2ntブログ
2018/01/08

「脳イキ」 の話

 

髪の毛を引っ張っても、首の後ろを摘んでもイク

 

過去の記事では、女性のオーガズムに関連して、「中イキ」 以外にも、「縄イキ」 や 「脳イキ」 について説明しましたが、しかし、それらを読んだとしても実際のところ、大半の方は 「半信半疑」 なのではないでしょうか。

 

そういう自分も、実際にそのような現象を、自分の目で確認するまでは、信じていませんでしたし、何てセンスの悪いネーミングなんだと思っていました。

しかし、「縄酔い」 から 「縄イキ」 を経験した愛奴が、「指の股」 や乳首を弄(いじ)る程度でイクようになってしまい、ふと本人が呟(つぶ)いた 「まるで脳がイッているみたい・・・」 という言葉に、ある意味、目から鱗が落ちるような衝撃を受けたことは、以前の記事にも書いた通りです。

 

「縄酔いと縄イキ(4)」

 

最近は、その愛奴も、髪の毛を引っ張っても、首の後ろを摘んでもイクようになってしまいました。(笑)

 

        「そんなはず、あるかっ!」

 

と罵声を浴びてしまいそうですが、しかし、嘘でも演技でもなくて、本当なんです。

そんな事実説明を補強するために、どう裏付けしたら良いのか悩んでいたところ、TED でこんな動画を見つけました。

 

歯磨きでイク

 

「TED日本語 - メアリー・ローチ: あなたの知らないオーガズムに関する 10 の真実」

 

 

「メアリー・ローチ(Mary Roach)」 は、「セックスと科学のイケない関係」 などの著書で知られてい

る、米国の科学ジャーナリストです。

 

 

そして、このプレゼンの第2章 「2. You don't need genitals.(性☆器はいらない)」 [1:15/16:37] のところで、他人に眉毛を撫でられてイッてしまう人の話 [1:25/16:37] や、「ひざオーガズム」 の話 [1:43/16:37]、そして、歯を磨く度にイッてしまう女性の話 [1:51/16:37] など、性☆器以外のいろいろな部分でイッてしまう 「脳イキ」 する人のことを紹介しています。

 

下半身麻痺でもイク

 

これらは、「幻のオルガスム」 と呼ばれているそうですが、脊髄損傷などで下半身が不随になっても、生殖器への刺激が脊髄を回避して、直接、脳に届いていることは科学的にも証明されているらしいのです。

 

「性科学研究者 『身体への接触なしでもオーガズムは可能』 (1)」

「性科学研究者 『身体への接触なしでもオーガズムは可能』 (2)」

「Exploring the Mind-Body Orgasm」


この記事に登場する 「ビバリー・ウィップル(Beverly Whipple)」 氏、および、「バリー・コムサリュック(Barry Komisaruk)」 氏はいずれも、米国ニュージャージー州の 「ラトガーズ大学」 の教授で、「オルガスムの科学(Science of Orgasm)」 の著者です。

 

 

 

 

オーガズムを司る神経は、この場合、「迷走神経」 を経由しているそうです。

従来は、迷走神経は骨盤領域にまでは達していないと考えられていたそうですが、実際は、子宮や子宮頸部(しきゅうけいぶ)、そして、不確定なのかも分かりませんが、膣辺りまで達しており、これらの領域の刺激が迷走神経によって運ばれ、腹部を通り横隔膜を経由して、胸腔(きょうくう)を通り、脊髄の外側を伝って首を通り、脳に伝わっているそうです。

 

そして、あと、この記事から分かる事実は、子宮・子宮頸部・膣・ク☆リが、それぞれ異なる神経経路を介して脊髄に繋がっているということ。そして、オーガズムは、口・手・乳首・肛門などあらゆる部分からも導けることが科学的に検証できているということです。

 

このニュースは、不幸にして障害を抱えてしまった方々にとっては、朗報と言えます。

 

但し、これらの研究では、具体的にどのようにすれば、脳でイケるようになるかまでは、解明出来ているわけではありません。

あくまでも、「脳イキ」 と呼ばれている現象が、科学的にも、生理学的に立証されているということだけです。

 

イケるようになる

 

ちなみに、うちの愛奴は、主に指の股を触られると、感じてしまうそうなのですが、自分で触っても何ともないようなのです。

自分が恋する、好きな男性であれば、痴漢されてみたい女性も、全く知らない男性に触られると 「イラッ」 としてムカつくのと同じ感覚なのでしょうか?

 

ちなみに、「中イキ」 出来るようになった別の愛奴は、カレシとのときも 「中イキ」 出来るようになったそうです。

 

「中イキ」 も 「脳イキ」 も、一度イケるようにさえなれば、二度目は簡単ですが、それまでが結構大変です。

やはり大事なのは、自分で本当に 「イキたい!」 と強く望み、求めること。そして、物怖(ものお)じしない 「勇気」 と、最後は 「集中力」 です。

 

誰でも開発できるものではありません。

ゴルフでも、下手に素人に教わったり、我流(がりゅう)で変な癖を付けるよりは、最初から 「レッスンプロ」 に教わりなさいと言われたりしますが、それと同じです。

 

そして教わるからには、自分を相手に委(ゆだ)ね、教わったことをひとつひとつ素直に受け止めることです。

2017/12/23

「男性自身」 の話 (3) - 先人の知恵

前記事 「『男性自身』 の話 (2) - 大きければ良いものでもない」 の続きです。

 

近代の性愛文化

 

日本の 「性」 も、昭和の時分から考えると少しずつ 「オープン」 とはなってきていますが、しかし、相変わらず、「性」 が何かと 「悪者扱い」 される風潮は変わりません。

そして、その結果、多くの人々の、「セ☆クス」 の正しい知識の習得を阻害したり、間違った 「セ☆クス」 の知識を根付かせたり、などの弊害を招いています。

 

そもそもは、日本の 「性教育」 が、最低限の 「交尾」 レベルで終わってしまっているのが、問題の本質です。本来は、ティーンエイジャーも大人も、結婚してからも、「心」 を含めて 「性教育」 を学ばないといけないのです。

 

そもそも、「性」 を 「腫れ物扱い」 するのは、元来の 「日本文化」 ではありません。

 

「性」 の 「悪者扱い」 が始まったのは、明治時代に入り、明治政府が、欧米の文化や価値観の影響を強く受けるようになってからです。

ちなみに、婚姻制度として、「一夫一婦制」 が制定されたのも、明治以降です。


良いか悪いかは別として、江戸時代までの日本では、「セ☆クス」 の文化は、今よりも 「オープン」 で、進んでいましたし、明治以降も、地方などでは、昭和になり、終戦から高度成長期を迎える辺りまでは、その地方に纏(まつ)わる 「古いしきたり」 や 「風習」 が守られてきたところなどもありました。

 

江戸時代の性愛文化

 

では、江戸時代の 「セ☆クス」 は、どれだけ進んでいたのか?

 

現在の 「BL(ボーイズ・ラブ)」 ではありませんが、江戸時代には、男性同士の性愛は 「男色」 と呼ばれていました。また、武士や僧侶同士などの階級では 「衆道」 と呼ばれ、師弟関係など、男性社会において、男性同士の絆(きずな)を深める手段として、性交渉は当たり前だったようです。

 

思うに、欧米からの 「性」 に関する強い圧力というのは、それまでの日本の男性社会においては当然とされていた 「男色」 が強く影響しているのではないでしょうか?

何故ならば、キリスト教において 「男色」 は、旧約聖書の創世記の 「ソドムとゴモラ」 の逸話にもあるように、「男色」 は 「不浄」 とされているためです。「男色」 の習慣がないどころか、「男色」 は不浄とされている 「宣教師」 などが、武士に迫られたとしたら、今風に言えば 「きもっ!きもっ!」 となっても、何ら不思議ではないからです。

 

もう、「オープン」 と言うよりは、「やりたい放題」 の感がありますが、江戸時代の 「セ☆クス」 は、「男色」 も有りなら、「おもちゃ」 も有り。何でもアリの時代でした。

男色以外にも、「春画」 と呼ばれる当時の男女の性交渉を描いた浮世絵を見れば、男性一人に女性二人の 「3P」 もあれば、男性の自慰を覗いて笑みを浮かべる女性もあったりします。

相撲の「決まり手」 である 「四十八手」 に準(なぞら)えて、「江戸四十八手」 のような体位集を考案したのも、この頃です。
 

しかも、まだ、写真技術や活字などのない時代。

瓦版から当時の 「エロ本」 とも言える 「春画」 に至るまで、下絵を描き、木版を彫り、そして、それを多色刷(たしょくず)りで擦(す)るという 「浮世絵」 の技術が用いられ、これらを通して江戸の 「大衆文化」 が培(つちか)われてきました。

 

現存する、そんな古い書籍の紐を解くと、「男性自身の番付」 みたいなものまで出てきます。

科学や医学のレベルは、まだ発展途上にあるため、現代と比較にならないかも知れませんが、しかし、だからと言って、人の感性や文化といったものまでが、貧しいわけではありません。

 

江戸時代の人達は、どんな 「男性自身」 を 「名器」 として珍重していたのでしょう?(笑)

 

今回は、フランスの国立図書館(Bibliothèque nationale de France) が所蔵している、「閨中紀聞/枕文庫(けいちゅうきぶん/まくらぶんこ)」 文政5年(1822)年、および、立命館大学のアート・リサーチセンターが所蔵している、月岡雪鼎(1726~1786)の 「艶道日夜女宝記(びどうにちやにょほうき)」 の中から、いくつかをご紹介したいと思います。

 

***

 

1.最上(極上)級の男性自身

 

(1) 「閨中紀聞/枕文庫(けいちゅうきぶん/まくらぶんこ)」

 

「閨中紀聞/枕文庫(けいちゅうきぶん/まくらぶんこ)」 文政5年(1822)年 には、図解入りで、「男根(へのこ)の最上、紫衣(しい)上性(じょうせい)之図」 という記述があります。

 

 

「男根(へのこ)の最上、紫衣(しい)上性(じょうせい)之図」

 

○ 鼻梁(はなすじ)をもって根のたけ(丈)をはかり、腮(ほう)ほ子にて陰頭(へのこあたま)のたかさをしると云々。
○ 世に大まらと小まらを論ず。何れがよきと。婦人こたへて曰く。うまきもの大口に食してこうみ(香味)有るや。小口に食してうまきをしるべし、と。この説も可なり。

 

現代語訳

 

男のブツは、大きい方が良いのか、小さい方が良いのか議論になるが、婦人が答えて言うには、「どんなに美味しいものであっても、大きく口一杯に頬張っては、食べてるものの味も、解からないでしょ。小分けにして食べているから、美味しいのよ」 とのこと。

 

「大きいのが良いのか、小さいのが良いのか・・・」 (笑)

もう、平成時代も終わりに差し掛かっているのにも拘わらず、議論のネタは、200年前とほとんど変わらないというところが笑えますが、この見開きの説明はなかなか 「粋」 な表現であります。(笑)

 

しかし、この21頁のの挿絵に続き、後ほど紹介する22頁の上品・中品・下品に分類する格付けの図、そして、23頁にある図の解説を読むとかなり辛口です。

また、内容は、現代にも通じるところがあり、驚かされます。

 

 

図の解説(P23)

凡(およそ)玉茎(まら)に品類多し。大男根(おおまら)、小男根(こまら)、黒、白、上反(うわぞり)、下反(したぞり)、長陽根(ながまら)、かわかぶり、傘まら、うつぼ玉茎(まら)なり。

黒の上反をもって上品となす。白下反は下品なり。

長きは肝の臓にあたる故(ゆえ)、婦人是を嫌う。

皮かぶりは中品(ちゅうひん)なり。情(せい)をいだして、玉門(ぼぼ)を出入(だしいれ)はこぶといえども、我皮(わがかわ)のうちにて、婦(おんな)の肌につかず、女悦びうす(薄)し。

傘とは雁高の甚(はなはだ)しきを言う。茸(きのこ)の開きたるが如く宜しからず。

女に害あり。上品とはせず。うつぼは皮かむりの甚しきなり。

きざすといえども皮を脱がず、指にて脱がすれども出入往来(でいりおうらい)のうちに再び皮をかぶる故に下品とすと云々。

 

(2) 「艶道日夜女宝記(びどうにちやにょほうき)」

 

こちらは、月岡雪鼎(1726~1786)の 「艶道日夜女宝記(びどうにちやにょほうき)」 の 「陰茎(しぢ)は極上品(ごくじやうぼん)の図(づ)」 です。こちらには、男性自身の 「極上品」 の図解入りで、次のような記述があります。

 

 

陰茎(しぢ)は極上品(ごくじやうぼん)の図(づ)、是也。

 

陰茎(しぢ)の上ぽん(品)といふは、第一ふ(麩)のごとくやはら(柔)かにして、かり(雁)高く惣(そふ)さほ(棹)にふし(節)有りて、上へそ(反)りて三角(かく)なり。

寸は四寸五六ぶ(分)より七八ぶ(分)迄。ふと(太)みも是に同じ。

色(いろ)はくろ(黒)きがあたゝかなるゆへ(ゑ)よしとする也。すなはち右に図をしる(記)せ共まれ(稀)の一物也。
是にて行ふ時は婦人(ふしん)惣身をうるほし、血気(けつき)をよくめぐらし、其あぢ(味)はひいふもさらなり。

 

現代語訳

 

極上の男根というのは、まず第一に、麩のように柔らかく、雁が高く、また竿には節があって、上に反って三角形になるものを言う。

長さは、四寸五六分(13.64~13.94 cm)から、四寸七八分(14.24~14.55 cm)くらいまで。一番太い部分の口径もこれと同じ。色は、黒いほうが温かくて良い。

一応図示はしているのもの、希少な一物である。

この男根を味わうと、女性は全身を潤わせて、血気をめぐらせ、その味は、良いどころではないという。

 

30.303mm × 4.5 4.6 → 13.636 13.94

30.303mm × 4,7 4.8 → 14.24 14,55

 

2.男性自身の分類


月岡雪鼎(1726~1786)の 「艶道日夜女宝記(びどうにちやにょほうき)」 には、男性自身について、次のような記述があります。

 

(1) 九道具之註(きゅうどうぐのちゅう)

 

 

九道具之註(きゅうどうぐのちゅう)

 

(ちょう)ハ-長くして竿のごとし。思いの儘(まま)に行えば、玉門を貫ぬき病を求む。
(ふ)ハ-柔らかにして開中のあたりよし。いかようの玉門に合せてもよき也。
(小まら)ハ-短く小さきゆえ、女堪能少なけれども毒にも薬にもならず。
下反(したぞり)ハ-開中の構えと食い違うたるゆえ、出入りの具合い悪しく下まら也。
上反(うわぞり)ハ-玉門に入て構えに応じ、開の上面(うわつら)をこするゆえ具合よし。
(ふと)ハ-開中に入りなかばになりて甚(はなは)だ締まりよく、新(あら)開は叶はず。
(かり)ハ-雁高なり。是も開中の上面(うわつら)を鋭(するど)くしごきてよし。
(すぼけ)ハ-玉門にいりて出入に術(じゅつ)をつくすといへども互いに味わいなし。
(どうがえし)ハ-稀の道具にして名作なれ共、玉門を選らみ並の女はうけがたし。

 

現代語訳

 

「長まら」 すなわち 「長尺」 は、長くて竿に似ており、男性が加減をせず好き勝手にすると、膣を損傷するとされています。

「麩」 とは、お味噌汁に入れる 「お麩」 の麩と同じですが、柔らかく膣内の当たりが良く、どんな女性器にも合うので良い道具であるとされています。

「小まら」 は、短くて小さくて、女性はあまり堪能出来なくて、毒にも薬にもならないというのも、何だかとても悲しいところがあります。(苦笑)

「下反り」 は、膣内の構造と食い違うので、出入りの具合いが悪く 「下まら」 であるそうです。

「上反り」 は、膣内で、相手の膣内の構造に応じて、膣の上壁を擦るので具合が良いとされています。

「太まら」 は、膣内に半分入れた状態で、一番きつくなるので、処女は無理とあります。

「雁高」 は、膣内の上壁を鋭くしごくので、良い道具とされています。

「被(すぼけ)」 とは、「皮かむり」 すなわち 「包茎(ほうけい)」 のことですが、膣内の挿入が容易ではあるものの、男女どちらも味わいが感じられないとのこと。

「大(どうがえし)」 は、「胴返し」 とも書きますが、稀(まれ)の名器ではあるけれども、一般の女性は受けられないことも多く、相手を選ぶとされています。

 

太過ぎても、長過ぎても、大き過ぎても駄目という結果になっています。

良い道具は、上反りの雁高で、柔らかめとのことです。

下反りは、後背位(バック)では、しっくりと来そうなものですが、しかし、それでも亀頭が上壁を擦る感覚は味わえませんし、女性も男性と相対していませんので、気持ちの持って行き場に困る、ということなのでしょうか。

 

日本の男性は、欧米人の道具と比べると、「アソコが硬い」 ことを誇(ほこ)りがちですが、江戸時代の文献を見ると、むしろ、柔らかいタイプの方が名器とされているのは、目から鱗(うろこ)と言えます。

 

3.男性自身の評価

 

(1) 「九道具之芟(きゅうどうぐのこと)善悪記」

 

「艶道日夜女宝記(びどうにちやにょほうき)」 の中の、「九道具之芟(きゅうどうぐのこと)善悪記」 には、男性器の良し悪しを、上中下に格付けして説明しています。

 

 

九道具之芟(きゅうどうぐのこと) 善悪記

 

上  麩(ふ)      ・中  太(ふと)      ・下  反下(したぞり)
上  上反(うはぞり) ・中  小(小まら)    ・下  長(ながまら)
上  鴈(かりだか)  ・中  大(どふがへし) ・下  被(すぼけ)

 

上品(じょうぼん)とされる道具は、なんと、筆頭が 「麩(ふ)」、次が 「上反(うわぞ)り」、そして、「雁高(かりだか)」 となっています。

中品(ちゅうぼん)すなわち中級品の道具の筆頭は、「太(ふと)まら」、続いてなんと 「小まら」 が登場します。太くて長く名品たる 「大まら」 は、その後です。

下品(げぼん)は、粗悪品といった感じでしょうか。筆頭が 「下反り」、次が 「長まら」 そして最後が 「被(すぼけ)」 ということで包茎になっています。

 

(2) 「閨中紀聞/枕文庫(けいちゅうきぶん/まくらぶんこ)」

 

「閨中紀聞/枕文庫(けいちゅうきぶん/まくらぶんこ)」 文政5年(1822)年 によると、凡(おおよ)そのこの辺りの大きさの目安となる寸法が書き記されています。(笑)

 

 

上品(じょうぼん)

長さ 14.5cm(四寸八分) 雁周り 14.5cm(四寸八分) 雁首 14.2cm(四寸七分) 竿中周り 12.7cm(四寸二分) 根元 12.1cm(四寸)


中品(ちゅうぼん)

長さ 12.1cm(四寸) 雁周り 12.1cm(四寸) 雁首 11.8cm(三寸九分) 竿中周り 11.8cm(三寸九分) 根元 11.5cm(三寸八分)

 

下品(げぼん)

長さ 11.5cm(三寸八分) 雁周り 8.1cm(二寸七分) 雁首 11.2cm(三寸七分) 竿中周り 11.8cm(三寸九分) 根元 12.1cm(四寸)

 

胴返(どうがえし)

長さ 18.1cm(六寸) 雁周り 13.6cm(四寸五分) 雁首 13cm(四寸三分) 竿中周り 12.4cm(四寸一分) 根元 12.4cm(四寸一分)

 

ちなみに、これを長さと直径に換算すると、以下のようになります。

 

  長さ カリ直径 竿直径
上品 14.5 cm 4.62 cm 4.04 cm
中品 12.1 cm 3.85 cm 3.76 cm
下品 11.5 cm 3.57 cm 3.76 cm
胴返 18.1 cm 4.33 cm 3.96 cm

 

上品                   中品

  

 

下品                   胴返

  

2017/12/22

「男性自身」 の話 (2) - 大きければ良いものでもない

表示できなくなる現象が多発しています。

気が付く表現は、何度も修正を重ねているのですが・・・

しかし、図まで消したのに、おかしいな?!

「イイね」 や 「コメント」 が消えてしまわれた読者の方には、

大変ご迷惑をお掛けしております。m(_ _)m

―――

 

あきらめました。

保存記事は 「コチラ」 の方にありますので、よろしくお願いいたします。

2017/12/21

「男性自身」 の話

タイトルに期待するものの、あまりにも貧しい記事の内容にちょっとガッカリでした。

期待した自分がイケなかったのか・・・

 

なんの話かというと、「サイゾーpremium」 第一特集 「SEX」 新論の 「決定!【ち○こ】 の新しい単位」 の話。雑誌は購入していませんので、実害はありませんでしたが。(苦笑)

 

 

【ち○こ】 の新しい単位


この記事にある 「単位の基準」 とやらを要約引用すると、勃☆起時の男性自身の長さと、太さを、ゴムのS・M・Lを参考に、区分分けしたもののようですが、かなり適当です。

 

太さ

(size)
(mm) 98 99~101 102

 

長さ

(dick) 44 48 52 56 60 64 68
(cm) 10.5~11.4 11.5~12.4 12.5~13.4 13.5~14.4 14.5~15.4 15.5~16.4 16.5~17.4

 

 

ちなみに、この基準に従うと、AV男優の 「加藤鷹」 は、「Y68dick」 になるそうですが、しかし、記事の中で、加藤鷹が 「自分より大きかった人がいる」 と言っているにも拘わらず、加藤氏のサイズを最大値に取るってのは、これはタレント?に、胡麻でも擂(す)ってるんでしょうか?(苦笑)

そもそも、上限や下限の数値を固定化する意味すらありません。

 

インタビューの取材費を払っておきながら?、ほぼ、インタビューの内容を無視して、単に 「加藤鷹」 の名前だけをお借りした・・・みたいな記事の内容です。

同じ 「サイゾー」 でも、「messy」 の 「月島カゴメ」 や 「LollipopーRumiko」 あるいは 「谷川明日香」 辺りのキュレーターだったら、「実際に 『加藤鷹』 と寝てみた!」 みたいな 「突撃体験レポート」 でも、出てきそうなのに。(苦笑)


この基準を策定するにあたっては、日本人の 「平均サイズ」 を持ってきているそうですが、「株式会社典雅」 によると、日本人50万人のデータから算出した男性サイズの平均値は、長さが 13.56cm、亀頭の直径は 3.53cm、竿の直径は 3.19cm となっています。

 

しかし、どうせ 「平均値」 を採るなら、せめて中央レンジの 「56dick」 の中央に、この平均値が来るようにして貰いたいもんです。「56dick」 の初期値に平均値を持ってきてしまうと、区切りも悪いし、平均値からちょっと落ちただけで、「クラス落ち」 してしまうことなります。

13cm以上14cm未満を 「56dick」 とでもしておけば、まだ良かったものを。(^^;)

数字の並びにすら 「美しさ」 を求めないこういう女性は、だいたい文章もガサツ。

それに、重箱の隅を突付くわけではありませんが、「13.5~14.4」 を 「56dick」 とし、「14.5~15.4」 を 「60dick」 とすると、14.4と14.5 の間が抜けることすら、気が付いていないのでしょうね。(苦笑)

 

雑誌の記事には、ライターの記名も入っていますが、「ゆとり世代」 のライターなのか、それとも、阿呆記事なので、編集者も査読すら、していないのでしょうか?

 

見開きで2頁程度の記事でしたが、なんか期待はずれの内容でした。

 

 

TENGA 社が集めた50万人分のデータ

 

TENGA で有名な 「株式会社典雅」 は、どうやら、「TENGA FITTING」 と呼ばれる 「自分のイチモツ」 をワイヤーフレームで表示するアプリケーションを使って、50万人分のデーターを収集したようです。

 

ちなみに、TENGA FITTING による、平均値を用いた標準サイズは、コチラ。

 

 

そして、こちらが、それぞれ、ペ☆ニス全体の長さ、亀頭の直径、竿の直径の入力値を集計した、「集計データ」 です。

 

「TENGA FITTINGユーザー50万人突破 日本人の平均ペ☆ニスサイズが明らかに!?」

 

こうしてみると、ところどころにピークが見られたり、数値が重なるピークが幾つも表れているところなどは、大変興味深いです。

 

この集計データを見ると、幾つか面白いポイントが見えてきます。w

 

ペ☆ニスの長さでは、4cm、10cm、12~14cm、15cm、17cm に大きな山が見られること。

17.5~19cm も低いながらも、小さな山が見られます。

亀頭部分の直径は、1cm、1.9cm、3cm、3.5cm、4cm、4.5~5cm に、竿の直径は、1.2cm、2cm、2.5cm、3cm、3.5cm、4cm、4.5~5cm に山が見られます。

 

***

 

試しに、自分のは、こんな感じになりました。(笑)

 

2017/12/17

子宮の病気と 「セ☆クス」 の話

子宮関連の手術をされる方の話を、時折、耳にします。

 

 

「子宮頸がん」 ワクチンのその後

 

一時は、テレビ CM で 仁科明子親子が 「子宮頸がん」 ワクチンの摂取を啓蒙していましたが、この 「子宮頸がん」 以外にも 「子宮筋腫」 など、子宮にまつわる病気は、女性にとっては身近な存在と言えます。

 

その後、「子宮頸がん」 ワクチンの重度な副作用が問題となり、訴訟が起きていますが、しかし、「子宮頸がん」 ワクチンにおいては、他の国では同様の副作用問題が出ていないということを指摘する医師もおります。

 

「子宮頸がん患者を 『見殺し』 にする国と朝日新聞・・・安全ワクチンの危険性を煽る」

「『子宮頸がんワクチン訴訟』 で明らかになった 『情報』 と 『制度』 の不足」

 

また、日本小児科科学会は、子宮頸がんワクチン摂取の是非は、多数決で決めることではないとしながらも、学会のシンポジウムにおいて、

子宮頸がんワクチンの接種再開に対して支持するかしないか会場に挙手を求めた。フロアからは「支持する」の方に無数の手が上がった。フロアにいた筆者は手に取り囲まれて全体を見ることはできなかったが、壇上にいた座長は、開始時点に比べ、「わからない」に挙手する人が減り、9割くらいがワクチン接種再開を支持しているようだ・・・

と結論付けています。
 

「子宮頸がんワクチン論争 はっきり示された専門家の総意」

 

現在のところ、まだ地裁レベルでの訴訟は続いておりますが、日本産科婦人科学会でも、国に 「積極的勧奨」 の再開を求める声明を発表するなど、摂取推奨の立場をとる医師が多くなってきているようです。

 

「子宮頸がんワクチン、国内でも予防効果を示す研究報告が続々」

 


手術に拘わるプレッシャーと不安

 

腹腔鏡(ふくこうきょう)手術なども可能なようですが、しかし、群馬大の肝臓手術での連続死亡事故などを目にすると、傷も小さくて、退院日も短くて済むメリットを無視してでも、素人は、開腹して貰いたくなってしまいます。(苦笑)

 

「群馬大学病院で起きた腹腔鏡手術死亡事故の恐るべき闇」

 

このあたりは、まずは、きちんと自分の主治医に意見を聞くことが重要だと思いますし、まあ、群馬大のような場合は、練習の回数を重ねたかったのか理由は分かりませんが、執刀医師本人は何人死のうが意欲的なわけです。

他にもこんな医師がいると想定したくはありませんが、こういう良識のない医師を回避するためには、やはり、セカンドオピニオンまではいかなくとも、なんかの折に、他の医師に相談して意見を聞いてみるとか、ネットで危険性について調べてみるのが肝要かと思われます。

 

まあ、腹腔鏡手術にせよ、開腹手術にせよ、本人としては、生きた心地がしないのが、「手術」 です。当たり前ではありますが、本人としては、大変心細いわけです。

それは何も、手術に限った話ではありません。検査であっても同じですし、堕胎にしても、ウンコをするのとは、わけが違います。お金の面倒さえ見ればいい、と言うものではありません。

男性は、やはり女性が心細いときにこそ、きちんと寄り添ってあげる気持ちが、とても重要です。

 

また、子宮や乳房などの場合、女性は、自分が 「女性でなくなってしまうのではないか」 という不安を覚えます。

「生理がなくなるから、楽でいいや~」 みたいなのは、単なる強がりで、自分に対して言い聞かせているに過ぎません。心の底では、やりようのない 「寂しさ」 と 「不安」 を感じているはずです。

 

 

「子宮摘出」 と 「セ☆クス」

 

今回は、「子宮」 について。男目線で書かせていただきます。

 

今までに、交通事故で内臓破裂を起こし、子宮を摘出した女性と、「致した」 ことはありますし、子宮頸がんで、手術した女性と 「致した」 ことがありますが、子宮摘出によって、卵巣ホルモンが分泌しなくなる等の問題は出てくると思われますが、これは経口による投与も可能な筈なので、(自分で経験したわけでもなく、無責任ではありますが、)大きな問題ではないと思われます。

 

術後の 「セ☆クス」 に問題はないか?

 

では、そういった女性は、「中イキ」 しなくなったりしないか?

 

結論から先に言いますと、「大丈夫」 です。相手の男性が感じる 「感覚」 についても、大差ありませんし、女性の 「感度」 についても、全然 「問題」 がないばかりか、むしろ、より 「セ☆クス」 に積極的になったりします。(^^)/

 

これは、経口投与による女性ホルモンが、体内で吸収され、体内で、女性ホルモンとして機能する分量が減ることにより、男性ホルモンの量が相対的に増すことによるのか、それとも、「子宮を摘出した」 ことで、心理的な喪失感を打ち消そうとするために、そうなるのかは、分かりません。

 

当然、術後は、手術による痛みはあるでしょうし、違和感などはあるかも知れません。また、医師の許可があるからと言って、乱暴に 「セ☆クス」 して良い筈がありません。

いろいろな症例や、術式があると思いますので、全てが全て100% と断言できるわけではありませんが、自分が経験した範囲においては、全然、「セ☆クス」 の方は問題ありません。

 

どのくらいで 「セ☆クス」 出来るようになるか?

 

自分の知人が最近、子宮の手術(開腹手術)を受けましたが、11月23日に入院して、即、2時間の緊急の開腹手術。術後数日間は、傷の痛みのほか、頭痛や吐き気に悩まされたようですが、11月27日には、吐き気もおさまり、12月7日に退院。

そして、1月1日からは、ようやく念願の 「セ☆クス」 解禁 となるそうです。

その間、約1ヶ月に、プラスプラスと言ったところ。

これは、開腹手術の場合ですから、腹腔鏡だともっと回復は早いのかも知れません。

 

ちなみに、交通事故で子宮を摘出した女性の場合は、「セ☆クス」 解禁となるまでに、約1年を要しました。これは、お腹の中で子宮が破裂しており、そういった複雑な傷や組織を縫い合わせたりと、そういう事情があるのかも知れません。

メスで切った傷は、大変治りも早いので、これだけの違いとなって現れるようです。

 

自分の身になって考えると、お腹の三枚肉も、きちんとくっつくのか、その辺は分かりませんがwww

 

 

参考になるその他の記事・書籍

 

この方は、「子宮内膜症」 のケースですが、いろいろと 「子宮摘出」 に絡む話を書かれています。

 

「子宮は女の象徴だと思っていた女性が、摘出してはじめて知ったポ☆ルチオの快感/神田つばきインタビュー 『子宮を手放し、性の冒険に出た私』 【1】」

「子宮摘出が決まってから、『こんな不当な目に遭ってたまるか』 と怒りがわいてきた/神田つばきインタビュー 『子宮を手放し、性の冒険に出た私』 【2】」

「精神的に男性と愛情をつむげない私が、閉経後に気づいた 『ペ☆ニスが嫌い』 という本音/神田つばきインタビュー 『子宮を手放し、性の冒険に出た私』 【3】」

「子宮の病気における治療方針の決定権を、女性自身が持てないというおかしな傾向」

「子宮摘出手術、決定! 身寄りなしの女性が病院を見つける苦難と術後の不安要素」

「子宮摘出手術をひとりで受けて、ひとりで退院する。解決すべき課題と医療の進歩」

「子宮摘出手術の付き添いを、独り身なので 『便利屋』 に頼もうと思ったけれど」


「子宮頸がん」 により、子宮と卵巣の摘出手術を受けた女性の闘病記は、「さよならしきゅう」(講談社 岡田有希著)は、コチラからよろしくお願いします♪

 

 

 

 

心配している愛奴に愛を込めて。