いつかはセ☆クスでイケるようになる?(3)
前記事 「いつかはセ☆クスでイケるようになる?(2)」 では、「セ☆クス」 で女性がイケるようになるためのアプローチと男女の心得みたいなことについて、触れました。
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「なんかイキそうになるときはあるんだけど、イケない・・・」
こう感じているとき、女性は果たして、何処が感じているのでしょうか?
クリによる 「外イキ」 と、ボルチオ等による 「中イキ」 を区別しているでしょうか?
その快感を感じたときに、お相手の男性が自分のクリを刺激していたとか、あるいは、膣の奥を突いていたなど、状況の差こそあるとは思います。しかし、女性は、その刺激を全体的な快感として捉えているはずです。
そして、「何かイキそう・・・」 というとき、その女性は、どんな 「オーガズム」 を期待しているのでしょう?
自分ひとりのときは、イケてるわけですから、きっと、それと同等の 「オーガズム」 を期待していることは確かでしょう。しかし、その 「何かイキそう・・・」 という予兆が、同じところから来ているとは限りません。
そもそも、指や 「オーラル」 の場合を除けば、「セ☆クス」 において、自分の何処に相手の何処の部分が当たっているかなどは、あまり細かく意識しません。
意識するとしても、せいぜいが、女性が気持ち良くなるポジションやアングルを意識してあげるくらいです。
感じ易さを議論する上では、「外イキ」 だの 「中イキ」 だの、そういった議論は、それなりに意義があるかも知れません。
しかし、「オ☆ナ」 や 「前戯」 が練習試合あるいは前座的なものであるとしたら、「セ☆クス でイク」 というのは、本番の試合のようなものです。
「外イキ」 であろうが 「中イキ」 であろうが、その複合であろうが、そこで 「イケない」 限りは、「イケてない人」 なのです。
なので、一番最初に説明したと思いますが、「自分ひとりではイケるから、いつかはセ☆クスでもイケるようになりますか?」 という質問に対しては、
正しいと言えば正しいし、正しくないと言えば正しくありません。
確かに 「可能性」 が残されているという意味においては、正しいです。
しかし、ただ漫然(まんぜん)と、「セ☆クス」 さえしていれば、いつかは、イケるようになるかというと、残念ながら、そんなに生易しいものでもありません。
みたいな答えになってしまうわけです。
中には偶然に手に入れた人もいるかも知れませんし、本気で追い求めたにも拘(かか)わらず、手に入れられなかった人もいるかも知れません。
しかし、自分で、必死に求めない限りは、手に入らないのが この 「女の幸せ」 そして 「女の至福」 としての 「オーガズム」 なのです。
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「自分ではイケるけど、セ☆クスではイケない・・・」
この悩みを抱えている女性は少なくありません。もしかしたら、
「中でイケるようになりたい・・・」
という希望よりも、現実には多いかも知れません。
自分も以前、このような女性と実際にお会いしたことがあります。
その女性の方は、特に 「中イキ」 を希望されていたわけではありません。
しかし、結果として、「中イキ」 でイケるようになってしまった女性は、イケるようになるまでに、会った回数はいろいろですが、何人もいます。
早い人は、1回でイケるようになってしまった女性もいます。
そして、女性は一度イケるようになると、それまでの時間を掛けずともイケるようになりますし、人によっては、何回もイケるようになります。
たまに女性の 「中イキ」 を ”(補助輪なし)自転車の練習” に例える人がいますが、これは正しい表現です。一度イケるようになった女性は、それ以降はすいすいイケるようになります。(笑)
コツさえ掴(つか)めば、乗れるようになるのです。しかし、残念なことに、自転車ほど簡単ではありません。
そして、女性はやはり貪欲な生き物です。何回もイケるようになった女性は、それこそ、20回も30回も、こちらが数えるのを放棄したくなるほどイケるようになります。(笑)
そして、皆が口を揃えて言うのは、
「クリでイク 『外イキ』 と比べると、何10倍も気持ちイイ!」
ということです。
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そして、自分が出した結論は、女性が 「セ☆クス」 でイケないのは、「外イキ」 であろうが 「中イキ」 であろうが、「心理的要因」 が強く、多くの女性に 「心理的な壁」 のようなものがあるということです。
では、その 「壁」 をどう克服、もしくは、乗り越えていったら良いのか?
さすがにこればかりは、その人毎に違いますので、自分が実際にどうやっているのか、具体的な手段については、なかなか、簡単には書けるものではありません。
しかし、出来るだけ多くの人の参考となるような 「心理的なイメージ」 は、お伝えすることが出来ると思います。
自分の勝手な認識ではありますが、男女の性差というのは、同じ組織から分化しているはずなのに、例えるなら、男の男性自身は、まるで 「指先」 みたいであるのに対して、女性のソレは、五味と香りを味わい、食感や喉越しを楽しむ、まさに 「お口」 のような器官のように映ります。
考えれば考えるほど、不思議なものです。
女性の身体を知れば知るほど、神秘を感じます。
次回は、その 「心理的なイメージ」 について書いてみたいと思います。