【緊縛小説】 縄絡み (15-5)
§15の5 聖夜
部屋に入ると
自分の勝手知ったる場所だからか
彼女は、だんだんと
デレデレモードに変わってきた。
足で、イタズラを始めるのである。
最初の頃は、困惑したが
本人は
手持ち無沙汰になると
どうも無意識に
しているようなのだ。
コンビニで買ってきた
レーズンバターを
口に含み
彼女にキッスをして
口の中に、入れてあげる。
レーズンバターの
甘くて濃厚な味と粘りが
絡み合う、二人の舌に
纏わり付く。
ちょっと不思議な感覚だ。
ケーキはなく
あとは、グリコのポッキーに
ピンクのアポロチョコだけだったが
久し振りの逢瀬に
お互いの口をむさぼった。
彼女は
面白いものを見せてあげる・・・
と言って
シャンパンの中に
アポロチョコレートを
何粒か入れると、
チョコに気泡が付いて
上に上がったり、下がったり
宇宙遊泳を始めた。
シャンパンと一緒に
アポロを口の中に含んでは
お互いの口の中に
押し込んだりして
戯れ合っているうちに
だんだんと興奮してきて
気が付いたら、アポロではなくて
お姉さんの乳☆首を、口に含んでいた。
「はぁ・・・んっんっ・・・、はぅ・・・」
我慢できなくなったのか
二人は、どちらからともなく
服を脱ぎ捨てると
部屋の電気を消して
半月の月明かりに
照らされる中
お互いの身体をむさぼりあった。
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