2ntブログ
2017/10/05

いつかはセ☆クスでイケるようになる?(6)

前記事 「いつかはセ☆クスでイケるようになる?(5)」 の続きです。

 

前回の記事では、女性が 「セ☆クス」 でイクためには、乗り越えるべき 「関門」 が幾つかあるということ。そして、一つ目の関門である 「意識の集中」 について説明しました。

 

 

女性の 「集中」 は、「セ☆クス」 でイケるようになるための第一歩。

集中できないと、女性はあれこれと、いろいろなことを考えたりしますし、気力も続きません。

途中で堪(こら)えきれなくなってしまうのです。

 

気持ち良くなり、その快感が次第に波打ってきたら、只々(ただただ)その快感に身を委(ゆだ)ねる。しかし、「集中」 していますので、このときの女性は、心も身体も緊張していきます。

「オーガズム」 は、医学的に見ると、極度な緊張から解放され、弛緩(しかん)する現象だと言われています。

集中して、気を抜かない。そして、力も抜かない。何も考えず、只、快感に身を委ねて、「イク」 ことに集中しているうちに、その波は次第に 「うねり」 に変化してきます。

 

しかし、この状態は、まだ山登りで言う八合目に過ぎません。自身で 「オーガズム」 を感じるのは、まだもう少し先です。

実はそこからの斜面が急で、そこにもうひとつの難関が待ち受けているのです。

 

 

恐怖との 「対峙」 と 「克服」

 

二つ目の関門は 「恐怖」 との戦いです。

 

女性は、そのまま続けていると、今度は、身体の中に打ち寄せてくる波が大波になってくるので、これ以上になると、自分がどうなってしまうのか怖くなる、と言います。


このときの女性は、意識も朦朧(もうろう)としていますので、そのときのことはあまり本人の記憶には残っていませんが、女性は、首を横に振って 「いやいや」 をしたり、「もうイヤ!」 とか、「もうダメ!」 あるいは 「もう無理!」 みたいに言ったりします。

 

男性を信用していなかったり、男性に委ねきれていない女性。あるいは、男の言うことを聞かない女性は、ここで勝手にやめてしまったりします。

 

また、女性に従順な優しい系の男性は、女性のギブアップだと勘違いして、動きを止めてしまったり、あるいは、この状態が女性の 「オーガズム」 であると勘違いして、一緒にイこうとする男性がいますが、これはどちらも間違い。

 

実は、その先にこそ、女性の 「オーガズム」 が待ち構えているのです。

 

 

嫌よ嫌よも好きのうち

 

「嫌よ嫌よも好きのうち」 という女心を詠(うた)った言葉がありますが、信じてはいけない 「女性のイヤイヤ!」 の 「ラスボス」 が、コレです。

今まで味わったことがない感覚なので、女性は怖いのですが、しかし、男性は、このときの女性の 「イヤイヤ」 ばかりは、すんなり受け入れてはいけません。

何故なら、その先にこそ、男性のソレよりは10倍も100倍も大きいと言われる、女性の 「オーガズム」 が待っているのです。

 

このとき、男性は冷静でなければなりません。女性が急な身体の変調を訴えているのか、それとも、迫(せま)り来る 「大波」 が怖くて 「イヤイヤ!」 なのかをきちんと見極められなければいけません。

この時点では、もう何を言っても、まず相手にはほとんど聞こえていません。しかし、記憶に残らない状態にあるとは言え、ここで、女性を頑張らせ、奮(ふる)い立たせないといけないのです。
 

女性の 「集中」 と 「緊張」 を維持するように、身体を補助したり、愛撫を加えてあげて下さい。そして、恐怖から逃げないように、むしろ煽(あお)り、追い込んであげて下さい。

もう、このときの女性は、フェロモンのシャワーを浴びて、出口の見えな甘く切ない本能の中で、悶(もだ)え苦しんでいる 「オンナ」 に過ぎません。残っているのは、ぼんやりとした、かすかな意識と恐怖心のみです。

女性は必死に逃げ場を探しますが、自身を波に委ねて、波に呑まれるか、波に身を投じるかするまで続きます。

 

女性は、この恐怖と対峙して、それを乗り越えて始めて 「セ☆クス」 でイクことが出来るのです。

 

 

男性の対応
 

女性から、「もうダメ!」 とか 「いやいや」 のサインが出たら、小刻みに早く動かすのではなく、同じリズムで大きく動くように心掛けます。

 

ピストン運動による抜き差しは、女性にとってはさほど重要ではありません。

むしろ身体全体の揺(ゆ)れであったり、押し付ける圧迫の強さみたいな刺激の方が大切であるように感じます。

 

男性が気を付けることは、ここで気を抜かないことです。

一度ガッツリとイカせて、女性に 「中イキ」 を経験させてしまえば、あとは、女性は何時でもイケるようになるのです。

折角(せっかく)ここまで持って来たのに、「女性と一緒にイキたい!」 などという 「欲」 を出しては、全ての努力が無駄になり兼ねません。

 

「イヤイヤ」 をしなくなり、放心状態であろうとも、そのまま動きを止めないで下さい。

 

そして、その動作を続けていると、女性が急に、まるで雷に撃たれたり、あるいは、電気が走ったかのように、瞬間的に急にピンと背筋を伸ばし、顎(あご)をあげるように、頭を後ろに反(そ)らしたりします。

 

「頭が白くなった!・・・」 とか、「スパーク」 と表現する人もいます。

これが初めての 「中イキ」 現象。

今までの経験上、これが女性が初めて 「イク」 ときに見られるサインです。


女性から極めて聞き取りのしづらいのが、この現象です。

このときの状況を、本人に確認しても、その感覚は薄っすらとは覚えているようなのですが、しかし、女性は 「中イキ」 の最中は全く自身の記憶が飛んでしまうらしいのです。


そして、緊張のピークで 「オーガズム」 を経て、女性は、急速に弛緩します。

 

「イケた」 後は、タコのように身体が弛緩し、しなだれかかって来ますので、しっかりと受け止めてあげて下さい。

 

 

「セ☆クス」 でイケるようになった後は?

 

初回は、不意を突かれるためか、いきなり雷に打たれた・・・みたいなリアクションを見せますが、二度目以降は、一度経験しているためか、自分で 「イク」 タイミングを自分で表現出来るようになり、身体を震わせて痙攣(けいれん)したりするようになります。

 

女性の 「中イキ」 を 「補助輪なしの自転車」 に例える人がいますが、これは正しい表現です。一度イケるようになった女性は、それ以降はすいすいとイケるようになります。(笑)

自転車ほど簡単ではないのが難点ですが、しかし、コツさえ掴(つか)めば、誰でも乗れるようになるのです。


そして、一度 「セ☆クス」 でイケるようになれば、その人とばかりではなく、他の人であってもイケるようになります。

余談ですが、昔、SM では、慣れた調教師の方に、自分の女房の調教を依頼する人なども居たりしました。今となっては確認のしようもありませんが、もしかしたら 「当て馬」 ではありませんが、女性の開発を依頼する・・・的な意味合いがあったのかも知れません。

 

 

 

編集後記

 

なかなか難しいことに、男性は女性の 「オーガズム」 を自分の身体で感じることは出来ませんし、女性は女性で 「イク」 最中は全く自身の記憶が飛んでしまうのです。

この現象は、以前の記事にも書いていますが、既に医学的には立証されていて、女性がオーガズムを迎えるときは、理性を司(つかさ)どる前頭前野と、恐怖を司る扁桃体が機能を停止するためです。

 

なので、医師であろうが、女性であろうが、自分がイクところをビデオ撮影でもしていない限りは、なかなか客観的に把握できません。

女性は、自分の様子を男性からの伝聞と自分の微(かす)かな記憶に頼るしかなく、男性は男性で、女性の脳の中で、まさに今起こっている現象は、女性の口から発せられる言葉と女性の振る舞いから察するしかないのです。

記憶にあるうちは、「今にもイキそう・・・」 なところまでは、来ているのかも知れませんが、しかし、しっかりと記憶にある以上は、「まだ、イケてない」 証拠。(苦笑)

 

イケるようになった女性は、それこそ、20回も30回も、こちらが数えるのを放棄したくなるほどイケるようになりますし、女性はやはり貪欲な生き物です。(笑)

黙って勝手にイッたりもしますので、正確な数は数えようがありません。

 

そして、皆が口を揃えて言うのは、

 

「クリでイク 『外イキ』 と比べると、比べ物にならないほど、何10倍も気持ちイイ!」

 

ということです。

 

「中イキ」 を知らないのは、それこそ羽田沖で獲(と)れた、梅雨(つゆ)時の穴子の 「煮穴子」 の味、あるいは、ふぐの白子の味を知らないようなものです。

そんな味、知らなくても、世の中には、他にもいっぱい美味しいものはありますんで、それはそれで構わないのですが、ここで素直に 「食べてみたい・・・」 と思う女性は、まだ 「中イキ」 出来る可能性がありますし、「そんなのいらねー」 という人は、当然可能性は低くなります。

 

折角、女性に生まれたからには、一度はガッツリとイキたいものです。(笑)

皆さんのナイトライフの参考にでもなれば、光栄です。

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