【緊縛小説】 縄絡み (10-5)
§10の5 バイトの顛末
ママからの、
アルバイトの
オファーに、
思わず、
お店に
入って来たとき、
入れ替わりで、
出て行った
女性が、
手に
持っていた
分厚い財布が、
脳裏を
過ぎる。
「真っ裸で、
逆さに吊られて、
その後、
どうされちゃうの?」
と、
恐る恐る、
尋ねると、
ママは、
「それは、
和子ママ
次第だけど、
多分、
鞭で
いっぱい
叩かれて、
最後は、
手で
アソコを、
しごかれて、
皆の前で、
出されちゃう、
かもね・・・」
と、
薄ら笑いを
浮かべて、
言った。
顔は、
マスクで
隠れていても、
後ろ手で
縛られた上、
全裸で、
逆さ吊りに
されて
・・・
しかも、
大勢の
人の前で、
出されて、
しまうのだ。
その光景を
想像し、
思わず、
青い顔をして、
「げげげっ」
と、洩らすと、
ママは、
ケタケタと、
笑い出し、
1オクターブ低い声で一言、
「うっそー!」
と返すと、
ママの薄ら笑いは、
一気に、
「アハハハハハー」
と、爆笑に変わった。
ここのママには、いつも適わなかった。
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