やりたい男に、やらせない女
某 SNS で頻繁に出現するのが、「自己中」 と 「ナンパ厨(ちゅう)」。
リアルの 「ナンパ師」 は、ラブホ街に近い 「待ち合わせ場所」 などでは、未だに良く見かけますが、この人達は、ほとんど 「人の話」 を聞いていない様子。
ナンパ師: 「おねえちゃん、いくら?」
ドM少女A: 「待ち合わせしてますから・・・」
ナンパ師: 「おねえちゃん、遊びに行こうよ・・・ へへへっ」
今度、値段を聞かれたら、「100円です!」 って答えて、自分の財布を覗くナンパ師だったら、きちんとコミュニケーションの出来る人だから、お話してあげなさいと言いました。(笑)
ナンパ師と言っても、歳は自分とそう変わらない 「おやじ」 です。(苦笑)
あんなことを繰り返していて、のこのこついてきて、「性☆交」 に成功した 「成功体験」 でもあるんでしょうか?
しかし、ネットに生息する 「ナンパ厨」 も、ほぼ同じような 「脳内構造」 の人達です。
いきなりの初顔合わせで、口説きだす。いろいろ情報を聞きだそうとするのですが、本人のプロフには何も書いてない。(><)
かと思えば、「かわいいね~♪」 だの、「つきあって~」 だの。まあ、路上のナンパおやじと同じで、誰でもいいんでしょうが、しかし、同席しているコチラにしてみれば、単なる邪魔な存在。最初は、オトナしく我慢もしていますが、次第に言いたくもなります。
「おまえは、誰だ!」
しかし、こういうのは、まだ陸上で活動しているので、傍目(はため)から見ていても、識別できるのですが、用心深い連中は水面下で、メッセージとかトークとかいった個人同士の対話機能を使って話しかけてきます。
ナンパ厨: 「こんにちは」 (注: まだ挨拶があれば良い方です・苦笑)
ナンパ厨: 「おいくつですか?」
ナンパ厨: 「何処住みですか?」
ナンパ厨: 「ラインありますか?」
しかも、そのナンパ攻撃を、複数の女性に対して乱発しています。
「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」 とは言うものの、実際、下手な人は、いくら撃っても的(まと)には当たりません。(苦笑)
でも、そういった乱発も、100人に一人か、200人に一人かは分かりませんが、返事を返してくれる女性がいるようで、そのナンパ厨に教わった ID で繋がるひとも、中にはいるようです。(苦笑)
その女性は、相手が一方的に ID を教えたらしいのですが、何と数日間ペナルティで、その SNS にイン出来なくなったと言っておりましたが、その女性とみごとラインで繋がった某ナンパ厨との会話を見せてもらったところ、やはり 「コミュニケーション能力」 が貧しいからか、会話が尻切れとなって、途絶(とだ)えておりました。(^^;)
***
今となってはもう 「路上ナンパ」 なんてする歳でもなくなりましたが、コツはと言えば、相手に対する自然な声掛けと、相手の反応に即した自然な会話。言葉のキャッチボールです。そして、相手の 「笑い」 を取れれば、ナンパは間違いなく成功です。
本人が緊張している限り、「笑い」 は、出てきません。
リア(路上)でもネットでも、ナンパで重要なのは、相手からレスポンスを貰うこと。そして、次に相手をリラックスさせて、緊張を解くことです。
何も噺家(はなしか)のように、流暢(りゅうちょう)に話せなくても構いません。
大事なのは、自分の言いたいことばかりを話すのではなく、まずきちんと相手の話を聞くこと。そして、それを受けて、その話に絡めて自分が話をすることです。
しかし、100%受けに廻って、ダラダラと話をしていても意味ありません。きちんと、自分が話をしたい方向に、話をもっていけるようではないとダメです。
男は確かに、他人の話を聞くのが苦手です。
そう言えば、昔、ベストセラーになった本に、こんな本がありました。
あらためて読み直すのも、悪くないかも知れません。(苦笑)
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