2ntブログ
2018/04/30

【緊縛小説】 縄絡み (7-3)

§7の3 名残り

 

その後、頻繁に、

彼女に会ったか、と言われると、

現実は、そう上手くは、

行かなかった。

 

自分は、会いたかったので、

誘ったりもしたけど、

彼女は、学校の卒業もあったし、

就職の準備など、

結構、忙しい身だった。

 

自分の気持ちは、

彼女に 「首ったけ」 だったが、

彼女にしてみれば、

自分よりも、今、直面している

「現実」 の方が、

ずっと大きかった。

 

若かったせいも、あるだろう。

 

「あの日」 の思い出が、

「甘美」 と言うよりは、

「淫美」 であっただけに、

何故かに 「罪」 的なものを、

感じてしまったのかも、知れない。

 

彼女の家には、

固定電話があったので、

電話番号を教えてもらい、

何回も電話をして、

いろいろな話をした。

 

彼女の実家は、小さいながらも、

事業を営んでおり、

 

彼女が就職するのは、

その 「お得意サマ」 なのだ、

と言う。

 

縁が、なかったと言えば、

それまで、ではあるが、

しかし、いっときの熱情に

過ぎなくても、縁は縁。

 

今、思えば、それは、

若者や子供に対する、

周囲の、大人の期待であり、

 

家として、家の中の、あるいは、

家族の一員としての、

彼女の役割だった。

 

自分自身が、

経済的にも、精神的にも、

自立出来ていなければ、それは、

抗うことの出来ない、大きな壁。

 

それ以来、

 

彼女に会うことは、一度もなかった。

 

***

 

「あの時」 から、

半年くらい経った、ある日。

若手から、自分の家に、

電話が入った。

どうやら、縄の仕込みが、あるそうだ。

 

   「是非、参加してみたい」

 

と言うと、

 

直接、親方に、

確認してみてくれたようで、

しばらくして、

折り返しの電話が入り、

いつもなら、前以って、

参加者全員に、
必要な、縄の本数を、
聞いているのだけれど、

4~5本程度なら、

問題ないだろう、とのことだった。

 

1本の縄の値段と、

待ち合わせをする、

場所と時間を確認すると、

 

あの、女の子の話は、

何も、出て来なかったので、

 

そのまま、受話器を置いた。

 

―――――――――――――――――

 

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2018/04/30

【緊縛小説】 縄絡み (7-2)

§7の2 真相


一回戦を終えて、

煙草を吸っていると、
彼女は、

自分の胸に、頭をうずめ、

 

脚を絡めると、

 

胸の上で、

何か文字を書くような、

仕草をする。

 

   「ねえねえ、あのときのこと、覚えてる?」

 

何のことか、

分からないでいると、

 

彼女は、

自分の記憶が、

欠落している部分を、

話し出した。

 

自分と若手が、全裸になると、

彼女は、両手に、

それぞれの、自身を握らされて、

それを、交互に咥えさせられたこと。

 

2本いっぺんに、

咥えさせようとしたけど、

全然、ムリだったこと。

 

そして、

 

 

若手に、服を全部、脱がされると、

背後から、

彼女の脚を抱えるように、

持ち上げられて、

自分に、全てを、

見られてしまったこと。

 

その後、

 

自分に、アソコに指を、

入れられて、

舐められながら、

気持ち良くなってしまい、

 

一番最後に、

 

二人に、奉仕をさせられて、

白いものを、口の中に、

いっぱい出されたこと。

 

しかも、若手が出したあと、

直ぐに、交代すると、無理やり、

口に押し込んで来たらしい。

 

   「ごめん・・・、全然、記憶にない・・・」

 

今まで、お酒を飲み過ぎて、

吐くことはあっても、

酔って、記憶をなくした経験は、

一度もなかった。

 

   「ねぇねぇ、聞いて、聞いて・・・

    それで出した後ね、バタンって倒れて、

    動かなくなっちゃって。

    しばらく、心配して、2人で、様子見てたのよ?」

 

全く、自分の記憶になかったことだった。

 

   「あっ、そうだ、そうだ。

    置手紙と一緒に、二千円、

   置いていったでしょ?」

 

頷くと、彼女は、

若手は、いいお給料貰っているから、

心配する必要なかったのに、と言っていた。

 

胸の上で、文字を書いていた指は、

いつの間にか、自分の下半身を、

いじっていた。

 

   「あれ? 大きくなってきちゃったよ?

    ねえ、また、ちょうだい♪ 」

 

そう言って、

イタズラっ子の表情を見せると、

彼女は、自ら、

自分の息子を宛がうと、

深々と、息子を、

奥の方まで、咥えていった。

 

―――――――――――――――――

 

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2018/04/29

【緊縛小説】 縄絡み (7-1)

§7の1 再会

 

あまりにも異常で、

自分の予想を、遥かに超えた展開に、

自分でも怖くなり、

 

それから、しばらくは、自重して、

真面目な学生生活を、送っていた。

 

若手とも、あれ以来、声を聞いていない。

 

あのときから、一二箇月が、過ぎたある日。

学校からの帰り道、電車の中で、

偶然、あのときの女の子と、目を合わせた。

 

どうやら、先に、女の子の方が、

自分に、気が付いていたらしい。

 

特に、避けられている、素振りもないので、

混んでる電車の中で、徐々に距離を詰めていく。

 

お互いに、気まずさは、あるものの、

久し振りなので、少し話をしよう、ということになり、
自分が下車する駅で、二人降りると、
駅舎から、ちょっと離れた路地裏にある、

喫茶店に入った。

 

***

 

女の子は、もう、就職先も決まっており、

短大を卒業したら、田舎に帰るのだと言う。

 

若手とは、どうするの?と聞くと、

まだ結婚するつもりはないし、

若手には、自分以外にも、いろいろと女がいるので、

今も、特別、付き合っているという、関係にはなく、

あの後も、1回か2回会っただけ、だと言う。

 

喫茶店の、一番奥の、隅っこの席を選び、

周りには、自分達以外、誰一人お客は、いないのに、

どちらからも、当日の話を、切り出すことが出来ず、

時間だけが、いたずらに過ぎ、

2人の間に、気まずい緊張感が、漂ってくる。

 

   「帰りましょうか?」

 

結局、「あの日」 のことは、何も話すことなく、

お店の会計を済ませて、駅舎の方まで、

2人肩を並べて、無言で歩く。

 

路地の小さな十字路に差し掛かる。

十字路を抜けると、その先は、

表通りに抜けてしまう。

 

このまま帰るのは、余りにも忍びなく、

一足手前で、思わず、

彼女の手を取り、路地裏に引き込んで、

「このまま、帰りたくない」 と、

精一杯の自分の思いを、伝えると、

 

彼女も、自分にしがみ付いて来て、

暗闇の中で、彼女を抱きしめた。

 

もう、居ても立っても、いられず、

彼女の手を引いて、近くに一軒だけある、

ビジネスホテルに、チェックインをすると、

部屋に入るなり、

 

荷物を放り投げて、抱き締め合い、

服を脱ぎ捨てて、唇を貪り合った。

 

あのときの、乳房。

 

あのときの、首筋。

あのときの、太腿。

そして、あのときに、絡め合った脚。

 

彼女は、自分の股間に、手を伸ばして、

強く握ってくる。

彼女の全身を、舐めた。

彼女が、大きな声を出して、喘ぐ。

 

   「会いたかったの~~」

 

彼女のパンティを、脱がして、

脚を開くように、大きく足を持ち上げると、

あのときは、見ても、触ってもいない、

あの女の子の、イヤらしい 「おまんこ」 が、

丸見えになる。

 

もう、愛撫なんか、している余裕はなかったし、
彼女も、欲しがっていた。

そのまま、弾けんばかりになっている、自身を、
突き立て、ゆっくり腰を落としていくと、
彼女は、自分の首に、強く抱きつき、
脚を、自分の腰に巻きつけると、

   「ああああああぁぁぁぁ・・・・・」

と、深い声を出しながら、

彼女が今まで、ずっと手にしていたものを、
自分の中に、受け容れていった。

 

―――――――――――――――――

 

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2018/04/29

【緊縛小説】 縄絡み (6-4)

§6の4 乱痴気

 

薄暗い部屋の中、

 

両腕を、頭の上に、

縛り上げられた状態で、

 

漢字の 「川の字」 のように、

 

男二人に、

両脇を固められ、


両脚は、半開きで、

足を伸ばし切ったまま、

 

それぞれ、

片方ずつの脚が、

男の脚に絡め取られ、

 

全く身動きが

取れない中、

 

二人の男が、

それぞれ、

片方ずつの乳房に、

へばり付いた状態で、

 

女の子は、

二人の男に、同時に、


しかも、

双方の乳☆房を、
別々の男に、

 

責め立てられている、

 

 

のである。

 

まさか、こんな展開になるとは、自分も、予想だにしていなかったので、もう、そのときの情景は、酔いも手伝って、あまり、はっきりと、思い出すことが出来ない。

 

いきり立つ、

自分の息☆子を、

彼女の太腿に、

強く押し付けて居た、

に違いない。

 

女の子の嗚咽と、

喘ぎ声。

 

そして、

 

興奮した、

男と女が発する、

息遣いの音だけが、

聞こえる、

部屋の中。

 

そんな中で、寝付けるほど、鈍感な人間でも、聖者でもない。

 

若手は、

 

女の子のカラダが、

痙攣を起こし、

ピクピクと、

動き始めたときを、

見計らって、

 

女の子の

ショートパンツに、

手を突っ込むと、

 

女の子を、

指でイ☆カせ、

 

その後は、

男は全員、

服を脱ぎ捨てて、

 

男性自身を、

女の子に

突き立てては、

 

彼女に、

同時に

2本のモ☆ノを、

握らせて、

奉仕させては、

果てたのかも、

知れない。

 

***

 

気が付くと、もう、お昼近く。

 

自分は、毛布に包まって、

居間に全裸で、寝ていた。

2人は、まだ、寝室の布団で、寝ているようだ。

 

声を掛けても、一向に、起きてくる気配がないので、

メモに、お礼と、先に帰ることを書き残すと、

 

重い頭を抱え、帰路に就いた。

 

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2018/04/28

【緊縛小説】 縄絡み (6-3)

§6の3 雑魚寝

 

若手が、自分の方に来るようにと、

言っているようなので、

若手の方に、席を移動しようと、席を立つと、

 

若手は、顔で、部屋の電気の方を指し示すと、

手で、ランプの傘から垂れている、

スイッチの紐を、引っぱるような、仕草をする。

 

紐を一回ずつ、引っ張って、豆球だけにすると、続いて、

 

   <テーブルを退かせて・・・>

 

と言っているような、ゼスチュア。

 

年上だし、奢ってもらってる身分なので、「まあ、仕方ないか」 と、

テーブルを、角に寄せると、今度は、

 

   <こっちに来て・・・>

 

と、手招きをするので、近くに寄ると、

 

若手は、自分を強く、女の子の横に、

引き寄せたかと思うと、

女の子の手を取って、

自分の股間に、

その手を押し付けて来た。

 

女の子は、手を引こうとするが、

若手が押さえ付けているので、逃げられない。

 

そして、若手が、彼女の、もう一方の手を取り、
若手の其処に、宛(あて)がうと、

女の子の手は、まるで、

自らの意思を持ったかのように、動き出し、

自分の手にあるものを、じっくりと、確かめるように、

強く、しっかりと、握りしめて来た。

 

   「ほらっ、お前が、してもらいたがってたやつ、

    実現してあげるからな・・・」

 

若手は、そう言うと、

その体勢のまま、女の子をゆっくりと、後ろに倒し、

彼女の両手を上に縛り上げ、

彼女の両手を押さえつけると、

女の子の左側に寄り添うように、寝転び、

Tシャツを上まで、たくし上げると、

左の乳首を口に含み始めた。

 

呆気にとられて、ただ呆然と、立ち尽くしていると、

若手が、ちょっと怪訝な視線を寄せ、

 

   <反対側から、同じようにしろよ・・・>

 

とでも、言いたげな、サインを寄越す。

 

慌てて、若手と同じように、

女の子の腕を押さえ、

若手とは反対の、

女の子の右側に横になり、

 

若手の体勢を真似て、

女の子の脚に、自分の脚を掛ける。

彼女が、無意識に、股を閉じようとするので、
彼女の脚に自分の脚を絡め、

少し強引に、脚を引き寄せ、股を開かせると、

女の子が、身動き取れないように、

自分の股に、女の子の脚を、挟み込んだ。

 

そして、女の子の右側から、

Tシャツを持ち上げて、

形良く、張り詰めた、

女の子の乳☆房を、露出させ、

彼女の右の乳房を、鷲掴みにすると、

女の子の乳首に、喰らい付いた。

 

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2018/04/28

【緊縛小説】 縄絡み (6-2)

§6の2 三人飲み会

 

女の子が、「飲み」 に復活してからは、

酔いも手伝ってか、「暴露合戦」 に突入した。

 

若手は、今の会社で、組んでいる職人の奥さんを、

自分が縛って、やってしまったことは、もちろん、

職人や職人の奥さんの性癖までも、

全て、女の子に、ばらしてしまう。

 

   「何それ~、もう、みんな変態じゃん~」

 

実在する人間の、暴かれた本性を、

赤裸々に物語る、若手の話に、

女の子は、少しばかり、自信を取り戻したようだったが、

 

しかし、若手は、そんな、一筋縄な男ではない。

 

   「お前だって、複数の男に、

    されてみたいって、この前、言ってたじゃん」

 

女の子の、新たなヒミツの暴露、という、

若手の突込みに、女の子は、

 

   「もうっ、そんなこと、恥ずかしいから、

    人前で言わないで~~~」

 

と、動揺し、顔を赤らめた。

 

   「大丈夫だよ、

    こいつは、信用出来ると思ったから、

    沙織を誘いに行ったんだから。」

 

若手は、笑いながら、

女の子を転がしては、楽しんでいた。

 

若手が、自分が緊縛をすることを、知ったのは、偶然に偶然が、重なった結果だった。

誰しも、予想だに、していなかったに違いない。自分にしても、職人に知られるとは、思ってもいなかったし、ましてや、職人が職場でペラペラ話すとは、夢にも思っていなかった。

しかし、今考えてみると、当時は、偶然に見えたものの、それは、必然であったのかも、知れない。

 

   「あっ、そう言えば、親方の奥さんが、

    こいつのアソコ、でかいって言ってたらしいぞ?」

 

   「もう、恥ずかしいから、やめて~~」

 

この出来事がキッカケとなって、自分の 「縄」 は、新たな展開を迎え、そして、自分の性の対象、興味や関心が、成熟した女性から、同年代や同世代の女性にも、向けられるようになった。そんなキッカケとなる、出来事だった。

 

   「あふっ」

 

気が付くと、若手が、女の子の Tシャツをたくし上げ、

胸に吸い付いている。

 

若手は、自分の視線に気付くと、

背中を仰け反らせている、女の子の胸を吸いながら、

こっちに来いと、目配せをした。

 

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2018/04/27

【緊縛小説】 縄絡み (6-1)

§6の1 二人飲み会

 

その後、何回か、

若手は、女の子に気遣い、

様子を見に行くが、

女の子は、恥ずかしくて、

居た堪れないのか、

機嫌を直してくれず、

毛布に包まったまま、

一向に、出て来る気配がない。

 

仕方なく、女の子は、放っておいて、

二人だけの、宴会になった。

 

若手は、お店では、「酎ハイ」 を飲んでいるが、

実は 「ビール党」 なのだと言う。

お店で、ビールを飲むと、

かなりの金額になるほど、

飲んでしまうからだそうだ。

 

既に、その時点で、

 

2L缶だったか、3L缶がひとつ、
もう、空になっていた。

 

若手は、気分を良くしたのか、

以前勤めていた料亭のことや、女の子のことを

いろいろ話してくれた。

 

実は、若手は左利きで、

包丁から何から、

料理道具は全て、

左利き用を、用意したのだが、

 

普段は問題なくても、

現場が、忙しくなってくると、

料理人は皆、気が立ってくるので、

そういうときに、

常に、罵声を浴びせられたそうだ。

 

親方は、若手のことを、

とても、可愛がってくれたようだが、

やはり、古い仕来たりが残る、

割烹や懐石料理の世界では、

左利きは、居づらかったらしい。

 

そんな話をしていると、もぞもぞと、女の子が

起き出して来て、若手の隣に座ると、

 

目をウルウルとさせ、

 

そして、恥ずかしそうに、膨れっ面をした。

 

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2018/04/27

【緊縛小説】 縄絡み (5-4)

§5の4 性☆奴隷

 

しばらくは、

何か言いたげな、女の子だったが、

猿轡に観念したのか、おとなしくなった。


若手は、女の子の、

脚を折り曲げると、

梯子のように、縛りあげて行き、、
最後にその縄を、
胸縄に持って行き、

脚が大きく開いた状態のまま、

括り付けた。

 

服を着てるとは言え、

 

Tシャツにショートパンツという、

ラフな格好である。

 

女の子の股は、

大きく開かれ、

お尻に近い部分までもが、

丸見えになっている。

 

ショートパンツの、

脇からは、

パンティも、少し

覗けている。

 

若手が、

女の子の乳☆首を摘み、

もう一方の手で、

大きく開かれた、

女の子の、股の部分を、

いじり出すと、

 

女の子の声は、もう、

 

   「うーーっ、うーーっ、うーーっ」

 

としか聞こえない。

 

   「ほらっ、同い年の男に、

    こんな姿を見られて、どんな気分だ?」

 

若手の指は、

 

ショートパンツの、

真ん中に入った、

縦皺に沿って、

 

指で爪弾くように、

ゆっくりと、

上下している。

 

   「うーーっ、うーーっ、うーーっ、

    うーーっ、うーーっ、うーーっ」

 

女の子は、

 

 

乳☆首を摘まれると、

顎をあげ、

背中を反らせるように、悶え、


指で、股を爪弾かれると、
その指から、逃げるように、
股に力を入れては、
丸まるように、悶えている。

 

   「仕方ないよな・・・

    俺の、性☆奴隷なんだから。」

 

若手は、そう言って、
ショートパンツの脇から、

中指で直接、蜜☆壷を、

上下に、なぞっていたかと思うと、

 

中指を立てるようにして、

グッと、中に押し込んだ。

 

すると、その瞬間。

 

女の子は、

 

   「くくくっ、くくくっ、くくくっ・・・・」

 

と、詰まるような、苦しそうな声を洩らし、

 

ブリッジをするかのように、

腰を思いっきり、迫り上げると、

 

股を貝のように、ピタリと閉じ、

何回か、ビクンビクンと大きく、

身体を、震わせたかと思うと、

ストンと、腰を落とし、

しばらく、身体を、ヒクヒクと、させていた。


若手は、女の子の猿轡を外し、縄を解くと、女の子に毛布を掛けた。

 

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2018/04/26

【緊縛小説】 縄絡み (5-3)

§5の3 緊縛人形

 

柿の種をつまみに、

ビールを飲みながら、

話に花が咲く。

 

若手は、

人見知りをするタイプなのか、

気心も知れてくると、

次第に口数も多くなり、

笑いを見せるようになった。

 

若手の使っている縄を、

見せてもらう。

しっかりとした、

重みのある、黒光りした、

光沢のある麻縄で、

以前、見たものよりは、

少し太いような気がした。

 

これは、年に何回か、

仕事が休みの日に、

料亭の親方の所に、

出向いて行き、

皆で仕込むのだと言う。


特に意図もせず、

縄をしごいて、

縒りを戻していると、

 

若手が、

 

   「縛ってみるか?」

 

と聞いて来た。

 

久し振りに麻縄を、

 

使ってみたくなったので、

素直に頷くと、

 

若手は、女の子に声を掛けた。

 

女の子は、しばらく俯いていたが、

しばらくすると、自分の横に移り、

自分に、背中を向けるように、

正座をすると、

手を背後に廻して来た。

 

若手に、

 

   「いいんですか?」

 

と聞くと、

 

若手は無言で、

顔を縦に振るので、

酒の余興の意味も、あるのかと思い、

遠慮なく、縛らせてもらうことにした。

 

縄尻を揃え、

縄頭を後ろ手に通して、

まず、後ろ手に縛る。

 

身体は、福与かだけど、

張りと弾力がある。

女の子に、背後から

抱きつくように、胸縄を這わすと、

女の子が、ブラを付けていない

ことに気付く。

弾力のある胸の上に、

縄を通すと、うなじの周辺から、

石鹸の香りが漂ってくる。

 

武者振り付きたくなるのを、

堪えて、一旦、真ん中で

十字に留めて、

残りの長さを確認すると、

もう一周は、十分に取れそうなので、

 

前に手を伸ばし、

弾力のある乳☆房を持ち上げ、

胸の下にも、胸縄を通すと、

彼女の身体が、

ピクンと反応する。

 

閂(かんぬき)を掛けると、

もう1本、縄が必要になるので、

縄尻を挟み込んで、

終わりにすると、

 

若手は、

 

   「縄筋、なかなか、悪くないね・・・」

 

と言いながら、

 

縄を持って、立ち上がり、

こちらに来たので、

席を退いて、交代すると、

今度は、若手が、

女の子を縛り始めた。

 

閂を掛け、背後に廻し、

首縄を通した縄を、

胸縄に掛けて、持ち上げると、

 

Tシャツ越しに、勃☆起した乳首が、

くっきりと現れた。

 

   「テンションも、ちょうどいいな・・・」

 

若手は、女の子の上半身を、

ガッツリと、縄で固め終わると、

今度は、そこから、

脚を折り曲げた形で、

縛ろうとする。

 

すると、女の子は咄嗟に、

何か言いたげな仕草をしたが、

直ぐに、彼女の口を手で押さえると、

 

   「箱の中の、手拭いを取って・・・」

 

と言うので、急いで

先ほど見かけた、

手拭いを手渡すと、

 

若手は、手拭いを、

女の子の口に、挟み込み、

 

猿轡(さるぐつわ)をした。

 

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2018/04/26

【緊縛小説】 縄絡み (5-2)

§5の2 緊張

 

まさか、

女性が来る予定に

なっていたとは、

露知らず、

 

あらためて出直すと、

若手に伝えると、

 

同じ趣味の人だと

分かったから、

あえて、彼女を呼んだのだと、

若手は言った。

 

自分も、このときまでは、

他の人と、

SMや緊縛の話を、

したことがなかった。

 

用語にしてみても、

昔、大学に入る前に、

お付き合いのあった人から、

教わったことを除けば、

あとは、本から仕入れた程度の、

知識しかなかった。

 

若手は、

「話の続きをしよう・・・」 と言うと、

 

彼女に、

飲み物の準備させ、

その間に

奥の部屋から、

ダンボール箱を持って、

戻って来た。

 

中を見てみると、

 

たくさんの、縄の束や、

使いかけの、赤い蝋燭の他にも、

和手拭い、

あとは、

電動バイブや、

登山に使うカラビナなどが、

入っていた。

 

電動バイブは、

それまでは、まだ、

実物を見たことなかった。

 

スイッチを入れてみると、

 

プラスチックの

歯車が廻る音と、

モーター音が入り混じった、

 

昔の 「ブリキのおもちゃ」 を連想させる、

軽くて、安っぽい音がした。

 

そのイメージの落差に、

拍子抜けしたのか、

 

無意識に、電動バイブの、

先のニオイを嗅いでみると、

それを見ていた女の子が、

思わず噴出して笑う。

 

笑いをキッカケにして、

幾らか、場の緊張が、

和らいだかのようだった。


顔見知り同士ではあるものの、
お互いに、個人的なことは、

良く知らないので、

簡単に、

自己紹介をすることになった。

 

***

 

若手は、以前は、調理師をしていて、

料亭に勤めていたらしいが、

仕事が合わなくて、職を変え、

今の会社に移ったらしく、

 

SM は、

 

以前の職場の親方が、

緊縛好きだったため、

その影響を受けて、

始めたらしい。

 

なので、

 

職を変わった後も、

その親方との、

趣味での付き合いは、

今も、続いているらしかった。

 

自分は、

 

初めての女性が、年上で、

彼女から、縛りを教わったとしか、

言えなかった。

 

若手は、若く見えるけど、

自分よりも、5つ年が上だった。

 

若手の愛奴の女の子は、

短大の2年生。

自分とは、どうやら、

同い年らしい。

 

若手が、その料亭に

勤めていたときに、

彼女は、アルバイトとして、

その店で、働いていたようだ。

 

彼女は、小さい頃、

お父さんの 「そういう本」

を見てしまい、

それからというもの、

 

   「オトナになったら、

    皆、こういうことをするんだ・・・」

 

と思って、

ずっと、ドキドキしながら、

子供時代を過ごして

きたらしい。

 

ところが、大きくなって、

そんな記憶も、

薄らいで来た矢先、

 

アルバイト先で、

職人連中が、休憩時間に、

「そういう話」 をしているのを、

耳にするようになってから、

 

縛って貰いたくなって、

どうしようも、

なくなったのだと言う。

 

同い年の、女の子の、

赤裸々な告白を聞いて、

下半身から、
何か熱いものが、
込み上げてくるのを、

必死に堪えた。

 

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