ここのところ、仕事でドタバタしてて、ピグには、なかなかイン出来ていません。
そんな中、スカイプでも繋がっている北関東の女性から、スカイプが。最近は全くと言っても良いほど 「絡み」 のない女性。
女性: 「ちょびちゃ、覚えてる???
○○ダヨ。 今日さ…避妊失敗してしまった。
思い切り 中出された。゚(゚´Д`゚)゚。」
まれに女性の意思に反して 「中田氏」 することを楽しむゲス野郎もいたりするので、そういう輩(やから)かと思いきや、どうやら 「中田氏」 する意図はなく、知らないうちにゴムが取れてて、出したあとに、そのことに気がついたらしい。
装着時に空気をきちんと抜かないと、風船が破裂するように破ける場合はある。しかし、外れるか?自分は、ラブホにおいてあるゴムは、サイズが合わないのか、締め付けがきつく、痛くなるので、使わないけど、あれが抜けちゃうという状況が良くわからない。
女性: 「生理最終日で妊娠確率は低い日だけど、めちゃくちゃ心配」
彼女は、まだ子供が小学生低学年?の主婦さん。まあ、常識的には当たり前だけど、妊娠するわけにはいかない。確かに確率は低い。しかしリスクはゼロではない…というのが定説。
本人が心配しており、そこにリスクがある以上、「平気平気、きっと大丈夫だよ…」 なんて無責任なことは言えない。
単に話を聞いて貰いたくて、コンタクトを取ってきたわけではない。むしろ、何とかしたいから 「海千山千オヤジ」 にコンタクトしてきたわけである。
男としては、「抱いてほしくてコンタクトしてきて貰いたい」 わけだが、もう、現実に 「出しちゃってる」 ので、そっちのほうが先決。 ここでエロい駄洒落を言ったところで、本人はそれどころではない。とりあえず、その男との仲を聞く。
ちょび: 「はじめての男?」
女性: 「イヤイヤ、既婚さん。経験人数 6人くらい」
ちょび: 「いあいあ、○〇ちゃんと会うのがだよ。」
しかも、それまで何回かは会ったりしていたらしいけど、そいつとの 「え○ち」 は始めて。今回も行く気はなかったけど、どうやら車で連れ込まれたらしい。
女性: 「次の生理来たら、もう連絡しないかもー
エ○チが下手だったよ」
その男性がきちんとこの女性に 「寄り添ってる感」 は感じられない。こうなると、妊娠の確率は低くても、妊娠したときのリスクは、通常以上に大きい。
次の生理まで精神的にも不安を抱え込み、しかも最悪 「堕胎のリスク」 を負うよりは、「保険」 のつもりで 「薬」 を飲んでしまったほうがいい。
ちょび: 「まあ、どうしても心配なら、明日アフターピルだな。
自費でも、心配し続けるよりはいいべ。」
女性: 「婦人科?明日、インフルエンザ予防接種子どもの、行かなきゃだから、
行ってられない(`;ω;´)
インフルエンザ予防接種 延期してるから、ちゃんといかなきゃだし」
子供の面倒以外にも、お仕事をしていることもあって、結構時間に余裕がない生活を送ってるよう。だけど、もし堕胎となったら、それこそ、生活に対する影響は大きい。
仕方なく、それ以上は詳しくなかったので 「アフターピル」 について調べる。
「アイピル」 という 「ノルレボ」 のジェネリックはあるが、1日で95%、2日で85%の成功率。しかもこれらは海外並行輸入品である。こういうのは偽薬とまではいかなくても粗悪品も多いし、そもそも、ココで金をケチって、避妊失敗…では洒落にならない。自費診療になるが、「婦人科」 に行くしかない。「堕胎」 よりはマシ。
国内では、この 「ノルレボ」 か 「プラノバール」。 プラノバールが、72時間以内に2錠飲んで、そのあと12時間後に2錠。ノルレボは、72時間以内に2錠だけ。すぐに婦人科に行けないなら尚更、これ以外に選択肢はない。
彼女の住んでる場所を聞いて、取り扱いのある婦人科を調べる。都心には取り扱ってるクリニックも多いけど、彼女の住んでる町にはない。とりあえず、そこに行くように勧める。
少し 「解決の方向」 が見えてきたからか、話が弛(ゆる)む。
ちょび: 「そんな下手なやつとやらんで、今度はちょびとしようなっ(笑)」
女性: 「いや、ほんとそう思った(笑) 下手な人とは、もうしない(笑)」
ちょび: 「うんうん、しかも中田氏だなんて、笑えない。」
女性: 「ほんと シャレにならない。バックでしてって言ったのに、
それじゃイケないとか言われたし。」
((((;゚Д゚)))))))
その後、すでに掛かったことのあるクリニックだから…と心配してもいたが、とりあえず、旦那との 「夜の営み」 で避妊失敗した…とか言って、行ってきなさいと念押しをする。
***
そして次の日。
まあ、きちんと行けてれば、もう連絡はないだろう…と高をくくっていると、
女性: 「ちょびちゃ、小児科激混みで、婦人科行けなかった(´Д⊂グスン」 18:08
ちょび: 「そしたら明日の朝か?」
女性: 「仕事ー(´;ω;`)ウッ…」
ちょび: 「半休とか貰えないのか?病院寄ってからいくとか。
それか仕事が終わってからか。」
女性: 「めっちゃ迷惑かかる。午後、長男のようある」
だらだらと話していると、突然…
女性: 「6時半までだった。いってみる」 18:15
ちょび: 「うんうん、いそげ。先に電話していけ」
女性: 「着いた。ギリギリセーフ…(>_<)」 18:23
ちょび: 「だっしゅ」
女性: 「受け付けした(´`:) こんでた。
予約なしは18時前までって言われたけど1回目だから大丈夫そう」 18:24
それから、婦人科の診療を受けて、アフターピルの処方を受けたことを、その男性に話すべきかどうかについて、しばらく話をする。
女性: 「ありがとう、もらってきた。
また連絡するね。」 18:43
女性: 「飲んだぁ(´Д⊂グスン」 20:00
***
とりあえず、偶然の助けもあって、なんとかなにごともなく済んだが…
まず男性は、女性にとって 「妊娠」 は一大事であるということを、きちんと認識すべきであるし、女性は、今はこういう「 薬」 があるということを知っておいてもらいたい。
特に、「愛」 のない 「男女関係」 においては、それは相手に対するマナーと言うもの。
(自分のことは棚にあげて)ゲスな男女は、「アフターピル」 の予備知識くらいはもっていて欲しい…と言いたいところですが、せめて 「その存在」 ぐらいは認識しておいて貰いたいもの。(苦笑)
今回のような 「事故」 であったとしても、男たるもの、「ごめん…」 と謝ってそこで 「思考停止」 では、いけません。そもそも、こういうときに、「ああっ、何かそういう薬あったな…」 みたいに、ひらめかなければ、何のための 「脳みそ」 なんだか。
ということで、最後に、経口避妊薬(緊急避妊薬)の基礎知識。
ノルレボの基礎知識
① 健康保険は使えない(自費診療)。
② 1回1万円から2万円。クリニックによる。相場は15,000~16,000円
③ 避妊確率は、100%ではない。
④ 薬を早く摂取すれば、早く摂取するほど、避妊率は高まる。
12時間以内 妊娠率 0.5%
13~24時間(1日)以内 妊娠率 1.5%
25~36時間(2日)以内 妊娠率 1.8%
36~48時間(3日)以内 妊娠率 2.6%
49~60時間(4日)以内 妊娠率 3.1%
61~72時間(5日)以内 妊娠率 4.1%
⑤ 肝障害・心疾患・腎疾患のある場合は、慎重な投与が必要となります。
また、併用すると薬の効果が薄れる薬があります。
また、妊娠・授乳中の場合は、注意事項がありますので、注意が必要です。
【参考】 【アフターピル】 ノルレボ錠の効果や副作用は?正しい飲み方を解説
取り扱い病院・クリニックの検索 → 低用量ピル・アフターピル処方の婦人科・産婦人科検索|Pill 処方ナビ