女性が中でイクために(3)
前記事 「女性が中でイクために(2)」 までは、女性は目を閉じて、身体の感覚に耳を澄ますことの大切さ、そして、心も身体も委ねることの重要性について。また、男性に求められることとしては、「心・技・体」 の重要性について説明しました。
今回は、男性側の 「心得」 を書いておきたいと思います。
まず 「心」 です。
男性は、セ/ックスにおける 「リード役」 であるということを、しっかりと認識しておいて下さい。
(女性がリードする場合もあると思いますが、その場合は、男性が M で女性が S の場合か、あるいは、女性が男性の指導役であるか、あるいは、女性が一人で試してみたい場合なので、そういう場合は、M 男くんなり、生徒なり、モノになりきること。)
そのときは、リードすべく、相手をしっかりと観察し、自分が気持ち良くなろうとはしないこと。
そして、女性は丁寧に、大切なものを扱うように、扱うこと。そして、気持ちを込めること。
理屈っぽい話も、自分の自慢話もいけません。
むしろ話題を作ってあげて、相手に話をさせ、自分は聞き役に回るくらいでいい。
女性に対して、粗野な態度はいけません。紳士であること。
女性は、「大事にされてる・・・」 と感じるだけで、濡れてきます。
SM においても、「オラオラ!」 やるわけではありません。
手で 「のど輪」 をしても、縄で縛っても、決して乱暴に女性を扱っているわけではありません。
片方の手では、女性のカラダを支え、女性の頭は自分の肩で受けていたりするのです。
SM は一見乱暴に扱っているように見えるかも知れませんし、AV などでは、鬼畜感を出すために、そのような効果を醸し出しているかも知れません。
右手の一見乱暴にも見える責めに、女性が怖がらないのは、鞭と同時に飴を与えているから。
左手で女性を支え、安心を与えているからなのです。
当たり前のこと。
女性の上着をとってあげて、ハンガーに掛けてあげたり、
きちんと、手の爪は短く切り、部屋に入ったらまず、手をきちんと洗うこと。
女性の靴を揃えてあげるのもいい。
自分のカバンは床の上でも、女性の荷物は上に乗せてあげること。
「レディーファースト」 であることは、「レディーファースト」 にして、きちんとエスコートしてあげること。
そうすれば、自ずと、女性は気分が良くなります。(笑)
そしたら慌てずに、自然な流れで会話したり、自然に抱擁して、抱きしめてあげて下さい。
決して、自分一人で勝手に興奮して、ガツガツしないこと。(苦笑)
常に相手を観察して、自分本位にならないように。(笑)
女性に触れるときは、常にソフトに。
力の入れ過ぎや、激しい動きは良くありません。
ちょうど、痴/漢でも、しているくらいの、触れるか触れないかくらいの、ゆっくりとした ソフトタッチで。
本人が焦(じ)れるくらいの刺激の方が、ずっと効果があるのです。
相手の性的な興奮を女性のカラダの奥から引き出すためにも、タッチはソフトで、ゆっくり目。
女性がちょっと喘いだとしても、そこですぐに自分に火を付けてはいけません。
そこでじっくりと、焦らして楽しむくらいの余裕が必要です。
出来たら会話でも、卑/猥なことを言って、女性の脳を痺れさせ、身体に触れるタッチで、いやらしく女性のカラダを撫で回してあげて下さい。
「ちょっと触れただけなのに、もう、こんなになってるよ?」
「真面目な感じなのに、凄くいやらしいんだねっ!」
主婦には、こんな 「独り言」 の口調で、話し掛けても良いと思いますが、あまりに露骨に表現すると、女性は 「恥ずかしさ」 を通り越して、「怒り」 を感じてしまいます。
相手がネガティブな感情にならないように、合間に相手を褒めたり、常に 「デリカシー」 には配慮が求められます。
大事なことは、相手を観察し、相手に合わせて、強弱をつけていくことです。
そして当然ですが、自然に振る舞うこと。そして、自分に自信を持つこと。
男性の不安やオドオドした態度は、当然ですが、女性にも伝わります。
また、恰好付けて、普段やらないことをしようとすると、「マーフィーの法則」 ではありませんが、決まって失敗します。(笑)
自信は、「一朝一夕」 では出来上がりませんし、過度な似非の自信は、意味を持ちません。
***
「中イキ」 において、特に 「ポルチオ」 で中イキをさせる場合、男性自身の大きさや太さは、大変重要な要素のひとつではありますし、当然ながら、男性自身の持久力も求められるのも事実です。
しかし、「Gスポット」 であれば、自分は指1本で、女性をイカせることが出来ますので、逆に言うと、どんなに男性自身が短小で、自分の指と同じくらい細かったとしても、やり方をきちんと身に付ければ、女性をイカせられるものと考えています。
逆に、17cmクラスの立派な竿の持ち主でも、女性をきちんと観察せずに、自分本位に出し入れするような輩の場合、女性は奥が痛くて痛くて溜まりません。
「Gスポット」 を攻める場合は、体位も変わってきますので、自分の竿がポルチオ向きなのか、それとも、Gスポット向きなのか、それとも後ろ側に向いているのか。
自分の特性を見極めて、自分に有利な体位や動きを身に着ける必要があるのは、言うまでもありません。
コメント