【緊縛小説】 縄始め 5-4
§5の4 生理(3)
彼女の上に、倒れ込むが、
息が上がってしまい、なかなか、起き上がれない。
ようやく、身体を起こして、電気を明るくしてみると、
自分の息子にも、彼女のアソコも、そして、
下に敷いたタオルにも、ベットリと大量の
赤い血が付いていた。
ティッシュを取りに行こうとすると、これを使いなさいと、
タオルを手渡される。
「ねっ?凄いでしょ?驚いた?」
大量の血の量には、驚いたが、出血は、多いときもあれば、
少ないときもあるのだと言う。
女性は、生理前が一番したくなるらしく、生理中も、
むらむらするときが、あるらしい。
ホルモンの関係で、イライラしたり、頭痛がしたり、
出血で、めまいがしたり、生理痛で、お腹が痛かったり、
人によって、症状が違うことを、教えて貰った。
そして、女性としては、体調以外にも、匂いが気になるのと、
あとは、洗濯物の量が増えるのが、厄介の種だと言う。
「だから、生理中の女性には、
優しくしてあげないとね・・・」
彼女は、赤く染まったタオルと、その下に敷いてあった、
ビニールシートを折りたたむと、自分の手を引いて、
風呂場に行き、シャワーを浴びるように促した。
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