2ntブログ
2019/02/23

オーガズムとは(5)

過去記事 「オーガズムとは(4)」 の続きです。

 

前回の記事では、女性をオーガズムに導く秘訣の3番目として、正しい性感ポイントを正確かつ的確に刺激する 必要があると書きました。

 

女性が感じるポイントは、ク/リトリス ばかりではありません。

 

耳たぶも感じますし、うなじも感じます。背中も舌を這わせれば感じますし、乳首はほとんど性器と同じようなものです。

指を脚の脛(すね)や太腿に這わせるだけでも感じますし、手の甲や手のひら、指の付け根なども感じます。お尻にも感じる部分はたくさんあります。

こういった身体全体の性感帯は、普段は眠っているので、弱い刺激でゆっくりと刺激して、徐々に起こしてあげる必要があります。

 

女性器のポイントも、ク/リトリスばかりではありません。

 

自分が経験している部分だけでも、膣の中には、手前上側にある 「G スポット」 以外にも、「ポルチオ(cervix)」 と呼ばれる子宮口の上部、そして、下側の 「直腸膣中隔(rectovaginal septum)」 部分にポイントがある人をたまに見掛けます。

 

 

この図の指先部分にあるのが、「G スポット」 で、一番奥にあるのが、「ポルチオ(子宮口)」 です。

下の方にある部分が、何と言うのかは分かりませんが、直腸と膣の中隔部分です。

(右の黄色い〇部分と、下側の黄色い〇は、自分が付け加えたものです)

 

「ポルチオ(子宮口)」 は、男性の亀の部分が、一番奥に当たって気持ち良く感じる部分ですが、通常は、膣口から子宮口までは、8~10cm と言われていますので、なかなか指ではちょっと刺激しづらいポイントです。

 

そして直腸側(下側)にあるポイントがある場合、こちらは大抵、指が届きます。

自分が思うに、「バック(後背位)」 が好きな女性は、この第三のポイントが存在する可能性大だと思っています。

そして、そういう女性は、アナルでも感じる可能性が高い。

何故なら、膣と直腸の間の壁なんて、ほんとに皮一枚なんじゃないかと思うくらいに薄いのです。

 

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「G スポット」 も、「ア/ナル」 側もどちらもそうですが、最初から、感じるわけではありません。

「G スポット」 も、膣の入口部分から、中央上部に掛けて、真ん中部分唐辛子のようにぷっくりと膨れた部分があり、奥の方に指を進めていくと、ザラザラした部分がありますが、これにしても始めから膨らんでいるわけではありません。

 

ですので、自分も愛奴と初めてするときは、一通りは性感帯を確認するのですが、しかし、早過ぎたためか、初診のときに見逃してしまったことが何回かあります。

 

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以上の3点で中イキは可能ですが、「Gスポット」 の場合は、指を左右に動かしたり、そのポイントを押すように刺激します。「ア/ナル」 側も同様です。

奥の 「ポルチオ」 も基本は、男の道具を使って押す感覚です。

特に奥については、竿が長く亀が細身の男性の場合は、調子に乗って勢いを付けたりすると、女性が痛がって逆効果になります。

 

では、男性自身が短いとダメか?

 

そんなことはありません。いきなりポルチオを狙っても、確かに物理的に届かないかも知れません。しかし、そういう場合は、体位を工夫して、「G スポット」 や 「ア/ナル」 側に当たるようにすれば良いのです。

そして、イク寸前まで持ち込むことが出来れば、女性の子宮口は降りてきますので、最後に奥を狙えば良いわけです。

 

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気をつけるポイントとしては、

 

① きちんと指のツメを切り、しっかりと手を洗い、清潔な状態にしてから行う。

② 膣壁を傷つけないように気をつける。

③ 指もそうですし、男性自身もそうですが、AV のように、早く出したり入れたりしない。

   しっかりと濡れていて、膣壁も馴染んでなければ痛いだけです。

 

そして

 

④ 常に女性の反応を観察しながら、押す場所を探し、押す強さや動かす幅を調整すること。

⑤ 女性の心を開かせること。

 

女性は、自分自身を常に大事に優しく扱って貰いたいと思っています。

自分の思い込みで、手加減しない人に対しては、ある意味、委ねられなくて当たり前なわけです。

口では過激なことを言い、「言葉」 で責めようとも、「扱いは丁寧に」 が基本です。

 

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お尻などもそうですが、性感帯を活性化させるためには、それなりの準備が必要だと言うことです。

硬くなったら準備OK的な 男性とは異なり、女性の性はホルモンにコントロールされていますので、それなりの準備が必要だということを覚えておくと良いと思います。

 

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messy の昔の記事に 「膣は鈍感な場所である。Gスポット・ポルチオで最初から「イク~」とならない理由」 というのがありましたので、参考にしてみて下さい。

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