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2018/04/23

【緊縛小説】 縄絡み (3-4)

§3の4 縛る


ソファーの上に倒れ込むも、

なかなか、呼吸が戻らない。

 

奥さんは、自分を抱きしめると、

 

   「若いから、すごい量ね・・・」

などと、ケラケラと笑いながら、

 

頭を撫で、首や乳首に、舌を這わせて来た。

ようやく呼吸も落ち着いて、
冷めたコーヒーを、ひとくち飲み、
煙草を吸おうとすると、

 

奥さんは、

自分が口に咥えた煙草を、

とりあげると、さっと、それを口に咥え、

 

マッチを擦って、
煙草に火をつけ、

一服吹かし、

 

そして、そっと、

その火の付いた煙草を、
自分の口に戻して、

咥えさせた。

 

   「イイわね、このなんか、硫黄くさい匂い・・・」

 

白い煙が棚引く、

吹き消された

マッチを見詰めながら、

奥さんは、ぽそっと

ひとり呟いた。


奥さんは、昔、

銀座のクラブで、

ホステスをしていた。

 

そこの先輩が独立し、

自分のお店を持ったときに、

一緒にお店を移って

手伝っていたらしい。

 

どうやら、その店で、

奥さんを一生懸命に

口説いていたのが、
若き日の職人だったようだ。

   「若いから、まだまだ、出来るでしょ?」

   「一晩中でも、出来ます・・・」

 

自分は、と言えば、

奥さんとの間の、

「もどかしい感覚」 が解消され、
ようやく、

自分を取り戻せたような、

そんな、至福のひと時だった。

   「今度は、自分のやり方で、いいですか?」

 

と聞くと、彼女は、

 

   「どんなかしら?」

 

と、まるで、半分は楽しみ。

そして、残る半分は、

自分を挑発するような、

そんな、眼差しで、見詰めてきたので、

 

奥さんに、

目をつむって、

後ろを向いているように
お願いすると、

 

鞄の中から、何本かの

縄を取り出した。

 

***


昔、縛りを教わった女(ひと)に、

練習用として貰った、

綿ロープの縄だった。

 

彼女の手を背後に廻し、

後ろ手に縛って、

胸に縄を廻す。

奥さんが目を開けて、

ちょっと驚いたような

顔つきを見せたので、

すぐさま、自分の口を

彼女の唇に重ねる。

グラマーで、

型崩れのしない、

張りのあるおっぱいが、

胸縄に挟まれて、

すごく美しい。

縛り終えると、

ソファーに腰掛けさせて、

大きく股を開かせ、

 

熱く火照った場所に、

手のひらを上に返して、
中指を奥まで差し込み、

 

親指を、

濡れそぼった花弁の上の、
めしべの核に

そっと押し当てて、

 

奥さんの、

型崩れしない、

いやらしいおっぱいに
しゃぶり付いた。

やっぱり、縛らないと、

自分のペースにならない。

しばらく、もてあそぶと、

自分の息子を、

奥さんの口に持っていき、
咥えさせた後、

 

奥さんの

いやらしい花弁に

押し当てると、
ゆっくりと腰を沈めた。

   「どうですか、奥さん?
    学生に、犯されている気分は・・・」

奥さんは、

「はぁはぁはぁ」 と、

過呼吸気味に反応する。

   「何も言ってくれないと、全然分かりませんよ?」

と言うと、

聞こえるか聞こえないかくらいの、小さな声で、

   「もっと激しく奥まで突いて!」

と言うので、

少し乱暴に、

勢いを付けて、
強めに打ち付けると、

 

身体を、プルプルプルと、

震わせて来る。

 

二回目なので、

こちらも 余裕があり、

そのままのペースで、

動いていると、

 

彼女は、苦しそうに

「イキそう!」 と、弱々しく言うと、

身体をガクガクと、痙攣させた。

 

―――――――――――――――――

 

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