【緊縛小説】 縄絡み (18-2) 最終回
§18の2 縁
いろいろな人との縁が絡んで
自分は縄の世界に
足を踏み入れました。
今思えば、若気の至りとも
若き日の思い出とも
言えなくはありません。
しかし、当時は全て
自分の記憶から消し去りたい
自分の 「黒歴史」 でした。
過去に、そして現在に
自分に縛られたことのある女性は
この話の延長線上に
存在しています。
当時、自分がお世話になった方々も
もう、かなりの方が
お亡くなりに、なられています。
上久保ちゃんは、本当に早かったでした。
風の噂に、若手とお姉さんが
結婚されたという話も、聞きました。
ママの店があったところも
今はもう、街の再開発で、見る影もなく
変わってしまっています。
人であれ、何であれ
時間が流れている以上
出会いがあれば必ず
別れがあります。
思い出とは、思い返して楽しんだり
懐かしむための、ものではなく
それが涙であれ、哀しみであれ
あるいは、悦びであれ、苦しみであれ
人が一生懸命に生きた証し。
それを最終的に 「感謝」 に
還元出来たもののこと。
誰が評価するものでもありません。
その人が一生懸命に
取り組んだものであれば
それだけで十分
尊いものだと思っています。
思い出を作るために
人は生きているのではありません。
思い出は結果に過ぎません。
大事なことは
その日その日、1日を
今を一生懸命に生きること。
【終わりに】
どうも、ここまで長々と、ド素人の稚拙な駄文にお付き合い下さり、誠に有難う御座いました。
文章公正時に参考にしたいので、
ご意見やお気付きの点、率直なご感想、ご助言等御座いましたら、忌憚なくお寄せ下さい。
宜しくお願い致します。
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