2ntブログ
2017/10/25

女性の賞味期限

昔は、女性はクリスマスケーキに例(たと)えられていて、「売れるのは24まで」。

最近は、「賞味期限は25まで。消費期限は30まで」 のように、賞味期限や消費期限という言葉が用いられているようです。

一般の食品で用いられている 「消費期限」は、お弁当やパン・惣菜などのように、日持ちのしないもの。その日までに消費し、それ以降は安全性の面からお薦めできないものであるのに対し、「賞味期限」 の方は、缶詰や牛乳、納豆のように、食べれない訳ではないけれども、味が落ちるなど品質の劣化が有り得るものですが、女性に対して使う言葉の場合は、

 

「賞味期限」 は ”結婚” を、「消費期限」 は ”妊娠” や ”出産” を表すようです。

 

結婚目線と出産

 

30歳をひとつの区切りとして、ボーダーラインとする向きもあるようですが、結婚し、子供を出産することを考えると、「賞味期限は33まで、消費期限は35まで」 となるそうです。

 

「女性の賞味期限が33歳まで延長された様ですが、男性の賞味期限は何歳なのでしょうか?」

 

女性は 「産む機械」 ではありませんので、確かにこの表現は女性にとって 「シビアな表現」 にうつります。しかし、男性が 「結婚して子供が欲しい」 と考える場合、結婚する相手の条件として、女性の出産年齢や出産適齢期を意識することは、あながち間違いとも言い切れません。

 

一方で、いろいろと男性のスペックに言及しておいて、いろいろと条件付けをしておきながら、他方で、女性の年齢での 「足切り」 に 「ブーブー」 文句を言っても始まりません。

世の中の多くの男性が、結婚と同時に 「子作り」 のも意識しているから、「需要」 が高まっている、それだけの話なのです。
 

しかし、これは結婚にまつわる話。

 

見た目の美しさ

 

女性の肉体の 「美しさ」 と言う点からは、グラビア的に言えば、やはり16歳以上28歳未満と言ったところでしょうか。

女性は 「若い子には、ハリがあるっ」 と言いますが、ハリは若さの象徴です。

しかし、ハリが生じるのは、中身が熟れていないからです。

ハタチ前後から24歳くらいの女性の場合、ポチャの子でもお尻が硬いのです。掌(てのひら)で叩くと、女性はほとんど痛みを感じていないのに、こちらの手の方ばかりが痛くなります。(^^;)

 

多分、細胞壁のコラーゲンが、まだしっかりとしているのでしょう。

新鮮なマグロは、脂身も切っても角が立っていますが、熟成されていくに連れて、次第に柔らかくなってきます。

秋の味覚と言えば、牡蠣もありますが 「柿」。これも、お店で売っているのは、品種にも寄りますが、まだ身の硬い柿。
 

女性の24歳と言うと、ちょうど熟し始めといった感じでしょうか。

スーパーで売っている 「果物」 ではありませんが、熟し過ぎず、見た目にも良く、そして、買って帰って、その日に食べても美味しいし、暫(しばら)くしてから食べても美味しい!

見た目重視のお客にも、味重視のお客にも売りやすいのが、24歳と言うことなんではないでしょうか?

 

***

 

しかし、女性は、20代前半から後半にかけて、どんどんと熟れていくのです。

「美的感覚」 から言えば 「崩れる」 と言う表現も当てはまるのかも知れませんが、それは、実が熟れて肌に皺(しわ)が寄るだけの話。

どんなに足掻(あが)いたところで、肌の細胞レベルでは、やはり細胞壁のハリは失われているのです。

 

お化粧は、それを補っているだけ、のものです。

スーパーで、野菜にスプレーで水滴をつけているようなもの。

でも、女性のお化粧にケチを付けるつもりは毛頭ありません。(^^;)

常に、出来るだけ、美味しく見せるように頑張ればいいんです。

 

「柿」 の醍醐味(だいごみ)は、そのまま放置しておいて、実がジュクジュクになって、表面の皮がシナシナになった頃。中身はもうトロトロになっています。

マグロも牛肉も豚肉も、大事なのは熟成なんです。

 

では、本当の女性の 「賞味期限」 は、いつなのでしょうか?

 

「女の華」 とは 「セ☆クス」 目線

 

ある料亭の女将(おかみ)曰(いわ)く、「女の華は、35から55」 とのこと。当時は自分もアラサー真っ盛りだったので、その意味が全く理解出来ませんでしたが、もう、アラフィフも後半を迎え、その意味がだんだん解ってきた次第です。

 

女性の 「盛(さか)り」 のピークは40代。経験上、女性の多くは、30代後半から40代前半に掛けて体調の不調を経験します。更年期障害の第一弾・第一波と言ったところなんでしょうか。精神的にも身体的にも不安定になるのか、この時期の女性とは、あまり 「ご縁」 がありません。(苦笑)

40代前半の女性は、まだ30代から続く 「若さ」 を維持していますが、40代後半の女性は、そこから 老化が進むものの 熟成が一段と進み、男性の10代と同じくらいの 「強い性欲」 に翻弄(ほんろう)されるようになります。

 

「30させ頃、40はし頃、50でゴザ掻き、60碌(ろく)に濡れずとも」

 

世の中 「美魔女」 などと持て囃(はや)したりしていますが、肉体的に見栄えばかりを、いくら 「メンテナンス」 したところで、努力は認めますが、いくら頑張ったところで 「若い女性」 に適(かな)うわけがありません。

35に至るまでの女性は、魅せる女性の時期であり、35から55までは 「女の華」。女性が性愛に焦(こ)がれて実る時期なのです。

 

では、それ以降は?

 

そのあとに残るもの

 

それ以降は、肉体のハリが失われ、「人の心」 が顔に現われる時期に差し掛かるのです。

これは、女性だけではなく、男性にも言えることです。

今まで若い時分は、肉体のハリによって、自分の心の出現を誤魔化すことも出来ましたが、老化によってハリもなくなり、自分の内にある 「心」 が表情になって表れるのです。

 

そして 「性的」 には、「紅葉」 を迎えることが出来る人もいれば、50代を迎えるくらいの時期に、自ら諦めてしまって、広葉樹ではありませんが、まだ蒼(あお)いのに、葉を落とす女性もいます。

 

それはそれで構わないのです。

 

「たかがセ☆クス」 です。

 

「されどセ☆クス」 ・・・

 

自分の愛奴の中にも、ぎりぎりまで求め続けて、最後に 「獲得」 した女性がいます。

 

自分が今、自分の人生で何を求めているか。

 

自分の心をやりきった 「充実感」 と、そこに至るまでの 「人の善意」 を理解できた人は、多分、”良い表情” をしていると思います。

何故なら、そこには 「ありがとう!」 という感謝の気持ちがあるからです。

 

そして、女性がその境地に立ったとき、自分自身の存在が 「無」 に帰すことは、最初から分かっています。

結婚して 「夫婦」 の形にあるのであれば、最終的に感謝をする相手は、自分の 「伴侶(はんりょ)」 であるはずなのです。

 

誰も、老後に良い表情をしようとして、今を生きている人はいないと思います。

それは多分、「最終目標」 ではなくて 「最終結果」 なのでしょう。

しかし、だからこそ、そこを目指したい。

 

それは、女性であれば、何処まで 「艶(つや)やか」 に居られるかであり、男性であれば 「男気」 です。

最後にあるものは 「粋(いき)」 の境地なんだと思います。

何となく共感できる・・・という人は、メッセージ下さい。笑

 

女性とは何か?

 

言いたかったこと。それは、女性は、過ごした時間と共に常に 「変態」 を繰り返しているということです。

「人生の辛苦」 と 「肉体的な酸化」 を乗り越えて、それでも尚、諦(あきら)めきれず、足掻(あが)くから、女性は美しいのです。

ここで言う 「変態」 とは、「エ☆チ」 の語源となった 「変態」 ではなくて、昆虫あるいは ”香川照之” がやってる 「変態」 みたいなものです。w

 

 

まあ、彼も 「変態」 を自称してはおりますが、彼のお父さんの 「唐十郎」 はもっと変態でした。(笑)

ちなみに、自分の中での、艶やかな女性のベストは、「野際陽子」 です。

「変態」 の女性の 「賞味期限」 は無限大です。(^^)/

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