連れない男に吊られる女 - 神奈川の吊り場 ① 其の弐
迎賓館(げいひんかん) - 川崎
ここは、ラブホの激戦区 「川崎」 にある結構 「ゴージャス系」 で有名なところ。
今回は、沢尻えりかの 「ヘルタースケルター」 の撮影で使用されたという、こちらの305号室にお邪魔してきました。
部屋の入り口を入ると、突き当たり正面には、居間が。
左奥が、寝室になっています。その間は渡り廊下?
ちなみに、トイレ・洗面所は、玄関を入って手前の左側に。奥は浴室になっています。
浴室は、広めで、浴槽も思ったよりは広め。余裕で3人が入れる広さです。
湯量も多かったでした。右の写真は洗面台。
洗面台に向かって、右が浴室、左がトイレです。
ちなみに、玄関を入って、すぐに梁(はり)があります。(笑)
ここの造りは、かなり、しっかりとはしているのですが、梁の下に傍(そば)に渡り廊下の欄干?が位置しているので、吊りにはあまり適してはいません。
こちらは居間の天井。三つ葉葵(あおい)の御紋です。
かなり凝(こ)った造りになってはいます。パネルを上に持ち上げて浮くかどうかまでは確認しませんでした。座椅子には、金の座布団に肘掛(ひじか)けも用意されています。
悪代官にでもなれそうな雰囲気です。(笑)
寝室は、ベッドが屋根で覆われた造りになっています。周囲の梁の部分は、簾(すだれ)が掛かっていますが、これは取り外せます。
ここの梁は、上部に隙間があるので、吊るせます。
寝室の天井の造りは、こんな感じになっています。
しっかりとした造りですが、こちらは引っ掛けるところが何処にもありません。
左の写真は、ベッドの上面。ベッドの右は格子になっており、居間が見えます。
ベッドの左側には、平安調のタペストリーが。
ベッドの下方は、即、石庭になっています。
残念なのは、ベッド脇の梁は、高さがあまり高くないことと、平吊りには、幅があまり十分ではないということです。
しかし、柱も至るところにあり、格子や梁など、縄を結びつけるところには、事欠きません。
石庭のライティングは、ブルーで、とにかく綺麗でお洒落なお部屋です。
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バブルの頃には、歌舞伎町などにも、だだっ広い部屋の中に石を敷き詰めた川があり、そこに太鼓橋が渡されてるような和テイストで、値段もべらぼうに高いゴージャスな部屋があったりもしましたが、今の時代、そういう部屋は完全に駆逐(くちく)されてしまっています。
そういう意味においては、迎賓館の305号室 「中納言」 の部屋は、バブル期のそんな雰囲気を今にも残している貴重な部屋と言えそうです。
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【料金】
サービスタイム第1部 6時~18時(土日祝17時)
サービスタイム第2部 13時~22時(土日祝20時)
平日4,500円 土日祝5,500円 【305・405・501】 全日9,450円
宿泊(日~木・祝) 17時~15時
宿泊(金曜日) 17時~11時
7,500円・8,800円 【305・405・501】 15,750円
宿泊(土・祝前日) 20時~10時
9,800円・11,800円・12,300円 【305・405・501】 15,750円
延長料金は、30分単位1,100円
【利用人数】
3人以上可。一人増える毎に規定料金の半額が加算されます。撮影などを意識してるためか、3人以上の利用なども可能なようです。
名称 迎賓館
住所 〒210-0013 神奈川県川崎市川崎区新川通 4-7
連絡先 044-222-2233
H/P http://hotel-geihinkan.com/index.html
アクセス JR 川崎駅東口徒歩10分 京急 川崎駅中央口徒歩10分
【地図】 【宿泊予約可】
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