2ntブログ
2018/09/15

本家の話(最終回)

「本家の話(3)」 のつづきです。

 

昨日を以って、本家の 「ちょびワルおや路」 が、とうとう運営に垢ごと抹消されました。

後継として、先代のご冥福をお祈りすると共に、今まで可愛がって下さった皆様方(衝突を繰り返した人たちも含む)には、厚く御礼申し上げます。

 

今回は何故、一時的にせよ、垢が復活したのか。ことの顛末を書いておきたいと思います。

 

発端は、ポイント換金

 

実は、偶然なのですが、ちょうど垢がBANを喰らう少し前に、アメーバのドットマネーをアマゾンのポイント換金を依頼しておりました。しかしその通知が、垢がBANを喰らう前も後も、いつまでたっても来ない。

 

ドットマネーの事務局に連絡してみると、ドットマネーの通知で行っているとのこと。交換に際してはメアドまで連絡してあるのに・・・ と思いましたが、まあ、その辺は外部のメールでは、セキュリティの問題などもあるという運営側の考えもあるのでしょう。

 

しかし、その通知を開けぬままに、アメーバの全ての垢が、抹消される事態に。

その問題を、ドットマネー事務局に問合せたところ、期間限定で垢を復活してくれたのですが、ブログについては完全抹消状態。

 

しかし復旧後も、おかしなことに、ドットマネー口座の垢は復活したのですが、ログインしてみたところ、通知が参照できない状態で、結局は、受け取れないままに。

多分、ドットマネー口座も復活させたのであれば、さっさと参照させれば、良さそうなものですが、見せれない何かがあったのでしょう。

その番号を使っても、既に振り出し済みであるなら、社内の不正以外にはあり得ませんから、当然、そんな証拠を部外者に見せるはずもありません。

 

後付けのドットマネー規約承諾の取得

 

その後、しばらくして、何があったかというと、ドットマネー口座にログインすると、ドットマネーの利用規約と承諾を求めるダイアログが表示されました。

多分社内で、明示的に利用者の承諾をもらった記録がないことが、問題となったのでしょう。

 

ドットマネーの利用許諾は、ほとんどがアメーバの運用ポリシーのようなもので、違反行為をすると、「アカウントを削除するぞー」 というものです。(苦笑)

まあ、アメーバとしては、ゆえに 「ちょびワルおや路」 のアカウント停止により、ドットマネーも使えなくなったとしても正当である、と言いたいのでしょう。

 

争点

 

ここでの争点は、三つあります。

 

① 運用の適法性

 

ひとつは、約款に瑕疵がないとして、その適用は、自分のケースに対して適切か否か。もちろん、裁判になれば、判断するのは、アメーバではなくて、裁判官になります。(笑)

そして、約款にあることは良いとして、実際の運用が、慣行的にどのように行われていたかも、裁判においては重要な論点となります。

要は、第三者の視点からして、実際の運用が適切であると認められるか否か。

 

② 残存ポイントの措置

 

もうひとつは、アメーバのブログやピグは、それでも良いのですが、ポイントや換金が絡むということで、ドットマネーの場合は、他にも法律の制約を受けるということです。

具体的に言うと、「資金決済法」 です。これに基づいて、管轄の財務局長への届け出や登録を伴う業務であるということ。

そして、発行に際しては、発行保証金の供託を伴う金融行政管轄の業務であるということです。

 

そもそも、「資金決済法」 とは、消費者保護を目的としているものです。

これ以外にも、換金可能なポイント制度については、「景品表示法」 や、「消費者契約法」 による縛りを受けます。

管轄的には、「財務省」 だけではなく、「消費者庁」 も関係してくるということ。

 

少なくとも、残存ポイントは、見逃すとしても、手続き的には、資産としての換金は終わっているわけですから、アマゾンギフト券の債権は自分にあります。

但し、手続き的には、自分はまだ受け取っていない状態にあるわけです。

 

まあ、これからの展開は・・・、将来の楽しみとして、とっておくことにします。(笑)

 

③ システムの合理性

 

そして、最後の争点は、アカウントを削除される直接的な原因です。

 

アメーバのブログにあるアフィリエイト検索機能を使用して、出てきた商品を貼り付けただけの行為が、アメーバの利用規約に違反すると判断されたわけです。

しかし、アメーバの記事の方は、機械による自動チェックと人手によるチェックで、フィルタリングをしているのに、アフィリエイト検索では何もないというのは、「片手落ち(今は障碍者に配慮し、禁止ワードとなっていますが)」 ではないかということ。

 

そもそも、「バイブ」 も 「ローター」 も、「電マ」 も、禁止ワードではないのなら、何でそれを掲載した記事が、アメーバの利用規約違反に問われなければいけないのでしょうか?

大きな疑問は、ここにあります。

システムの実装上、大きな課題があるのであれば、事前に利用に際して注意喚起が求められることは言うまでもありません。それが、善管注意義務というもの。

 

またまた、法律用語で申し訳ありません。(^^;)

 

問題なら、キーワード検索のところに、いつもの禁止ワードフィルターを掛ければ良いわけです。まあ、そんな実装をすると、高額でコミッションの高い 「フェ☆ラーリ」 なんかは、売れないことになりますが。(^^;)

 

***

 

まあ、そんなかんなで、一時的であるとは言え、結果的には、「ちょびワルおや路」 を復活させることが出来ました。

 

久々に、アラフォー広場を、例の如く周回していたところ、

 

   「最近、あのひと見なかったね~」

   「久々に見た~」

 

みたいな会話を聞くことが出来ました。

 

皆様の記憶に残る 「変態おやじ」 でありましたが、どうも長らくお世話になりました。

これからは、「チョビワルおや路・リターンズ」 として、復活しますので、どうぞ皆様、よろしくお願い致します。m(_ _)m

コメント

非公開コメント