2ntブログ
2015/12/30

SM は必ずしも痛くない

SM というと巷(ちまた)では 「にしおかすみこ」 みたいに、黒いエナメルの衣装を着て、バラ鞭(むち)とロウソク・・・みたいな女王様のイメージが定着しているためか、「痛いのが無理!」 という理由で、SM を否定するひとをたまに見かけます。
性的な嗜好ですので、無理に SM を勧めるつもりは全くないのですが、「SM は痛いもの」 という間違ったイメージが定着してしまうのも、SM 愛好者としてはこころよくありません。

SM バーなどに頻繁に出入りしてるわけではないので、あまり偉そうなことは言えませんが、もし仮に、そのような、黒いエナメル衣装に鞭やロウソクといったイメージ通りの女王様がいて、鞭を 「パ~ン!」 とすごい音で鳴らしていたとしても、それは 「営業行為」 だと思ってあげて下さい(笑)

中には、常連と認められるためには、ママ(女王様)の鞭を受けた経験の有無が問われるようなところもあるでしょうが、基本的に SM は、相手が不快に思ったり、嫌うプレイはしないのが原則です。
SM の責めには、「痛い系」 もあれば、「苦しい系(我慢系)」 そして 「恥ずかしい系」 などがありますが、そのスイッチが M の女性に備わっているか。そして、それが快楽にリンクしてるかどうかは、ひとそれぞれです。

そのひとが、快楽に転嫁できる苦痛的な刺激を与えるのが SM であり、単に苦しかったり痛いみたいな苦痛を与えるリンチや拷問とは違います。
SM は洋の東西を問わず、他の人に強要されるものではありません。本人の意志で、本人が希望して行われる行為です。
だから、M の女性でも、叩かれることを好む子もいれば、「痛い系は無理!」 と拒絶する子もいます。

当然ではありますが、DV (ドメスティックバイオレンス) も、相手に暴力を働いて何らかを強要したり、脅迫する行為ですから、SM 行為でないことは明らかです。

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