2ntブログ
2017/03/21

女性がイクということ(3)

では、自分ではイケるのに、○ックスだとイケない女性は、なぜイケないのか?

 

女性の性器の内部構造は、おおまかには同じですが、細かく言うと、いろいろと違いが見られるように、女性器内での神経網の張り巡らせにも大きく個人差が見られることが、最近の研究で確認されています。

 

イキづらい人は、イキやすい人と比べると、ク○トリスの感度が相対的に弱く、膣の中で感じる比重が高くなっている場合を多く見かけます。

クリ○リスの発達を測る尺度として、その大きさなども、確かに参考にはなります。受容器の感度が高ければ、また、その容積が広ければ、当然感じやすいでしょう。

 

しかし、味覚も同様ですが、人は舌の味蕾(みらい)にある味覚細胞だけで食べ物を味わっているわけではありません。その証拠に、鼻が詰まっただけで、普段感じている 「豊かな味わい」 は感じ取ることが出来なくなります。

また、上顎にも味蕾はあります。喉越(のどご)しも食感のひとつですし、コクもそう。

 

人は、好きなものに対しては、あらゆる感覚を総動員できるように作られているのです。

 

それとは逆に、自分の不得手(ふえて)なもの。危険を察知した後は、無意識下ではありますが、自分でその不快を出来るだけ感じないように、身体は防御に入ります。

自分でする分にはイケるけど、どうしてもパートナーとの○ックスではイケないという人の大部分は、このように心がブロックしてしまっている場合が多いように思います。

 

自分ではイケるのに、パートナーとなると一緒にイケない女性は、どうしたら、イケるようになるのか?
答えは簡単。一言で言ってしまえば、この 「心のブロック」 を取り除くことです。
この 「心のブロック」 の仕掛け人は、理性(社会性)をつかさどる前頭前野に、不安をつかさどる扁桃核なので、この二人?を如何にして黙らせるか。
たっぷりとオキシトシンをドーピングすれば良いのです。

理屈では、ここまでは、とても簡単なのですが、ではどうしたら良いのか?

非合法的なアプローチとしては、通称 「エクスタシー」 と呼ばれる MDMA というドラッグがあります。これは、脳内でオキシトシンが大量に分泌されることが解っています。
しかし、薬によって実現出来たとしても、刑法に反する犯罪行為にあたりますし、そればかりではなく、薬の耐性によって、どんどん 「効(き)き」 は悪くなってきますから、はじめたら最後、出口はありません。

こんな非合法的なアプローチに手を染めることは、自らの人生を貶(おとし)めるようなもの。

なので、遊び半分でも、絶対にやっては駄目。


多くの人は 「自分ではイケるんだから、いつかはイケるようになるでしょ?」 と楽観的に捉えます。これは間違いではありません。可能性は残されていますので、自分の人生を悲観的に捉えるよりは、楽観的に捉えるほうがいいに決まってます(笑)

しかし、自分に都合の良い選択ばかりを選んでいて、それが出来るようになるなら、誰も苦労しません。(苦笑)
何故なら、自分が気持ち良くなることをブロックしているのは自分。自分を守る気持ちだからです。
社会生活の中で自分を守る気持ちが前頭前野に、そして不安という意識が常に扁桃体によって自分を守ろうとしています。
女性がオーガズムに到達するためには、そのセキュリティアラームを切らないといけないのですが、多くの女性は、それが怖くて出来ないわけです。

食欲と性欲は、相互に関係しています。そこに社会生活やその人の価値観あるいは理性といったものも介在してきます。そのひとつが拒食症や過食症です。
痛み(痛覚)と快感というものも、相互に関係しています。何故なら、人に限らず、動物には快感を感じる神経細胞は存在しないからです。

「○ックスでイキたいなら、まず自分の鎧(よろい)を脱ぎ捨てなさい。」

と言うことです。
言うのはとても簡単なことですが、しかし、実践となると、なかなか難しい(笑)

「○ックスにおいて、女性の鎧を脱がすのは、男性の役目だよ」 と言っているように思われて仕方がないのが、「古事記」 の 「天岩戸(あまのいわと)」 の逸話です。

まあ、最後に堅い話を持ち出して来て、偉そうな顔をして、話を終わらせようとするのは、オヤジの常套手段(じゅようとうしゅだん)ですが、言いたかったのは、誰かのサポートがないと、なかなか自分ひとりでは、難しいということ。

 

 

一度コツを掴むと、補助輪なしでも自然に自転車に乗れるようになるのと同じ感覚かな?などとも、思ったりします。

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