光と影
「壊れて良い場」 を 与えたのだから
「普段」 は股に力を込めて 壊れぬように 踏ん張りなさい
無二の至福を 得られたのなら
他人(ひと)に 愛を与えることに 専念しなさい
自分が得ることばかりを考える者の 心は徐々に蝕(むしば)まれ
他人(ひと)に与えることに翻弄(ほんろう)される 者の心は光で満たされる
泥を被(かぶ)れる者の目には いつも光輝く世界が映っており
他人(ひと)に穢(けが)れ仕事ばかりさせてる奴等の目には
他人の屍(しかばね)しか映らない
生き延びることばかりを考える者の背後には 屍(しかばね)が連なり
自らを厭(いと)わず進む者の背後には 花道が咲き誇る
「小さな死」 なくして 身体(からだ)を打ち震えさせる者あらず
記憶をなくし 理性を捨てて 痺れる女子(おなご)は 愛(いと)おしい
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