまで、「脱毛意識」 が芽生えることになるわけです。


***

しかし、大切な観点が抜けています。それは、「ムダ毛は性感帯」 であるということです。

ムダ毛は性感帯

 

かなり古い 「週刊ポスト」 の記事ではありますが、こんな記事があります。

 

「好きな男に肩を抱かれると女の陰毛はそそりたつこともある」

 

ここには、次のようにありますが、何も、陰毛だけに 「立毛筋」 があるわけではありません。頭皮にもありますし、「ムダ毛」 と呼ばれている部分にもあります。
 

女性の陰毛も実は性感帯のひとつ。膣分泌で女性が濡れる以前に、陰☆毛が立っているのです。陰毛の毛根部分には「立毛筋」とよばれる小さな筋肉があります。性的な刺激を受けることによって大脳がこの立毛筋を収縮させるように指令を出し、陰毛が立ちます。

この場合の性的刺激とは、女性器に触れられるような直接的な刺激だけに留まりません。好意を持つ男性に肩を抱かれたときや、甘いささやきなど聴覚、また視覚への刺激にも反応し、鳥肌が立つように陰毛がそそり立ちます。


例えば、うなじから、背中に掛けては、人によっては、産毛が密集していますが、この部分は、馬であれば、鬣(たてがみ)にあたる部分。猫であれば、「シャーッ!」 とやるときに毛を逆立てる部分です。
首は、動物の急所であるがゆえに、神経が集中しているのです。
「毛」 には、いろいろな機能がありますが、皮膚と同様、何かが触れたときに、その 「触覚」 を返す器官です。
ですので、緊張しているときや、不安を覚えるときには、鳥肌がたち、その結果、毛が逆立つのです。その際の感覚は、普段の何倍も敏感になっています。

皮膚に直接刺激を与えないように、肌に触れるか触れないかぐらいの感じで、そっと、女性のうなじから背中、そして、腰廻り、そして脛(すね)や太腿の辺りを撫でてあげてみて下さい。
これだけでも、人の日常生活で忘れ去られていた、昔、ヒトがまだ 「ワイルド」 だった頃の野生の記憶を刺激するのです。
自分が予期していない背後や足元での動きを、皮膚からではなく、ムダ毛から伝わる振動だけで感じたとき、まだ大昔、ムダ毛が無駄ではなかった頃の 「記憶」 と 「本能」 が呼び起こされるわけです。

***

あまり、ムダ毛は長すぎても、寝てしまいますし、短すぎると引っ掛かったり、チクチクとしたりするものです。

毛深いことをコンプレックスに感じている人の場合は、そのネガティブな気持ちを払拭(ふっしょく)するために脱毛することには、反対しません。
しかし、その場合でも、「ムダ毛」 は、「セ☆クス」 においてはひとつの大きな性感帯となることを十分理解して、出来れば、ワックスやカミソリなどで、一時的な脱毛に留めておくことをお薦めします。

そして、もし、ムダ毛の手入れにそれだけの神経を使うのであれば、お口周りや顔の産毛、それから、襟足(えりあし)などにも同じくらいの注意を払われてみては如何でしょう?

2017/12/18

アメブロサンタからのおくりもの

 

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今回も懲りずに、「ラブホ宿泊券」 にチャレンジします♪
もし、よろしければ、2名様ではなく、3名様~5名様でお願いします。

希望する 「ラブホ」 は・・・


【1】 第一希望

ファッションホテル アルファイン



部屋は特に指定はありませんが、吊れる部屋でお願いします。(^^)/



港区東麻布 2-8-3
03-3583-3655

http://www.hotelalphain.com/

 


【2】 第二希望

雅宿 竹峰



ここも、デラックスか、スタンダードの吊れるところでお願いします。
ここは、懐石もあるので、朝・夕食付きでっ(^^)/



東京都新宿区中落合 1-1-3
03-3953-1234

http://takemine.jp/



【3】 第三希望

宿屋 湯島御苑



ここの場合は、401号室限定で ^^



東京都文京区湯島 3-2-5
03-3832-4631
http://www.hotenavi.com/y-gyoen/index.html
2017/12/17

子宮の病気と 「セ☆クス」 の話

子宮関連の手術をされる方の話を、時折、耳にします。

 

 

「子宮頸がん」 ワクチンのその後

 

一時は、テレビ CM で 仁科明子親子が 「子宮頸がん」 ワクチンの摂取を啓蒙していましたが、この 「子宮頸がん」 以外にも 「子宮筋腫」 など、子宮にまつわる病気は、女性にとっては身近な存在と言えます。

 

その後、「子宮頸がん」 ワクチンの重度な副作用が問題となり、訴訟が起きていますが、しかし、「子宮頸がん」 ワクチンにおいては、他の国では同様の副作用問題が出ていないということを指摘する医師もおります。

 

「子宮頸がん患者を 『見殺し』 にする国と朝日新聞・・・安全ワクチンの危険性を煽る」

「『子宮頸がんワクチン訴訟』 で明らかになった 『情報』 と 『制度』 の不足」

 

また、日本小児科科学会は、子宮頸がんワクチン摂取の是非は、多数決で決めることではないとしながらも、学会のシンポジウムにおいて、

子宮頸がんワクチンの接種再開に対して支持するかしないか会場に挙手を求めた。フロアからは「支持する」の方に無数の手が上がった。フロアにいた筆者は手に取り囲まれて全体を見ることはできなかったが、壇上にいた座長は、開始時点に比べ、「わからない」に挙手する人が減り、9割くらいがワクチン接種再開を支持しているようだ・・・

と結論付けています。
 

「子宮頸がんワクチン論争 はっきり示された専門家の総意」

 

現在のところ、まだ地裁レベルでの訴訟は続いておりますが、日本産科婦人科学会でも、国に 「積極的勧奨」 の再開を求める声明を発表するなど、摂取推奨の立場をとる医師が多くなってきているようです。

 

「子宮頸がんワクチン、国内でも予防効果を示す研究報告が続々」

 


手術に拘わるプレッシャーと不安

 

腹腔鏡(ふくこうきょう)手術なども可能なようですが、しかし、群馬大の肝臓手術での連続死亡事故などを目にすると、傷も小さくて、退院日も短くて済むメリットを無視してでも、素人は、開腹して貰いたくなってしまいます。(苦笑)

 

「群馬大学病院で起きた腹腔鏡手術死亡事故の恐るべき闇」

 

このあたりは、まずは、きちんと自分の主治医に意見を聞くことが重要だと思いますし、まあ、群馬大のような場合は、練習の回数を重ねたかったのか理由は分かりませんが、執刀医師本人は何人死のうが意欲的なわけです。

他にもこんな医師がいると想定したくはありませんが、こういう良識のない医師を回避するためには、やはり、セカンドオピニオンまではいかなくとも、なんかの折に、他の医師に相談して意見を聞いてみるとか、ネットで危険性について調べてみるのが肝要かと思われます。

 

まあ、腹腔鏡手術にせよ、開腹手術にせよ、本人としては、生きた心地がしないのが、「手術」 です。当たり前ではありますが、本人としては、大変心細いわけです。

それは何も、手術に限った話ではありません。検査であっても同じですし、堕胎にしても、ウンコをするのとは、わけが違います。お金の面倒さえ見ればいい、と言うものではありません。

男性は、やはり女性が心細いときにこそ、きちんと寄り添ってあげる気持ちが、とても重要です。

 

また、子宮や乳房などの場合、女性は、自分が 「女性でなくなってしまうのではないか」 という不安を覚えます。

「生理がなくなるから、楽でいいや~」 みたいなのは、単なる強がりで、自分に対して言い聞かせているに過ぎません。心の底では、やりようのない 「寂しさ」 と 「不安」 を感じているはずです。

 

 

「子宮摘出」 と 「セ☆クス」

 

今回は、「子宮」 について。男目線で書かせていただきます。

 

今までに、交通事故で内臓破裂を起こし、子宮を摘出した女性と、「致した」 ことはありますし、子宮頸がんで、手術した女性と 「致した」 ことがありますが、子宮摘出によって、卵巣ホルモンが分泌しなくなる等の問題は出てくると思われますが、これは経口による投与も可能な筈なので、(自分で経験したわけでもなく、無責任ではありますが、)大きな問題ではないと思われます。

 

術後の 「セ☆クス」 に問題はないか?

 

では、そういった女性は、「中イキ」 しなくなったりしないか?

 

結論から先に言いますと、「大丈夫」 です。相手の男性が感じる 「感覚」 についても、大差ありませんし、女性の 「感度」 についても、全然 「問題」 がないばかりか、むしろ、より 「セ☆クス」 に積極的になったりします。(^^)/

 

これは、経口投与による女性ホルモンが、体内で吸収され、体内で、女性ホルモンとして機能する分量が減ることにより、男性ホルモンの量が相対的に増すことによるのか、それとも、「子宮を摘出した」 ことで、心理的な喪失感を打ち消そうとするために、そうなるのかは、分かりません。

 

当然、術後は、手術による痛みはあるでしょうし、違和感などはあるかも知れません。また、医師の許可があるからと言って、乱暴に 「セ☆クス」 して良い筈がありません。

いろいろな症例や、術式があると思いますので、全てが全て100% と断言できるわけではありませんが、自分が経験した範囲においては、全然、「セ☆クス」 の方は問題ありません。

 

どのくらいで 「セ☆クス」 出来るようになるか?

 

自分の知人が最近、子宮の手術(開腹手術)を受けましたが、11月23日に入院して、即、2時間の緊急の開腹手術。術後数日間は、傷の痛みのほか、頭痛や吐き気に悩まされたようですが、11月27日には、吐き気もおさまり、12月7日に退院。

そして、1月1日からは、ようやく念願の 「セ☆クス」 解禁 となるそうです。

その間、約1ヶ月に、プラスプラスと言ったところ。

これは、開腹手術の場合ですから、腹腔鏡だともっと回復は早いのかも知れません。

 

ちなみに、交通事故で子宮を摘出した女性の場合は、「セ☆クス」 解禁となるまでに、約1年を要しました。これは、お腹の中で子宮が破裂しており、そういった複雑な傷や組織を縫い合わせたりと、そういう事情があるのかも知れません。

メスで切った傷は、大変治りも早いので、これだけの違いとなって現れるようです。

 

自分の身になって考えると、お腹の三枚肉も、きちんとくっつくのか、その辺は分かりませんがwww

 

 

参考になるその他の記事・書籍

 

この方は、「子宮内膜症」 のケースですが、いろいろと 「子宮摘出」 に絡む話を書かれています。

 

「子宮は女の象徴だと思っていた女性が、摘出してはじめて知ったポ☆ルチオの快感/神田つばきインタビュー 『子宮を手放し、性の冒険に出た私』 【1】」

「子宮摘出が決まってから、『こんな不当な目に遭ってたまるか』 と怒りがわいてきた/神田つばきインタビュー 『子宮を手放し、性の冒険に出た私』 【2】」

「精神的に男性と愛情をつむげない私が、閉経後に気づいた 『ペ☆ニスが嫌い』 という本音/神田つばきインタビュー 『子宮を手放し、性の冒険に出た私』 【3】」

「子宮の病気における治療方針の決定権を、女性自身が持てないというおかしな傾向」

「子宮摘出手術、決定! 身寄りなしの女性が病院を見つける苦難と術後の不安要素」

「子宮摘出手術をひとりで受けて、ひとりで退院する。解決すべき課題と医療の進歩」

「子宮摘出手術の付き添いを、独り身なので 『便利屋』 に頼もうと思ったけれど」


「子宮頸がん」 により、子宮と卵巣の摘出手術を受けた女性の闘病記は、「さよならしきゅう」(講談社 岡田有希著)は、コチラからよろしくお願いします♪

 

 

 

 

心配している愛奴に愛を込めて。

2017/12/16

イルミネーション・ラブ

 

12月もいよいよ中盤に突入。

 

仕事に区切りを付けたり、年末商戦に借り出されたり、忘年会やらと、いろいろと忙しい時期になって参りました。

自営なんかだと、月中は、いろいろと支払いなどで立て込む時期でもありますが、ましてや、今日は、週末の金曜日。

飲食店などであれば、今週末と来週末が、「忘年会」 のピークでしょう。

 

あと、1週間とちょっとで、クリスマス。そして、クリスマスが終われば、もう世間は、年末の年越しモードに様変わりします。

主婦の方は、子供の学校も休みに入り、大掃除やら、御節やらと、年越しの準備に追われ、正月が過ぎれば親戚廻りなど、息を抜く間もなくなる時期に入ります。

 

外食をされている主婦の方の多くは、この週末そしてこの一週間が、彼氏や主の方と会える最後のチャンス。今年一年の 「やり納め」 となる 「姫納め」 になります。

 

***

 

12月は 「師走(しわす)」。

 

意味は、年末年始の特別警戒で、警察官による任意の職務質問を受け、事実上強制的に鞄の中を検(あらた)めようとする警察官を振り切り、走って逃げようとする 「縄師」 を良く見掛けることから、「縄師が走る」 12月のことを 「師走」 と呼ぶようになったそうです。

 

ウソです。(苦笑)

 

***

 

最近は、LED などを使い、クリスマスの 「イルミネーション」 も定番になってきました。

11月末あたりからの、この 「イルミネーション」 には、女性を燃え上がらせる効果があるんだそうです。(笑)

 

 

「美熟女たちはなぜ 『12月20日』 に燃え上がるのか?」

 

お気に入りの下着を纏(まと)い、「何か起きないかな」 なんて期待にワクワクしている女性がいるのだとしたら、それはそれだけで、誰が見ても 「美しい」 と思います。w

お気に入りの下着は、女性を幸せな気分にして、高揚させる効果があります。

「見られるかも知れない・・・」 と思うだけで、女性はドキドキするものです。

 

しかし、あくまでも、女性が見られたがっているのは、自分の意中の人ですので、対象外の男性は、間違って 「セクハラ」 しないようにwww

 

***

 

今年は、いろいろと、遠方の方との 「触れ合い」 の多い年でした。

わざわざ、遠いところ、飛行機や新幹線を利用して、会いに来て下さった方々、そして、これから来て下さる方々にも、お礼を申し上げます。

 

遠距離の関係というものは、会いたいときに会うことが出来ず、切ないものです。

しかし、実際にお会いしてみて、そこで、ご自身が求めているもののヒントや答えを掴(つか)むことが出来たのであれば幸いですし、そうでない方も、これからの方向性を考えるひとつの糧となってくれれば、嬉しく思います。

 

今年別れた方々。自分の至らなさで、悲しい思いをさせてしまったのであれば、申し訳ございません。現実に戻ってみれば、あなたが追いかけていたのは、単なる薄汚くてゲスいエロオヤジに過ぎません。

自分の伴侶がとても頼もしく、そして、信頼に足る人だと 「再認識」 出来たのであれば、やはりそう確信して結婚したわけですから、それは真理だと思います。

大部分を埋めているのは、伴侶たる方のお力によるもので、自分は、ほんの一部分の隙間を埋めているに過ぎません。

人を見る目が変われば、不思議ではありますが、自(おの)ずと 「関係性」 も変化します。

 

今年出会われた方々には、新しい出会いに感謝致します。この出会いが、あなたの人生の一頁となるだけで大変光栄なことですし、その出会いが励(はげ)みとなって、日々の苦しいことや辛いことを乗り越えるための糧になるのであれば、それだけで幸いです。

 

 

今年、「中イキ」 を覚えられた方々は、引き続き来年も、気持ち良い時間を堪能し、楽しんで下さい。また、今年無理だった方も、意気消沈せず、来年こそは、励(はげ)んでみて下さい♪

 

ちなみに、今年は、平成で最後の年末年始です。