2ntブログ
2018/04/05

【緊縛小説】 縄始め (1-5)

§1の5 眠れない


その晩は、ドキドキして、

なかなか寝付けなかった。


女性と、同じ部屋に二人だけ、だったからか。

そんなに長い時間では、なかったけれど、


組み替える足が、艶(なまめ)かしかったのと、

 

 

色白でほっそりとした指先が、
目に焼きついていて、脳裏から離れない。

 

 

特に悪いことを、したというわけでもないのに。

 

結局、着替えさせてもらったことは、親には言えず。

 

借りた服は、ずっと返せないで、いた。

 

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