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2018/02/16

M 女の装い(1) - 装いの基本

 

「愛奴の装い」 ・・・ 拘(こだわ)る人は拘るようです。

 

以前、出会い系か何処かで知り合ったヌシと、暫(しばら)く付き合っていたけど、とにかく注文が多いので別れた・・・という 「ドM主婦」 さんがいました。

いろいろと女性が身に付けるものに対して、指示が細かったそうです。極めつけは、「赤のヒール」。 彼女曰く

 

        「こんなの買わせて、何処へ履いて行けって言うのよ~っ ムカムカ!

 

と、その主と会う以外は、使いようのない 「高価な買い物」 を自腹で買わされたことに、憤(いきどお)りを感じていたようです。

 

そう言えば、アルマーニの制服で揉めている銀座の 「泰明(たいめい)小学校」。

父兄によって、賛否両論あるようですが、一番感銘を受けた反論は、「はげ~っ!」 の、あの百田氏。

 

 

「百田尚樹氏が断言、銀座・泰明小 ”アルマーニ制服” 『アホみたい。ほな、教師もみんな着るべきや』」

 

確かに、その通りです。子供に高級ブランドの制服を着せて 「品格」 うんぬん言うのであれば、当然、教師も率先してお手本を見せるべきでしょう。(笑)

生徒はアルマーニの制服を着ているのに、先生はユニクロにサンダル履きでは、示しがつきません。(苦笑)

 

自分は・・・ と言うと、もともと 「ファッション」 に 「五月蝿(うるさ)い」 方ではありません。むしろ 「疎(うと)い」 方の部類。「無関心」 なわけではないものの、「清潔ならいいか?」 程度。

若い 「イケメンくん」 なら兎も角、「薄汚れたオヤジ」 が着飾ったところで、「ちょびわるオヤジ」 が、少し 「ちょいワルオヤジ」 風になるだけです。(苦笑)

 


では、「愛奴の装い」 に嗜好はあるか?

先程の 「赤い靴」 みたいに、固執しているものは特にありませんが、やはり、「プレイの一環」 として、それなりに考えは持っています。

 

愛奴の装い

 

やはり、「逢瀬(おうせ)」 は、「ハレの日」 ですので、皆さん、きれいな衣類を身に纏って来ます。

しかし内容は、ファッション感覚に優れている人もいれば、派手な服が苦手な人もいますし、子育てに忙しい人は実用本位になります。

 

しかし、継続させる上で一番大事なのは、その人の生活環境にあっているということです。


特に 「主婦」 の方であれば、あまり派手な格好をして、余所行きの格好だったりすると、近所の知り合いに見られたようなときに、疑いの目で見られてしまいます。

そういう場合は、とにかく普段着ている服であったり、日常の格好が基本。

 

ですので、基本的には、女性の着るものや、お化粧には、口出しはしません。

 

では、何に拘るか?

自分の場合、意識するのは、女性の気持ちです。

気分を高めるために、出先で出来る 「小さなアイテム」 や 「着こなし」 を指定することは、あります。

SM に限りませんが、やはり 「非日常」 を演出したいのです。

このため、初めて会う女性に、「ロープ」 を購入させたりしたこともありましたし、初対面の女性にノーパンで来させることはしょっちゅう。(笑)

 

そんな拘りのある 「愛奴の装い」 のいくつかをご紹介します。

 

ノーパン指定

 

「ノーパンよりも、徐々に下着を脱がす方がエロくて好き・・・」 という男性も居ます。

自分も、それは否定しませんし、むしろ、自分としても、弄(いじ)りながら、少しずつ下着を脱がせる方が、エロくて楽しめると思っています。

 

でも何故、ノーパンの方を選ぶか?

 

それは、自分が楽しむためではなく、相手のテンションを優先に考えているから。

ノーパンであれば、家を出て目的地に向かう時点から、「プレイ」 が始まるのです。

ノーパンで外を出歩くなんて経験のある女性は、そんなに多くはありませんし、そんな変態行為をする機会もありません。

ですので、相手の方には、折角ですから、「非日常」 の世界にどっぷりと浸って欲しいのです。

 

ガーターベルト指定

 

会う前に、ガーターベルトを調達させる場合もあります。

ほとんどの女性は、パンストは履き慣れていても、ガーターベルトでストッキングを履く経験はなかったりします。

 

ちなみに、「パンスト(パンティーストッキング)」 は、二足分がタイツのような形に編み上げられたもの。他方の 「ストッキング」 は、一足分が長いソックス状に織られたもので、二足で1セットになっているものです。

「パンスト」 は履くだけですが、「ストッキング」 はそのままだとズレ落ちてしまうので、「ガーターベルト」 を着用し、ストッキングを履いた後、ストッキングがズレ落ちないように、ガーターベルトに付いているサスペンダーのようなもので、ストッキングを固定します。

 

「ストッキング」 も 「パンスト」 も、どちらも 「アメリカ」 が発祥ですが、日本の織物技術が高かったからでしょうか。早い時期から、国内でパンストの生産に乗り出したのが、今の 「厚木ナイロン」 です。アメリカでは、長く 「ストッキング」 が主流でしたが、日本では 「パンスト」 の方が主流になります。

そのためか、最近は、婦人の下着売り場に 「ガーターベルト」 を置いてある店も少なくなってきているようですが、現在は、その分、通販などで、安価に調達出来るようになりました。

 

「ガーターベルト」 の良い点は、その 「ファッション性」 や、パンストと比べると伝線しづらいこともありますが、何よりの利点は、「ストッキング」 を脱ぐことなく、致せることです。♪

 

先にパンティーを履いてしまうと、パンティーを脱がす際に一度、ガーターベルトの止め具を外さないといけないので、当然、逢瀬のときは、先に 「ガーターベルト」 を付けさせて、その後で、パンティーを履くように指導しますが、ノーパンであれば、いちいち指導する必要がない・・・というところがミソです。(笑)

 

リップ(お化粧)指定

 

やはり、SM での逢瀬は、「ハレの日」 であり、「非日常」 ですから、「お化粧」 についても 「非日常」 を指定する場合があります。

但し、平日の昼間など、ご近所の目が気になる場合は、待ち合わせ場所に向かう途中の駅構内でのトイレなどで 「化ける」 などの配慮が必要になります。

 

「お化粧」 での指定は、普段のお化粧が濃い、あるいは、しっかりとお化粧する人の場合は、お化粧は控えめに、逆に、普段のお化粧が控えめな人の場合は、濃い目に指導します。

 

おとなしい女性からしたら、「えっ!」 と言うくらい派手目。(爆笑)

 

出来たら、アイラインとアイシャドウ、そしてチークも 「ガッツリ」 と入れて欲しいものです。(笑)

 

誰を見本とすれば良いかと聞かれても困りますが、例えば、今更 「デーモン小暮」 とか、「ヤマンバ」 メイクは難しいかも知れませんが

 

 

 

 

「ブルゾンちえみ」 や 「渡辺直美」、あるいは、「鳥居みゆき」 くらいかな?(苦笑)

どうせやるなら、せっかくの 「非日常」 なわけですから、知り合いとすれ違っても、”自分” と認識されないくらい思いっきり。(笑)

 

  

 

リップは、高いのを買う必要はありません。100均のでも構いませんし、最近は 「ちふれ化粧品」 など、お値打ちで、品質の良い化粧品があるんだとか。

 

「その唇、奪いたい・・・ちふれのプチプラ優秀口紅を肌色別にお試し」

 

 

ここだと、やはり派手目と言えば、578番かっ?!

 

スカート指定

 

ガーターベルトでノーパン、お化粧も濃い目と来たら、あとは、当然服装も指定したくなるものです。

季節柄もありますが、初めのうちは、スカートの丈も指定はありませんが、やはり、いつかは挑戦してみたいのが、「ミニスカ」 です。(笑)

 

とは言え、さすがに 「ミニスカ」 と 「ガーターベルト」 の組み合せで外を歩ける人は、そうそうは居ません。今までの最高でも、「ミニスカ」 で 「ノーパン」+「生足」 の組み合せです。

それでも、この女性は、その格好で、待ち合わせの 「マクド(マック)」 の1階で、壁を背にして、通路側に足を向けるかたちで、ベンチシートに座っていましたので、かなりのツワモノです。(笑)

 

ここまで来ると、次に登場するのは 「コート」 になってしまいますが、その話をしてしまうと 「キリ」 がないので、今回は、この辺にしておきます。(笑)

 

(つづく)

2017/12/31

姫納め

 

今年もいよいよ、「年の瀬」 を迎えようとしています。

 

人生は、なかなか自分の思い通りには、いかないものですが、しかし、今年も多くの人と出会うことが出来ました。

一回きりの出会いもあれば、出会うことを約束していながら、出会うことが叶わなかった人もいますし、幾度かの困難を乗り越えて、出会えた人もいれば、出会いが、とんとん拍子に進んでしまった人もいます。

 

今年は、遠方からの方とお会いするのが多い年でもありました。

 

思い返してみれば、去年の今頃は既に 「人身御供(ひとみごくう)」 に囚(とら)われていて、日本で年末年始を過ごせませんでした。

そして、感慨深いのが、偶然にも、今年の 「姫納め」 が、今年の 「姫始め」 の女性で終わったこと。その 「姫始め」 にしても、それまでの愛奴が自分より離れていく矢先での、今年最初の、はじめての出会いでした。

自分も、遠方の存在からのスタートであり、そして、出会いと別れから始まった一年でした。

 

そして、今年は、及ばずながら、お役に立てなかった方もいらっしゃるかも知れませんが、何人かの方には、「中イキトレーナー」 として、自分がお役に立てた一年になりました。

「中イキ」 を、1回で掴んでしまった人もいましたし、2回目で掴んだ人もいました。

また、回数は掛かりましたが、「中イキ」 を通り越して、「縄イキ」 から一気に 「脳イキ」 に目覚めてしまった人もいます。

少なくとも今までに、1回で掴んだ人は居りませんでしたし、「縄酔い」 はたくさん見てきましたが、「脳イキ」 なんて言うものは、それまで、センスのないネーミングだと思っていたくらいで、経験ありませんでした。

 

やはり、こんな、何処にでもいる、何処の馬の骨かも分からない、ゲスで薄汚いエロオヤジを信頼し、そして最終的に、世間では30%とも10%とも言われている 「女性の悦(よろこ)び」 の難関を掴んでくれるのは、何物にも代(か)え難(がた)い喜びです。


***

来年は、どんな一年になるのか分かりませんが、しかし、自分と繋がっている人に対する思い遣りを忘れず、人との縁を大事にして、「今日」 という一日一日を精一杯楽しく、有意義に過ごしたいと思います。

今年一年、皆さまには大変お世話になりました。
来年も、皆さまにとって良い年になりますよう、お祈りしております。

 

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2017/12/30

クリスマスプレゼント

今年いただきたクリスマスプレゼントの中で、一番嬉しかったものがコチラ!

 

 

みなさんご存知の 「バラ鞭」 ってやつです♪

 

グリップの巻きも、昔のゴルフクラブのグリップ並みにしっかりと巻かれていて、鋲(びょう)留めもしっかりとしています。

叩いたときの音も大きめです(笑)

 

短めなので、鞄(かばん)に入れての持ち運びにも便利。

 

ゴムロープで自作した、痕の残る、痛い方のバラ鞭とあわせて、愛用させて戴きます。♪

 

***

 

ちなみに、このプレゼントを買われたとき、

 

人に見られたくないので、買い物カゴの底に隠すようにして、レジに持って行ったにもかかわらず、レジ係の人は、そんなことはお構いなし。

上にあるものから順番に、机の上に並べ、レジを通していくと、最後のバラ鞭を机に残した状態で、レジが不調に。

店員が右往左往しているうちに、レジにはお客の列が出来て、列に並んだ客は皆、机の上に置かれているバラ鞭を見ては、しげしげと彼女の顔を覗き込んでいたとのこと。

 

        「究極の羞恥プレイを受けながらも、買ってきたんだからね!」

 

カタチもやけに生々しい、巨大ディルドが置かれているよりは、まだ可愛い方だとは思いますが、音も大きいし、思いっきり振り下ろせるので、大切に使わせて戴きたいと思います。

2017/12/28

ダイエット考

「趣味」 の関係で、女性の身体に触れる機会が多くありますが、良く思うことは、身体の硬い女性が結構多いということです。

「前屈(ぜんくつ)」 や 「後屈(こうくつ)」 あるいは 「開脚」 もそうですが、多くの女性達に見られるのは、「背中が硬い」 ということです。

 

主婦の多くは、日常的に、買い物したり、家事で洗濯をしたり、あるいは、育児など、前傾になる機会が多いこともあるのかも知れませんが、そのためか、常に背中は丸まり 「猫背」 のようになり、背中の筋肉の動きが少ないためか、常に背中の筋肉が延びた状態で硬直しているのです。

主婦でなくても、そのような女性は、もしかしたら、仕事をしていても、自信がなかったり、生真面目(きまじめ)なのではないでしょうか?

 

そういう女性の方は、自分の体形を気にして 「ダイエット」 するのも構いませんが、まずは、自分に自信を持って、リラックスして、胸を張りましょう!(^^;

 

そして、そんな方に、自分の 「ダイエット考」 をプレゼントします♪

 

 

基礎代謝量の低下にあわせた食事と運動

 

育ち盛りのときは、いつもお腹が空いており、食べても食べても、体重は変わらなかったりしますが、成長が一段落して、ある程度の年齢に達すると、新陳代謝の速度も低下します。そして、それと共に、基礎代謝によるエネルギー消費量も低下していきます。

基礎代謝が低下している時期の 「ダイエット」 で重要なのは、余分に付いた脂肪を燃焼させるのと同時に、如何にして、新たな脂肪を付けないようにするかです。基礎代謝が落ちた分、どのように自分の身体を活性化するかがポイントです。

 

そして、前者は 「運動療法」 であり、後者は 「食事療法」 ということになります。

 

(1) 運動療法

 

運動療法の基本は、運動によって、カロリーを消費させるということです。

運動によって、カロリーを消費するのは 「有酸素運動」 です。この 「有酸素運動」 におけるカロリー消費量は、筋力があるほど、消費されます。一方で、筋力の増強に効果があるのは、「無酸素運動」 です。

ですので、筋力のない人は、まず筋力を付ける 「無酸素運動」 と、カロリーを消費する 「有酸素運動」 を組み合わせるようにします。

「無酸素運動」 とは、筋力トレーニングや、短距離走など、瞬間的に最大限の力を発揮しようとする運動を、「有酸素運動」 とは、ゆっくりとした水泳やジョギングなど、20分以上続けて行うような運動をいいます。

「有酸素運動」 で、カロリーの消費が大きいのは、「大筋群(だいきんぐん)」 と呼ばれる部分です。大筋群には、大胸筋、広背筋、大腿四頭筋などがありますが、簡単に言ってしまうと、胸肉と、肩ロースやロースなどの背中の肉、そして腿肉など、食肉で言えば、食べられる肉が多く付いている部分です。

 

筋力を高めて、運動を習慣化するようにすれば、それだけ、基礎代謝の量も増えることになります。

 

(2) 食事療法

 

「脂質」 もありますが、食事で摂取するエネルギーの大部分は 「糖質」 から得られますので、「糖質」 の摂取を制限することは有効だと思います。

「食物繊維」 は、水溶性のものと、不溶性のものがありますが、いずれも 「炭水化物」 の中で 「糖質」 ではないものをいいます。

 

食事から摂る 「脂質」 は、小腸で吸収され、胸管というリンパを通って静脈まで運ばれます。これが、「中性脂肪」 です。

「糖質」 は、小腸から吸収され、肝臓に取り込まれ、その一部が血糖として利用されますが、過剰に摂取されると、一部は 「グリコーゲン」 として蓄えられますが、それ以外は 「脂肪」 として脂肪組織に蓄積されます。

 

いくら、食事で 「脂質」 を減らしても、「糖質」 が過剰であるならば、それは 「脂質」 に化けてしまうということです。

食事で摂っている 「脂質」 は、大半が 「中性脂肪」 となりますので、この数値は、健康診断などの血液検査における 「中性脂肪」 の値で判別できます。

逆に 「血糖値」 が高い場合は、「糖質」 が多いということになります。

 

一昔前までは、「食物繊維」 は 「何も栄養がない」 と言われて軽視されていましたが、最近は、食物繊維の存在が、小腸における糖質や脂質の吸収に影響を与えたり、あるいは、腸内細菌のエネルギー源となることが分かってきており、これらから総じて、会席料理に見られるような、前菜として繊維質のものを最初の食し、刺身などの向付、それから、煮物、焼き物、揚げ物、蒸し物などのメインのあとに、糖質であるご飯を食べるような食べ方が見直されています。

 

 

無理はしない

 

要は、ごぼうでも、コンニャクでもいいから、繊維物もきちんと食べなさいということです。

 

食事も水も摂らない 「絶食」 のような急激なダイエットは、体内の水分を失った分、体重が一挙に減ったように見えますが、体内の脂質は変わりませんし、むしろ、体内の血液やリンパの循環が滞(とどこお)りやすくなり、身体の代謝を妨(さまた)げているようなものです。

 

また、無理な食事制限は、飢餓感を高めるだけです。

拒食症の子も、最終的に行き着くところは、瞬間的な 「過食」 です。

摂食障害は、心の問題ですが、「食」 は 「性」 にも繋がります。

 

昔は、「食べても太らなかった」 のではなくて、食べる以上に、代謝が活発だっただけです。

「基礎代謝」 が落ちているのにも拘わらず、昔の感覚で食べているので太るのです。

大事なことは、現状にあわせて、自分を見直すこと。そして、無理のない範囲で、運動や食事を習慣化することです。

 

 

体重がなかなか減らないのは何故か?

 

しかし、運動も食事制限を始めても、なかなか減らないという場合、まだ運動量が足りないか、まだ、食事制限の量が少ないかのいずれかと思いがちです。食事や運動に改善の余地があるのであれば、改善を試みるのも一考ですが、もうひとつの盲点が、身体のコリであり、リンパの滞りです。


運動によって、筋力が増強され、体温も若干高くなり、消費カロリーが増えること自体は良いことなのですが、筋力トレーニングをしていても、使う筋肉を間違えていては、消費カロリーも思ったようには消費出来ませんし、ましてや、カロリー消費の大きい 「大筋群」 のひとつである 「背中の筋肉」 が硬直していて動かないようでは、運動による消費も、かなり効率が悪いということです。

太腿や腕・肩・胸の筋肉も、身体の中では、大きな筋肉ですが、背中のロース肉も、かなり大きいのです。

 

そして、もうひとつ。

 

「運動」 による 「脂肪」 の燃焼には、身体の組織に蓄えられた脂肪を脂肪酸の形に戻して、それを血液中に戻さないといけません。そして、これが筋肉に運ばれて、はじめて燃焼されるわけです。その経路には、リンパが関わっているということです。

 

 

マッサージーの重要性

 

身体の老廃物も含めて、回収は、血管だけではないということです。

動脈から供給された血液は、毛細血管にまで運ばれますが、そこで、静脈に戻れなかった血液は、リンパ系で回収され、静脈に戻されます。

上水道が、人の静脈。下水道が人の静脈ですが、地面に染み込んだ水が地下水系となって、川や海に運ばれる水が、リンパです。

そして、背中など身体が張っている場合、そういう部分の老廃物の排出が、滞(とどこお)っている可能性が高いのです。

 

リンパは、心臓などのポンプ作用による循環ではなく、リンパ節にある弁が片方向にしか流れない役割をしており、骨格筋の動きによって、ちょうど昔、石油を一斗缶からストーブに移すのに使った 「シュコシュコ」 やるポンプの原理で、循環させています。

 

疲れなどで浮腫(むく)みやすかったりする女性は、もともと、このリンパの循環が滞りやすい体質である可能性もあるわけです。

 

このような人は、「糖質制限」 や 「脂肪燃焼」 のための運動だけでは、効果が十分に出ない場合は、やはり、自分でマッサージ出来る部分はマッサージして、コリをほぐすのと併せて、リンパに戻すような手助けをしてあげると良いと思います。また、自分の手の届かない背中などは、肩甲骨を動かすような運動をすると良いように思います。

2017/12/19

ムダ毛の話(2)- ムダ毛は性感帯

過去記事 「ムダ毛の話(1)- 業者に騙されないで」 の続きです。

 

最近、とある女性と話をしていたところ、その女性は 「エステ」 で脱毛処理をしたものの、その彼氏は実は 「ボウボウ」 好きだった・・・みたいな話をお聞きしました。

 

「陰☆毛」 や 「ムダ毛」 は、どうしたら良いのか?

 

前回の記事では、最近使われている 「ハイジニーナ」 という言葉自体、エステ業界の造語であり、ステルス戦略が取られていることをご紹介しました。

現在の若者は、まんまと、その戦略に乗らされてしまっているわけですが、こればかりは、人の好き好き。

ツルツルが、好きな人もいれば、ボウボウ好きな人もいます。

 

女性自身の感覚

 

女性の感想としては、やはり、脱毛すると、生理のときの手間が少ないのでしょうか。衛生的で、「スッキリした・・・」 みたいな 「爽快感」 があるようです。これは、きっと床屋で男性がカミソリで髭(ひげ)を剃って貰ったときの感覚に近いのだろうと思います。

しかし、「衛生的」 に感じるのは、あくまでもイメージに過ぎません。医学的には、脱毛処理時の感染リスクのほか、毛がないことで、性器に雑菌が侵入しやすくなるなどの弊害も指摘されています。

 

ライフスタイルやファッションの影響

 

しかし最近は、外国人(特に欧米系)とのお付き合いの多い人の場合、男女とも、きちんと処理をしておかないと、怪訝(けげん)な顔をされたりするようです。

男性の場合も、陰☆毛だけでなく、腋毛(わきげ)や体毛の処理も含まれるとか。しかし、あまり毛深くない人の場合は、体毛にまで神経質になる必要はないと思います。

何故なら、欧米人で毛深い人の 「毛深さ」 といったら、半端ないですから。(^^;)

 

ただし、この場合、銭湯やサウナ、温泉などでは、逆にちょっと異様な目で見られたりすることは覚悟しないといけません。特に男性の場合は、「ゲイ」 に間違われたりしますので、注意が必要です。


お相手が日本人である場合でも、お相手の年代や世代によっては違いが出て来ます。

 

団塊世代以前の人達は、やはり、欧米の 「ヒッピー文化」 など 「自然派志向」 が強かったこともあり、「腋毛(わきげ)」 の処理が定着していた米国においても、イタリア出身の 「ソフィア・ローレン」 などは、腋毛を剃らずに通していましたし、フランス出身で、1980年代にデビューした 「ソフィー・マルソー」 なども伸ばしていました。

要は、今は偉そうに脱毛してたりしますが、当時の欧州は 「毛を剃らないのが普通」 だったのです。(苦笑)

日本でも、団塊世代以前の人達は、女性でも、腋毛を残している人達は見られましたし、男性は、脇も下(しも)の毛も、どちらも残しておくのが普通でした。

 

女性が脇の処理お手入れをするようになったのは、アメリカで、ノースリーブやタンクトップなど、脇を見せるようなファッションの流行と関係がありますが、そこには、カミソリの登場も関係しています。

下の毛の処理の場合についても、ビキニやハイレグなどの水着や、Tバックなどの下着など、ファッションの影響が大きいように思います。

 

そして最近の 「全身脱毛」 系は、アメリカのテレビドラマである、「セックス・アンド・ザ・シティ」 で、「ブラジリアン・ワックス」 が紹介されてからの話です。

 

それまでも、女性が三十路を越えて、次第に男性ホルモンの分泌量が相対的に高くなり、ムダ毛が濃くなって来ると、カミソリでムダ毛処理をしたりしていました。

このため、自分の世代などでは、脚のムダ毛処理をするのは、30代以上の 「ミセス」 の女性というイメージがありました。

しかし、1996年辺りから、ストッキングを履かない 「生足」 がブームとなり、これによって、若年層にまで、脚のムダ毛処理が定着した可能性が大いにあります。

そして、「セックス・アンド・ザ・シティ」 で 「ブラジリアン・ワックス」 が紹介されたのが、シーズン3の第14話。アメリカでの放映日は、2000年の9月ですが、これによって、米国だけでなく、それまでは、もじゃもじゃだった欧州にまで、「脱毛意識」 が芽生えることになるわけです。


***

しかし、大切な観点が抜けています。それは、「ムダ毛は性感帯」 であるということです。

ムダ毛は性感帯

 

かなり古い 「週刊ポスト」 の記事ではありますが、こんな記事があります。

 

「好きな男に肩を抱かれると女の陰毛はそそりたつこともある」

 

ここには、次のようにありますが、何も、陰毛だけに 「立毛筋」 があるわけではありません。頭皮にもありますし、「ムダ毛」 と呼ばれている部分にもあります。
 

女性の陰毛も実は性感帯のひとつ。膣分泌で女性が濡れる以前に、陰☆毛が立っているのです。陰毛の毛根部分には「立毛筋」とよばれる小さな筋肉があります。性的な刺激を受けることによって大脳がこの立毛筋を収縮させるように指令を出し、陰毛が立ちます。

この場合の性的刺激とは、女性器に触れられるような直接的な刺激だけに留まりません。好意を持つ男性に肩を抱かれたときや、甘いささやきなど聴覚、また視覚への刺激にも反応し、鳥肌が立つように陰毛がそそり立ちます。


例えば、うなじから、背中に掛けては、人によっては、産毛が密集していますが、この部分は、馬であれば、鬣(たてがみ)にあたる部分。猫であれば、「シャーッ!」 とやるときに毛を逆立てる部分です。
首は、動物の急所であるがゆえに、神経が集中しているのです。
「毛」 には、いろいろな機能がありますが、皮膚と同様、何かが触れたときに、その 「触覚」 を返す器官です。
ですので、緊張しているときや、不安を覚えるときには、鳥肌がたち、その結果、毛が逆立つのです。その際の感覚は、普段の何倍も敏感になっています。

皮膚に直接刺激を与えないように、肌に触れるか触れないかぐらいの感じで、そっと、女性のうなじから背中、そして、腰廻り、そして脛(すね)や太腿の辺りを撫でてあげてみて下さい。
これだけでも、人の日常生活で忘れ去られていた、昔、ヒトがまだ 「ワイルド」 だった頃の野生の記憶を刺激するのです。
自分が予期していない背後や足元での動きを、皮膚からではなく、ムダ毛から伝わる振動だけで感じたとき、まだ大昔、ムダ毛が無駄ではなかった頃の 「記憶」 と 「本能」 が呼び起こされるわけです。

***

あまり、ムダ毛は長すぎても、寝てしまいますし、短すぎると引っ掛かったり、チクチクとしたりするものです。

毛深いことをコンプレックスに感じている人の場合は、そのネガティブな気持ちを払拭(ふっしょく)するために脱毛することには、反対しません。
しかし、その場合でも、「ムダ毛」 は、「セ☆クス」 においてはひとつの大きな性感帯となることを十分理解して、出来れば、ワックスやカミソリなどで、一時的な脱毛に留めておくことをお薦めします。

そして、もし、ムダ毛の手入れにそれだけの神経を使うのであれば、お口周りや顔の産毛、それから、襟足(えりあし)などにも同じくらいの注意を払われてみては如何でしょう?