2ntブログ
2017/11/10

自分の 「セ☆クスライフ」 を考える

自分が求めている 「セ☆クス」 は何なのか?

 

自分が求めているものを知る

 

今現在の 「セ☆クス」 に不満を感じている人は多いかも知れませんが、しかし、自分が求めているものを具体的に意識している人は少ないと思います。

満たされていない人の多くは、「どうしたら良いのか分からない・・・」 というのが本音かも知れませんが、ただ漫然(まんぜん)とハプニングが起こるのを期待しているだけ。

しかし、自分は何が満たされたいのか。それをはっきりさせずに、ただ待っているだけでは、自分で何がしらの行動を起こさない限りは、何も変わりません。

 

自分が求める 「セ☆クス」 を考える

 

単に心の隙間を埋めたいだけなのか。

濃厚なセ☆クスを楽しみたいのか。

それとも、セ☆クスでイケるようになりたいのか。

 

探し求めるものも、探し方も人それぞれです。そして最終的には、セ☆クスを続けるのも、セ☆クスを諦(あきら)め卒業するのも、その人次第です。「現役」 か 「リタイア」 かを決めるのは自分自身なのです。

 

四十路も半ば、あるいは、五十路を迎えて、自ら 「もう、お婆ちゃんだ」 という気持ちが強くなってしまったのか、それとも、世間の 「いい歳して・・・」 みたいな声を聞いてしまったのか。

セ☆クスを卒業し、歌を詠(よ)み、寺社を巡(めぐ)り、自らを老人の座に置いてしまう女性もいれば、五十路を過ぎても、セ☆クスでイクことで 「女の悦(よろこ)び」 を感じるまでは、死んでも死にきれないとばかりに励(はげ)む女性もいます。

 

自分などは、「セ☆クス」 出来なくなってから、そういう生活を送ればいいのに・・・と考えてしまいます。出来るときに、出来ることをする。出来なくなってから、「そのときに、しておけば良かった・・・」 と後悔したところで始まりません。

「婚外恋愛」 などの 「プラトニック」 な恋愛は、極端なことを言えば、ジジイやババアになってからでも遅くありません。

 

中には、性欲を感じなかったり、「セ☆クス」 という行為自体が好きでない人もいるかも知れません。そういう人の場合は、それまでに経験している 「セ☆クス」 という行為自体が貧しかったりする場合もありますが、もう 「懲り懲り(こりごり)」 という人に対して、無理強(むりじ)いしても仕方ありません。

「セ☆クス」 ばかりが人生ではありませんので、どういうライフスタイルを選ぼうが、その人の自由。その人がイキイキしていれば、それでいいんです。

 

たかがセ☆クス、されどセ☆クス

 

しかし、性欲は、食欲と睡眠欲に並ぶ、人の生理的な欲求のひとつですので、人生の中で性生活を重要視する人がいても、何も不思議なことではありません。

 

あるとき二十代の女性から、「セ☆クスではまだイケないけど、セ☆クスは気持ち良いから、いつかイケるようになるよね?」 と問われたことがあります。そのときは 「そうだねっ」 としか答えられませんでしたが、そのくらいの年代のときに、同じような経験を持つ女性は少なくないでしょう。

 

しかし、多くの女性がいつかイケる将来に希望を抱(いだ)きつつも、なかなか叶えられていないというのが現実です。

 

「セ☆クス」 でイクばかりが人生ではありません。

 

いろいろと彷徨(さまよ)って、多くの男性と経験したからと言って、イケるようになるわけではありませんし、相手の男性に気持ちがガッツリと入ってるからといって、イケるわけでもありません。

清水の舞台から飛び降りたくらいのつもりで冒険したからと言って、ハズレくじを引く場合も少なくありません。

 

何かを求める旅

 

しかし、何故彷徨うかと言えば、行動を起こさない限りは、何も現実は変わらないからです。

「セ☆クス」 に限った話ではありませんが、人生は、上手く行くかも分かりませんし、上手く行く保証もありません。

しかし、未来は現在の延長線上にしかありません。

 

人生は、「関心」 があってこそ初めて 「見逃し(みのがし)」 が生じるのです。関心がない場合は、「見逃し」 ではなく、単なる 「素通り」 です。(苦笑)

自分で意識出来ていないと、「機会」 を 「見逃し」 てしまうのではなく、「素通り」 してしまうのです。

そもそも、探しているものが漠然(ばくぜん)としており、それをただ漫然(まんぜん)と探しても、見つかるはずもありません。

 

***

 

女性もいろいろです。不倫や肉体関係には至らないように、男性と距離感を保ちながらも、自分は、デートのときのワクワク感だけを楽しもうとする自分本位な女性もいれば、事前に1回きりと決めているようなアバンチュール型の女性や、次から次へと流れて行く女性もいます。

いろいろな女性がいます。しかし、個々の人を見ると、ずっと同じことを繰り返しています。

 

単に心の隙間を埋めたいだけなら、男を弄(もてあそ)んでワクワクしていれば良いですし、どうしても抑え切れない衝動を一時的に満足させるだけなら、一夜限りのアバンチュールでも十分でしょうし、誰かが隣にいるだけで満足ならば、乗り換えればいいだけです。

自分の場合は、と言えば、こういった女性はお断りですけど、しかし、それが本当に自分の欲しいものとは違う場合には、アプローチを変えてみても、いいんではないでしょうか?

 

自分の思い込みに凝り固まって、同じような人にばかり、思いを寄せていませんか?

 

もしくは、その頑(かたく)なな自分の心が、自分自身を縛りつけていませんか?

 

自分は何の努力も払わないで、嘆(なげ)いてばかりいませんか?

 

自分に対する有意義な助言を、聞き流してしまったり、自ら排除してしまっていませんか?

 

そんな人は、ふと立ち止まってみて、肩の力を抜いてみるのも良いかも知れません。

 

「旅は道連れ、世は情け」 ではありませんが、自分のことばかりを考えるのではなく、相手の気持ちを理解してあげることも重要です。何かの縁を感じるのであれば、遠回りだと思っても、敢(あ)えて 「偶然の悪戯(イタズラ)」 に身を委ねてみたりするのも良いかも知れません。

2017/11/06

「アナ☆ル」 の話(3)

前記事 「『アナ☆ル』 の話」「『アナ☆ル』 の話(2)」 の続きです。

 

前回の記事で、「ア☆ルの何処が感じるのか?」 という話をしました。

 

男性には、「前立腺」 がありますが、女性も男性の前立腺に相当する 「スキーン腺」 があることが分かっていますが、この女性の 「スキーン腺」 が位置するのは、Gスポットと呼ばれる部分です。

前回の記事では、女性の場合には、感じるスポットのようなものが膣にある女性も居れば、ア☆ルにある女性も居ることを書きました。

しかし、このスポットのようなものが、男性の前立腺に取って変わるものかと言えば、若干役不足と思っていたところ、とある女性から、

 

        「指を入れたとき、子宮にあたってる感じがしました。」

 

という証言を聞きました。

 

なるほど!

 

ア☆ルから挿入し、腸管の腸壁を通して、ポルチオが直接または間接的に刺激されていた可能性は否定できません。

何故なら、比較的短いインターバルで20回も30回もイクという 「ア☆ルイキ」 の様相が、実に 「中イキ」 と似通っているためです。

 

「Gスポット」 も、その位置は、女性の 「スキーン腺」 に当たる位置であること。

男性の場合は 「前立腺」 に分化する組織が、女性の場合は 「スキーン腺」 に分化したものであること。そして、どちらの器官も、「快感を感じる」 とする人が一定以上存在することもありますが、女性の 「Gスポット」 については、名古屋市立大学の渡仲三名誉教授が、電子顕微鏡を使って、「Gスポット」 周辺に知覚神経を発見していることなどから、現時点では、「性感帯」 のひとつとして、かなり確からしい存在と言えますが、では、「ポルチオ」 はどうかと言うと、何処がどのように感じているのかさえ、現時点では解明されていません。

 

しかし、「科学的に解明出来ていないから、眉唾(まゆつば)・・・」 とは言えません。

 

もしかしたら、子宮が揺さぶられて、それを知覚神経が何らかの妊娠あるいは出産に係わる刺激と誤認して、何らかのホルモンを分泌しているだけかも知れません。

科学的論理的な仮説を立てて、それを立証あるいは検証するのは医学者の役目であり役割ですが、自分達に言えることは、そういう現象が ”ある” ということです。

 

「Gスポット」 に関する研究について言えば、その後、2008年にイタリアのラクィラ大学の研究グループが追試をし、「確かに存在するが、全員に備わっているわけではない」 とする研究を発表しています。

「女性の性感帯 『Gスポット』 の謎をついに解明か、伊大学」

「New Scientist - Ultrasound nails location of the elsive G spot」

 

しかし、それを言ったら、「クリ」 でさえ、イケる人とイケない人が居るわけですし、強い刺激にによって、感覚が鈍くなったり、失われたりする場合もあるわけです。

それなのに、触れれば敏感であるがゆえに 「クリは自明」 とするのは、いただけない気もしますが、その知覚神経の発達はどのような要因により変わるのか迄は 「未解明」 なわけですし、「解明」 というのは、それだけ後追いで、手間が掛かるというわけです。

 

***

 

潮は吹いても、吹かなくても、女性のエクスタシーには関係ありませんので、どうでもいいですが、やはり気になるのは、女性の 「ポルチオ」 と 「Gスポット」 です。

 

話は変わりますが、昔、若い時分に、伊勢佐木町だったでしょうか?定期健康診断で前立腺の再検査を受けて、結構美人の女医さんに、お尻の穴から指を突っ込まれて、前立腺を弄られたことがありますが、全然気持ち良くありませんでした。(苦笑)

美人の女医さんに、きれい系の若くて大人しめの看護婦さん。それが泌尿器科ですよ?

どう考えても、”ドM男専用の診察室” としか思えなかったのですが、あの状況は、「フランス書院」 のエロ小説そのものでした。(苦笑)

多分、自分の前立腺には、知覚神経がないのでしょう。

あのときほど、前立腺を探られて、股間を思いっきり膨(ふく)らませて、意地でも 「白いもの」 を出したい欲求に駆られたことはありませんが、無理でした。(--;)

 

ギター侍ではありませんが、残念!

2017/10/31

「アナ☆ル」 の話(2)

前記事 「『アナ☆ル』 の話」 に続く、実践編です。

 

「Teen VOGUE」 の特集で問題となった記事 「A Guide to Ana☆l Se☆x」 を読んで見ると、臆面(おくめん)もなく 「サラッ」 と書いてあります。(苦笑)

知っておくべき人は、知っておくべきでしょうが、しかし、知らなくて良い人まで知ってしまうことによって、単なる好奇心で 「しちゃおうか?」 みたいな状況にならないだろうか?と恐れる人達の気持ちも分からなくもありません。

 

男性には、前立腺(prostate)という器官があって、「ここが感じるんだよ」 みたいなことが書いてあるわけですから、そもそも、そういう願望とか性癖のない人の興味まで刺激したりしないか・・・と心配になってしまいます。

 

読者の対象年齢は、11~17歳。この編集者は、自分の経験を語っていますが、しかし、今の時代であれば、自分達で情報は得られるでしょうし、若者向けの一般誌において、周知させる大義があるのかどうかは微妙ですが、多様な価値観と自由こそがアメリカですので、今後どうなっていくのでしょうか?

 

「ア☆ルセ☆クス」 の是非

 

そもそも、人の 「ア☆ル(肛門)」 は、男性自身を入れるようには出来ていません・・・というお決まりの文句は書いてありましたが、しかし、それを言うなら、「フ☆ラ」 で使う ”お口” にしても同じことです。

 

何が感じるのか?

 

「フ☆ラ」 にしても、若い女性は嫌いな子が多く、彼氏が気持ち良がるからしているのが圧倒的です。

物理的な刺激もあるでしょうが、男性にしてみれば、女性に奉仕させることによって、支配欲が満たされたり、女性は女性で、自分で気持ち良くなってくれる喜びといった、心理的精神的な充実感もあるのかも知れません。

もしかしたら、「ア☆ルセ☆クス」 も、物理的刺激とは別に心理的精神的な刺激や充実感といったものが、あるのでしょうか?

 

女性には 「前立腺」 がありません。しかし、感じるところがある女性はいます。

女性の中には、「ここ感じるだろ?」 と言うと 「ウン」 と答えるスイッチがア☆ルにある子もいれば、膣の下側(直腸側)にある子もいます。上側にある子もいますし、そのスイッチがない子もいます。

自分の場合、「ア☆ル調教」 は、ア☆ルが感じる人以外にはしません。ア☆ルは排泄器官であるだけに、相手に 「羞恥」 を感じさせるためには、「ア☆ル責め」 や 「ア☆ル調教」 は最適なのですが、しかし、本気で嫌がる人に対して無理やり強要しても、臭いだけで、面白くも何ともありません。

やはり、最低でも受け手が 「怖さ半分、好奇心半分」 の状況にないと、面白味ありません。

 

「ア☆ルセ☆クス」 となると、経験がないので断言は出来ませんが、無理な挿入は、肛門や腸壁を傷付ける原因となりますし、女性のアソコと異なり、締まる部分は入り口のみですので、挿入時の受け手の意識的な脱力も、とても重要になってくるはずです。

 

単なる 「臭い仲」 という関係に留(とど)まらず、

 

特に、前立腺で感じることが出来る男性とは違い、女性の場合は、タチに回る側と受け止める側との間の微妙な配慮と、タチとウケの受け容れられた感と受け止めた感みたいな、精神的な充足みたいなものもあるのでしょうか?

「中イキ」 も 「縄イキ」 もそうですが、「ア☆ルイキ」 も同種のトランス状態であると思われます。

「子宮は魂のゆりかご」 などと言われますが、子宮の揺(ゆ)れがトランス状態に関係しているなんてことを話す人もいますが、これらは一体全体どういうメカニズムで起こるのでしょうか?

 

一度、経験者あるいはマニアからの、率直な感想を聞いてみたいものです。(笑)

 

「ア☆ルプレイ」 の実際

 

前回の記事にコメントを戴いた女性からは、

 

 

        「お尻の穴を舐められるのもダメ」

        「お尻の穴を舐められた口でキスされたら、気絶する」

 

とのこと。こんなことを言われると、本人が舐められたことを忘れたぐらいのときにでも、「甘い口付け」 でもして、気絶させてやりたくなります。(^o^)/

 

しかし、「ア☆ル調教」 にしろ、「ア☆ルセ☆クス」 にしろ、一番気を付ける必要があるのは、やはり 「安全面」 と 「衛生面」 です。

 

「ア☆ルプレイ」 における基本は、以下の四つです。

 

① 後ろに使用したものは、前に使用しないこと。

特に女性の場合は、尿道口から膀胱(ぼうこう)までの距離が短いので、雑菌が侵入しやすく、すぐに膀胱炎を起こしてしまいます。

女性も男性も、プレイの後は、出来るだけ速(すみ)やかに排尿して、尿で洗い流すようにする習慣も重要です。

 

② 根気良く、きちんと弛緩(しかん)させること。

きちんとローションなどの潤滑剤を使用し、指で揉(も)み解(ほぐ)すように、徐々に拡張していきます。

弛緩が不十分だと、切れたりする原因になります。

 

③ 無理に入れようとしないこと。

男性自身もそうですが、特に、おもちゃなどの異物挿入に際しては、無理に入れようとしないこと。腸壁を傷つけたり、下手をすると穴を開けたりする原因ともなりかねません。

 

④ 出来るだけ衛生的にすること。

「ア☆ルプレイ」 に際しては、事前に 「浣腸」 し、排泄物を出して、キレイにしておくのが一般的です。また、ゴムの使用も必須です。

 

【注意】

SM では、「浣腸プレイ」 といったジャンルもありますが、エネマシリンジなどを用いた本格的なプレイについては、緊縛における 「吊り」 と同様、素人は行うべきではありません。

プロの看護婦でも、立位による浣腸で死亡事故を起こしたりしていますし、遊び半分か、生半可な知識でかは知りませんが、アルコール浣腸をして、急性アルコール中毒で死亡させた事故例などもあります。

浣腸液の内容によっては、腸壁にダメージを与えたり(直腸粘膜損傷)、ショックを引き起こしたりする場合もありますし、温度や量もかなりセンシティブに影響してきますので、決して面白半分には、行わないようにして下さい。

 

2017/10/30

「アナ☆ル」 の話

アメリカの若者向けファッション雑誌である 「Teen VOGUE」 の2017年6月号に掲載された 「ア☆ルセ☆クス特集(Ana☆l Se☆x Guide)」 が物議を醸しております。

 

「ア☆ルセ☆クスの方法を解説する若者向け『ヴォーグ』の特集で、激しい論争に」

「Teen Vogue Publishes Ana☆l Se☆x Guide, Internet Prudes Freak Out!」
 

 

「A Guide To Ana☆l Se☆x」 ← (問題となった Teen Vogue の記事はコチラ!)   


背景

 

 

「ア☆ルセ☆クス(肛門性交)」 は、「ソドミー(sodomy)」 とも呼ばれますが、これは旧約聖書の 「ソドムとゴモラ」 のソドムに由来しており、不道徳行為の象徴となっています。

しかし、「ア☆ルセ☆クス」 は、歴史的にみると、「古代ギリシャ」 などにおいては、合法的行為であり、かつ、男性コミュニティにおける道徳的性行為として行われていたそうですし、日本においても、江戸時代までは、「衆道(しゅうどう)」 と呼ばれますが、「男色」 は、武士や僧侶など、男性社会における男同士の絆を深める行為として普通に行われていた時代もあります。

今回の物議と言うのも、正しい 「ア☆ルセ☆クス」 の知識を啓蒙しようとする社会派的な考え方をもつ出版社側と、「そんな変態行為を普及させるのはやめてっ!」 という道徳派的市民の間の論争とも言えます。
日本で 「ア☆ルセ☆クス」 というと、「変態っ!」 とか 「無理っ!」 という反応が即座に返ってきそうですが、欧米などでは、意外と男女間における 「ア☆ルセ☆クス」 もポピュラーだったりしますので、そういった認識の違いなども背景にあるのかも知れません。

何故、欧米ではア☆ルがポピュラーなのか?

これには諸説ありますが、やはり、男性側の気持ち良い・気持ち良くないがおもに関係しているようです。
日本でも、一般的ではありませんが、女性の妊娠を契機にア☆ルを経験してしまう人もおりますし、また、出産後は、後ろの方が締まりが良いと好む人もいると聞きます。
欧米の場合は、人種や人によっても異なりますが、男性自身が大きい(長い)ことがあげられます。女性のアソコの奥行きは、日本人の場合で 9~11cm と言われていますが、欧米人の女性であっても、10~12cm と、体格の差による違いこそあれ、さほど大きく異なるものではありません。
これに対して、男性自身が大きいもしくは長い場合は、当たり前ではありますが、男性は男性自身を根元まで挿入することが出来なくなります。
そのあたりは、体位によって多少の工夫も出来ると思われますが、しかし、女性側は、アソコの奥まできちんと入ってはいても、男性側は 「しっかりと全部入っている」 感覚が得られないため、のようです。

受け手の理解と了承が重要

しかし、「後ろを試してみたいから・・・」 と言って、誰もがその要求を受け入れてくれるわけではありません。
「セ☆クス」 同様、「ア☆ルセ☆クス」 においても、相手の同意が必要であることは、言うまでもありませんし、誰でもが、「ア☆ルセ☆クス」 を気持ち良い行為として受け容れてくれるものではありません。

 

「セ☆クス」 をしようと思っていたら、間違って 「ツルッ」 と入ってしまった!みたいなアクシデントの場合もあるかも知れませんが、そもそも、物理的に入れることが可能かどうか、ということもありますし、「ア☆ル」 で感じる感じないは、受け手によっても大きく異なるためです。

また、「セ☆クス」 もそうですが、「ア☆ルセ☆クス」 の場合は、それ以上に衛生上そして健康上の知識と配慮が必要となるわけです。

 

感じる人は感じる

 

感じない人は、感じませんが、感じる人は感じるのが 「ア☆ル」 です。

自分は、「ア☆ル調教」 まではするものの、「ア☆ルセ☆クス」 はしません。入らない・・・と言った方が適切かも知れません。^^;

しかし、今までの 「ア☆ル調教」 で、感じる人を見つけちゃったことは何度もありますし、それこそ、その嗜好を見つけてしまった、20代前の、まだほとんど 「セ☆クス」 の経験すらもない女子に、「ア☆ルセ☆クス」 をねだられたこともあります。

また、本人はどちらかというと気が強い方で、それまでは自分は S寄りだと思っていた女性が、「ア☆ル」 に目覚めてしまい、「ア☆ル」 で何度もイケるようになって、「わたしは実は S でなくて、M だったの~っ!」 と、その快感を得られたことを本当に喜んでいる女性も知っています。

「ア☆ルセ☆クス」 に適している男性は、男性自身はどちらかというと細めで、カリが張っていないロウソクタイプの男性ですが、こういう話を聞くと、本当にうらやましく思ってしまいます。

 

性の嗜好は、多様です。本来は、単なる排泄器官に過ぎない 「ア☆ル」 ではありますが、「ア☆ル」 で、トランス状態にまで至ってしまう女性も居る、ということです。

 

とある調査

 

これを受けて、messy は、読者を対象にアンケートを実施したようです。

 

「【messy調査】 米『Teen VOGUE』 特集に物議・・・『ア☆ルセ☆クス』 に興味はありますか?」

 

その集計結果がコチラ。

 

「経験者に聞いた ”ア☆ルセ☆クスのあれこれ” 『奥に入ると不思議な感覚』 『二度としたくない』」

 

その結果・・・

 

ア☆ルセ☆クスに 「興味のある人」 は、68% (ない人は32%)

ア☆ルセ☆クスの 「経験のある人」 は、56.4% (ない人は43.6%)

そして、経験者に限定して、「膣とア☆ルのどちらが好きか?」 という質問をし、「膣」 と答えた人は82%に対して、「ア☆ル」 と答えた人は18%

 

となっています。

 

このアンケートの残念なところは、messy の読者を対象としていることから、大半は 「女性読者」 であると推測されますが、男女の別や、ノーマルとLGBTの区分がわからないことです。

 

この結果の示すところは、

7割弱の女性が 「ア☆ルセ☆クス」 に興味を持っており、5割を超える人が経験しているけれども、前と後のどちらが良いかと聞かれると、前が8割強なのに対し、後は2割弱。

と読めます。しかし、この調査結果では、一見 「膣派」 が多いようには見えるものの、膣派の人が 「前だけを好む」 と言っているわけではありませんし、経験したことのある 「ア☆ルセ☆クス」 がアクシデントによるものなのか、意図的なものかさえも分かりません。

 

そもそも、無作為に選んだ人を対象としているわけではありませんので、「ア☆ルセ☆クス」 や 「性的」 なことに関心のない人達は、このアンケートに回答したりしませんので、調査で出た数字をどう解釈するかは、大変難しいところです。

2017/10/29

いつかはセ☆クスでイケるようになる?(7)

前回、「いつかはセ☆クスでイケるようになる?(6)」 に続き、「いつかはセ☆クスでイケるようになる?(番外編)」 を書いて完結したつもりでおりましたが、甘かったようです。(^^;)

 

読者の方から、いろいろとご質問等を戴きました。

読者の方からのご意見や質問は、記事の書き手としては、大変励(はげ)みにもなりますが、そればかりではなく、多くの方々の実情を知る上でも大変有意義に感じております。

今後も、ご意見やご質問で感じた点などを、どんどん記事として補足説明していきたいと思います。

 

やはり、実感することは、多くの女性が 「セ☆クス」 で 「オーガズム」 を経験していないこともありますが、相談する人がいないことや、正しい情報が解らないといったご意見も伺いました。

友人から最近、実際に話を聞くまで 「中イキ」 の存在を知らなかったという女性もいますし、「中イキ」 なんて嘘だと思ってたという人もおります。

 

今回は、実際に戴いた幾つかの質問に答えるかたちで書いていきたいと思います。

 

***

 

Q1 中イキするには、物理的な刺激は重要ですか?

 

「脳イキ」 の場合と違い、「中イキ」 の場合は、心理的な要素や精神的な要素も重要ですが、物理的な刺激もとても重要です。特に最初、イケるようになるまでは、大変重要です。

そのためには、少なくとも、子宮口に当たり、押せる程度の長さが男性自身に求められます。

細いよりは、適度に太い方が当たりは強いでしょう。先が細い場合は、接触部分が小さいので、女性は痛く感じる場合があります。特に、長くて細い場合は、男性が女性を勢い良く突いたりすると、女性は痛みしか感じなかったりする場合もあるので、配慮が必要になります。

 

また、女性の中で、男性自身が何処に当たっているかもとても重要です。

男性自身が 「上反(うわぞ)り」 の場合は問題ありませんが、下側に反っている 「下反(したぞ)り」 の場合は、奥(ポル☆チオ)には当てづらいかも知れません。

女性の気持ち良いところが、稀に膣の下側(直腸側)にある女性もいますので、そういう女性であれば、「下反り」 の男性と合うかも知れません。

あと、短い男性の場合は、特定の体位でアングルが合うと、女性の 「Gス☆ポット」 に当たるケースもあるようです。

 

子宮口に当てる場合は、女性は 「騎乗☆位」 の体位で探すと探しやすいと思います。

多くの場合、女性は、「騎乗☆位」 になって少し後ろに後傾させた姿勢を好みます。

 

Q2 一度イケるようになるとイキやすくなりますか?

 

補助輪なし自転車の練習と一緒で、一度しっかり 「中イキ」 を経験すると、女性はイキやすくなり、多少の雑念があっても、イケるようになります。

また、イケた相手以外の人であってもイケるようになりますし、イクまでに要する時間も、自分の経験では、1分掛からなかったり、長くても数分だったりしますので、1ラウンドでそれこそ20回も30回もイクという状況が、当たり前になってきます。

昔は、このため、夫婦やカップルの男性が、女性の開発や調教をお願いしてくるようなケースも見られました。

 

Q3 スピリチュアルな要素はありますか?

 

心理的精神的な要素はありますが、超常現象ではありませんので、スピリチュアルなものは全く関係しません。

逆に、なんでもかんでもスピリチュアルなものに傾倒するきらいのある人は、現実の壁や課題に対峙(たいじ)出来ずに、逃げてしまう人も少なくありません。スピリチュアル自体は、人の好き好き(すきずき)ですが、それとは切り離して考えて下さい。

むしろ、身体をリラックスさせたり、無の境地に慣れるように、座禅やヨガあるいは瞑想(めいそう)や呼吸法といったものは有効かも知れません。

 

Q4 羞恥心は重要ですか?

 

セックスは、エクササイズではありません。また、バレエみたいにストイックな状態では、イケる筈もありません。

フランスの小説家、思想家であり哲学者の 「ジョルジュ・バタイユ(Georges Bataille、1897-1962)」 は、「エロティシズムとは、死に至るまで生を称(たた)えることである」 とし、エクスタシーを 「小さな死」 と表現しました。また、「エロティシズム」 の本質は 「禁止」 の 「侵犯」 にあると説(と)いています。

俗なる一般社会では、「禁止」 されていることを、一時的に解除して 「侵犯」 することで祝祭など聖なる行為が行われる。それが 「セ☆クス」 だと言っているのです。

羞恥心は、俗なる社会で 「禁止」 を犯しそうになることで 「恥ずかしい」 と感じる気持ちですが、これは、聖なる行為では、解放されなければならないものです。

「ジョルジュ・バタイユ」 も、サディズムの語源ともなった 「マルキ・ド・サド」 の影響を強く受けていますが、SM における 「羞恥責め」 などは、まさしく、祝祭において羞恥心を高め、解放させる行為と言えます。

 

江戸時代は、女性の乳房は見慣れたものであったため、男性は乳では性欲を感じなかったと言います。

昭和の時代も、粉ミルクの登場で徐々に少なくはなるものの、公衆の面前で乳房を出して赤ちゃんに授乳するお母さんは普通に見掛けました。子供に母乳を与えることは当然のことだから、恥ずかしくも何ともなかったわけです。

 

話がちょっと逸(そ)れますが、「不倫は文化」 と言ったとか言わなかったとかで有名な 「石田純一」 が昔、「女房の前ではオナラはしない」 とか、「だらしない格好をしない」 みたいなことを言ってるのを聞いて、そのときは、

 

        「この気障(きざ)野郎っ!」

 

などと思ったりしたものですが、今にして思うと、これは正論だったのではないか。

たとえ、女房であっても、祝祭である 「ハレ」 と 日常の 「ケ」 をきちんと使い分けるのが、ある意味、夫婦の新鮮味を保つ秘訣。「セックスレス」 にならない秘訣(ひけつ)なのでは・・・などと考えたことがあります。

 

性的な羞恥は、エロティシズムの表れであり、性欲を掻き立てる要素のひとつなのですから、とても大切なものだと思っています。