2ntブログ
2018/02/19

M 女の装い(3) - 違う自分を開発する

前記事 「M 女の装い(2) - ハイヒールの件」 の続き。

 

 

ちなみに、前々回の記事 「M 女の装い(1) - 装いの基本」 では、ガーターベルトの上からパンティを履くことをお薦めしましたが、福岡の 「ランジェリーブティック シンシア」 さんの ブログ記事 でも、「おトイレで不便・・・」 という理由で、パンティの上履きを薦められておりましたので、ご紹介しておきます。(笑)

 

***

 

SM は 「お祭り」

 

常に 「変態的」 なことばかりしていると、「変態的」 なことも 「日常的」 なものになってしまいますが、やはり、「変態的」 なことは、「日常」 に相対する 「非日常」 でなければなりません。

 

それは、ある意味、夫婦の 「セ☆クス」 でも同じです。最初は、「特別」 であったはずの時間、「特別」 であったはずの行為が、日常的な 「当たり前」 になった途端、色もエロも移(うつ)ろい始めます。

 

「SM の世界」 というものも、「ハレとケ」 のどちらかと問われれば、当然 「ハレ」。日常生活の中で鬱積(うっせき)した 「ストレス」 やら、抑圧されてきたり、あるいは、我慢させられていた 「本能」 を 「解放」 する、言わば 「お祭り」 のようなもの。

 

「SM マニア」 は 「ジキルとハイド」

 

とある元女王様のブログ記事に付いた読者からのコメントに、「ジキルとハイド」 について言及していたコメントがありましたが、まさしく SM というのは、「ジキルとハイド」 みたいなもの。

「ジキル博士」 が、社会生活、日常生活における自分自身であるのなら、「ハイド氏」 は、日常的な社会生活で抑圧されてきた自分自身。


「ジキル博士とハイド氏」 の話は 「多重人格」。今で言う 「解離性同一性障害」 です。
これは、自己の 「同一性」 が失われた形で、切り離された感情や記憶が、ひとつの人格として成長してしまう重度の精神疾患ですが、「ジキル博士とハイド氏」 の場合は、社会的に良いとされる 「自分」 と、そうでない 「残りの自分」 に解離してしまったケース。

しかし、かろうじて 「同一性」 は失われていないまでも、強すぎる 「建前の自分」 が、「本音の自分」 を抑圧していて、病気の一歩手前のような人は、山のようにいるはずですし、もしかしたら、「常に良くあろう」 と努力している真面目な人ほど、そのような傾向があるのかも知れません。

 

「SM」 とは、自分で 「ガス抜き」 が出来ない、生き方が下手な人達の集まりのようなもの。そして、「SM 行為」 とは、自分の中の 「ジキル博士」 が溜めた 「ストレス」 を、「違う自分」 すなわち 「ハイド氏」 を通して発散しているのかも知れません。

 

S と M の共生関係

「SM」 における 「S」 と 「M」 も、突き詰めてしまえば、自分では、「ゲップ」 を出せない人が 「M」 であり、その 「M」 の背中をさすったり、トントン叩いて、「ゲップ」 を出すのを手伝う人が 「S」 なわけです。そして、「S」 は、その見返りとして、蟻(あり)がアリマキの 「甘い汁」 を啜(すす)るように、「M」 の 「甘い汁」 を啜るわけです。

「S」 と 「M」 は、お互いに 「共生関係」 にあり、「M」 は 「被虐」 で、「S」 は 「加虐」 なだけで、どちらも、自分の中に溜まった 「やり場」 のない 「ストレス」 を 「性欲」 の形で発散していることには、代わりありません。

「M」 は支配され、あるいは、被虐によって、強い性的な快感を感じ、「S」 は支配し、あるいは、加虐行為による相手の反応に強く性的な快感を感じるわけです。

「ジキル博士」 が、社会生活、日常生活における自分自身であるのなら、「違う自分」 とは、”隠された自分” すなわち 「ハイド氏」 のことなのです。そして 「SM」 を通じて、自分の中の 「ジキル博士」 が溜めた 「ストレス」 を、「新しい自分」 すなわち 「ハイド氏」 が発散するわけです。

「蟻」 と 「アリマキ」 の 「共生関係」 ではありませんが、「S」 と 「M」 の関係もそれに極めて近いと言えます。

 

M 女の装い

 

そして、「M 女の装い」 とは、自分の中の 「ハイド氏」 が、「非日常」 的な時間を楽しむための 「制服」 であり、「お祭り衣装」 なわけです。

 

どんな仕事でも、仕事に出掛けるときは、その仕事にあった服を着て、「仕事モード」 の顔になるように、「M 女の装い」 に着替えたら、その装いにあった自分にならなければなりません。

 

特に女性の場合は、「勝負下着」 ではありませんが、自分の好みの下着を着けてるだけで、気持ちが引き締まったり、あるいは、高ぶったりするものです。
ちょっとしたことですが、「M 女の装い(1) - 装いの基本」 の記事のところで紹介したような、ノーパンやノーブラもそうですし、ガーターベルトを付けてみたり、濃い目にお化粧してみたりといった、ちょっとした変化を加えるだけでも、大きく内面に影響し得るのです。

背中を丸めて歩いている子は、背筋を伸ばして。
お化粧が控えめな子は、派手なお化粧をして。
引っ込み思案(じあん)で、声が小さい子は、大きな声を出して。
服が地味な子は派手に、服が派手な子は地味に、そして、ブランド服で身を固めている子は、鎧(よろい)を全部脱ぎ去ってナチュラルに。

 

露出の少ない子は、露出多目に(笑)

ブタは、煽(おだ)てて木に登らせて、猿は、木から引き摺(づ)り下ろします。

姫の場合は、マジックで 「肉☆便☆器」 とか、「性☆処☆理専用」 とか、「1回100円」 と書いて汚すのが定番のようですが。(笑)

 

最近は、こんなお洒落な 「タイツ」 もあるようです♪




これなどは、是非、姫に、仕事に行くときに履いていってもらって、瀧澤さんか、夏川さんあたりに見て貰いたいもんです。w


(つづく)

2018/02/17

M 女の装い(2) - ハイヒールの件

前記事 「M 女の装い(1) - 装いの基本」 の続きです。

 

ハイヒールの件

 

 

前回の記事の冒頭で、赤いヒールを買わされたという 「某主婦」 の愚痴の話を紹介しましたが、そう言えば、自分も過去に一度、愛奴にヒールを買うように指示したことがありました。

但し、その際もブランドやヒールの高さ、色などは指定しません。

自分でいろいろと見てみて、気に入ったものを、買うように言いました。

 

その子が選んだヒールは、黒の地味なヒールでした。

 

その子は背も高いのですが、足のサイズも大きいのか、なかなか自分の履ける靴が見つからないことに悩んでいました。

背丈は、170cm 以上はあったでしょうか?

 

彼女の旦那も背が高いようですが、さすがにヒールを履かれると、女房の方が高くなってしまうためか、彼女の旦那は彼女がヒールを履くのを好まなかったので、彼女はそれまで、ひとつもヒールを持っていなかったようです。

 

今となっては、「赤いヒール」 を買わされた主婦と同じように、自分のことを愚痴っいるかも知れませんが(苦笑)、それまで底の低い靴しか履いたことがなかったことも手伝ってか、自分の履ける 「ヒール」 を見つけられたことに大層喜んでいました。

 

では、何故、彼女にヒールを履くことを薦めたのか?

 

それは、前回の記事の冒頭に紹介したような、自分のフェチを満足させるためではありません。

 

何故かと言えば、彼女が猫背気味であったこと。

 

主婦ともなれば、子育てや家事など、「前屈(まえかが)み」 の姿勢が多いのは分かります。しかし、彼女の場合は、内気なためか、あるいは、自分に自信がないためか、常に背中を丸める癖が付いていました。

 

ヒールを履かせることで、背筋をピンと伸ばして歩くことをまず、確認して貰いたかったし、他人の目さえ、気にしなくなれば、背丈の違いですら、意味がないことを理解して貰いたかったのです。

 

しかし、それは、自分が 「彼女を矯正してやろう!」 とか、そういった 「驕(おご)り」 のような意識から来ているものではありません。

彼女に対する 「責め」 のひとつではありましたし、「非日常」 を演出するための小道具のひとつではありましたが、ただただ純粋に、彼女には似合うと思ったし、背筋をピシッと伸ばして歩いている方が、美しいと思ったからに他なりません。

 

(つづく)

2018/02/16

M 女の装い(1) - 装いの基本

 

「愛奴の装い」 ・・・ 拘(こだわ)る人は拘るようです。

 

以前、出会い系か何処かで知り合ったヌシと、暫(しばら)く付き合っていたけど、とにかく注文が多いので別れた・・・という 「ドM主婦」 さんがいました。

いろいろと女性が身に付けるものに対して、指示が細かったそうです。極めつけは、「赤のヒール」。 彼女曰く

 

        「こんなの買わせて、何処へ履いて行けって言うのよ~っ ムカムカ!

 

と、その主と会う以外は、使いようのない 「高価な買い物」 を自腹で買わされたことに、憤(いきどお)りを感じていたようです。

 

そう言えば、アルマーニの制服で揉めている銀座の 「泰明(たいめい)小学校」。

父兄によって、賛否両論あるようですが、一番感銘を受けた反論は、「はげ~っ!」 の、あの百田氏。

 

 

「百田尚樹氏が断言、銀座・泰明小 ”アルマーニ制服” 『アホみたい。ほな、教師もみんな着るべきや』」

 

確かに、その通りです。子供に高級ブランドの制服を着せて 「品格」 うんぬん言うのであれば、当然、教師も率先してお手本を見せるべきでしょう。(笑)

生徒はアルマーニの制服を着ているのに、先生はユニクロにサンダル履きでは、示しがつきません。(苦笑)

 

自分は・・・ と言うと、もともと 「ファッション」 に 「五月蝿(うるさ)い」 方ではありません。むしろ 「疎(うと)い」 方の部類。「無関心」 なわけではないものの、「清潔ならいいか?」 程度。

若い 「イケメンくん」 なら兎も角、「薄汚れたオヤジ」 が着飾ったところで、「ちょびわるオヤジ」 が、少し 「ちょいワルオヤジ」 風になるだけです。(苦笑)

 


では、「愛奴の装い」 に嗜好はあるか?

先程の 「赤い靴」 みたいに、固執しているものは特にありませんが、やはり、「プレイの一環」 として、それなりに考えは持っています。

 

愛奴の装い

 

やはり、「逢瀬(おうせ)」 は、「ハレの日」 ですので、皆さん、きれいな衣類を身に纏って来ます。

しかし内容は、ファッション感覚に優れている人もいれば、派手な服が苦手な人もいますし、子育てに忙しい人は実用本位になります。

 

しかし、継続させる上で一番大事なのは、その人の生活環境にあっているということです。


特に 「主婦」 の方であれば、あまり派手な格好をして、余所行きの格好だったりすると、近所の知り合いに見られたようなときに、疑いの目で見られてしまいます。

そういう場合は、とにかく普段着ている服であったり、日常の格好が基本。

 

ですので、基本的には、女性の着るものや、お化粧には、口出しはしません。

 

では、何に拘るか?

自分の場合、意識するのは、女性の気持ちです。

気分を高めるために、出先で出来る 「小さなアイテム」 や 「着こなし」 を指定することは、あります。

SM に限りませんが、やはり 「非日常」 を演出したいのです。

このため、初めて会う女性に、「ロープ」 を購入させたりしたこともありましたし、初対面の女性にノーパンで来させることはしょっちゅう。(笑)

 

そんな拘りのある 「愛奴の装い」 のいくつかをご紹介します。

 

ノーパン指定

 

「ノーパンよりも、徐々に下着を脱がす方がエロくて好き・・・」 という男性も居ます。

自分も、それは否定しませんし、むしろ、自分としても、弄(いじ)りながら、少しずつ下着を脱がせる方が、エロくて楽しめると思っています。

 

でも何故、ノーパンの方を選ぶか?

 

それは、自分が楽しむためではなく、相手のテンションを優先に考えているから。

ノーパンであれば、家を出て目的地に向かう時点から、「プレイ」 が始まるのです。

ノーパンで外を出歩くなんて経験のある女性は、そんなに多くはありませんし、そんな変態行為をする機会もありません。

ですので、相手の方には、折角ですから、「非日常」 の世界にどっぷりと浸って欲しいのです。

 

ガーターベルト指定

 

会う前に、ガーターベルトを調達させる場合もあります。

ほとんどの女性は、パンストは履き慣れていても、ガーターベルトでストッキングを履く経験はなかったりします。

 

ちなみに、「パンスト(パンティーストッキング)」 は、二足分がタイツのような形に編み上げられたもの。他方の 「ストッキング」 は、一足分が長いソックス状に織られたもので、二足で1セットになっているものです。

「パンスト」 は履くだけですが、「ストッキング」 はそのままだとズレ落ちてしまうので、「ガーターベルト」 を着用し、ストッキングを履いた後、ストッキングがズレ落ちないように、ガーターベルトに付いているサスペンダーのようなもので、ストッキングを固定します。

 

「ストッキング」 も 「パンスト」 も、どちらも 「アメリカ」 が発祥ですが、日本の織物技術が高かったからでしょうか。早い時期から、国内でパンストの生産に乗り出したのが、今の 「厚木ナイロン」 です。アメリカでは、長く 「ストッキング」 が主流でしたが、日本では 「パンスト」 の方が主流になります。

そのためか、最近は、婦人の下着売り場に 「ガーターベルト」 を置いてある店も少なくなってきているようですが、現在は、その分、通販などで、安価に調達出来るようになりました。

 

「ガーターベルト」 の良い点は、その 「ファッション性」 や、パンストと比べると伝線しづらいこともありますが、何よりの利点は、「ストッキング」 を脱ぐことなく、致せることです。♪

 

先にパンティーを履いてしまうと、パンティーを脱がす際に一度、ガーターベルトの止め具を外さないといけないので、当然、逢瀬のときは、先に 「ガーターベルト」 を付けさせて、その後で、パンティーを履くように指導しますが、ノーパンであれば、いちいち指導する必要がない・・・というところがミソです。(笑)

 

リップ(お化粧)指定

 

やはり、SM での逢瀬は、「ハレの日」 であり、「非日常」 ですから、「お化粧」 についても 「非日常」 を指定する場合があります。

但し、平日の昼間など、ご近所の目が気になる場合は、待ち合わせ場所に向かう途中の駅構内でのトイレなどで 「化ける」 などの配慮が必要になります。

 

「お化粧」 での指定は、普段のお化粧が濃い、あるいは、しっかりとお化粧する人の場合は、お化粧は控えめに、逆に、普段のお化粧が控えめな人の場合は、濃い目に指導します。

 

おとなしい女性からしたら、「えっ!」 と言うくらい派手目。(爆笑)

 

出来たら、アイラインとアイシャドウ、そしてチークも 「ガッツリ」 と入れて欲しいものです。(笑)

 

誰を見本とすれば良いかと聞かれても困りますが、例えば、今更 「デーモン小暮」 とか、「ヤマンバ」 メイクは難しいかも知れませんが

 

 

 

 

「ブルゾンちえみ」 や 「渡辺直美」、あるいは、「鳥居みゆき」 くらいかな?(苦笑)

どうせやるなら、せっかくの 「非日常」 なわけですから、知り合いとすれ違っても、”自分” と認識されないくらい思いっきり。(笑)

 

  

 

リップは、高いのを買う必要はありません。100均のでも構いませんし、最近は 「ちふれ化粧品」 など、お値打ちで、品質の良い化粧品があるんだとか。

 

「その唇、奪いたい・・・ちふれのプチプラ優秀口紅を肌色別にお試し」

 

 

ここだと、やはり派手目と言えば、578番かっ?!

 

スカート指定

 

ガーターベルトでノーパン、お化粧も濃い目と来たら、あとは、当然服装も指定したくなるものです。

季節柄もありますが、初めのうちは、スカートの丈も指定はありませんが、やはり、いつかは挑戦してみたいのが、「ミニスカ」 です。(笑)

 

とは言え、さすがに 「ミニスカ」 と 「ガーターベルト」 の組み合せで外を歩ける人は、そうそうは居ません。今までの最高でも、「ミニスカ」 で 「ノーパン」+「生足」 の組み合せです。

それでも、この女性は、その格好で、待ち合わせの 「マクド(マック)」 の1階で、壁を背にして、通路側に足を向けるかたちで、ベンチシートに座っていましたので、かなりのツワモノです。(笑)

 

ここまで来ると、次に登場するのは 「コート」 になってしまいますが、その話をしてしまうと 「キリ」 がないので、今回は、この辺にしておきます。(笑)

 

(つづく)

2018/02/14

射精障害の話

お相手の女性からしてみれば、早撃ちマックよりは、持久力?のある 「遅☆漏」 の方が良いと思われますが、姫のご指摘とおり、日本の将来を考えると、確かに憂うべきことかも知れません。


 

姫の彼氏が、”コントロールできる” のであれば、「さっさと彼氏に聞け!」 とツッコミを入れたくなりますが、そういう人は、単に 「オラオラ」 してれば 「S」 だと勘違いしている 「自称ドS」?

 

 

そもそも手当たり次第、身の回りの人に 「オラオラ」 と絡まずには居られない人は、手を出すのも早いかも知れませんが、もしかしたら、アチラの方も 「早撃ち」 なのかも知れません。(苦笑)

 

 

国難を乗り越えるためには、今は、別に採取したモノを、スポイト?で 「ぴゅぴゅっ」 とする技術も発達してきていますので、特に問題はないかと思われますが、それでは姫の質問に正面から対峙していないことになってしまいます。(苦笑)

 

「早☆漏」 と 「遅☆漏」 の違いは感度の問題?

 

「早☆漏」 と 「遅☆漏」 の違いは、単なる感度の問題なのか、それとも、回路の問題なのか?

原因は、良く分かりませんが、とにかく、「早☆漏」 の場合は、”如何なる” 刺激に対しても反応しやすいのに対して、「遅☆漏」 の場合は、”特定の” 刺激にのみ反応する、あるいは、総じて刺激に反応しづらいわけです。

 

「遅☆漏」 である場合も、「オ☆ナ」 ではきちんと 「射☆精」 出来る場合がほとんどだと思います。

「手☆淫」 では、「射☆精」 出来るけれども、「膣☆内」 では 「射☆精できない」 もしくは、しづらい人が 「遅☆漏」 なわけです。

しかし、これは、「オ☆ナ」 ではイケるのに、「セ☆クス」 ではイケない!という女性の悩みと似ているとは思いませんか?

 

自分の場合は、特にそのようなことをした記憶はないのですが、男性の 「遅☆漏」 は一説によると 「床」 にアソコを押し付けて気持ち良くなる、通称 「床オ☆ナ」 が元凶だと言われています。
「オ☆ナ」 で感じている刺激と、膣☆内で得られる刺激の強度が違うためか、あるいは、刺激の性格が違うために、気持ち良くないのです。異なる刺激として、認識されてしまうようです。

脚をピンと伸ばして 「オ☆ナ」 る通称 「脚ピンオ☆ナ」 の場合も、その体制でないと抜けなくなってしまうようですが、この場合は、まず脚を伸ばせる体位を選ぶという選択肢もありますし、要は、身体の力の入れ具合ですので、今度は脚を曲げ、肛門を締めるような感覚で 「括約筋(かつやくきん)」 に力を入れるように、集中することで、次第に回復していくと思います。
 

海外では、挿入の後1分以内に 「射☆精」 してしまう状態を 「早☆漏」 と定義しているそうですが、過去の報告によると、30%の男性が 「早☆漏」 であると言われています。

また、500名の日本人男性を対象とした、とある調査によると、42.5%が、「早☆漏」 もしくは 「早☆漏気味」 であると回答し、16.1%が、「遅☆漏」 もしくは 「遅☆漏気味」 であると回答したそうです。

 

自分で 「スイッチ」 を探す

 

「セ☆クス」 でイケない人に対するアドバイスで、良く見掛けることのひとつに、「自分で、イこうとしないと駄目」 というのがあります。

 

「早☆漏」 の人の場合は、特に自分で意識して 「イこう」 としなくても、イってしまうので、問題ありませんが、「遅☆漏」 の人の場合は、意識を集中して、自ら 「イこう」 とか、「感じよう」 と意識し、努力する必要があります。

 

言うなれば、「早☆漏」 の人は、このスイッチが壊れており、常に 「ON」 になっている状態であり、「遅☆漏」 の人は、このスイッチが常に 「OFF」 の状態にあると言えます。

 

「遅☆漏」 の男性の場合は、ただ 「まな板の鯉」 になって、寝転がってさえすれば、必要な刺激が与えられる・・・わけではないということです。

 

「遅☆漏」 の男性の場合は、「セ☆クス」 でイケない女性も同じですが、最初は、「イこう」 とするのではなく、最初はリラックスして、常に、気持ち良い状態を維持するようにして、膣内で気持ち良いという感覚を、意識的に感じるようにして、徐々に膣内の刺激に慣らしていく必要があります。

要は、目を瞑(つむ)って、アソコの触覚に神経を集中させ、「自分でイこう」 と意識することで、「スイッチ」 が入るように、練習を積むわけです。

 

あとは、やはり 「気持ち」 の問題も大きいかも知れません。

 

「集中できない」 と表現しても良いかも知れませんが、要は、女性に限らず、「気が乗らない状態」 だと、男性もイキづらいわけです。

そういう場合は、ネガティブな気持ちを無視するようにして、「イこう」 と努力して、集中するわけです。神経質な人の場合は、リラックスするのも重要だと思いますし、完璧主義な人には、遊び心も大切です。

二人で一緒にイこうなどと考えているようなら、十年早いです。(笑)

まずは、男性が女性を何回もイカせること。その後で専守交代して、男性もイクところを見せましょう。そうしないと、女性の中には、「もしかして、自分のアソコは、気持ち良くないのでは・・・」 と心配になったりする人も居るためです。

 

また、「オ☆ナ」 で、特徴あり過ぎる 「おかず」 を使っている人の場合は、まずは、現実に即した 「おかず」 に変えてみることも、必要かも知れません。(苦笑)

 

こういった練習を積んでいると、次第に自分で 「射☆精」 をコントロール出来るようになります。

 

***

 

自分の場合は、姫の彼氏と同じく 「コントロール」 出来る方です。

 

自分で 「早くイこう」 と思えば、早く 「イク」 ことも出来ますし、時間を持たせようと思えば、持たせることも出来ます。通常は、持続させたかったら、スイッチを 「OFF」 にしておき、イキたくなったら 「ON」 にします。

しかしそれでも、やる気のない 「嬢」 の 「手コ☆キ」 などは、こちらも当然冷めますので、どれだけの時間しころうが無理ですし、逆に一生懸命な 「嬢」 の場合もそうですが、奴隷ちゃんが、自分が予想だにしない反応を示したときなどは、急に勝手にスイッチが入ってしまい、暴発しそうになるときもあります。(^^;)

 

早くイクための方法

 

では、それ以外にどのような方法があるか?

 

まずは、行為前に、「射☆精」 が遅くなる可能性のあるコトは、しないことです。代表的なのが 「飲酒」。

自分の場合は、気持ち良いことは気持ち良いのですが、飲酒量が増えるに連れて、膜が張っているような感覚を覚え、最終的には、感じなくなります。(苦笑)

あとは、体調や精神状態も重要です。気が張っていたり、身体が疲れていると、当然、集中しづらくなります。

そのため、気持ちを切り替えて、リラックスすることも重要です。

 

そして、もうひとつは、前戯など、事前に出来るだけ、刺激を与えておくことです。

 

持続が長ければ良いものでもない

「早☆漏」 と比べれば、「遅☆漏」 の方がまだ良いと思われるかも知れませんが、それは二人に十分な時間と体力があって、男性が、気持ちの良い(=痛くない) 「セ☆クス」 が出来る場合で、かつ、女性が楽しみたい場合に限られます。
女性が集中出来ない環境であったり、「セ☆クス」 が痛くて、楽しめない場合、あるいは、女性が疲れていたり、調子が優れない場合は、やはり、ダラダラと 「セ☆クス」 するのではなく、さっさと終わって欲しいものです。

女性も、体調が良く、かつ、十分な時間と環境があれば、ゆっくりと 「セ☆クス」 を楽しみたいと思うものの、気分が優れない場合の、自分本位の 「セ☆クス」 は、気持ち良くありませんし、やはり、長いと疲れるのです。

「早☆漏」 は、持ち堪えるだけの 「踏ん張り」 が期待されますが、「遅☆漏」 には、女性を気遣うだけの余裕と、「デリカシー」 が求められるのです。
「遅☆漏」 の男性は、女性のノリが、「いまいちだな?」 と感じたら、「射☆精」 には拘らず、抱擁するだけでも十分ですし、「『ポリネシアン・セ☆クス』 のススメ」 にも書きましたが、あまり激しくない方法を試してみるのも良いかも知れません。
 

2018/02/10

においフェチの話

「におい」 とは不思議なものです。

 

「におい」 の好みは、お菓子にも近いものがあります。

まるで 「香水」 のように上品な 「高級菓子」 も良いのですが、そればかりだと、今度は昔懐かしい 「駄菓子」 みたいなものが欲しくなります。

健康に良い上品な食事も悪くはないのですが、無性に 「ジャンク」 を食べたくなるときがあるのと一緒です。

 

「嗅覚(きゅうかく)」 と 「味覚」 には密接な関係があります。

その証拠に、風邪をひいて鼻が詰まっていると、「味覚」 が格段に落ちます。

食事を味わっているときは、「舌」 で味を感じていると思われがちですが、舌だけではなく、上あごの部分でも感じていますし、嗅覚も関係しますが、それ以外にも、噛んだときの 「歯応(はごた)え」 や 「歯ざわり」、喉(のど)を通過するときの 「喉越し」 はもとより、目で見る 「見栄え」 など、さまざまな器官の感覚が寄せ集まって、食の 「美味しさ」 が出来上がってます。

 

副鼻腔(ふくびくう)で、口と鼻が繋がってるのは、もしかしたら、食べ物を噛み砕いて、食物の成分を検知するためなのかも知れません。

 

女性はにおいに敏感?

 

女性は、「におい」 に敏感な人が多い感じがします。

実際のところ、脳内で 「におい」 に関する情報を処理する 「嗅球」 と呼ばれる部位の細胞数は、女性の方が43%、神経細胞数では、女性の方が男性よりも 50%も多いそうです。

「Women really DO have a better sense of smell than men: Study finds female brain has almost 50% more olfactory cells」

 

しかし、女性だからと言って、特に 「味覚」 に優れているという人を見かけたことがないところをみると、女性は、どんな臭いに敏感なんでしょうか?

 

女性はフェロモンを嗅ぎわける?

 

女性がにおいに敏感なのは、異性のにおいを嗅いで、遺伝子の距離を測るから・・・と言うのを聞いたことがあります。

自分と遺伝子が遠いと、その臭いは快く、逆に自分と近いと、その臭いは不快に感じるそうです。

なので、お年頃になってきた女子が、お父さんのことを臭がるのは、遺伝子が近いから・・・という説を聞いたことがあります。一説によると 「HLA(Human Leukocyte Antigen)」 : ヒト白血球型抗原で区別していると言われていますが、本当でしょうか?

 

生物学的な系譜を辿(たど)ると、フェロモンの検知は、副鼻腔にある 「鋤鼻器(じょびき)」 別名 「ヤコブソン器官」 と呼ばれる部分で嗅ぎ分けているそうですが、ヒトの場合は、この器官が退化しているとのことです。

 

「HLA遺伝子」 説については、「なぜ、その人に惹かれてしまうのか?ヒトとしての恋愛学入門」 の中でいろいろと引用され、議論されています。

この手の話はルーツは、この本に帰着出来そうです。何故なら、この著作上の誤訳が、他の記事にも見られるためです。

この書籍では、幾つかの研究論文を参照していますが、研究の報告者は、ニューメキシコ大学の 「カーヴァー博士」 ではなくて、「ガーヴァー博士」 です。「C」 ではなくて、「G」 です。(笑)

「Major histocompatibility complex alleles, sexual responsivity, and unfaithfulness in romantic couples.」, Christine E. Garver-apgar, etc. 2006 Oct.

 

ヒトの汗にも、この 「HLA遺伝子」 が出ているとして、それは無味無臭なのでしょうか?

感応試験でもあれば、まだ説得力もありますし、白血球によって捕食分解されない常在菌が作り出す匂いに起因しているのであれば、まだ、信頼出来るのですが、統計的な有意性に基づく仮説ばかりなので、その内容については、疑問を感じてしまいます。

と言うのも、HLA の違いと因果関係のある他の要因の存在を否定できないからです。

仮説を証明するのであれば、やはり特定の 「におい」 を嗅いで、脳の何処が興奮するかを、最近流行りの fMRI的な手法で確認する意外、ないのではないでしょうか?

 

においフェチは、どんな 「におい」 に反応するのか?

 

では、性的にヒトは 「におい」 にどのような反応を示すのでしょうか?

 

ちなみに、「香水のにおい」 とか 「石鹸のにおい」 を好むと言うのは、「においフェチ」 の範疇から外しておきます。

自分などは、雨の日などの電車のレールや、今も銀座線などに漂う 「鉄臭い」 においや、土埃(つちぼこり)のにおい、あるいは、人気のない神社などの、苔が蒸したようなにおい。あとはマッチが消えたあとの硫黄臭いにおいなどには、今も哀愁を感じたりしますが、こういった、「郷愁的」 なにおいや香りも除外しておきます。

 

純粋に、性欲が絡むにおいということで、軽くネットで調べてみると、「匂いフェチ男性が、クンカクンカしたくてたまらない女性のアソコ5選」 では、① 耳の周辺や首筋の匂い、② 脇の匂い、③ 足の匂い、④ やっぱりアソコでしょ!、⑤ お尻の匂い・・・ という順番になっています。(笑)

 

いろいろとキーワードを探してみると、「汗くさいにおい」 や、「脇」、「首」、「足」 そして 「おへそ」。あと多いのは、着替えた服のにおい。服は、シャツとか、下着、靴下なんかが多いようです。

やはり、女性の場合は 「衣類」 や 「洗い物」 に対する関心が高いからでしょうか?

自分のものも、嗅いで気を付けたりしているのかも知れませんが、その延長なのか、人の使ったタオルなどのにおいを嗅ぐのに始まって、シャツの襟(えり)口や、汗のにおい、そして、パンツなどの下着や靴下のにおいにエスカレート(発展?)している人は、少なくないような気がします。

 

「においを嗅ぐ」 という行為は、動物的であり、そして何よりもダイレクトに、脳を直撃します。

女性が 「異性」 の汚れた下着のにおいを嗅ぐ行為は、「異性」 を意識して、自ら 「性」 の 「タブー」 を冒(おか)した 「はじめての性的類似行為」 として記憶されているのかも知れません。

 

下着に染み付いた、オシッコのアンモニアによる 「ツン」 とした刺激臭と、どこか酸っぱいにおい。

そして、皮脂が混じって蒸れたような発酵臭と、汗が混じった塩味。

男性の 「精☆液」 というものも、女子にとってみれば、自分を妊娠させる可能性のある 「危険」 ではあるけれども、しかし自分にはない、何処か神秘的で不思議な存在です。

 

澁沢龍彦の著書である 「夢のある部屋」 によると、「アダムとイヴの匂い」 という章で、「男の生殖器」 の匂いについて言及しています。

男の生殖器のにおいには三種類あって、まず一つ目は、包皮と 「亀☆頭」 の間、つまり「恥☆垢(ちこう)」 のにおい、二つ目は、「陰☆嚢(いんのう)」 のにおい、そして三つ目は、「精☆液」 そのものの匂いなんだそうです。

そして、「精☆液」 のにおいも、良く、栗の花のにおいに例えられたりしますが、これ以外にも、アブサン酒に入れられるニガヨモギのにおいや、漂白剤として用いられるジャヴェル水(次亜塩素酸塩の水溶液)の 「におい」 に例えられる場合もあるんだとか。

 

 

「ハシタナイことはイケナイ!」 という、女性の中にある社会的な対面的な 「良識」 と、身体の中から湧きたってくる 「性欲」。その二つに挟(はさ)まれて身動きが取れなくなりがちな女性にとっては、「におい」 は、自分の 「性」 を解放するために一番効果のある 「気付け薬」 なのかも知れません。

 

においフェチ専用の風俗もある?

 

どうやら、「においフェチ」 専用の風俗もあるようです。「M性感」 と呼ばれる風俗の一種のようです。(笑)

蒸れたパンスト、脚フェチ、ツバ責め、聖水、黄金、顔面騎乗、湿った股間、おなら、咀嚼、口臭、鼻フェラ、脇フェチなどなど、何かかなり特殊な専門用語が羅列されてます。w

聖水に黄金。「黄金」 などと言われると、イカの切り身に黄色いししゃもの卵を和えた、回転寿司の 「イカ黄金」 をイメージしてしまいますが、そうではなくて、「ウ☆コ」 のこと。((((;゚Д゚)))))))
てっきり、お小水の色で、ランクが分かれているのか、と思ってました。(^^;)

 

芸能人もかなり凄い?

 

嘘かホントか、「あの臭いが好きな桐谷美玲…『匂いフェチ』 の美人芸能人たち」 の内容が凄いです♪

しかし、においフェチ女性の実態は、本当に凄いので、ここに書いてある程度の内容ならば、リアルかも知れません。(笑)

 

桐谷美玲 ・・・・ ラグビー部の部室の臭い。酸っぱい系の臭いや、臭い足の臭いが好き。

石川恋 ・・・・・・ 脇の臭い。

橋本マナミ ・・・ 男性(異性)のオナラの臭い。

杉原杏璃 ・・・・ 着古したTシャツの臭い。持ち帰って次に会うまでにその臭いを嗅ぎ続ける。

安めぐみ ・・・・ お父さんの靴下の臭い。オヤジ臭フェチ。

 

しかし、「におい」 で性格を言い当てることが出来るとか、「におい」 を嗅ぐためだけに当時の彼氏の家の周囲をぐるぐる回ってたとかは、かなりマニアックです。(笑)

 

カミングアウトの是非

 

自分の 「性癖」 は、SM であれ、フェチであれ、きちんと自分のパートナーにカミングアウトして、それを受け入れて貰えるのが一番望ましいのですが、真面目で真剣なお付き合いであればあるほど、相手の拒絶を怖れるためか、特に女性からの告白は、現実的に難しいようです。

 

そして、性癖と同じく、実に多いのが、過去に自分が遭遇した 「性的なトラブル」 を封印している女性の多さです。

既に 「過去」 と言えば、「過去」 なのかも知れません。今更蒸し返したところで、どうにでもなるものでもありません。しかし、身内にも他人にも話すことが難しい話を、話せた相手というのは、心に感じる安心感も大きく異なります。

 

自分を受け容れてくれるパートナーというものは、自分の過去も現在も、汚い部分も醜い部分も性癖も全てを含めた、ありのままの 「自分」 を受け容れてくれるのが理想なのです。

そして、本来であれば、それが 「夫婦関係」 であるのが一番望ましいのですが、人生はなかなか上手くいきません。(苦笑)

 

始めは、SM にしろ、フェチにしろ、そういった些細(ささい)?な 「性的嗜好」 は、なくても問題なく 「やって行ける」 と思うのですが、しかし、断てば断つほど、何故かその願望は次第に大きくなって来たりするものです。

 

カミングアウトする場合は、やはり、相手がそれを受け容れてくれる人であるかどうかを見極めてから、するべきです。

何故なら、受け容れられなかった相手が悪いわけでもないのと同じように、その性癖を持つことが、悪いわけでもないためです。

しかし、理解してくれるだけの包容力があると感じたら、相手を傷付けず、そして、自分も傷付かないように、少しずつ、話していくのも手かも知れません。

 

***

 

女性から多くを語ることは、まずありませんが、「においフェチ」 の女性は、自分が想像する以上に、自分の身の回りに居たりします。

そういった 「変態女子」 を嫌いでない方は、自分が 「においフェチ」 女性を許容できますアピールをしてみるのも一興かも知れません。

2018/02/04

暴力は、SM ではない

暴行を SM と勘違いする人達

 

以前、「グーパンチは、ないでしょ (苦笑)」 の記事にも書きましたが、「SMプレイ」 と称して、叩いたり殴ったり、あるいは、そうした暴力行為も SM に含まれると思っている人達が一部に存在します。また、「暴行プレイ」 なんてメニューを載せていたりする 「SMクラブ」 も存在します。

 

SM プレイは、双方の合意を基本としていますので、青タン(青アザ)が出来るまで殴るような暴力的な行為であっても、双方がそれを望むのであれば、プレイとして成立はしますし、他人がとやかく言えることではありません。

 

暴力的な部分だけを持ち出してきて、そういった ハードなプレイを否定するつもりはありません。「鞭打ち」 でも、打たれた部分が青く腫れあがるまで叩かれることを望む、ハードプレイヤーもおります。

打撃の痛みと衝撃で、アドレナリンを放出しまくった後、プレイの証しとして、そして、その余韻に浸るために、青アザを残すことを望む 「受け手」 の人はいます。

「キスマーク」 と同じですが、「痕」 や 「余韻」 を残すことで、「フラッシュバック」 も含めて、その 「実感」 を長く確認したいのです。

この場合でも、「打ち手」 が、相手の求めの根幹をきちんと理解しており、リスクを認識し、きちんと危険を排除するだけの技術があるのであれば、全く問題はありません。


「暴力」 もしくは 「暴力的シーン」 に SM 的要素が含まれていることも、否定しません。

世の中に一定数、「暴行」 に興奮を覚える人達は存在します。

と言うよりは、みんな 「興奮」 はします。しかし、それは 「性的な興奮」 ではなく、アドレナリンが放出されることによる、闘争的な興奮です。

一昔前であれば、東映の 「ヤクザ映画」 や 「ギャング映画」 あるいは 「時代劇」 などの、身近な 「暴力シーン」 で、多くの人達が 「興奮」 していたわけです。

「任侠(にんきょう)物」 を上映している映画館に、入っていくときは普通なのに、映画を見終わって出て来るときは、何故か、肩を怒らせて歩いて出て来る男性が多いなんて、笑い話もあるくらいです。

 

自分が、「暴力」 あるいは 「暴行」 を SM とすることに対して大変否定的なのは、なかなか上手く表現できないのですが、「暴力」 あるいは 「暴行」 というアプローチが、プレイする人達を大変誤認あるいは混乱させやすいこと。それと、エスカレートしたときの歯止めが大変難しいためです。

 

「SM の責め」 として見て、「素人」 と 「玄人」 の見極めが難しいこともありますし、傍目(はため)から、「DV なのか」 それとも 「プレイなのか」 の見極めも困難です。また、責め手が 「自分を保てている」 のか、「イってしまっているのか」 の区別も難しい点があげられます。

 

簡単に言うと、「鞭」 や 「縄」 と違って、「暴行」 の場合は、素人であろうが何であろうが、誰にでも簡単に出来てしまうという点です。

 

痛い・苦しいを好む人達

 

SM を経験していない人は良く、「SM は、痛いから嫌い」 と言う人がいます。しかし、昔、「SM は必ずしも痛くない」 の記事にも書きましたが、SM は必ずしも 「痛い」 ものではありません。実際に SM に興じている人達の中にも、「痛いのは無理」 という人達は大勢います。

また、SM の道に入って、「痛い系」 も悪くない・・・と思う人もいますが、それは、女性が興奮した場合、快感と痛みの区別が付けづらくなるからであって、始めから、「痛い系」 や 「苦しい系」 を好む人は、居ることは居ますが、そうそう多くはありません。

 

こういった 「痛い系」 や 「苦しい系」 の責めを好む人達は、「自己否定」 的な傾向が強いように思います。

「フィ☆スト」 も、ボディピアスのような 「身体改造」 もそうですし、ネックコルセットやギャグボールなどを装着し、呼吸をしづらくする 「苦しい系」 の責めを好む場合もそうです。


それ以外では、ピンタされたり、殴られたり、あるいは、首を締められたりといった、「暴力的」 な 「脅迫観念」 がないと、極度の 「恥ずかしさ」 などから、十分な自己の 「性の解放」 が出来なかったり、あるいは、これは 「自傷」 と近いかも知れませんが、その位の刺激がないと、自分の、生きているという 「実感」 を確認出来ないなどといった人もいます。

 

怖いのは、「プレイ慣れ」 していない素人

 

こういった 「受け手」 が、暴力的なプレイを望む場合、「責め手」 が、きちんと叩き方・殴り方を知っていて、冷静に対処出来る人であるならば、まだ良いのですが、それでも、「受け手」 の要望がエスカレートしていくような場合は、事故を起こす危険度がどんどん増していきます。

 

「ソフト」 なプレイなら、「責め手」 は 「受け手」 の希望や願望を適(かな)えてさえあげていれば、関係は成り立つかも知れません。
しかし、「ハード」 なプレイにおいては、「責め手」 がきちんと、場を掌握し、「支配」 出来ていないと、大変危ないのです。

どういうことかと言うと、「責め手」 は、頼まれたからやるのではなくて、「受け手」 の状態をきちんと確認しつつ、主体的にプレイ出来ないといけないのです。

 

場合によっては、身体的なインパクトは変えず、心理的なインパクトだけが強くなるように暗示を掛けたりしますし、ポーズだけを取る場合もあります。

例えば、過呼吸状態のときに、口と鼻を押さえたりするのは、一見 「責め」 のように見えているかも知れませんが、これは単に、酸素の摂り過ぎを抑止しているだけです。

 

では、「暴行プレイ」 の何が怖いのか?

 

縄や鞭と言った所謂(いわゆる)典型的な SM であれば、そこには、確実に 「技術」 の壁が存在します。
しかし、「暴力行為」 の場合は、素人であろうと、誰でも出来るだけに、「ソフト」 と 「ハード」 の見極めがきかなくなる場合があるのです。

そして、始めのうちこそ、注意を払うかも知れませんが、慣れてくるに従って、気も緩んできますし、次第にプレイがエスカレートする可能性もあるためです。

 

その典型が、過去の記事 「愛のコリーダ」 や、「愛のコリーダ(2)」 で紹介した、「安倍定(あべさだ)事件」 です。

 

「安倍定」 は 「責め手」、石田吉蔵(よしぞう)は 「受け手」 だったわけですが、しかし、実際に場を取り持っていたのは、吉蔵であり、「定(さだ)」 は、ただ吉蔵の希望や願望を適えていてあげてただけです。
吉蔵も、定に、顔が赤く腫れ上がるまで、首を締め上げて欲しかったわけではありません。定が吉蔵の要望通りにしていたら、そうなってしまっただけの話です。


実例1 いきなり首を絞められた話

これは実際にあった話ですが、とある女性が、そのときお付き合いしていた彼氏に、「首絞め願望」 があることを話したらしいのです。

本人は、自分にそういう願望があることを話しただけのつもりだったのですが、彼氏は、頼まれていると受け取ったのか、あるいは、自分がその願望を適えてあげようと思ったのでしょう。

「セックス」 をしていたときに、どうやら、その彼氏がいきなり、彼女の首を絞めたらしいのです。

 

本人は、咄嗟のことで、いきなり、呼吸が出来なくなり、声も出ない状況で、そのまま死ぬかと思ったと言っていました。多分、気管を絞められたのでしょう。

以前、その彼女から 「首絞め願望」 の話を聞いたときに、「そういう話を、気安く、男に話さない方がいいよ」 と忠告しておいたのですが、どうも、その真意は伝わっていなかったようです。

 

柔道の経験があり、絞め技の出来る人の手に掛かって、数秒で落とされてしまうのも、味気ありませんが、全く首を絞めた経験もない、力のある男性に、いきなり首を絞められることくらい、怖いことはありません。(苦笑)

 

実例2 重度の青アザを残した話

 

これも実際にあった話ですが、以前、とある 「M女さん」 とお会いした際、顎(あご)に打撲痕を、身体にいくつかの歯形を発見したことがあります。DV かと思い、本人に聞いてみると、ピンタをして貰いたくて、そのときにお付き合いのあった男性にお願いしたとのこと。

噛むのも、彼女がお願いしたのかどうかは忘れてしまいましたが、男性に噛み癖でもあったのでしょうか?

この女性の場合は、グーで殴られたわけでもなさそうなので、その男性も意図的に痕を付けたわけではなさそうです。多分、手首の骨が顎の骨にでも当たってしまったのかも知れません。

しかし、その女性は紛いなりにも 「亭主」 のいる身です。痕が残るほど強く叩かれたり、噛まれたりすることを希望されていたのかは微妙です。


ピンタも一歩間違えば、鼓膜(こまく)を破りかねませんし、勢い余った場合は、頚椎(けいつい)を痛める場合もあります。大きな怪我の場合もそうですが、歯形の痕がくっきりと残っている場合も、犬でなく、人に噛まれたことは一目瞭然ですので、言い訳も難しくなります。

 

***

 

上記の2つは、いずれも、こと無きを得たものの、ヒヤリ とするトラブルであることには変わりません。

 

DV?虐待?SM?

 

「暴行プレイ」 をまだ、お店で楽しんでいる場合は、お店にもルールはあるでしょうし、少なくとも、叩いたり叩かれることを前提に、十分リスクを認識し、回避出来るであろう人達が働いているわけですから、あまり心配はしていません。

 

では、何を心配しているのか?

 

やはり、それは、悲惨な事故もありますし、SM と言う名のもとに、DV や虐待が行われることで、社会に、「SM は危険」 という、間違った認識が植え付けられてしまう懸念もありますが、「暴力プレイ」 を SM のひとつのジャンルとして認めたくない一番の理由は、「DV」 あるいは 「虐待」 を含めた 「暴力」 を SM と勘違いしている 「鬼畜野郎」 共が、SM の潜在的な社会的需要を荒らしてしまうことに他なりません。

 

「健全な SM」 というのも、おかしな表現ではありますが、一昔前には、一種の精神的疾患として扱われていた、サディズムやマゾヒズムといったものも、現代では、本人が心理社会的な問題を自覚していたり、あるいは、同意のない相手に対して、性的衝動を行動に移すなど、社会的な問題が引き起こされるような場合を除き、個人の 「性的な嗜好」 として認知されています。

 

「真性ドS」 でも、何でも良いのですが、「SM」 に興じる者は、いわゆる 「びょーき」 の人達とは、一線を画していないといけないのです。

 

***

 

この世の中、怪我を負わせれば 「傷害罪」 ですし、事故であれ、死亡させてしまえば 「障害致死罪」 に問われます。

 

「SM」 とは、何回も書きますが、被虐側の M は、拘束されて自由を奪われたり、自分の身体を相手に委ねる行為です。ですので、そこでは、相手に対する 「信頼」 というものがとても大切になってくるわけですが、もうひとつ大切なのは、委ねる相手の持つ 「技量」 と 「人間性」 です。

どんなに 「人間性」 が良くても、「技量」 が伴わなければ事故を起こしますし、どんなに 「技量」 に優れていても、「人間性」 に乏しければ、相手を食い物にしようとするゲスも居ます。

 

サイコでもない限りは、殴ってボコボコにすることのを想像すると、ワクワクしてきてしまって、後先構わず、誰それ構わず、殴り出すヤツなんて居ません。

何故なら、現実の社会でそんな行動をとっていたら、逆に 「返り討ち」 に合うのがオチですし、凶暴な場合は、檻(おり)に入れられて社会から隔離されるからです。

 

やはり、現実問題として 「怖い」 のは、「プレイ」 において、自ら陶酔してしまい、加減が出来なくなってしまう人と、そもそも加減の仕方すら知らない人達であり、また、弱い立場にあるものに対してのみ、「暴力」 という選択肢が出て来る 「虐待」 気質のある人達です。

 

おわりに

 

ジョルジュ・バタイユや、伊藤晴雨ではありませんが、「SM の根源」 にあるものは、人が心の底に持つ、「死」 に対する畏怖と、「生」 の喜びであり 「愛」 です。

「自☆傷」 が、「生」 の混乱と葛藤しながらも、「生きたい!」 と望む 「心の叫び」 であるように、SM は、愛することの下手な人達が、愛を求め、愛を交歓する世界なのです。

 

自らの快楽だけを求め、自らの快楽に興じるために、相手を暴力によって脅迫し、支配する行為は、「ロールプレイ」 の範囲では許されたとしても、それを越えた場合は、単なる 「虐待」 であり、「SM」 としては認められないというのが、 自分の基本的な認識です。

そして、「真性ドS」 でも何でも構いませんが、そういう人達については、「イクなら他人を巻き込まず、ひとりでイってくれ!」 というのが、自分の率直な意見です。

2018/02/01

記事で紹介されました♪

「ブログ記事で紹介されていました・・・」

 

の方が 「的確な表現」 かも知れませんが?(笑)

 

 

[残念ですが、今は、その記事の内容は書き換えられてしまってます (-_-;)]

 


画像は、なんか URL も画像に被せてあって、実に格好良く加工してくれていますw

このまま、自分のPR画像として使わせて戴きたいくらいです。(笑)

 

しかし、なんで今更、ブログで晒しているのか、良く解りません。^^

「トーク」 での会話の内容が不愉快だったのでしょうか?

 

彼女の画面にも、キャプチャーがあるように、自己紹介欄には、「エロキャラ100%」 と書いてありますし、プロフィールにも、エロのディテールが書かれています。

そもそも、そんな 「エロオヤジ」 であることを承知の上で、ピグ友にもなっているはずですし。

 

もし当人が不愉快であったなら、既に 「ピグ友」 も切られているでしょうし、ブログの読者登録も、名前を通知して登録していますので、外されていそうなものですが・・・

 

実は、未だにピグ友としては繋がっていて、しかも、ブログも読者登録されたまんまなのです。

 

何もないところを見ると、単純に、こういう 「晒す」 お遊びが好きなのでしょうか?(笑)

 

***

 

まあ、恥も外聞もない、羞恥心などは既に枯れ果てている 「エロキャラ100%」 のエロオヤジですので、そんなことは、どうでも良いのですが、

 

驚いたのは・・・

 

タイトルも、投稿日付のどちらも、”2017/12/04” とあるのですが、記事中に掲載されているキャプチャー画面を見ると、「ピンクの豚」 の着ぐるみを着ていること。

 

 

これって、ゲットしたの最近なんだけどなぁ・・・

 

と思い起こして、自分の日記の記事を見てみると。

 

 

ありました、ありました♪(笑)

アップしたときのタイムスタンプは、2018.01.26 04:25 になってます。

というか、考えてみたら、このパズルの 「3匹のこぶたイベント」 は、2018年の2月1日の8:59までなんですねw

 

キャプチャーされている、自分のプロフ画面の 「ピグ友」 の数を見ると、これは最新の状態のようですので、元記事は、昔アップしたのだけれど、最近、画像を付けて更新した・・・ということでしょうか??

 

趣旨は、どうも良く解りませんがwww

 

どうも、ご苦労さまで~す♪^^