2ntブログ
2018/04/08

【緊縛小説】 縄始め (2-番外)

§2の番外 ミセス・ロビンソン

 

今から思えば、

 

   「童☆貞の高校生を、イキナリ縛って、跨(またが)るか?」

 

と言いたくなるものの、あの時代は、まだ、今と比べれば、緩やかな時代。

 

「ダスティン・ホフマン」 と 「キャサリン・ロス」 演じる、「卒業」 という映画が、何度も 「名画座」 で再上映され、ラジオからは、「サイモンとガーファンクル」 の歌う、映画の主題曲が流れる。

そんな時代だった。

 

その 「卒業」 の映画の中で、「アン・バンクロフト」 演じる、「ミセス・ロビンソン」 は、祝賀パーティーの席で出会った、大学を卒業したての主人公 「ベンジャミン」 を誘惑する役。

 

 

緊縛はないものの、今、思えば、この構図 「そのまんま」 で、やられたっぽい。

自分が緊縛の世界に入るキッカケを作ったのも彼女だし、今でこそ、彼女には感謝しているものの、当時はいろいろと悩んだ気がしている。

 

卒業 [DVD] 卒業 [DVD]
2,900円
Amazon


***

ちなみに、主人公の 「ベンジャミン」 は、設定では、大学卒業後だけど、
自分の場合は、と言えば、高校卒業前。

そんな、「ミセス・ロビンソン」 張りの主婦に喰われた、男子高校生も、
今では、「ミスター・ロビンソン」 張りの、ゲスなエロオヤジだから、笑える。(笑)

時は流れるからこそ、喰ったもの勝ち。

それが人生。

 

―――――――――――――――――

 次を読む  前に戻る  始めから読む

 

にほんブログ村 大人の生活ブログ 恋愛小説(愛欲)へ
にほんブログ村

コメント

非公開コメント