2ntブログ
2019/06/06

女性が中でイクために(13)

過去記事 「女性が中でイクために(12)」 の続きです。

 

前回の記事では、「中イキ」 出来るようになるための 「自主トレ」 について説明致しました。

この記事を受けて、何人かの方がディルドを買われて、実際に成果をあげているようです。

 

 

自主トレまとめ

 

女性の目からみると、どうしても 「ディルド」 は生々しさがあります。このため、女性用のおもちゃは 可愛らしく、パッと見 「オトナのおもちゃ」 と分からないデザインになっているものが少なくありません。

 

しかし、「ディルド」 は実際の男性自身に模して作っているがゆえに、女性/器に実際の男性自身に近い刺激を与えるのです。

例えば、男性自身の亀/頭の部分が女性/器の膣/口から出るときに、亀/頭の雁(かり)の部分が、女性の 「Gスポット」 を刺激するわけです。

おもちゃが男性自身の形状をきちんと再現していれば、当然、「ディルド」 の雁の部分で女性の 「Gスポット」 の部分を刺激することが出来ますが、亀/頭の雁の部分が再現されていないおもちゃでは、いくら出し入れしたところで、気持ち良くなるはずもありません。

 

また、バイブレーターの振動は、男性自身が女性/器に与える刺激とは全く異なる刺激です。

いくら、「ロー/ター」 や 「バ/イブ」 あるいは 「電/マ」 でイケたところで、イケないよりは良いかも知れませんが、男性自身でイクためのトレーニングとしては、全く効果ありません。

 

持論としては、やはり、男性と 「セ/ックス」 で気持ち良くなりたいのであれば、「オ/ナ」 は自分の指もしくは 「ディルド」 に限定し、それ以外の刺激は避けた方が良いと思います。

特に、シャワーから出るお湯をアソコに当てたり、机の角に当てたりする行為は、気持ち良くても、その刺激に慣れてしまうので、得策ではありません。

高校時代に吹奏楽部で、大きな管楽器の振動で気持ち良くなっている女性をいましたが、あれも異なる刺激ですので、その刺激に慣れてしまうのは有害です。

 

大事なことは、自分の指でも良いので、触れてみて 「気持ち良い」 と感じることです。

触れ合ったり、擦れ合ったりする 「摩擦」 や、押されたり突かれたりする刺激によって、気持ち良くなる感覚を覚えることが重要なのです。

 

 

中イキポイントの探り方

 

「中イキ」 のポイントは人によっていろいろです。

膣口上側の裏にある 「Gスポット」 もあれば、子宮口の手前にある 「Aスポット(ポルチオ)」 もそうですし、膣壁と腸壁の間にある 「Kスポット」 もそうです。

自分は何処の部分が気持ち良く感じるのか。ゆっくり 「ディルド」 を当てて、触れたり、押したり、擦ったりして探ります。

 

各ポイントの位置はコチラ

 

気持ち良い場所と、気持ち良さは分かってきたら、その 「快感」 が強くなる方法、より強く感じる方法をいろいろと模索します。

「痛み」 とは明らかに異なるけれども、妖しい違和感のようなものを感じるのであれば、そこを刺激します。

特に 「ポルチオ」 に対する刺激だけで、興奮が高まり、イケるようになるためには、「クリ」 とは明らかに異なる 「快感」 の広がりに、耳を澄ます必要があります。

 

「外イキ(クリイキ)」 が出来る人は、どうしても、「クリ」 に対する刺激に頼りたくなりますが、始めは 「クリ」 に頼るにしても、「中」 への刺激を徐々に多めにしていきます。

「中」 への刺激が長くなればなるほど、イクときの波の大きさや 「痙攣」 する回数が多くなり、気持ち良さが持続する時間が長く、深くイケてることが分かるようになってくるはずです。

 

 

本番

 

さてイザ本番です。

 

しかし、「ディルド」 などの 「おもちゃ」 を使って、「オ/ナ」 で 「中イキ」 出来るようになったからと言って、直ぐに男性自身でイケるようになるわけではありません。

「オ/ナ」 と 「セ/ックス」 での大きな違いは、「オ/ナ」 は自分自身でコントロール出来るものですが、「セ/ックス」 は違うということ。

女性が男性に心身共に相手に委ねることが出来て、女性ははじめて 「セ/ックス」 で 「中イキ」 出来るようになるのです。

 

「ディルド」 でイケるようになっているのであれば、始めのうちは、「オ/ナ」 の延長のつもりで、騎乗位のスタイルになって、自分で先導しても良いと思います。

 

まずは、「ディルド」 で練習したように、気持ち良さを確認することから始めます。

気を散らさないように、しっかりと目を瞑るのも大切。目を瞑って余計なことは考えないようにしたら、アソコに神経を集中させ、男性自身が、自分の気持ち良いポイントに当たるように調整します。

 

あとは、相手に自分を委ねるだけです。

全てを相手に任せます。

 

勿論、男性のパートナーには、持続力、テクニックだけでなく、知識と経験が求められるのは、言うまでもありません。

愛撫は、触るか触らないかくらいの感覚で、ソフトにゆっくりと動かします。

女性が 「イヤイヤ」 を始めても、途中で止めたりしてはいけません。

健康上の問題と、「中イキ」 する前の 「イヤイヤ」 をしっかり区別出来るのは勿論のこと、女性が 「イキそう!」 と言ったからと言って、ピッチを早めたりしてはいけません。

 

***

 

「ポルチオ」 を刺激するのであれば、男性自身も、物理的にそれなりの 「長さ」 は必要になってきます。しかし 「長さ」 が十分でなければ、女性を一度 「イカせて」 おいて、子宮が降りている状態にすれば、男性自身が多少短くても、子宮口を刺激することは可能です。

 

男性自身の亀の部分の抜き差しで、女性の 「Gスポット」 を刺激する場合も、雁が十分でなければ、手で男性自身を支えて、「Gスポット」 に押し付け気味の状態で抜き差しすることで、それなりの刺激は確保できます。

 

男性自身の大きい小さいで、「一喜一憂」 するのはまだ 「おこちゃま」 です。(笑)

男性自身が人より多少大きいからと言って、何も努力しない男性は、前戯が下手くそだったり、「セ/ックス」 が粗野で乱暴だったりします。

女性はそんな粗野な男性よりは、前戯も上手で、愛情豊かで繊細な男性を好みます。

どんなに立派な 「男性自身」 であってとしても、AVさながらの 「セ/ックス」 では、意味ありません。

 

求められるのは、総合力です。

そして、男性の自身のサイズや形状にあった攻め方があるものです。

いちいち、自分の男性自身に劣等感を覚えたところで、長くなるわけでも、太くなるわけでもありません。悩む時間があるのであれば、その分、「前戯」 に磨きを掛ける方が賢明と言うものです。

 

女は自分の好きな男でイってナンボ。

男は女をイカせてナンボです。
 

一度は 「セ/ックス」 で中イキしてみたい女性、女をガッツリとイかせてみたい男性のお役に立てれば光栄です。

 

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過去の記事

 

体位の話(1)

オーガズムとは(1)

自分のカラダは、自分でケアする(1)

女性が中でイクために(1)

「都市伝説」という言葉で片づけない(1)

ニッポンのセ/ックスを読み解く(1)

オ/ナニーは悪いことか?(1)

新・フェ/ラの話(1)

 

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