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2017/11/23

連れない男に吊られる女 - 神奈川の吊り場 ① 其の参

迎賓館(げいひんかん) - 川崎


ここは、ラブホの激戦区 「川崎」 にある結構 「ゴージャス系」 で有名なラブホテル。沢尻えりかの「ヘルタースケルター」 の撮影でも使われたところです。
 

 

今回はこちらの 205号室、通称 「屋形船」 にお邪魔しました。

 

 

結論から先に述べますと、この部屋は、大変に残念なお部屋・・・。これだけ、しっかりとした梁がたくさんあるのにも拘わらず、吊りには適していないのです。

 

入り口の襖を開いてみると

 


さっそく目の前に大層な梁が目に入ります。ぐるっと部屋中を見渡してみると、居間の四方に梁があるのですが・・・

 

 

   

 

 

梁の下には、必ず邪魔なものがあるのです。入り口側より順に、半時計廻りに言うと、「壊れた年代物のエアコン(三菱電機製)」 → 「床の間のお飾り」 → 「冷蔵庫と電子レンジ」 → 「欄干(らんかん)」 → 「欄干(『擬宝珠』付き)」

 

「擬宝珠(ぎぼし)」 とは、橋の欄干とか、神社や寺院の階段の柱などの装飾に使われる、こんなやつです。

 

 

梁は見て下さい。結構立派で、造りもしっかりしています。

 

   

 

   

 

居間の奥は、寝室になっておりますが、居間との寝室の間は、欄干で区切られています。

 

   

 

舟の舳先(へさき)には、歌川広重の富嶽三十六景の神奈川沖の絵が。

寝室のベッドは、屋形船というよりは、和食店で刺身の盛り付けに使う 「舟盛(ふなも)り」 そのもの。

 

 

どちらかというと、女性を、真っ裸の 「仰向(あおむ)け」 の状態で侍(はべ)らせたくなります。(笑)

縄で吊って遊ぶというよりは、もちろん、「女☆体盛り」 の方。(^^)/

 

 

舟を設置している部分の床は、コンクリート敷きで、所々タイル貼り。壁にはタイルが。

配管などもされており、今はもう動かせられないように、固定されてしまっていますが、どうやら、昔は水を張っていたような感じです。(笑)

 

   

 

お風呂場は、海にコンセプトを合わせたのか、日本のホタテ貝と言うよりは、ヴィーナス風のバスタブ。

 

   

 

傾斜が付いてるので、足を滑らせそうになり、結構入るときに怖いです。(苦笑)

角は結構凹凸があります。

 

   

 

こんなところで、すっ転んで、救急車を呼ばれた日には、目もあけられません。(苦笑)

ちなみに、入る湯量は思ったほど少なく、また、湯船が浅いので肩まで浸(つ)かれません。このため、これから冷え込む 冬のシーズンには、ちょっと難が残ります。

 

***

 

結局、梁は、吊れるとしても、冷蔵庫の上の所か、あとは、寝室の屋形舟への渡りの部分。

あと緊縛で使えるのは、屋形舟への渡りの左にある柱と、屋形舟の手摺(てす)りくらいです。

 

梁は、材質も造りもしっかりしているだけにちょっと残念でしたが、舟の手摺りは縛りやすい位置にあるので、この部屋で 「吊り」 は楽しめませんが、しかし、「縄」 は、そこそこに楽しめる部屋でした。

「吊り」 まではしないけれども、「縄遊び」 はしたい・・・という方には、打って付けの部屋かも知れません。♪

 

***

 

【料金】

サービスタイム第1部 6時~18時(土日祝17時)

サービスタイム第2部 13時~22時(土日祝20時)

       平日4,500円 土日祝5,500円 【305・405・501】 全日9,450円

宿泊(日~木・祝) 17時~15時
宿泊(金曜日)    17時~11時
       7,500円・8,800円 【305・405・501】 15,750円

宿泊(土・祝前日) 20時~10時

       9,800円・11,800円・12,300円 【305・405・501】 15,750円


延長料金は、30分単位1,100円

【利用人数】
3人以上可。一人増える毎に規定料金の半額が加算されます。撮影などを意識してるためか、3人以上の利用なども可能なようです。
 

名称 迎賓館

住所 〒210-0013 神奈川県川崎市川崎区新川通 4-7

連絡先 044-222-2233

H/P  http://hotel-geihinkan.com/index.html

アクセス  JR 川崎駅東口徒歩10分 京急 川崎駅中央口徒歩10分
地図】 【宿泊予約可】

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