2ntブログ
2017/10/22

不倫のリスク

過去記事 「勧める不倫と勧めない不倫」 「不倫のススメ」 「不倫のススメ (2)」 に続く、不倫ネタ第4弾。

 

今回は、統計的に 「不倫のリスク」 を検証してみたいと思います。

不倫や浮気に憧(あこが)れはあるものの、一歩を踏み出せない人達が躊躇(ちゅうちょ)する理由は 「リスク」 があるからです。

しかし、「リスク(危険性)」 などというものは、自分の身の周りに常に存在するものです。

最近では、歩道を歩いていても、車が突っ込んでくる時代ですし、原発だって、放射能漏れのリスクがあるのは、皆さんもご存知のとおり。

 

実は、不倫経験者 463名を対象に 「不倫を後悔したか?」 どうかを調べたアンケート調査を見つけました。

「”不倫経験者”463名が回答! ズバリ『不倫を後悔しましたか?』」

 

この内容を見てみますと、男性は122名、女性は341名とかなりばらつきがあります。

男性と女性の総数を数えてみると、463になりますので、アンケートはどうやら一人一択のようです。

当該調査オリジナルのグラフは、以下のようになっています。

 

 

男性と女性とでは、サンプルの母数も違いますし、傾向も異なるものと推測されることから、これを男女別に集計し直すと、次のようになります。

これを見ると、後悔していない人が、男性では40%なのに対して、女性では50%以上。

不倫の満足度としては、女性の方が高い結果となっています。

また、不倫がばれるのは、男性が18.9%であるのに対して、女性は6.7%弱となっています。設問の解釈詳細が解りませんので何とも言えませんが、回答は一択のようですので、「代償を払った」 という選択肢は、「不倫がばれて、代償を払った」 という意味に解釈すると、

不倫がばれる確率は、男性で33.7%、女性で16.1%という数字になります。不倫がばれる確率は、男性は女性のほぼ ”倍” という結果になっています。

また、不倫がばれた場合の代償を払う確率は、男性が44.7%であるのに対して、女性は58.4%。ばれる確率は、女性の方が圧倒的に低いものの、代償を求められる確率は、女性の方が高めという結果が出ています。

 

ばれたあと、どうなったか?

 

根拠までは確認できていませんが、一般には良く、男性から不倫がばれる確率は20~30%であるのに対して、女性からばれる確率は1~5%などと言われています。

この調査における、「不倫がばれて終わった」 というのは、自分もしくは不倫相手の何(いず)れかの不倫が発覚して、関係が終了した人、すなわち、不倫は発覚したものの、関係を解消することで(特別な代償を払うことなく)勘弁して貰えたと、捉えられます。

この調査で分かることは、女性からばれる確率は低いものの、男性がばれた結果、巻き込まれる確率は、10~15%。

男性の不倫がばれる確率の約半数ですから、女性は、2件に1件は男性側のトラブルに巻き込まれる可能性があるということです。
ちなみに不倫が、W不倫なのか、既婚男性と独身女性の不倫なのか、その構成は分かりませんが、男性側が不倫発覚で離婚危機でも感じているのか、男性はばれたときに、1/3~半分の男性しか、見つかったという事実を相手の女性伝えていないようです。
不倫を後悔する男性よりも女性が多いのは、もしかしたら、スッキリとしない男性のこういう 「曖昧な別れ」 が原因となっているのかも知れません。

一方、不倫が発覚したことを告げられた女性の40%は、関係を絶(た)つことで代償の支払いは求められていませんが、男性の方と言うと、別居や離婚に発展したり、引き続き、配偶者の追及を受けているように見受けられます。

 

代償にはどんなものが?

 

では、「代償を払った」 というのは、どんな場合を指すのでしょう?

不倫が発覚し、何かしらの金銭で解決した場合もそうでしょうし 【示談(じだん)】、民事で損害賠償請求を起こされた場合【訴訟】のほか、別居や離婚・離婚調停【離婚】 以外にも、仕事場での不倫の場合などは、職場の配置換えや左遷(させん)・退職などが含まれているかも知れません。

 

どんな不倫が危ないか?

 

 

これらから読めることは、不倫の発覚は、お相手の男性から露呈(ろてい)することが多いということと、何らかの代償を求められる場合は、「身近・近場の関係」 が多いということです。

何故なら、代償の支払いを求められているケースの大部分は、相手の身元なり職場なりが分かっていることが必須だからです。

代表的なものと言えば、やはり現在でも一番盛況な 「職場不倫」 や 「社内不倫」 です。


逆に、不倫の 「新興勢力」 である SNS や出会い系などは相手の特定が困難であることから、個人の特定が可能な情報がない限りは、なかなか、追い詰めることが出来ません。

それでも、「探偵を雇って・・・」 みたいな場合は、余程(よほど)名誉を傷付けられたか、相手が自分の家庭を壊す脅威を感じていたり、あるいは、度重なる警告にも拘(かか)わらず不倫をやめない等、配偶者が強硬手段に出る必要を感じたときくらいのものでしょう。

 

そして、何よりもリスクをはらんでいるのは、お相手の男性とお二人の浮付いた心です。

 

蜜の味

 

「タダでエ☆チが出来る!」 と軽い気持ちで手を出して、すぐにボロを出してしまうような男性を別とすれば、何よりも注目すべきは、浮気や不倫を経験したことのある、男性の4割そして女性の5割が 「後悔していない」 と回答している部分です。

男性の1/4と女性の1/3に当たる 「後悔している」 と回答した人は、やはり求めるものが違ったのか、それとも、お相手を見る目を誤ったのでしょうか?

苦い経験だったかも知れませんが、それが自分の糧になったのであれば、それはそれで良い経験だと思います。

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