鶯谷タイ人女性殺害事件の続報
過去記事 「SM と乱暴は違う(3)補足」 に書いた事件の続報ですが、
読みは完全にハズレてしまいました。(><;
「【独自】『外国人女性殺そうと...』 逮捕の昭和大医学部生」
報道によると、
東京・台東区でタイ人の女性を殺害した疑いで逮捕された男が、逮捕前の調べに、「外国人女性を殺そうと思った」と話していたことが新たにわかった。
昭和大学医学部の四十宮直樹容疑者(20)は、2018年12月、台東区のホテルで、派遣型風俗店に勤務する当時19歳のタイ人の女性を殺害した疑いで逮捕され、逮捕後の取り調べでは、殺意を否認している。
しかし、四十宮容疑者は、逮捕前の任意の調べに対し、「外国人が風俗店に勤務していることや、時給が良いことが許せなく、殺そうと思った」などと話していたことが新たにわかった。
とのこと。これは完全に鬼畜です。
と言うか、「なんでソコ?」 にそんな怒りを覚えるのか、全く理解できません。
逮捕後の取り調べにおいて、殺意を否認したというのは、その間に弁護士の入れ知恵があったためでしょうか?
辻褄が合わないだけに、何かを隠しているのかも知れませんが、そんな見当違いの怒りを爆発させるのではなく、素直に息子を思いっきり爆発させれば良いのに・・・と思ってしまいます。
やはり、考えれば考えるほど、普通に息子を爆発できなかった何か。問題の存在を意識してしまいます。
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しかし、パーソナリティ的には、選民意識的なものや、自分は正しいと思って見下すイメージがあります。
「自分はいつも正しい」 という思い込みがある人というのは、得てして、モラハラなどを起こしやすいものです。
それは自分は正しいので、自分の価値観が全てであると誤認してしまうためです。
その結果、弱い者の価値観を認めず、自分に従おうとさせたりします。
他人は全く異なる価値観を持っているという認識がなく、数学的に解はひとつと誤認しているのかも知れません。
もしくは、やはり 「性的サディズム障害」 みたいなものが、あったのでしょうか?
20歳ですから、まだ、幼稚なところがあっても致し方ないとは思いますが、殺人という手段を選択するのは、あまりにも非社会的ですし、そのために、あれだけの防犯カメラに囲まれている 「ラブホ」 を使うなんて言うのも、後先を考えていないというか、理解出来ません。
タイ女性殺害後、一人でホテルを出るつもりだったのかも知れませんが、通常は、一人が先に帰ったり、あるいは一人で外出する場合には、フロントは電話で相手に代わって貰い確認するといった運用が取られますし、部屋のドアの開閉が記録されるなど、ラブホには、事件や事故を防止の仕掛けが結構あるものです。
計画的に 「トルクレンチ」 を購入した割には、証拠隠滅と逃走が抜け落ちており、あまりにも、「非計画的」 で行き当たりばったり。
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容疑者の心の闇が、明らかになるかどうかは分かりませんが、20歳なんてこれからなのに、なんでこうも大きく、人生の階段を踏み外してしまったのでしょう。
みなさんも、ご注意ください。
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