2ntブログ
2017/10/17

いつかはセ☆クスでイケるようになる?(番外編)

ひとまずは、完結させたのですが、「いつかはセ☆クスでイケるようになる?(6)」 の続き。

 

最後の扉

 

あんなに多くの女性が、「いやいや」 をする恐怖とは、どんな感じなのでしょう。

気持ちいいのに、泣き叫びたくなって、切ない気持ちに満たされる。
翻弄されて、自分ではどうしたら良いのかわからない感覚。

圧力や膨張を感じる、という人もいます。
「落ちていく夢」 にも何処となく似ていますが、耐え切れず、何処かに吸い込まれていく感覚。

フランス語では、「オーガズム」 のことを 「小さな死」 と表現するようです。

イケるか、イケないか。最後の分かれ目は、ここで足掻(あが)いてしまうか、全てを受け入れて委(ゆだ)ねてしまうか・・・の違いのようにもとれます。
とは言っても、女性はもう、「意識はない」 も同然ですから、それは女性の 「無意識」 による選択。

旧約聖書の 「創世記」 に出てくる 「アダムとイブ」 は有名な話ですが、アダムは土から、イブは、アダムの肋骨(ろっこつ)から作られました。
女性の 「オーガズム」 とは、まさしく、イブ(女性)が自身の全てをアダム(男性)に委ね、イブは全てから解放されて無となり、そして、イブの肋骨がアダムの体内に戻る瞬間・・・であるように思われてなりません。

全てを諦(あきら)めて、抗(あらが)うことをやめて、全てを受け入れる。

女性の 「無意識」 が、その抵抗をやめて、自分自身を本当に委ねることが出来たとき、女性の前頭前野に司られている意識と、恐怖を司る扁桃体が、切り離されて、「オーガズム」 を迎えるのでしょう。

二度目からは、特に集中しなくても、イケるようになるのは、一度恐怖を乗り越えることで、「自分がどうなってしまうのかわからない・・・」 という不安が払拭(ふっしょく)されるから、かも知れません。

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