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2017/10/31

「アナ☆ル」 の話(2)

前記事 「『アナ☆ル』 の話」 に続く、実践編です。

 

「Teen VOGUE」 の特集で問題となった記事 「A Guide to Ana☆l Se☆x」 を読んで見ると、臆面(おくめん)もなく 「サラッ」 と書いてあります。(苦笑)

知っておくべき人は、知っておくべきでしょうが、しかし、知らなくて良い人まで知ってしまうことによって、単なる好奇心で 「しちゃおうか?」 みたいな状況にならないだろうか?と恐れる人達の気持ちも分からなくもありません。

 

男性には、前立腺(prostate)という器官があって、「ここが感じるんだよ」 みたいなことが書いてあるわけですから、そもそも、そういう願望とか性癖のない人の興味まで刺激したりしないか・・・と心配になってしまいます。

 

読者の対象年齢は、11~17歳。この編集者は、自分の経験を語っていますが、しかし、今の時代であれば、自分達で情報は得られるでしょうし、若者向けの一般誌において、周知させる大義があるのかどうかは微妙ですが、多様な価値観と自由こそがアメリカですので、今後どうなっていくのでしょうか?

 

「ア☆ルセ☆クス」 の是非

 

そもそも、人の 「ア☆ル(肛門)」 は、男性自身を入れるようには出来ていません・・・というお決まりの文句は書いてありましたが、しかし、それを言うなら、「フ☆ラ」 で使う ”お口” にしても同じことです。

 

何が感じるのか?

 

「フ☆ラ」 にしても、若い女性は嫌いな子が多く、彼氏が気持ち良がるからしているのが圧倒的です。

物理的な刺激もあるでしょうが、男性にしてみれば、女性に奉仕させることによって、支配欲が満たされたり、女性は女性で、自分で気持ち良くなってくれる喜びといった、心理的精神的な充実感もあるのかも知れません。

もしかしたら、「ア☆ルセ☆クス」 も、物理的刺激とは別に心理的精神的な刺激や充実感といったものが、あるのでしょうか?

 

女性には 「前立腺」 がありません。しかし、感じるところがある女性はいます。

女性の中には、「ここ感じるだろ?」 と言うと 「ウン」 と答えるスイッチがア☆ルにある子もいれば、膣の下側(直腸側)にある子もいます。上側にある子もいますし、そのスイッチがない子もいます。

自分の場合、「ア☆ル調教」 は、ア☆ルが感じる人以外にはしません。ア☆ルは排泄器官であるだけに、相手に 「羞恥」 を感じさせるためには、「ア☆ル責め」 や 「ア☆ル調教」 は最適なのですが、しかし、本気で嫌がる人に対して無理やり強要しても、臭いだけで、面白くも何ともありません。

やはり、最低でも受け手が 「怖さ半分、好奇心半分」 の状況にないと、面白味ありません。

 

「ア☆ルセ☆クス」 となると、経験がないので断言は出来ませんが、無理な挿入は、肛門や腸壁を傷付ける原因となりますし、女性のアソコと異なり、締まる部分は入り口のみですので、挿入時の受け手の意識的な脱力も、とても重要になってくるはずです。

 

単なる 「臭い仲」 という関係に留(とど)まらず、

 

特に、前立腺で感じることが出来る男性とは違い、女性の場合は、タチに回る側と受け止める側との間の微妙な配慮と、タチとウケの受け容れられた感と受け止めた感みたいな、精神的な充足みたいなものもあるのでしょうか?

「中イキ」 も 「縄イキ」 もそうですが、「ア☆ルイキ」 も同種のトランス状態であると思われます。

「子宮は魂のゆりかご」 などと言われますが、子宮の揺(ゆ)れがトランス状態に関係しているなんてことを話す人もいますが、これらは一体全体どういうメカニズムで起こるのでしょうか?

 

一度、経験者あるいはマニアからの、率直な感想を聞いてみたいものです。(笑)

 

「ア☆ルプレイ」 の実際

 

前回の記事にコメントを戴いた女性からは、

 

 

        「お尻の穴を舐められるのもダメ」

        「お尻の穴を舐められた口でキスされたら、気絶する」

 

とのこと。こんなことを言われると、本人が舐められたことを忘れたぐらいのときにでも、「甘い口付け」 でもして、気絶させてやりたくなります。(^o^)/

 

しかし、「ア☆ル調教」 にしろ、「ア☆ルセ☆クス」 にしろ、一番気を付ける必要があるのは、やはり 「安全面」 と 「衛生面」 です。

 

「ア☆ルプレイ」 における基本は、以下の四つです。

 

① 後ろに使用したものは、前に使用しないこと。

特に女性の場合は、尿道口から膀胱(ぼうこう)までの距離が短いので、雑菌が侵入しやすく、すぐに膀胱炎を起こしてしまいます。

女性も男性も、プレイの後は、出来るだけ速(すみ)やかに排尿して、尿で洗い流すようにする習慣も重要です。

 

② 根気良く、きちんと弛緩(しかん)させること。

きちんとローションなどの潤滑剤を使用し、指で揉(も)み解(ほぐ)すように、徐々に拡張していきます。

弛緩が不十分だと、切れたりする原因になります。

 

③ 無理に入れようとしないこと。

男性自身もそうですが、特に、おもちゃなどの異物挿入に際しては、無理に入れようとしないこと。腸壁を傷つけたり、下手をすると穴を開けたりする原因ともなりかねません。

 

④ 出来るだけ衛生的にすること。

「ア☆ルプレイ」 に際しては、事前に 「浣腸」 し、排泄物を出して、キレイにしておくのが一般的です。また、ゴムの使用も必須です。

 

【注意】

SM では、「浣腸プレイ」 といったジャンルもありますが、エネマシリンジなどを用いた本格的なプレイについては、緊縛における 「吊り」 と同様、素人は行うべきではありません。

プロの看護婦でも、立位による浣腸で死亡事故を起こしたりしていますし、遊び半分か、生半可な知識でかは知りませんが、アルコール浣腸をして、急性アルコール中毒で死亡させた事故例などもあります。

浣腸液の内容によっては、腸壁にダメージを与えたり(直腸粘膜損傷)、ショックを引き起こしたりする場合もありますし、温度や量もかなりセンシティブに影響してきますので、決して面白半分には、行わないようにして下さい。

 

2017/10/30

「アナ☆ル」 の話

アメリカの若者向けファッション雑誌である 「Teen VOGUE」 の2017年6月号に掲載された 「ア☆ルセ☆クス特集(Ana☆l Se☆x Guide)」 が物議を醸しております。

 

「ア☆ルセ☆クスの方法を解説する若者向け『ヴォーグ』の特集で、激しい論争に」

「Teen Vogue Publishes Ana☆l Se☆x Guide, Internet Prudes Freak Out!」
 

 

「A Guide To Ana☆l Se☆x」 ← (問題となった Teen Vogue の記事はコチラ!)   


背景

 

 

「ア☆ルセ☆クス(肛門性交)」 は、「ソドミー(sodomy)」 とも呼ばれますが、これは旧約聖書の 「ソドムとゴモラ」 のソドムに由来しており、不道徳行為の象徴となっています。

しかし、「ア☆ルセ☆クス」 は、歴史的にみると、「古代ギリシャ」 などにおいては、合法的行為であり、かつ、男性コミュニティにおける道徳的性行為として行われていたそうですし、日本においても、江戸時代までは、「衆道(しゅうどう)」 と呼ばれますが、「男色」 は、武士や僧侶など、男性社会における男同士の絆を深める行為として普通に行われていた時代もあります。

今回の物議と言うのも、正しい 「ア☆ルセ☆クス」 の知識を啓蒙しようとする社会派的な考え方をもつ出版社側と、「そんな変態行為を普及させるのはやめてっ!」 という道徳派的市民の間の論争とも言えます。
日本で 「ア☆ルセ☆クス」 というと、「変態っ!」 とか 「無理っ!」 という反応が即座に返ってきそうですが、欧米などでは、意外と男女間における 「ア☆ルセ☆クス」 もポピュラーだったりしますので、そういった認識の違いなども背景にあるのかも知れません。

何故、欧米ではア☆ルがポピュラーなのか?

これには諸説ありますが、やはり、男性側の気持ち良い・気持ち良くないがおもに関係しているようです。
日本でも、一般的ではありませんが、女性の妊娠を契機にア☆ルを経験してしまう人もおりますし、また、出産後は、後ろの方が締まりが良いと好む人もいると聞きます。
欧米の場合は、人種や人によっても異なりますが、男性自身が大きい(長い)ことがあげられます。女性のアソコの奥行きは、日本人の場合で 9~11cm と言われていますが、欧米人の女性であっても、10~12cm と、体格の差による違いこそあれ、さほど大きく異なるものではありません。
これに対して、男性自身が大きいもしくは長い場合は、当たり前ではありますが、男性は男性自身を根元まで挿入することが出来なくなります。
そのあたりは、体位によって多少の工夫も出来ると思われますが、しかし、女性側は、アソコの奥まできちんと入ってはいても、男性側は 「しっかりと全部入っている」 感覚が得られないため、のようです。

受け手の理解と了承が重要

しかし、「後ろを試してみたいから・・・」 と言って、誰もがその要求を受け入れてくれるわけではありません。
「セ☆クス」 同様、「ア☆ルセ☆クス」 においても、相手の同意が必要であることは、言うまでもありませんし、誰でもが、「ア☆ルセ☆クス」 を気持ち良い行為として受け容れてくれるものではありません。

 

「セ☆クス」 をしようと思っていたら、間違って 「ツルッ」 と入ってしまった!みたいなアクシデントの場合もあるかも知れませんが、そもそも、物理的に入れることが可能かどうか、ということもありますし、「ア☆ル」 で感じる感じないは、受け手によっても大きく異なるためです。

また、「セ☆クス」 もそうですが、「ア☆ルセ☆クス」 の場合は、それ以上に衛生上そして健康上の知識と配慮が必要となるわけです。

 

感じる人は感じる

 

感じない人は、感じませんが、感じる人は感じるのが 「ア☆ル」 です。

自分は、「ア☆ル調教」 まではするものの、「ア☆ルセ☆クス」 はしません。入らない・・・と言った方が適切かも知れません。^^;

しかし、今までの 「ア☆ル調教」 で、感じる人を見つけちゃったことは何度もありますし、それこそ、その嗜好を見つけてしまった、20代前の、まだほとんど 「セ☆クス」 の経験すらもない女子に、「ア☆ルセ☆クス」 をねだられたこともあります。

また、本人はどちらかというと気が強い方で、それまでは自分は S寄りだと思っていた女性が、「ア☆ル」 に目覚めてしまい、「ア☆ル」 で何度もイケるようになって、「わたしは実は S でなくて、M だったの~っ!」 と、その快感を得られたことを本当に喜んでいる女性も知っています。

「ア☆ルセ☆クス」 に適している男性は、男性自身はどちらかというと細めで、カリが張っていないロウソクタイプの男性ですが、こういう話を聞くと、本当にうらやましく思ってしまいます。

 

性の嗜好は、多様です。本来は、単なる排泄器官に過ぎない 「ア☆ル」 ではありますが、「ア☆ル」 で、トランス状態にまで至ってしまう女性も居る、ということです。

 

とある調査

 

これを受けて、messy は、読者を対象にアンケートを実施したようです。

 

「【messy調査】 米『Teen VOGUE』 特集に物議・・・『ア☆ルセ☆クス』 に興味はありますか?」

 

その集計結果がコチラ。

 

「経験者に聞いた ”ア☆ルセ☆クスのあれこれ” 『奥に入ると不思議な感覚』 『二度としたくない』」

 

その結果・・・

 

ア☆ルセ☆クスに 「興味のある人」 は、68% (ない人は32%)

ア☆ルセ☆クスの 「経験のある人」 は、56.4% (ない人は43.6%)

そして、経験者に限定して、「膣とア☆ルのどちらが好きか?」 という質問をし、「膣」 と答えた人は82%に対して、「ア☆ル」 と答えた人は18%

 

となっています。

 

このアンケートの残念なところは、messy の読者を対象としていることから、大半は 「女性読者」 であると推測されますが、男女の別や、ノーマルとLGBTの区分がわからないことです。

 

この結果の示すところは、

7割弱の女性が 「ア☆ルセ☆クス」 に興味を持っており、5割を超える人が経験しているけれども、前と後のどちらが良いかと聞かれると、前が8割強なのに対し、後は2割弱。

と読めます。しかし、この調査結果では、一見 「膣派」 が多いようには見えるものの、膣派の人が 「前だけを好む」 と言っているわけではありませんし、経験したことのある 「ア☆ルセ☆クス」 がアクシデントによるものなのか、意図的なものかさえも分かりません。

 

そもそも、無作為に選んだ人を対象としているわけではありませんので、「ア☆ルセ☆クス」 や 「性的」 なことに関心のない人達は、このアンケートに回答したりしませんので、調査で出た数字をどう解釈するかは、大変難しいところです。

2017/10/29

いつかはセ☆クスでイケるようになる?(7)

前回、「いつかはセ☆クスでイケるようになる?(6)」 に続き、「いつかはセ☆クスでイケるようになる?(番外編)」 を書いて完結したつもりでおりましたが、甘かったようです。(^^;)

 

読者の方から、いろいろとご質問等を戴きました。

読者の方からのご意見や質問は、記事の書き手としては、大変励(はげ)みにもなりますが、そればかりではなく、多くの方々の実情を知る上でも大変有意義に感じております。

今後も、ご意見やご質問で感じた点などを、どんどん記事として補足説明していきたいと思います。

 

やはり、実感することは、多くの女性が 「セ☆クス」 で 「オーガズム」 を経験していないこともありますが、相談する人がいないことや、正しい情報が解らないといったご意見も伺いました。

友人から最近、実際に話を聞くまで 「中イキ」 の存在を知らなかったという女性もいますし、「中イキ」 なんて嘘だと思ってたという人もおります。

 

今回は、実際に戴いた幾つかの質問に答えるかたちで書いていきたいと思います。

 

***

 

Q1 中イキするには、物理的な刺激は重要ですか?

 

「脳イキ」 の場合と違い、「中イキ」 の場合は、心理的な要素や精神的な要素も重要ですが、物理的な刺激もとても重要です。特に最初、イケるようになるまでは、大変重要です。

そのためには、少なくとも、子宮口に当たり、押せる程度の長さが男性自身に求められます。

細いよりは、適度に太い方が当たりは強いでしょう。先が細い場合は、接触部分が小さいので、女性は痛く感じる場合があります。特に、長くて細い場合は、男性が女性を勢い良く突いたりすると、女性は痛みしか感じなかったりする場合もあるので、配慮が必要になります。

 

また、女性の中で、男性自身が何処に当たっているかもとても重要です。

男性自身が 「上反(うわぞ)り」 の場合は問題ありませんが、下側に反っている 「下反(したぞ)り」 の場合は、奥(ポル☆チオ)には当てづらいかも知れません。

女性の気持ち良いところが、稀に膣の下側(直腸側)にある女性もいますので、そういう女性であれば、「下反り」 の男性と合うかも知れません。

あと、短い男性の場合は、特定の体位でアングルが合うと、女性の 「Gス☆ポット」 に当たるケースもあるようです。

 

子宮口に当てる場合は、女性は 「騎乗☆位」 の体位で探すと探しやすいと思います。

多くの場合、女性は、「騎乗☆位」 になって少し後ろに後傾させた姿勢を好みます。

 

Q2 一度イケるようになるとイキやすくなりますか?

 

補助輪なし自転車の練習と一緒で、一度しっかり 「中イキ」 を経験すると、女性はイキやすくなり、多少の雑念があっても、イケるようになります。

また、イケた相手以外の人であってもイケるようになりますし、イクまでに要する時間も、自分の経験では、1分掛からなかったり、長くても数分だったりしますので、1ラウンドでそれこそ20回も30回もイクという状況が、当たり前になってきます。

昔は、このため、夫婦やカップルの男性が、女性の開発や調教をお願いしてくるようなケースも見られました。

 

Q3 スピリチュアルな要素はありますか?

 

心理的精神的な要素はありますが、超常現象ではありませんので、スピリチュアルなものは全く関係しません。

逆に、なんでもかんでもスピリチュアルなものに傾倒するきらいのある人は、現実の壁や課題に対峙(たいじ)出来ずに、逃げてしまう人も少なくありません。スピリチュアル自体は、人の好き好き(すきずき)ですが、それとは切り離して考えて下さい。

むしろ、身体をリラックスさせたり、無の境地に慣れるように、座禅やヨガあるいは瞑想(めいそう)や呼吸法といったものは有効かも知れません。

 

Q4 羞恥心は重要ですか?

 

セックスは、エクササイズではありません。また、バレエみたいにストイックな状態では、イケる筈もありません。

フランスの小説家、思想家であり哲学者の 「ジョルジュ・バタイユ(Georges Bataille、1897-1962)」 は、「エロティシズムとは、死に至るまで生を称(たた)えることである」 とし、エクスタシーを 「小さな死」 と表現しました。また、「エロティシズム」 の本質は 「禁止」 の 「侵犯」 にあると説(と)いています。

俗なる一般社会では、「禁止」 されていることを、一時的に解除して 「侵犯」 することで祝祭など聖なる行為が行われる。それが 「セ☆クス」 だと言っているのです。

羞恥心は、俗なる社会で 「禁止」 を犯しそうになることで 「恥ずかしい」 と感じる気持ちですが、これは、聖なる行為では、解放されなければならないものです。

「ジョルジュ・バタイユ」 も、サディズムの語源ともなった 「マルキ・ド・サド」 の影響を強く受けていますが、SM における 「羞恥責め」 などは、まさしく、祝祭において羞恥心を高め、解放させる行為と言えます。

 

江戸時代は、女性の乳房は見慣れたものであったため、男性は乳では性欲を感じなかったと言います。

昭和の時代も、粉ミルクの登場で徐々に少なくはなるものの、公衆の面前で乳房を出して赤ちゃんに授乳するお母さんは普通に見掛けました。子供に母乳を与えることは当然のことだから、恥ずかしくも何ともなかったわけです。

 

話がちょっと逸(そ)れますが、「不倫は文化」 と言ったとか言わなかったとかで有名な 「石田純一」 が昔、「女房の前ではオナラはしない」 とか、「だらしない格好をしない」 みたいなことを言ってるのを聞いて、そのときは、

 

        「この気障(きざ)野郎っ!」

 

などと思ったりしたものですが、今にして思うと、これは正論だったのではないか。

たとえ、女房であっても、祝祭である 「ハレ」 と 日常の 「ケ」 をきちんと使い分けるのが、ある意味、夫婦の新鮮味を保つ秘訣。「セックスレス」 にならない秘訣(ひけつ)なのでは・・・などと考えたことがあります。

 

性的な羞恥は、エロティシズムの表れであり、性欲を掻き立てる要素のひとつなのですから、とても大切なものだと思っています。

2017/10/28

”異色肌” に萌える

 

あまりにも 「ショッキング」 な映像に、一目見ただけで嵌(はま)ってしまいました。

「コスプレ」 の延長線上にあるのでしょうが、この 「色遣い」 だけでなく、この 「成り切り様」 から醸(かも)し出される独特の 「世界観」 には、軍配を上げずにはいられません。

 

実にユニークです(笑)

 

「『ウチらが一番カワイイし』話題の『異色肌ギャル』をプロデュースする miyako の ”素顔” に突撃インタビュー!」

 

この顔は、「アヘ顔」 と言うらしいのですが、やはり、コレは、完成度が断然飛びぬけている一枚と言えます♪

2017/10/28

やっぱり茄子は最強だった!

 

某SNS 上では、もう、かなり長いこと愛用している 「手持ち茄子」 ですが、海外では、チャットでエロ話をする 「エロチャ」 や 「エロ写メ交換」 といった行為は 「セクスティング(sexting)」 と呼ばれています。

そこで使用される 「茄子の絵文字ナス☆なすナス☆」 がモロに男性のアソコを指す ”そういう意味” で使用されているそうです。(苦笑)

そして、それを受けて、とうとう 「茄子の絵文字」 のディルドが販売されてしまったというお話です♪

名前は、ズバリ 「emojibator(エモジベーター)」!!

「絵文字」 と 「自慰(マスタベーション)」 を組み合わせただけの、なんともチープなネーミングです。(苦笑)

 

 

ちなみに、アマゾンと楽天で調べて見ましたが、商品は見つかりませんでした。(苦笑)

 

 

 

 

【追伸】

 

日本の茄子のヘタは、ほとんどが濃い紫色ですが、ヘタが緑色なのは 「米茄子(べいなす)」 と呼ばれるアメリカの品種です。

2017/10/27

女性の賞味期限(2)

前記事 「女性の賞味期限」 の続きです。

 

結婚することが、「女性のゴール」 と考えている若い子は、女性の賞味期限を25歳とか30歳とか32歳とか言ってはいますが、オヤジの視点から見ると、若い子も悪くはありませんが、やはり 「食べ頃の女性」 という意味での 「女性の賞味期限」 は、「オンナの華」 とも呼ばれる35歳から55歳。

 

食に例えると

 

食に例えるならば、25歳でも30歳でも、32歳でも構いませんが、35歳までの女性は、江戸っ子風に言うと、高値を出してでも食べたと言われる 「上り鰹(のぼりがつお)」 ではありませんが、「走(はし)り」 にあたります。

そして、35歳から55歳の 「女性の華」 の時期に当たる女性はまさしく 「旬(しゅん)」。それ以降は 「名残り(なごり)」 という感じです。

 

男性よりも長い 「女性の人生」 から見てみれば、結婚に至るまでのお付き合いは 「練習試合」 であり、スーパーにおける 「試食」 に過ぎません。

 

江戸時代。「上り鰹」 が珍重されたのは、「初物(はつもの)好き」 の江戸っ子気質によるもの。脂の乗っていない 「上り鰹」 よりは、脂のしっかりと乗った 「戻り鰹」 の方が美味しく感じますが、江戸時代に現代の冷凍冷蔵技術はありません。

江戸っ子が好んだ鮪(まぐろ)にしても、当時珍重されていたのは 「赤身」 であって、トロの部分は捨てられていましたが、これは、脂の乗っている部分は、腐敗が早かったためです。

 

人間も同じです。熟しはしても、腐っては意味がありません。

 

自分の過去ばかりを見つめて、「昔は良かった・・・」 みたいなノスタルジーも悪くはありませんが、それに支配されてしまっては、サナギが、幼虫のときに、「いっぱい歩き廻れて、いっぱい美味しいモノが食べれて幸せだった」 と思っているようなもの。

今現在与えられた環境で、現在の自分が、「今を一生懸命に楽しむ」 ことこそが、人生を謳歌(おうか)することなのです。

 

「40代と50代で女のセ☆クスは大きく変わる!?”熟女” の快楽のあり方とは 」

 

女性の変態

 

女性の肉体は、第二次性徴が始まってから、十代後半から二十代に掛けて大きく変態しますが、外見上、身体は成熟してきていても、中身までは熟していません。

経験値の低い若い男子は、この固さを女性の 「締(し)まり」 と勘違いしますが、二十代半ば辺りから徐々に熟して来るに連れて、アソコの筋肉も次第に柔らかくなってきます。

 

「若い子は、張りがあってキレイ!」

 

外見上の美的感覚的には嫌われる、「張り」 の対義表現である 「弛(たる)む」 や 「萎(しぼ)む」 といった現象も、熟すことのひとつの表れに過ぎません。

女性の基軸は、視覚的な見た目から、味覚的な美味しさに変態していくのです。

 

女性は、三十代後半から四十代前半に掛けて、体調不良に見舞われます。性欲も、すごく強くなったり止ったり。しかし、自分の中の性欲がどんどん強くなってきているのであれば、その声は、何かを無性に食べたくなるのと同じ感覚です。一番素直で無垢(むく)な 「本能の叫び」 なのです。

 

女性は、「幼虫」 から、「サナギ」 を経て、そして最後は 「蝶」 に ”変態する” 生き物なんです。(^^)/

サナギ時代は確かに苦しいかも知れません。しかし、その苦しみがあるからこそ、芋虫から蝶に変態できるのです。

 

今を楽しむ

 

大切なのは、今現在の自分を受け入れて、”今を楽しむこと” です。

 

今を楽しめない人は、明日も楽しめませんし、1年後も楽しめません。

過去ばかりを振り返っているひとは、その日が今になったときも過去ばかりを見て、人生を生きています。また、将来を不安に思っている人は、その日が今になったときも、将来の新たな不安に捉(とら)われているでしょうし、将来に現実離れした夢を見ている人は、その日が今になったときも、まだ来ぬ将来に夢を見ているからです。

 

今出来ること。今しか出来ないことを、今楽しむ。

女性は、常に変態を繰り返しているからこそ、今しか出来ないことを、今、楽しむことがとても重要だと思います。

2017/10/25

女性の賞味期限

昔は、女性はクリスマスケーキに例(たと)えられていて、「売れるのは24まで」。

最近は、「賞味期限は25まで。消費期限は30まで」 のように、賞味期限や消費期限という言葉が用いられているようです。

一般の食品で用いられている 「消費期限」は、お弁当やパン・惣菜などのように、日持ちのしないもの。その日までに消費し、それ以降は安全性の面からお薦めできないものであるのに対し、「賞味期限」 の方は、缶詰や牛乳、納豆のように、食べれない訳ではないけれども、味が落ちるなど品質の劣化が有り得るものですが、女性に対して使う言葉の場合は、

 

「賞味期限」 は ”結婚” を、「消費期限」 は ”妊娠” や ”出産” を表すようです。

 

結婚目線と出産

 

30歳をひとつの区切りとして、ボーダーラインとする向きもあるようですが、結婚し、子供を出産することを考えると、「賞味期限は33まで、消費期限は35まで」 となるそうです。

 

「女性の賞味期限が33歳まで延長された様ですが、男性の賞味期限は何歳なのでしょうか?」

 

女性は 「産む機械」 ではありませんので、確かにこの表現は女性にとって 「シビアな表現」 にうつります。しかし、男性が 「結婚して子供が欲しい」 と考える場合、結婚する相手の条件として、女性の出産年齢や出産適齢期を意識することは、あながち間違いとも言い切れません。

 

一方で、いろいろと男性のスペックに言及しておいて、いろいろと条件付けをしておきながら、他方で、女性の年齢での 「足切り」 に 「ブーブー」 文句を言っても始まりません。

世の中の多くの男性が、結婚と同時に 「子作り」 のも意識しているから、「需要」 が高まっている、それだけの話なのです。
 

しかし、これは結婚にまつわる話。

 

見た目の美しさ

 

女性の肉体の 「美しさ」 と言う点からは、グラビア的に言えば、やはり16歳以上28歳未満と言ったところでしょうか。

女性は 「若い子には、ハリがあるっ」 と言いますが、ハリは若さの象徴です。

しかし、ハリが生じるのは、中身が熟れていないからです。

ハタチ前後から24歳くらいの女性の場合、ポチャの子でもお尻が硬いのです。掌(てのひら)で叩くと、女性はほとんど痛みを感じていないのに、こちらの手の方ばかりが痛くなります。(^^;)

 

多分、細胞壁のコラーゲンが、まだしっかりとしているのでしょう。

新鮮なマグロは、脂身も切っても角が立っていますが、熟成されていくに連れて、次第に柔らかくなってきます。

秋の味覚と言えば、牡蠣もありますが 「柿」。これも、お店で売っているのは、品種にも寄りますが、まだ身の硬い柿。
 

女性の24歳と言うと、ちょうど熟し始めといった感じでしょうか。

スーパーで売っている 「果物」 ではありませんが、熟し過ぎず、見た目にも良く、そして、買って帰って、その日に食べても美味しいし、暫(しばら)くしてから食べても美味しい!

見た目重視のお客にも、味重視のお客にも売りやすいのが、24歳と言うことなんではないでしょうか?

 

***

 

しかし、女性は、20代前半から後半にかけて、どんどんと熟れていくのです。

「美的感覚」 から言えば 「崩れる」 と言う表現も当てはまるのかも知れませんが、それは、実が熟れて肌に皺(しわ)が寄るだけの話。

どんなに足掻(あが)いたところで、肌の細胞レベルでは、やはり細胞壁のハリは失われているのです。

 

お化粧は、それを補っているだけ、のものです。

スーパーで、野菜にスプレーで水滴をつけているようなもの。

でも、女性のお化粧にケチを付けるつもりは毛頭ありません。(^^;)

常に、出来るだけ、美味しく見せるように頑張ればいいんです。

 

「柿」 の醍醐味(だいごみ)は、そのまま放置しておいて、実がジュクジュクになって、表面の皮がシナシナになった頃。中身はもうトロトロになっています。

マグロも牛肉も豚肉も、大事なのは熟成なんです。

 

では、本当の女性の 「賞味期限」 は、いつなのでしょうか?

 

「女の華」 とは 「セ☆クス」 目線

 

ある料亭の女将(おかみ)曰(いわ)く、「女の華は、35から55」 とのこと。当時は自分もアラサー真っ盛りだったので、その意味が全く理解出来ませんでしたが、もう、アラフィフも後半を迎え、その意味がだんだん解ってきた次第です。

 

女性の 「盛(さか)り」 のピークは40代。経験上、女性の多くは、30代後半から40代前半に掛けて体調の不調を経験します。更年期障害の第一弾・第一波と言ったところなんでしょうか。精神的にも身体的にも不安定になるのか、この時期の女性とは、あまり 「ご縁」 がありません。(苦笑)

40代前半の女性は、まだ30代から続く 「若さ」 を維持していますが、40代後半の女性は、そこから 老化が進むものの 熟成が一段と進み、男性の10代と同じくらいの 「強い性欲」 に翻弄(ほんろう)されるようになります。

 

「30させ頃、40はし頃、50でゴザ掻き、60碌(ろく)に濡れずとも」

 

世の中 「美魔女」 などと持て囃(はや)したりしていますが、肉体的に見栄えばかりを、いくら 「メンテナンス」 したところで、努力は認めますが、いくら頑張ったところで 「若い女性」 に適(かな)うわけがありません。

35に至るまでの女性は、魅せる女性の時期であり、35から55までは 「女の華」。女性が性愛に焦(こ)がれて実る時期なのです。

 

では、それ以降は?

 

そのあとに残るもの

 

それ以降は、肉体のハリが失われ、「人の心」 が顔に現われる時期に差し掛かるのです。

これは、女性だけではなく、男性にも言えることです。

今まで若い時分は、肉体のハリによって、自分の心の出現を誤魔化すことも出来ましたが、老化によってハリもなくなり、自分の内にある 「心」 が表情になって表れるのです。

 

そして 「性的」 には、「紅葉」 を迎えることが出来る人もいれば、50代を迎えるくらいの時期に、自ら諦めてしまって、広葉樹ではありませんが、まだ蒼(あお)いのに、葉を落とす女性もいます。

 

それはそれで構わないのです。

 

「たかがセ☆クス」 です。

 

「されどセ☆クス」 ・・・

 

自分の愛奴の中にも、ぎりぎりまで求め続けて、最後に 「獲得」 した女性がいます。

 

自分が今、自分の人生で何を求めているか。

 

自分の心をやりきった 「充実感」 と、そこに至るまでの 「人の善意」 を理解できた人は、多分、”良い表情” をしていると思います。

何故なら、そこには 「ありがとう!」 という感謝の気持ちがあるからです。

 

そして、女性がその境地に立ったとき、自分自身の存在が 「無」 に帰すことは、最初から分かっています。

結婚して 「夫婦」 の形にあるのであれば、最終的に感謝をする相手は、自分の 「伴侶(はんりょ)」 であるはずなのです。

 

誰も、老後に良い表情をしようとして、今を生きている人はいないと思います。

それは多分、「最終目標」 ではなくて 「最終結果」 なのでしょう。

しかし、だからこそ、そこを目指したい。

 

それは、女性であれば、何処まで 「艶(つや)やか」 に居られるかであり、男性であれば 「男気」 です。

最後にあるものは 「粋(いき)」 の境地なんだと思います。

何となく共感できる・・・という人は、メッセージ下さい。笑

 

女性とは何か?

 

言いたかったこと。それは、女性は、過ごした時間と共に常に 「変態」 を繰り返しているということです。

「人生の辛苦」 と 「肉体的な酸化」 を乗り越えて、それでも尚、諦(あきら)めきれず、足掻(あが)くから、女性は美しいのです。

ここで言う 「変態」 とは、「エ☆チ」 の語源となった 「変態」 ではなくて、昆虫あるいは ”香川照之” がやってる 「変態」 みたいなものです。w

 

 

まあ、彼も 「変態」 を自称してはおりますが、彼のお父さんの 「唐十郎」 はもっと変態でした。(笑)

ちなみに、自分の中での、艶やかな女性のベストは、「野際陽子」 です。

「変態」 の女性の 「賞味期限」 は無限大です。(^^)/

2017/10/24

姫方のニオイ問題

前記事では、男性のニオイの原因ともなる 「カワカムリ(包☆茎)」 に絡めて、「どうでもいい話」 をしてしまいましたが、今回は、女性のニオイ問題について書いてみたいと思います。

 

ニオイ問題は、男性にも女性にもありますが、どちらもセンシティブな問題です。

自分が一番最初にアソコが 「イカ臭い」 女性に当たったのは、20代前半の頃です。

 

多感なお年頃ゆえ、直接指摘することは出来ませんでしたが、当時はその女子に対して 「親は、アソコの洗い方も教えていないのか」 等と憤(いきどお)った記憶があります。

当時は、きちんと洗えていないか、あるいは、「腋臭(わきが)」 と同じように体質によるものと認識していました。

 

今思い返すと、自分の鞭ならぬ、無知による勘違い。その女性とは縁がなかったと思うしかないのですが、若かりし頃のこととは言え、今頃になって自分の不見識が恥ずかしい次第です。

普通の健康な女性であれば、強烈な人は、10~20人に1人くらいの確率です。

 

面の皮が厚くなるにつれて、愛する女性の場合には、それを指摘するようにもなりましたが、ほとんどの女性は 「きちんと洗ってる・・・」 と言います。

中には、病院に行ったという女性もいます。そして、一時的には臭いはなくなるものの、また、次第にそれらしき臭いが漂ってきます。(TT)

 

疑問を感じ始めたのは、その頃辺りからです。

 

ニオイの発生源は菌

 

「嫌なニオイ」 の大半は、「嫌気性菌」 による 「たんぱく質」 や 「油分」 の分解によって生じます。

「ニオイ」の発生は、菌の活動によるものであるということと、もうひとつ大事なことは、無菌状態は必ずしも 「生き物」 にとって過ごしやすい理想的な環境ではないということです。

人の身体も一緒です。人の身体には、皮膚の表面にも体内にも 「常在菌」 が生息しています。そして多くの場合は、人の健康に悪影響を及ぼさない 「善玉菌」 と共生関係を築いているのです。「善玉菌」 を優遇することによって、毒素を排出したりする 「悪玉菌」 を排除しているのです。

 

しかし、体調が悪くなると、分泌物の PH が変化するためか、「菌」 の生育環境も変化します。

「菌」 もいろいろで、酸素を好む 「好気性」 のものもいれば、酸素を嫌う 「嫌気性」 のもの。また、酸性の環境でも生きていける菌もいれば、酸性の環境では生育できない菌もいれば、塩が苦手な菌もいます。

 

この特性をうまく利用しているのが、漬物や発酵食品です。

麹菌は、醤油や味噌、味醂や清酒の醸造に使用されていますし、納豆菌は納豆に、乳酸菌は、漬物やチーズやバター、ヨーグルトなどの酪農製品で使用されています。

食事においても積極的に摂取している菌です。

 

ニオイが発生するメカニズム

 

菌の発育を決める要因は、① 「菌の存在」 もありますが、それ以外には、その ② 「菌の繁殖に適した環境」 と、もうひとつは ③ 「餌」 の存在です。

 

腋臭(わきが)も、コリネバクテリウム菌という菌が、アポクリン腺から分泌される脂肪酸を好み、その脂肪酸を分解すると際に発生します。

 

女性の膣内は、普段は酸性状態にあり、雑菌の侵入を防いでいます。そして、この役割を担っているのが、乳酸菌と言われています。

 

アソコが、「イカ臭くなる」 状況は、嫌気性菌と乳酸菌の間で抗争が繰り広げられ、乳酸菌による天下が脅かされている状態にあるのです。

ちなみに 「中出し」 すると、死滅した精子がたんぱく質としての 「餌」 となるためか、イカ臭くなるという話もあります。

「チーズ臭く」 なる場合もあるようですが、この場合は、膣内の常在菌で、乳酸菌の一種である 「デーデルライン桿菌(かんきん)」 が働いているようです。

 

また、女性の愛液は、酸に弱い精子を受け入れるために、酸性を中和するアルカリ性を示しているようです。

 

どうしたらいいか?

 

メカニズムが分かったとしても、では、どんな菌が、どういう理由で繁殖しているのか?それを確認しないといけません。

繁殖する菌の中には、雑菌が繁殖する 「細菌性膣炎」 以外にも、「性感染症」 が疑われる場合があるためです。

 

女性の場合は、おりものの色やニオイ、あとは、排尿時の痛みやかゆみ、違和感などの症状を伴うのが一般的です。

「性感染症」 で有名なところでは、「トリコモナス膣炎」 と 「クラミジア感染症」 ですがあります。

 

「性感染症」 ではない、それ以外の膣炎もあります。

見た目で分かりやすいものでは、「膣カンジダ症」 などがあります。これは、「カッテージチーズ」 のようなおりものが出るので分かりやすいのですが、「性感染症」 ではなく、人の体内に常在する 「カンジダ菌」 という真菌(カビの一種)が異常に繁殖するものです。

「細菌性膣炎」 は、免疫が低下したときや、強いストレスを抱えているときのほか、ホルモンバランスが崩れているときなど、膣内の PH の変化や免疫機能の低下によって、膣内にガードネラ菌などの雑菌が繁殖するものです。

 

健常者の手のひらであっても、黄色ぶどう球菌のように食中毒の原因となる、毒素を生成する菌も、微量ながらも存在しています。手のひらに、いろいろな常在菌がいるように、膣内にもたくさんの菌が共生していますが、普段は悪さをしないように、善玉菌などの他の菌によって封じ込まれているのです。

 

しかし、これらも、「性感染症」 と合併して発症する場合がありますので、いずれにしても、何らかの症状なり身体の変調や違和感がある場合には、当たり前ですが、まずは婦人科に(受診を受けに)行くのが基本です。

 

再発する場合


クリニックを受診すると、まずは主訴を聞いて、診察して、お薬を処方するのが一般的。菌のコロニーを確認したり、菌を培養検査したりするのは稀で、多くは鑑別診断と言いますが、病気を仮定して、それに効果のある薬を処方するというものですが、通常は、それぞれの症状に応じて、抗菌剤(抗生物質)を出して終わり。

効果があれば、それで終わり。効果が見られなかったら、また来て下さいというものです。

 

しかし、この状態は、戦争で焼け野原になっている状態と同じ。抗生物質によって菌は、善玉菌も悪玉菌も、ことごとく駆逐されています。これを正常な状態に戻してはじめて、健常な状態と言えます。

症状の直接的な原因は、菌によるものです。しかし、こういった 「招かざる菌」 の繁殖が環境要因である場合には、そこを直さないと、また遅かれ早かれ再発することになります。

大事なことは、膣内を、乳酸菌を主軸とする、酸性の環境に保つこと。基本は、納豆もそうですし、「糠漬(ぬかづ)け」 などに代表される 「漬物」 もそうですが、他の雑菌が付着してしまう前に、善玉菌を繁殖させてしまうことなのです。
糠漬けは、塩を入れることで嫌塩性の菌を殺し、定期的に空気に触れさせることで、嫌気性の菌を殺しているのです。

(1) 膣内を酸性に保つ

正常な女性の膣内の pH は、3.8~4.5 の弱酸性を示すと言われています。男性の精液の pH は、7.2~8.0。ちなみに、pH は、7.0が中性で、0以上7未満が酸性、7より大きく14未満だとアルカリ性を示します。



食酢に水酸化ナトリウムを滴下(てきか)した場合の曲線をみると、pH 3.8~4.5の辺りは実になだらかであることがわかります。
 

「食酢中の酢酸の濃度を調べる」 近畿大学理工学部理学科化学コース


ちなみに、酢には表示酸度が示されているようですが、黒酢の多く(中国製を除く)は、pH が 4.4~4.6 を示しているようです。「食酢 名古屋市消費生活センター」

 

 

 

ほぼ女性の膣内の酸度と同一です。舐めたときは、そんなに酸っぱかった記憶はないのですが。(^^;)

 

そこで本題ですが、洗浄する際には、石鹸は使用しないということです。石鹸はアルカリ性ですので、中和してしまいます。

洗うのであれば、水がお湯ですすぐ程度。ちなみに水洗い程度では、菌は死んだりしません。(苦笑)

 

気になる方は、女性自身の外側を、お酢で拭いても良いかも知れません。

ちなみに、寿司を握る際に、手につける酢を 「手酢(てず)」 と呼びますが、これは、酢と水を同割りで混ぜたものを使用します。


(2) 菌を植え付ける

 

「デーデルライン菌」 というのが、女性の膣内から発見された乳酸菌です。これを膣内に植え付けることによる 「治療」 あるいは 「予防」 も一部研究されているようです。


「各種膣炎に対する生菌デーデルライン膣カプセルの使用経験」 大阪府立大学医学部産婦人科教室

 

新しく 「糠漬(ぬかづ)け」 の 「糠床(ぬかどこ)」 を作る場合には、「種糠」 もしくは 「種床」 と呼ばれる種となる菌を加えたりしますが、巷(ちまた)では、ヨーグルトを入れたり、ビオフェルミンを入れたりする人達も居るようです。

「糠漬け」 の主役は、乳酸菌(ラクトバチルス)です。本来、乳酸菌は、糠漬けのものは植物性、乳製品の場合は動物性なのですが、発見された場所が異なるだけなのでしょうか?

 

これと同じ原理を利用した 「民間療法」 として、ヨーグルトやビオフェルミンを膣内に入れる方法などもあるようです。

 

ヨーグルトやビオフェルミンなどは、膣に入れることは想定されていないものの、口に入れるものですので、アレルギーなどがない限りは、特段、健康に害はないかも知れません。

但し、ビオフェルミンの錠剤などは、膣内に入れて、どの程度溶けるのかは微妙ですし、一定時間いれたあとの洗浄は、必要になるかも知れません。

 

ヨーグルトやビオフェルミンなどを入れることに抵抗がある人には、同じ原理の製品なども販売されているようです。

 

 

 

 

(3) 菌を殺さないで、清潔に保つ

 

女性の膣内の pH は、抗菌剤などの投与によっても影響を受けますが、それ以外にも、女性ホルモンの分泌や生理、強いストレスなどの他、免疫機能の低下によっても変わってくるようです。

心身共に健康であることが一番、ということです。

 

あとは、洗浄の際には、弱酸性を保つために石鹸は使用しないこと。

 

また、ニオイ的に言えば、男性の精子も、女性が 「オーガズム」 のときに出す分泌液も 「弱アルカリ性」 だそうですし、たんぱく質や脂肪酸などは、菌の食べ物になることから、出来るだけ早めに洗い流した方が良いのは言うまでもありません。

2017/10/23

カワカムリ

容赦なくズバッと男を斬る、おばばさんの 「殿方のムスコ事情」 の記事、特に 「真性カワカムリ」 の話は 「楽しく?」 読ませて戴きました。

 

銭湯などで、萎(しぼ)んだイチモツは見れることは見れますが、女性が他の女性のあそこを見る機会がないのと同じように、男性も 「おっ勃っている」 他の男性自身を見る機会は、ほとんどありません。

あるとすれば、男なら、昔で言う 「裏☆本」 や 「ノーカット」 の 「裏ビデオ」 くらいのもの。

小さいの、長いのと、いろいろありますが、さすがに 「真性カワカムリ」 の人が登場しているものは、今まで見たことがありません。

 

***

 

「カワカムリ」 と言われて、はるか昔のことを思い出してしまいました。

男性も女性も、「思春期」 には、はひとり悩んだりするもの。

 

自分の場合、アソコの皮が剥(む)けだしたのは、「小6」 くらいのとき。

親の目を盗んでは、ひとりアソコを弄(いじ)ってたりしたのが災いしたのか・・・

 

((((;゚Д゚)))))))

少しずつではありますが、ムスコの皮が剥(む)けていくのです。癒着(ゆちゃく)しているためか、剥(は)がれるときに 「痛み」 が走ります。

しかし、これは子供のときは良くあること。子供でも、ムスコは勃ちます。

けれども、皮が癒着しているので、突っ張って痛いんです。

男子が前屈(まえかが)みになって、痛みに耐えているのは、そのため。

 

始めのうちは、さほど気にしていなかったのですが、しかし、次第に露出してくる 「亀」 の部分。

どんどん 「露出」 していくるに連れて、おばばさんのブログ記事にあるような 「バナナ」 ではありませんが、”根元まで剥けてしまう恐怖” に駆られていた時期があったことを思い出しました。

 

家にあった真面目な 「医学書」 を読んでも、そんな病気は何処にも書いてありません。

 

もしかしたら、そこからどんどん全身の皮が剥けてしまうのではないか!・・・みたいな恐怖。

自分が子供のときは、「進撃の巨人」 なんてのはありませんでしたが、当時あったなら、自分は 「進撃の巨人に変身するのか!?」 みたいに本気で悩んでいたかも知れません。(><)

 

 

親にも言えず、このまま 「不治(ふじ)の病」 に倒れるのかと諦(あきら)めていたところ、まあ、亀が露出したところで止ってくれたことに一安心して、それっきりになっていることを今思い出しました。(苦笑)

しかし、「恥垢(ちこう)」 が臭(にお)うという知識はあるものの、「真性カワカムリ」 のムスコ自体が、そんなに臭いものとは・・・。

 

***

 

今は、学校の 「性教育」 なんかで、説明されてたりするんでしょうか?

学校の授業は、そんなに真面目に聞いていませんでしたが、しかし、「性教育」 なら、普段よりも真剣に聞いていたはずなんですが、全く記憶にありません。(><)

2017/10/22

不倫のリスク

過去記事 「勧める不倫と勧めない不倫」 「不倫のススメ」 「不倫のススメ (2)」 に続く、不倫ネタ第4弾。

 

今回は、統計的に 「不倫のリスク」 を検証してみたいと思います。

不倫や浮気に憧(あこが)れはあるものの、一歩を踏み出せない人達が躊躇(ちゅうちょ)する理由は 「リスク」 があるからです。

しかし、「リスク(危険性)」 などというものは、自分の身の周りに常に存在するものです。

最近では、歩道を歩いていても、車が突っ込んでくる時代ですし、原発だって、放射能漏れのリスクがあるのは、皆さんもご存知のとおり。

 

実は、不倫経験者 463名を対象に 「不倫を後悔したか?」 どうかを調べたアンケート調査を見つけました。

「”不倫経験者”463名が回答! ズバリ『不倫を後悔しましたか?』」

 

この内容を見てみますと、男性は122名、女性は341名とかなりばらつきがあります。

男性と女性の総数を数えてみると、463になりますので、アンケートはどうやら一人一択のようです。

当該調査オリジナルのグラフは、以下のようになっています。

 

 

男性と女性とでは、サンプルの母数も違いますし、傾向も異なるものと推測されることから、これを男女別に集計し直すと、次のようになります。

これを見ると、後悔していない人が、男性では40%なのに対して、女性では50%以上。

不倫の満足度としては、女性の方が高い結果となっています。

また、不倫がばれるのは、男性が18.9%であるのに対して、女性は6.7%弱となっています。設問の解釈詳細が解りませんので何とも言えませんが、回答は一択のようですので、「代償を払った」 という選択肢は、「不倫がばれて、代償を払った」 という意味に解釈すると、

不倫がばれる確率は、男性で33.7%、女性で16.1%という数字になります。不倫がばれる確率は、男性は女性のほぼ ”倍” という結果になっています。

また、不倫がばれた場合の代償を払う確率は、男性が44.7%であるのに対して、女性は58.4%。ばれる確率は、女性の方が圧倒的に低いものの、代償を求められる確率は、女性の方が高めという結果が出ています。

 

ばれたあと、どうなったか?

 

根拠までは確認できていませんが、一般には良く、男性から不倫がばれる確率は20~30%であるのに対して、女性からばれる確率は1~5%などと言われています。

この調査における、「不倫がばれて終わった」 というのは、自分もしくは不倫相手の何(いず)れかの不倫が発覚して、関係が終了した人、すなわち、不倫は発覚したものの、関係を解消することで(特別な代償を払うことなく)勘弁して貰えたと、捉えられます。

この調査で分かることは、女性からばれる確率は低いものの、男性がばれた結果、巻き込まれる確率は、10~15%。

男性の不倫がばれる確率の約半数ですから、女性は、2件に1件は男性側のトラブルに巻き込まれる可能性があるということです。
ちなみに不倫が、W不倫なのか、既婚男性と独身女性の不倫なのか、その構成は分かりませんが、男性側が不倫発覚で離婚危機でも感じているのか、男性はばれたときに、1/3~半分の男性しか、見つかったという事実を相手の女性伝えていないようです。
不倫を後悔する男性よりも女性が多いのは、もしかしたら、スッキリとしない男性のこういう 「曖昧な別れ」 が原因となっているのかも知れません。

一方、不倫が発覚したことを告げられた女性の40%は、関係を絶(た)つことで代償の支払いは求められていませんが、男性の方と言うと、別居や離婚に発展したり、引き続き、配偶者の追及を受けているように見受けられます。

 

代償にはどんなものが?

 

では、「代償を払った」 というのは、どんな場合を指すのでしょう?

不倫が発覚し、何かしらの金銭で解決した場合もそうでしょうし 【示談(じだん)】、民事で損害賠償請求を起こされた場合【訴訟】のほか、別居や離婚・離婚調停【離婚】 以外にも、仕事場での不倫の場合などは、職場の配置換えや左遷(させん)・退職などが含まれているかも知れません。

 

どんな不倫が危ないか?

 

 

これらから読めることは、不倫の発覚は、お相手の男性から露呈(ろてい)することが多いということと、何らかの代償を求められる場合は、「身近・近場の関係」 が多いということです。

何故なら、代償の支払いを求められているケースの大部分は、相手の身元なり職場なりが分かっていることが必須だからです。

代表的なものと言えば、やはり現在でも一番盛況な 「職場不倫」 や 「社内不倫」 です。


逆に、不倫の 「新興勢力」 である SNS や出会い系などは相手の特定が困難であることから、個人の特定が可能な情報がない限りは、なかなか、追い詰めることが出来ません。

それでも、「探偵を雇って・・・」 みたいな場合は、余程(よほど)名誉を傷付けられたか、相手が自分の家庭を壊す脅威を感じていたり、あるいは、度重なる警告にも拘(かか)わらず不倫をやめない等、配偶者が強硬手段に出る必要を感じたときくらいのものでしょう。

 

そして、何よりもリスクをはらんでいるのは、お相手の男性とお二人の浮付いた心です。

 

蜜の味

 

「タダでエ☆チが出来る!」 と軽い気持ちで手を出して、すぐにボロを出してしまうような男性を別とすれば、何よりも注目すべきは、浮気や不倫を経験したことのある、男性の4割そして女性の5割が 「後悔していない」 と回答している部分です。

男性の1/4と女性の1/3に当たる 「後悔している」 と回答した人は、やはり求めるものが違ったのか、それとも、お相手を見る目を誤ったのでしょうか?

苦い経験だったかも知れませんが、それが自分の糧になったのであれば、それはそれで良い経験だと思います。