2ntブログ
2019/05/11

「食」 と 「セックス」 の話 (4)

かなり前に 「食」 に絡めて 「セックス」 の記事を書いていましたが、その続きです。

 

昔の記事は、大した記事ではありませんが、コチラ。

 

「『食』 と 『セ☆クス』 の話」

「『食』 と 『セ☆クス』 の話(2)」 

「『食』 と 『セ☆クス』 の話(3)」

 

「飲食」 と 「睡眠」 は、どちらも生命を維持する上で欠かせない行為ですが、「セックス」 はと言えば、しなかったところで、人は死にはしません。

「人」 は死にませんが、「種」 が滅びるかもしれないのが 「セックス」。日本という国は、決してなくならないと思いますし、日本国民としての 「日本人」 は存続するでしょうが、それを構成する人々が将来に渡り 「日本人」 かどうかは分かりません。

 

***

 

「性欲」 と 「食欲」。

 

同じものではないのですが、やはり、どちらも似ている部分があるので、気になってしまいます。

最近感じるところは、「食」 にある 「エクスタシー」 についてでしょうか。

 

どちらも 「美味しい」 のに、「身体が痺れ、心も十分に満たされる 『食』」 と、「美味しいことは美味しいのですが、心が満たされるまではいかない 『食』」 があります。

もちろん、「多少美味しくても、空腹感が残る 『食』」 もあれば、「ただ空腹感を満たすためだけの 『食』」 というものもありますし、単に 「栄養補給」 をするためだけの、「食べる喜び」 を何も感じない食事もあります。

 

分量的に、さほど多いわけでもなく、空腹感が残っていてもおかしくないのに、口に入れた途端身体が痺れ、身体に染み渡るような 「滋味」。その 「満足感」 から、「空腹感」 すらも消え失せてしまうような 「料理」 は、そうそうお目には掛かれませんが、厳選された材料を使い、手間暇を惜しまず、愛情が込められた料理は、確かに食べる者の身体を喜ばせます。

そして、お店であれ家庭であれ、そんな料理を 「当たり前」 のように食べることが出来た 「昔」 が、とても贅沢に思えてしまうのです。

 

「セックス」 も、それに近い感覚があると思います。

 

ただ性欲を満たすためだけの 「セックス」 もあれば、美味しいけれども、空腹感が残る 「セックス」 もありますし、美味しいことは美味しいのですが、どこか心が満たされない 「セックス」 もあります。

しかし、多くの人が追い求めているものは、やはり、「身体が痺れ、心も十分に満たされる 『セックス』」 でしょう。

 

そして、人とは欲深いもので、それを 「身体が欲している」 と表現するひともいますが、毎日同じような食事をしていると、「飽(あ)き」 が来て、別の食べ物が食べたくなるのです。

しかし、「食」 とは不思議なもので、毎日食べていても 「飽き」 の来ない食事もあるから不思議です。

 

***

 

「令和」 のときを迎えて。

明仁上皇は、リタイアされて果たして 「フグ」 を食べられるのでしょうか?

 

以前、日本料理の親方に、「髭の殿下は食べさせて貰えるけど、天皇陛下や皇太子殿下には、『何かあったら取返しがつかないので、フグはお出ししてはいけない』 と宮内庁の方から固く申し付けられている」 という話を聞いたことがあります。

親方が、まだ若い時分 「星岡茶寮」 に出入りしていた頃の、お話なのでしょうか。

 

フグの白子などは、本当にマシュマロのような、上品かつ濃厚な味で美味しいのですが、多分今までに召し上がられたことはないでしょうし、ましてや 「レバ刺し」 のような下衆(ゲス)の食い物や 「駄菓子」 なども、召し上がられたことはないのでしょう。

 

「ゲスな不倫」 も出来ず、「ゲスの食い物」 も食べれないとは、ゲスな自分から言わせて貰えば、「とても残念」 な生活ですが、そんな 「ゲスな生活」 には全く興味はお持ちではないのでしょう。

しかし、そんな上皇陛下ではありますが、何かで 「お茶漬け好き」 だというのを、読んだ記憶があります。

まあ、陛下が召し上がるので、「お茶漬け」 は 「お茶漬け」 でも、「永谷園」 のお茶漬けではなく、上品な出汁の掛かった 「鯛茶漬け」 なのかも知れませんが。(^^;

 

そう言えば、最近 「鯉の洗い」 を口にする機会が減りましたが、たまに 「辛子酢味噌」 で 「鯉の洗い」 を食べたくなります。鯉は、特に身に脂が乗っているわけでもなく、淡白で味があるわけでもないのですが、癖になるというか、何か後を引くのです。

鰻(うなぎ)の血液に毒があるように、鯉は、胆嚢(たんのう)と筋肉に 「鯉毒」 と呼ばれる 「5a-シプリノール硫酸エステル」 という成分が含まれているそうですが、「精」 が付いたような気になるのは、この成分によるのでしょう。

 

多くの人は 「毒」 と聞くとビビッてしまうかも知れませんが、自分のように、その 「刺激」 の虜になってしまう人もいるから不思議です。

でもご安心下さい。この成分は水溶性ですので、鯉の身を薄く削ぎ切りに取り、水に晒して 「洗い」 で食すのは、多分この成分を水に流すためなのでしょう。先人の知恵というのは、「おそるべし」 です。

 

女性の場合は、「鯉毒」 ならぬ 「恋毒」 の方が、全身に回りやすいので 「要注意」 と言えます。(笑)

 

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