【緊縛小説】 縄絡み (7-2)
§7の2 真相
一回戦を終えて、
煙草を吸っていると、
彼女は、
自分の胸に、頭をうずめ、
脚を絡めると、
胸の上で、
何か文字を書くような、
仕草をする。
「ねえねえ、あのときのこと、覚えてる?」
何のことか、
分からないでいると、
彼女は、
自分の記憶が、
欠落している部分を、
話し出した。
自分と若手が、全裸になると、
彼女は、両手に、
それぞれの、自身を握らされて、
それを、交互に咥えさせられたこと。
2本いっぺんに、
咥えさせようとしたけど、
全然、ムリだったこと。
そして、
若手に、服を全部、脱がされると、
背後から、
彼女の脚を抱えるように、
持ち上げられて、
自分に、全てを、
見られてしまったこと。
その後、
自分に、アソコに指を、
入れられて、
舐められながら、
気持ち良くなってしまい、
一番最後に、
二人に、奉仕をさせられて、
白いものを、口の中に、
いっぱい出されたこと。
しかも、若手が出したあと、
直ぐに、交代すると、無理やり、
口に押し込んで来たらしい。
「ごめん・・・、全然、記憶にない・・・」
今まで、お酒を飲み過ぎて、
吐くことはあっても、
酔って、記憶をなくした経験は、
一度もなかった。
「ねぇねぇ、聞いて、聞いて・・・
それで出した後ね、バタンって倒れて、
動かなくなっちゃって。
しばらく、心配して、2人で、様子見てたのよ?」
全く、自分の記憶になかったことだった。
「あっ、そうだ、そうだ。
置手紙と一緒に、二千円、
置いていったでしょ?」
頷くと、彼女は、
若手は、いいお給料貰っているから、
心配する必要なかったのに、と言っていた。
胸の上で、文字を書いていた指は、
いつの間にか、自分の下半身を、
いじっていた。
「あれ? 大きくなってきちゃったよ?
ねえ、また、ちょうだい♪ 」
そう言って、
イタズラっ子の表情を見せると、
彼女は、自ら、
自分の息子を宛がうと、
深々と、息子を、
奥の方まで、咥えていった。
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