「男はずるい？」ー 子宮頸がんの話
以前、仁科亜季子と娘の仁科仁美が、ＣＭ で 「子宮頸がん予防」 のプロモーションをしていたのを記憶していますが、いつの間にか、テレビで見られなくなりました。
仁科亜季子は、松方弘樹の奥さんで、見境のない自分は、当然ながらファンでした。(笑)
その当時は、子宮頸がんに限らず、予防接種やワクチンの接種において、摂取により起こる事故が問題となっておりました。その影響なのか、いつの間にか 「子宮頸がんワクチン」 のプロモーションも下火に。
そこには、ワクチン接種による副作用等により、「積極的推奨の中止」 という政府の意思決定があったようです。
国が、小６から高１の女子を対象に定期摂取としたのは、2013年4月。
しかし、摂取後に痛みや体調不良を訴える人が相次いだ結果、2013年6月に、積極的推奨の中止に動いたようです。
「副作用についての説明もなく・・・」 と言うのが、原告の言い分です。
予防接種やワクチンは、１００％安全ではなく、一部に副作用などが出るのは、「子宮頸がん」 に限ったことではありません。
きちんとした説明は事前に行われるべきでしょうし、被害者にとっては、何等かの支援をあってもしかるべきだと思います。
しかし、一方で、医学界においては、子宮頸がんワクチンを接種しないことにより、子宮頸がんに掛かり、亡くなる方などの推計から、やはり 「摂取をすべき」 という意見も多く出て来ております。
そこで身動き出来ないのは、昔から、何かと問題の多い 「厚生労働省」。
最近では、統計問題で、国会を騒がせております。
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自分は、集団接種においては、
① きちんと事前に 「リスク」 を告知すること。
② リスクを告知する以上、摂取を拒否する自由は、各家庭の判断に委ねること。
③ そして、事故においては、制度としてやる以上、一定の保証のスキームを設けること。
が必要だと思っています。
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子宮頸がんについては、まずこの記事を読まれて下さい。
「『男はずるい』子宮頸がんのウイルスはセックス時にこうやって感染する」
「ゴム」 で予防出来ないと言うのが、ショックではありますが、一番のポイントだと思っています。
あとは、男性もそうだし、女性もそうですが、ウイルスを保持している割合（罹患率）。
要は、ゴムを付けて、避妊や性病を予防していたとしても、たった１回のセ/ックスで罹患する確率も、ゼロとは言えないのです。
多くの女性は、それでも、免疫によって、ウイルスを退治するようですが、しかし、子宮頸がんが発症して、それで不利益を被（こうむ）るのは 「女性」 です。
ですが、副作用はあるものの、ラッキーなことに、予防するための 「ワクチン」 は、存在するのです。
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「子宮頸がんワクチン」 のトラブルで、訴訟になったのも、ひとつは、事前にリスクの説明もなかったこと。そして、二つ目は拒否する権利もなかったこと。
それにもかかわらず、人為的な 「予防手段」 によって、損害を被ったのだから、「どうにかしてくれ」 という、当事者の心情は痛いほど分かります。
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医者が言うのは、子宮頸がんで失われる社会的損失と、発症した当人が被る損失です。
そして、人が、そのウイルスを保有する確率を考えると、子宮頸がんになって、最悪死亡するケース、そこまで進んではいないものの、手術をしなくてはならないケースもあるわけです。
医者は、疫学的な観点から、「子宮頸がんワクチン」 の接種を薦める人が、少なくありません。
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「子宮」 が切除されたからといって、セ/ックスにおいて、感じなくなるわけではありません。
やはり、問題は、発見が遅れたことによる、癌の 「転移」 です。
自分は、親がきちんと 「子宮頸がんワクチン」 のリスクを説明するためには、その前に、きちんと、男女の恋愛とセ/ックスの意味や意義について、説明する必要があると思っています。
そうでなければ、子供は怖がって、セ/ックスを拒否する筈です。
自分がセ/ックスの喜びを知らないゆえに、子供に対して 「セ/ックス」 は汚いものと教えるのも歪んでいますし、セ/ックスに絡むリスクばかりを説明するのも、歪んでいると思います。
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女の子のお子さんをお持ちの方や若い子は、「子宮頸がんワクチン」 の接種については、真剣に検討されることをお薦めします。
「【子宮頸がんワクチン特集】打った後の体調不良に苦しんだ立場から １０代後半の女性とその母親」
「ＨＰＶワクチンの副反応被害者が置かれている状況（ＨＰＶワクチン薬害訴訟の原告らの状況)」
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