コンドームを買うのは、男と女どちらか?
前回の 「コンドームの話(3)」 では、独身の方向けに書いてみましたが、では、既婚の方の場合はどうでしょう?
結論から言うと、どちらかでならねばならない、ものではない・・・と思います。
なので、男性が用意するのであれば、それはそれで構わないと思います。女性が 「自分で買うのが恥ずかしいだろうから」 と、自分で用意してくる男性は、確かに 「デリカシー」 のある人だと思います。
しかし、それだけの理由で、「男が買うもの」 と決め付ける女性は逆に、横暴というか横柄というか。なんか、そんな感じがしてしまいます。(苦笑)
夫婦の場合、ゴムを付ける目的は 「避妊」 でしょう。
その場合は、やはり主導権は 「女性」 側にあるわけです。
以前、「大変妊娠しやすい」 と自認している主婦さんを縛ったことがあります。その主婦さんは、レス歴が十数年。
最初の子が出来て、子供が生まれたあとにゴム付きでしたら、今度は二人目が懐妊(かいにん)。それ以来、していないとのことですので、そのゴムも、旦那がどのように準備したかは知りませんが、1箱あったとしても、いっぱい余ってる状況にあるわけです。(笑)
当然、自分もゴムは使いますが、その主婦さんの、ゴム装着後の目視(もくし)確認と、使用後の目視確認には、協力は致しましたが、いささか驚きました。(^^;)
そのときは、サイズの問題もあって、自分が持参したゴムを使用しましたが、一般の人が気をつけなければいけないこと。
それは、ラブホだから、粗悪品を使っているというわけではありませんが、ラブホに常備してあるゴムは、穴が開いてる可能性もあるということです。
まあ、大のオトナはしないでしょうが、一番のリスクは、数は少ないものの 「悪ふざけ」 と称して、ラブホに常備されている 「コンドーム」 に針で 「プチッ」 とする 「不届き者」 の存在です。
ラブホも、利用者の善意を前提とするビジネスですので、殺精子剤入りの避妊ゼリーが含まれているような、高いゴムは置きませんし、ましてや、未使用のゴムを廃棄交換するようなところは、何処にもありません。
あとは、妊娠が心配なら、値段は張っても、殺精子剤(メンフェゴール)入りの避妊ゼリーが塗布されたゴムを使用すること。破れたりするのが怖いなら、自分で引っ張って、風船を膨(ふく)らませて確認すればいいんです。
まず、「コンドーム」 には、サイズがあります。「コンドーム」 を買えるということは、その人の道具を熟知している。知っている必要があるわけです。
そして、「コンドーム」 を買うときに、恥ずかしくて 「ドキドキ」 することで、女性の脳内には、フェニルエチルアミンといった 「ときめきホルモン」 が分泌されるわけです。当然、女性の側も、夜の生活を意識するようになります。
また、コンドームの箱に残っているゴムの数を管理することで、前回のことを思い出すキッカケにもなりますし、旦那のセ○クスを管理することで、一定の独占欲も満たすことが出来るわけですし、何処か決まったところにゴムを置いておくなど、女性からの 「おねだりサイン」 としても使えるわけです。
最悪な奥さんは、女性が家計を管理しているにも拘(かか)わらず、自分で買わないばかりか、旦那の小遣いで買わせて、ゴムは自分で管理しようとする奥さん。
ゴムの管理を旦那に任(まか)せない分、賢いと思われるかも知れませんが、男性は 「使用料」 を取られてる感覚になります。(笑)
まだ、奥さんに 「首ったけ」 状態の 「新婚さん」 なら、それでも良いのですが、「いまどきの旦那」 のようにお小遣いを極限にまで絞っている 「ブラック女房」 がそれをやっては終わりです。(苦笑)
「浮気」 という字など、頭の片隅になかった旦那であっても、あの 「コンドーム」 は自分で買った 「コンドーム」 という意識が残ります。
「自分のコンドームを、自分の好きなように使って何が悪い?」
実際のところ、そう思うかどうかは解りませんが、恥ずかしいからと、それを遠ざけてばかりいると、究極の避妊には違いありませんが、いつの間にか 「セックスレス」 ということにもなりかねませんので、ご注意ください。
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ここまで 「ゴムネタ」 で、ダラダラと書いてきましたが、コンドームを買うのは、男と女どちらか?
自分は、どちらもオトナである以上、リスクを感じる方が用意するのが当たり前。そして、行為に積極的な方が用意するのが自然・・・だと思っています。
ちなみに自分の場合は、用意はしてありますが、教育を兼ねた 「羞恥プレイ」 の一環として、既に何人もの主婦さんに、「はじめてのおつかい」 を体験して貰ってます。(笑)