女性が中でイクために(7)
前記事 「女性が中でイクために(6)」 の補足です。
やはり、読み返してみましたが、きちんと言いたいことが書けていません。(ToT)
女性を 「中イキ」 に導く上で、まず男性が ”きちんと認識すべきこと” を整理してみます。
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まず、一つ目は、男性はきちんと女性をエスコートすること。
男性が、きちんとセ/ックスをリードする必要があるということです。
男性と異なり、女性はオーガズムに近くなると、意識が朦朧(もうろう)とした状態に置かれるわけです。自分で自分を支えるのが精いっぱい。数も数えられないし、理屈も一般常識もなく、何も判断も出来ない状態になります。
なので、男性は、女性を肉体的にも心理的にも、優しく支えてあげないといけません。
そうしないと、女性は怖くて、自分を相手に委ねられないのです。
そして、次に意識すべきことは、
とにかく、自分が気持ち良くなることは、あきらめて下さい。
一緒に気持ち良くなろうなどと欲張らず、まずは女性を気持ち良くすることだけを考えて下さい。
自分が気持ち良くなろうとか、一緒に気持ち良くなろうなどと思っている限り、女性は100%イキそびれます。(苦笑)
なので、「あっ、イケるかも?!」 とか、「あっ、イキそう!」 と女性が言ったとしても、期待してはいけませんし、ピッチを早めたりしてはいけません。
其処からが結構長いのです。
女性が、「イヤイヤ」 を始めるまで、とにかく持続に努めること。
そして、イヤイヤを始めたからと行って、すぐ女性がイクわけではないのです。
不思議なのですが、女性は自分がイキそう・・・と感じると、何故か冷めるのです。
むしろ、「まだイってはダメだから、もう少し堪えなさい・・・」 と焦らしてください。
とにかく女性が根負けするまで、焦らしに焦らす必要があるのです。
まだ、イキ癖がついていない女性の場合は、そこからが長いですから、ピッチを上げるのは、その最後の最後で良いのです。
まずは、女性を 「イヤイヤ」 させるところまでが、最初のステップ。
それが出来るようになったら、最後の追い込みに入る訳です。
そして、最後に男性がきちんと認識するべきこと。
それは、男性のオーガズムとは異なり、女性の 「中イキ」 による 「オーガズム」 は、自分ではなかなか思うようにコントロール出来ないということです。
男性によるサポートと補助があって、初めて出来るようになるのです。
確かに、デ/ィルド(張/り型)などを使って、自分で中イキ出来る女性は居ますが、それにしても、本人は、安心出来る場所で、神経を集中し、そして、動かすだけに徹していますし、道具を使って自分でイケる人であっても、生の男性自身でイケるかとなると、それはまた刺激のタイプが異なりますので、また別の問題になります。
セ/ックスにおいて、女性を 「中イキ」 させるためには、女性を安心させ、羞恥心をくすぐり、気分を高揚させる等、男性のサポートが何よりも大事なのです。
そして、オーガズムを迎えるタイミングは、女性が抗(あらが)うのをやめ、とにかく、「イヤイヤ」 と受け身になり、そして最後に本人が 「もうダメ!」 と諦めた瞬間であったり、男性自身がスポッと抜けてしまったり、あるいは、その逆で奥に強い刺激を感じたり、そういう瞬間にタイミングを合わせて、「イケ!」 と声を掛けてあげると、女性はその声を頼りにイキ出します。
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「中イキ」 出来るようになると、それこそ女性は貪欲に、一回の交わりで、それこそ何十回もイケるようになります。【マルチプル・オーガズム】
また、乳首や指の股などの刺激で、イク経験をする人も居ます。【広義の脳イキ】
肉体的なサインとしては、まず骨盤底筋が収縮を繰り返し、膣内が締め付けられるのと同時に、子宮が降りてくる感覚がありますが、その後、脚の太腿や骨盤底筋の痙攣が起こります。
女性には、目をつむりなさいと言いましたが、もうひとつ大事なこと。それは 「嘘イキ」 はしてはいけないということです。
「嘘イキ」 とは、どんな理由であれ、理性の言葉です。これをやっている人は、自分のカラダの信号をキャッチ出来ません。
奥さんや彼女が、どんなに役者であったとしても、意識して、あれだけの力で膣内を締め付けることが出来る女性は居ませんし、意識的に、骨盤底筋を痙攣させることが出来る人というのも、見たことがありません。
また、背中からどっと汗を掻いたり、呼吸や鼓動が急に高まる人もいます。これもそのときの運動量を考えれば、嘘か本当かは見分けられますが、そもそも多くの場合、「嘘イキ」 は、セ/ックスを中断するための手段に他なりませんので、真剣にイキたいと思っている女性にとっては、何のメリットもないばかりか、一度嘘をついたがために以降、ずっと嘘をつき続けなければいけなくなりますので、好きな相手に対しては、絶対にしてはいけません。
肉体的な反応はあっても、このときにまだ 「イクときの刺激」 を認識出来ない人がいます。
こういう人は、やはり何回も回数を繰り返して、刺激を探る必要があると思っていますが、やはり、その時点でどれだけリラックス出来ているかも、関係しているように思われます。
とある愛奴のケースで言えば、縄に自分自身を委ねることが出来て、「縄イキ」 したことが大きな転機になっていたように思います。
その愛奴は一時期、「膣内に張っていた厚い膜のようなものが取れた」 ように感じたと言っていました。
もしかしたら、迷走神経を走る、オーガズムの信号をそのときに、キャッチ出来たのでしょうか?
それとも、乱雑な迷走神経が、そのときに上手く繋がったのでしょうか?
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二人で 「中イキ」 を目指しているご夫婦やカップルさん達の、参考にでもなれば、幸いです。
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