2ntブログ
2019/05/21

縁縄と縄縁(1)-「縁」を繋ぐ

今までにも 「縁」 に絡めて、いくつか記事を書いてきましたが、

「縁」 というものを、なかなか上手く、的確に表現することが出来ません。

 

「縁の大切さ」

「出会いと縁」

「出会いと別れ」

「禍福は糾える縄の如し」

 

***

 

「縁」 とは言っても、

思い掛けないところで、思い掛けない人に出会ったり。

せいぜい 「その類」 の話に過ぎませんが、

最近また、「縁」 というものを意識せざるを得ない、

 

「えっ、そんなこと実際に起こったりするの?」

 

と思えてしまうような 「出来事」 に遭遇しました。

 

 

1.「縁」 を繋(つな)ぐ

 

その女性とは 「縁」 を繋いで

もうどれくらいの時間が経つのでしょう

 

「出会い」 からして

「縁」 を感じずにはいられない

そんな状況にありましたが

 

しかし二人の関係は

未だ一向に

進展する気配すら見せません

 

 

人はいろんな人と

「縁」 を繋いで生きています

 

「縁」 というものは

実に不思議なもの

 

 

そこに 「縁」 がなければ

どちらか一方が

どんなに 「繋がりたい」 と願ったところで

繋がることはありませんし

 

お互いに噛み合わず

すれ違い合ったりするものです

 

 

「袖すり合うも多生の縁」 と言いますが

 

袖が擦り合うのでさえ

「多生の縁」 と言われるぐらいですから

 

それ以上の 「何か」 

があったのだとしたら

「多生の縁」 以外の何物でもないわけです

 

 

そして 「縁」 というものは

不思議なもので

 

無理に引っ張ったり

 

「欲」 を掻いたり

恣意的に扱おうとすると

 

まるで 「蜘蛛の糸」 のように

簡単に切れてしまいます

 

 

どんなに願っても

「縁」 がないところには

何も生じず

 

「縁」 があるところには

絡みが生じるという

不可思議なもの

 

 

もしも彼女との間に縁があるならば

当初は 「川の流れ」

あるいは 「満員電車の混雑」 のように

流れに逆らわないような感覚

 

「流れ」 に身を委ね

待つことに決めました

 


そして

そんな関係が 「急展開」 したのは

つい最近のことでした

 

 

(つづく)

 

―――

 

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