2ntブログ
2017/11/26

いつかはセ☆クスでイケるようになる?(8)

前記事 「いつかはセ☆クスでイケるようになる?(7)」 の続きです。

 

アメーバニュースで、こんな記事を見つけました。

 

絶叫するほど気持ちいい!最強の快感「中イキ」のHOW TO教えます♡
エッチは気持ちイイけど、なかなかイケないと悩んでいる女性、意外に多いのではないでしょうか?
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「恋愛.jp」 というのは、記事提供を依頼している提携先のようなものでしょうか?

しかし、中身がヘロヘロです。まだ、イッた経験すらない女子のライターが、上司に無理やり書かされて、類似記事を参考に雰囲気で書いた・・・みたいな内容です。(苦笑)

 

問題点は、いろいろあります。

 

外イキが出来ないと、中イキが出来ないわけではない

 

まず、最初の問題点は、「中イキは外イキの延長線上にある」 と仮定しているように見受けられるところです。このため、中を刺激しつつ、外を刺激することを薦めていますが、この感覚が疑わしいのです。

勿論、気持ち良くて、外と中の両方をいじっているのであれば、それは 「好き」 でやってるわけですから、それはそれで全然構いません。

 

外イキの延長に中イキがあるのではない

 

自分が観察している範囲では、「外イキ(ク☆リイキ)」 と 「中イキ」 では、女性の集中しているポイントであったり、集中の仕方自体が異なるように感じています。

感覚の違いを書いてる次のような記事もあります。

 

「挿入すると外側が感じずイケない!?中イキ難しい問題の解決方法」

 

クリト☆リスからの神経は外陰部神経、膣内からの神経は骨盤神経や下腹部神経という記述がありますが、最近の研究によって、女性の骨盤周辺の神経の状態は、同じ女性でも人によって、大きく異なり、女性の五つの性感帯(クリト☆リス、膣の開口部、子宮頚部、肛門、会陰部)に走る神経終末の数は、女性によって異なることが、分かって来ています。

 

「女性のオルガズムを治療する専門医たち」

 

中と外は別

 

神経の系統が違う以上、外イキの延長に中イキがないのは、当然の理屈です。
特に、外イキ出来ている人の場合は、外イキと同等の刺激を探してしまっている可能性もありますし、無意識であれ、クリに神経を集中させてしまっている可能性があります。

特に興味深いのは、最初にご紹介した記事の中には、「クリだけの刺激ならイケるのに、(クリ+中) の刺激だと気持ち良くない」 という読者の意見が紹介されていますが、これに対しては、ライターの女性も 「自分もそういうときがある」 ことを言及しているところです。

これは明らかに、自分が望む 「クリへの刺激」 だけではなく、「中への刺激」 も伝わっている証拠です。しかし、「中への刺激」 が気になって、クリに集中出来ず、逆に混乱しているのかも知れません。
このような場合は、「クリへの刺激」 と 「中への刺激」 が、共に 「セ☆クス」 における快感として、記憶に結び付けられていない状態と言えるかも知れません。

このようなときは、「楽しむときはクリ」、「修行するときは中」 といった具合に、区別した方が良いかも知れません。

過去の記憶は捨てる

 

「セ☆クス」 に限らず、それまで自分で身に付けてきた癖(くせ)を直すのは大変なことです。

小さい時分に、自分の癖を親に矯正(きょうせい)されたことがある人であれば、分かるでしょう。意識すればするほど、それが気になり、止められなくなります。

そのイライラ感は、ちょうど禁煙の辛さと近いものがあります。

ゴルフで言えば、レッスンプロにフォームをいじられると、自分で意識すれば意識するほど、ギクシャクしてしまうのと同じ。(苦笑)

補助輪付き自転車の運転で身に付けた感覚では、普通の自転車には乗れません。

 

        「中もなんか気持ちいい・・・」

 

という感覚がない人の場合は、もっと漫然(まんぜん)としてもいいように思います。

少なくとも、今、クリで味わえている快感とは、異なるものであり、別のところから来るものだと認識して下さい。

 

その場合に大切なのは、「針の落ちる音」 にも反応できるくらいに、全身の神経を高ぶらせることと、自分が感じる部分。この場合は子宮頚部を含めた膣内に神経を集中することです。

そして、その刺激を、それまでの知識や経験で排除するのではなく、まずは受け容れてみることです。

 

何度も説明するように、「外イキ」 は、自転車の補助輪のようなものです。

その感覚さえ分かれば、一度乗り越えてしまえば、補助輪なしでも、自転車に乗れるようになります。それには、まず、補助輪時代の既成観念を捨てることから始まります。

補助輪時代の感覚に縛られている限りは、絶対に、補助輪なしの自転車には乗れません。

 

いっぱい妄想して、妄想に集中する

 

いっぱい、いやらしいことを妄想して下さい。そして、自分の指でも構いませんが、それを 「自分が好きな人の指」 だと思って、身体で受け止めるように、感じてみて下さい。

集中できない人は、集中できる環境で、集中できる状況で、目をしっかりと閉じて、その指が当たるところに、耳を澄ませるように、自分の神経を集中させてみて下さい。

 

おしっこが出ても構わない、おしっこを我慢しない、むしろ出す

 

今まで、「中イキ」 を経験していない女性と交わって、「中イキ」 のポイントを刺激すると、一定比率の割合の人が 「尿意」 を訴えます。

「尿意」 とは面白いものです。小さい頃は、あんなに抑えたくても、抑えられなくて、お母さんから叱られたりしたのに、オトナになると、誰もいないところでは出るのに、人前では出なくなります。(笑)

尿意を抑えるのは、「交感神経」 である 「下腹神経」、一方で排尿を促(うなが)すのは、「副交感神経」 である 「骨盤内臓神経」 です。

 

「おしっこを我慢するときは陰部神経」

 

性交中の女性の尿意については、多くの女性向け記事で取り上げられていますが、しかし、ライターあるいはキュレーターの女性自体が、まだきちんと乗り越えられていないようで、その辺の類似記事を参考に書いている・・・ように見受けられます。

 

「漏れそう・・・セ☆クスの尿意が酷い!不快感の原因&ステップアップ!」

「トイレ我慢を通り越すとオーガズムになる!?尿意とセックスの関係」

 

この記事を読んでも、自分で自分のことを ”ビッチ” と呼ぶ AM の 「Betsy」 に軍配があがります。彼女は少なくとも、自分の経験や体験を含めて記事を書いています。

 

医師であろうとも、医学的な知識に従って仮説が医学的にみて、反証の余地があるかないか、あるいは、自分の診療経験に照らし合わせてどうか、で判断する程度です。

しかし、女性がエクスタシーのレベルに達すると、もう本人の記憶はありません。

正直な話、「彼氏の浮気が発覚したのは確か、何年の何月何日・・・」 などと細かいところまで記憶する 「驚くべき記憶力」 を持つ 「女性」 が、生体的に唯一その 「魔の記憶力」 を放棄するのが、「エクスタシー」 そして 「オーガズム」 を迎えているときなのです。

なので、相方がカウントしているなら別ですが、そうでなくて、「自分が何回イった!」 と言う女性は、まず100% 「ニセイキ」 です。(苦笑)

男は簡単に、女性の 「ウソイキ」 に騙(だま)されますが、女性は、同性の 「ニセイキ」 記事に騙されてはいけません。(笑)

 

話が逸れてしまいました。^^;

 

確かに、「Gスポット」 は医学的に見れば、男性の 「前立腺」 に相当する女性の 「スキーン腺」 がある部分であり、そして、そこから子宮頚部(ポル☆チオ)に至る丘の部分の裏には、膀胱(ぼうこう)があります。
おしっこが溜まっていても、尿意はあるかも知れませんが、中が空っぽでも、棒で突付かれれば、人によっては尿意と錯覚したとしても、全然不思議ではありません。
「セ☆クス」 の TPO としては、ある意味、Betsy さんのように言わざるを得ないかも知れませんが、しかし、自分であれば、「漏らしても、全然平気!」 と思うくらいの関係性を築けないと、そういう女性は 「中イキ」 は難しいと断言します。

「尿意」 を感じる人は、「尿意」 の克服の先に 「中イキ」 がある
 

尿意のコントロールは、小さい時分に親に躾けられるので、みんなが当たり前のように、無意識にやっていることです。

しかし、その抑制が、人によっては、「中イキ」 にも影響を及ぼしている可能性があるということです。

ひとつは、棒で突付かれた刺激を、「尿意」 として認識してしまう 「誤認」。

もうひとつは、小さい時分に躾けられた 「おしっこを漏らしてはいけない・・・」 という 「躾け」 や、「彼氏に嫌われたくない!」 と言った、女性の 「羞恥心」 であったり、あるいは 「ここを汚してはいけない!」 と言った 「社会の視線」 です。

 

少なくとも、クリで 「外イキ」 が出来て、かつ、「中」 ではイケないという人の場合は、神経系統の話を別にすれば、「尿意」 に絡む違和感が、「外イキ」 を阻害している可能性もあります。

 

        「おしっこを、漏らしていけない・・・」

        「『お漏らし』 なんかしたら、彼氏に嫌われるかも知れない・・・」

        「ベッドやシーツを汚したら悪い・・・」

 

まずは、これらを克服しないといけません。

 

そもそも、好きな男を跨(また)いで、腰を振っている女性であっても、ちょっと気が散るだけで、

        「あっ、今晩のおかず、何にしよう?」

 

みたいなことを考えてしまうのが、「女性」 なのです。

 

もし、その女性の相方が、全てを許容してくれるのであれば、それは 「ラッキー」 としか言いようがありません。その 「男性」 に全てを委(ゆだ)ねて 「中イキ」 を獲得して下さい。

 

無理なら・・・

 

「外食」 でも良いので、”そういう状況” を自分で作り上げるか、あるいは、自分で模索する以外にはありません。

 

「尿意」 の先にあるもの

 

奥を突かれて、「尿意」 を感じる人であっても、それを乗り越えれば、「中イキ」 があるわけではありません。

 

「尿意」 が 「快感」 の予兆に変化し、波を感じて、さざ波が、時化(しけ)のような高波になり、本人は 「いやいや」 しつつも、記憶がなくなり、そして、最後に自分(我)を諦(あきら)めて、身体の力を緩(ゆる)めたときに、「外イキ」 とは比べ物にならない、神様の賜物(たまもの)とも言える 「中イキ」 が来るのです。

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