2ntブログ
2019/05/19

スティルライフオブメモリーズ

ほぼ一年前の映画なんですね。

 

「スティルライフオブメモリーズ(STILL LIFE OF MEMORIES)」

主演は、安藤政信、永 夏子、松田 リマ

 

このシーンの 「エロさ」 が溜まりません。(^o^)/

 

 

自ら 「自分の女性/器の写真を撮って欲しい」 と 「性器」 を晒す女。

多分、誰でも良かったのではないのだろう。

 

彼女がときめいたもの。それは多分この写真家の男の、カメラを通しての視線。

その視線に見られたかったのだろう。

 

あらすじにある 「マッケローニ」 の芸術論などは、ないと寂しいけど、あってもなくても良いような 「あしらい」 のようなもの。

 

自分が一番恥ずかしい部分を、その視線によって見られ、その写真を、自分の視線を通して観たいという願望。

 

そして、写真家の男の方は、女性/器という思い掛けない 「被写体」 を撮り、困惑しつつも、依頼を完遂(かんすい)し、その写真を現像し、自分の目で確認していくことによって、徐々に新たな方向性を見出して行く。

 

女性は女性で、自分が漠然と感じた 「何か」 が、写真を撮る段階では、実際に写真家のカメラを通した目で凝視されることで、その写真家が放つ 「強い視線」 を自分の身体で感じていたはずですし、現像する段階では、その写真家のカメラを通して凝視されていたものを、自分の視覚で確認します。

「写真」 という表現媒体を使った 「芸術」 としての確認もあれば、カメラを通して、相手の目から見えているもの、という意味もあります。

そしてそれを持ち帰り、所有しているのです。

 

男性は男性で、頭では何も考えず、「被写体」 に対峙し、そしてそのせめぎ合いの中で、写真家の感性による瞬間的な反射。それが現像によって具現化され、その自身の感性を自身の目で確認していたのでしょう。

 

女性が見えているもの、感じているものは、男性には見えず、

男性が見えているもの、感じているものは、女性には見えていないのです。

それが、「写真を撮る」 という行為を通して、どちらもが確認し合っているという、不思議な情景。

 

***

 

「SM 緊縛」 では、「受け手」 の女は、「縛り手」 の男の縄の走らせ方で、自分に対する思いを肌に感じ取り、「縄が擦れる音」 を聞きながら、身動きできない身体全体で、「縄に抱きしめられている自分」 を確認します。

そして、「受け手」 の女が確認したものを、「縛り手」 は、「調教日誌」 として、ありのまま感じたままを 「受け手」 に表現させ、「受け手」 は 「受け手」 で、そのときの自分を思い出し、その感覚に浸りながら、「日誌」 をしたためるのです。

 

自分が 「見えないもの」 を相手に確認させ、そして、お互いが相手を通して 「見えないもの」 を見る。

 

女性が見ている、真剣な面持ちの写真家の視線は、重厚なカメラを通して自分のアソコに注がれ、そして、カメラのシャッター音が響く中、女性は何を感じているのでしょうか。

正常な女性であれば、そんな究極の 「羞恥プレイ」、「焦らしプレイ」 なわけですから、雫のように汁は溢れ、豆もビラビラも充血し、まるで赤貝のように 「ぷっくり」。(笑)

 

この女性も、写真家の男性を性的に挑発しようとしているわけではありません。

このスチールの構図は、女性が攻めているのに対して、男性は、それを受け 「奉仕」 に勤しむ 「受け手」 であるかのようですが、その裏では、逆にカメラで責める男性と、カメラの視線に耐える女性という構図が見えてきます。

細かい 「性的描写」 や 「性的行為」 を一切排除することで、「芸術」 としての高次の 「官能」 がうまく表現されているような気がします。

 

***

 

しかし、それを全て 「芸術」 で片付けてしまうと、「裏」 の部分が全て隠されてしまいますので、結局その 「写真」 がどんなものであるかは、台本と演技で醸し出すしかなくなってしまいます。

 

「見せること」 で、「見られること」 で、「撮られること」 で 「快感」 を感じる女。

それは、誰でも良いのではなくて、自分が共感した写真家の男の目であるから、「特別」 なのでしょう。

 

女性が見たら、まるで自分のアソコが見られているようで、「恥ずかしく」 なるからこそ、女性にとっては 「脳内ホルモン」 出まくりの映画かも知れません。(笑)

 

今頃気が付いて、「大失敗」 しました。

こんな映画を見て、顔を紅潮させていたり、目が泳いでいたり、ソワソワと映画館から出てくる女性なら、もう 「ダダ漏れ」 に間違いありません。(苦笑)

道を聞くフリをして、耳に息でも掛けようもんなら、「お茶」 でも簡単にお付き合いしてくれそうです。(笑)

 

 ・・・・

 

男が、「安藤政信」 似の場合ですが。(^^;

 

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