2ntブログ
2018/01/09

多頭飼いの実際

前記事 「多頭問題 (2)」 の続きです。

 

 

個飼いと共飼い

 

「多頭飼い」 には、「個飼(こが)い」 と 「共飼(ともが)い」 があります。

「個飼い」 とは、一頭ずつ引き離し、別々の檻(おり)に入れて飼う飼い方であるのに対して、「共飼い」 とは、複数頭を一緒の檻に入れて飼う方法です。

 

「共飼い」 で気を付けることは、動物や熱帯魚でも一緒ですが、一緒の檻(おり)や水槽に入れる場合は、お互いの相性に気を付けないと、喧嘩したり、あるいは、「共食(ともぐ)い」 をしたりして、食べられたりしてしまうことです。

 

そもそも、一緒に飼おうとするのは、飼う側の都合もあったりしますが、ひとつの群れとして仲良く纏まってくれのを期待してのこと。

人で言うなら、夫婦と舅(しゅうと)姑(しゅうとめ)との同居と同じです。

仲良く、ひとつの群れとして纏まってくれると良いのですが、動物や熱帯魚などと同様、喧嘩や諍(いさか)いが耐えない場合は、やはり 「個飼い」 にしないと、日々の生活自体やっていけません。(泣)

仲良く出来ない場合は、夫婦であれ、嫁姑であれ、行き着く先は 「別居」 です。

 

***

 

ちなみに、以前にも書きましたが、自分の場合は 「個飼い」 が基本。

たまに、「共飼い」 を基本とするツワモノの方をお見掛けしたりしますが、自分の場合、「共飼い」 するのは稀(まれ)な方ですので、そのような方からすれば、偉そうに 「多頭飼い」 を語る資格は、自分には、ないかも知れません。


基本 「個飼い」 であっても、「多頭飼い」 と言うだけで、何かといろいろ揉(も)めたりするのに、「共飼い」 が基本な人は、どんな人であれ、ひとつの檻(おり)に放り込んでしまうわけですから、器(うつわ)がでかいと言うのか、はたまた、大雑把(おおざっぱ)なだけなのか。

その辺は分かりませんが、しかし、単純明快ではあります。失敗にもめげることもなく、マメな人でなければ、出来ることではありません。

 

多頭飼いのお手本

そんな 「多頭飼い」 ですが、特に 「共飼い」 に関して大変勉強になるのが、既にご存知の方も多いと思いますが、米国のナショナルジオグラフィックチャンネルで、「シーザー・ミラン」 というドッグトレーナーが出てくる 「ザ・カリスマドッグトレーナー」 というテレビ番組です。

 

 

(1) 仲良く皆で楽しむのが基本

 

中には、複数の女性を侍(はべ)らせて単に、「いい気になりたい」 だけの人も、いるかも知れませんが、「多頭飼い」、特に 「共飼い」 は、参加者全員が一堂に会して、そこで皆で楽しむのが基本となります。

自分だけ 「いい気」 になるだけなら、「セ☆クス」 ではなく、それは人の身体を道具とした、単なる 「マ☆ス☆タ☆ベ☆ー☆シ☆ョ☆ン」。SM ではなく、単なる苛(いじ)めや嬲(なぶ)りに過ぎません。

 

参加者同士を競(きそ)わせたりする場合はあるかも知れません。しかし、参加者を脱落させるために 「多頭飼い」 するわけでも、参加者同士を争そわせたくて 「多頭飼い」 するわけでもないということです。

知らない同士であったとしても、始めに会ったときよりは、帰りの際に少しでも打ち解けあって、仲良くなっていれば良いわけです。


(2) 規律と報酬の重要性

 

どんな手であろうと、きちんと飼い慣らされているのであれば、奴隷は付いて来ますし、きちんと序列を納得させることさえ出来れば、不要な争いは起こりません。

 

「秒速で1億円稼ぐ男」 とか言われた 「与沢翼」 が、6P したとか何とか言っているそうですが、まあ、たくさんお金が貰えるのであれば、実労は、通常の拘束時間の1/5 で済むわけなので、特段、気持ち良くないにしても、誰も文句のひとつ言わず、付いていくわけです。(苦笑)

 

逆に序列がはっきりしていないと、マウンティングや群れの中で争いが起こるかも知れませんし、その奴隷の求めているものが与えられなかったりすると、逃げられてしまったり、二度と相手にされなくなってしまったりするわけです。

 

報酬とは何も 「お金」 ばかりではありません。要は 「飴」 のことです。

 

きちんと、感謝の気持ちを伝えることも報酬のひとつですが、やはり、それぞれの参加者の立ち位置や熟練の度合いあるいは段階に応じて、相手が欲しがっている 「飴」 をきちんと認識し、それぞれにきちんと 「飴」 を用意する必要がある、ということです。

 

与沢氏のような場合であれば、自分以外に4人の女子を連れて来たであろう子には、一人当たり幾らみたいなコミッションが支払われているかも知れないわけですし、そこで抜け駆けされないように、支払いはその子を通して行われているかも知れません。

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