「つまらない男」 は、女が変える
世の中、「つまらない男」 ばかり・・・と嘆(なげ)いている女性も、少なくないようです。
外国下着のようなオシャレな下着を身に付けて来ていて、テンションがノリノリになっているにもかかわらず、下着には全く目もくれない男を嘆(なげ)く女性は、この世に少なくありません。
と言うか、妙齢(みょうれい)の女性であれば、誰しも一度は経験しているのではないでしょうか。
出会った男性に、質の高いエスコートを期待すればするほど、「また、ハズレくじ・・・」 みたいな雰囲気になってしまう気持ちも解からなくはありませんが、女性を楽しませることの出きる男性は、やはり、それなりの需要もありますし、そうそう、その辺に転がっているわけではありません。
普通の男女の出会いでも、SM でも同じですが、相手にばかり、何かを求めるひとは、いつまでたっても、離合集散(りごうしゅうさん)を繰り返すばかりです。
他人にばかり求めて、自分は何の努力もせず、結果を全て 「他人のせい」 にしているひとには、何の進歩もあり得ません。
大事なのは、自分が変われば、自分の器も広がり、その結果、相手のポジションも自(おの)ずと変わる、ということです。
もし、自分の相手が、女性の下着の類には全(まった)く関心を寄せず、ガツガツと盛(さか)るタイプの男性であったなら、それを嘆(なげ)き、交換するという手もありますが、自分で躾けるという選択も残されているということ。
こういう男性は、ワンコで言えば、餌を目の前にして 「おあずけっ」 が出来ない馬鹿犬です。
そういうワンコは、徹底的に躾(しつ)けなおすしか、ありません。
女性の言うことを聞かず、がっつくワンコであれば、もう縛ってしまうしかありません。
そんな高度な縛りは必要ないので、手を縛りあげるだけでも、十分でしょう。男性の自由を奪って、そこから、女心について講義をしてあげることです。
下着の良さ、エロチシズムを理解していない男性に対しては、まず、それを十分と理解させないといけない。チラリとスカートをたくし上げて、見せてあげても良いかも知れません。
男性の多くは、視覚で興奮しますので、たっぷりと観察させてあげて、自分が観て欲しいポイントをしっかりと教え込んで、言って欲しい言葉を相手の口から言わせることです。
「なんか下着を履いてると、生身よりエロいと思わない?」
「ゆっくりと脱がされると、焦らされてるようで、こんなになっちゃうの!ほらっ、こんなに!見て!」
下着のエロチシズムを理解させて、あとは、「きちんと口に出して誉めなさい」 ということを解からせる。
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「そんな恥ずかしいこと、できないっ!」
多くの女性から、そういう返事が返ってきそうですが、その程度の改善努力も出来ないのであれば、もう、諦(あきら)めるしかありません。
あまりにも男性的な、入れて、腰を振って、出すだけの、即物的なセックスを許容するか、あるいは、ナショナルジオグラフィ のテレビ番組 「ザ・カリスマドッグトレーナー (Dog Whisperer)」 に出てくる 「シーザー・ミラン (Cesar Millan)」 のような調教師に馬鹿犬を預けるか、さもなくば、返品して外食する以外に手はありません。
男性の要望を一方的に受け入れるばかりではなく、自分の気持ちを相手に伝えるのも大切です。しかし、それでも解からない場合は、手取り足取り教える。
見本を見せるわけではありませんが、自分が主導権を握って、本人に経験させたりすることで、自分が期待することを旨く相手に伝えるというのも、コミュニケーションをとる上ではとても重要です。
女性が、その男性のことを 「つまらない男」 だと思ったら、不満ばかりを溜(た)め込むのではなく、自分が、その男を変えるというアプローチもあるんだよ・・・ってことです。
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