女性が中でイクために(9)
過去記事 「女性が中でイクために(8)」 の続きです。
今回は、過去記事の補足ですが、まず、「女性の中イキ」 について、明らかにしておくことがあります。
イってる女性は、記憶がない
「オーガズム」 で女性が意識を失うわけではありません。意識はあるのですが、記憶がないのです。また、しばらくたって言葉でやり取りしたことなども、忘れてしまうことがあります。
これは、女性の 「オーガズム」 が持続的な性質を持つためだと思われますが、とにかく、頭の中が朦朧(もうろう)としているような状態なのです。
そんな状態にあるわけですので、
中イキをしている女性自身は、「自分を観察できない」 ということです。
何故なら、オーガズムを迎える手前になると、女性の 「前頭前野」 は機能停止するのです。
社会的規範を含め、ここは言わば女性の知性を司る部分。
あれは確か何年の何月何日から始まって、かなり昔の会話の内容を覚えているなど、記憶力が大変良い女性も世の中にはたくさん居ますが、その記憶も数を数えるのも、指令は全て前頭前野から発せられます。
しかし、オーガズムを迎える手前になると、女性の 「前頭前野」 は機能停止するため、数も数えられなければ、記憶もまばらなのです。
自分は愛奴に 「調教日誌」 を書かせていますが、何回も深く 「オーガズム」 を迎えたときは、女性の記憶は飛び飛びになり、前後関係がまず分からなくなります。
そして、記憶は曖昧であり、肝心の部分は記憶からぽっかりと抜け落ちていたりするのです。
「イきそう・・・」 なところまでは思い出すことが出来ても、そのあとの記憶が抜けているのです。
「外イキ(ク/リイキ)」 よりも深い 「エクスタシー」 が何回も訪れる 「中イキ」 の場合は、得にその傾向が強くなります。
何を言いたいかと言うと、それゆえに、女性はそのときの状況を、言葉では表現できないのです。
従って、偉そうに 「中イキ」 談義をしている女性が居たとしたら、まずはニセモノと疑って下さい。(笑)
一人でしているときの話であるなら、まだ信憑性があるかも知れませんが、男女のセ/ックスにおける 「中イキ」 を説く女性は、自分の言葉や感覚で語っているわけではないということ。
誰かの本や記事を読んでリライトしているか、空想で書いているかそんなところです。
女性が 「オーガズム」 を迎える手前で、「前頭前野」 が機能停止することは、fMRI という計測法によって立証されています。「前頭前野」 が機能停止するということは、理性も頭も働かない状態なのです。
勿論、1か0ではありませんので、程度によっては、ぼんやりと記憶がある場合もあるかも知れません。しかし、記憶が残っているようだったら、それは、ガッツリとはイっていないという意味なのです。女性の 「オーガズム」 と 「記憶」 は、そもそもが背反しているのです。
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いくつか情報をアップデートしておきます。
まずは、「都市伝説」という言葉で片づけない(2)- ア/ナルセックス篇」 の記事です。
「ア/ナルセックス」 マニアに聞いてみたところ、当人いわく 「前の穴でも後ろの穴でも、どちらも好き」 とのこと。但し、「後ろの穴」 で何回も何回も狂ったようにイキまくる女性の場合は、断然、後ろの方が好きなんだそうです。
確かに、このタイプの女性は存在します。
自分が以前ご紹介した 「自分は気が強くて、自分のことを S だと思っていた女性」。
彼女は、それまではセ/ックスでオーガズムを経験したことがなかったのですが、そのときに新しく付き合いだした彼氏にSM で、ア/ナルを責められて、それから何回も何回もイケるようになったのだそうです。
まさしく、「ア/ナルセックス」 マニアが言っているのと、ぴったり一致。(笑)
そして、このタイプの女性の特徴としては、「オーガズムとは(5)」 のところでもご紹介しましたが、膣の裏側、膣壁と腸壁の間に、感じるスポットを持っています。
ここの部分は、膣側からも刺激可能なのですが、アナル側からも刺激可能な場所なのです。
自分の愛奴の何人かも、このスポットを持っています。
「G スポット」 との違いは、ちょっと鈍い痛みのように感じること。
そして、イったときの感じは、ポルチオでの中イキが、「膣が痙攣する感覚」 だとしたら、この裏のスポットは、「骨盤が締まるような感覚」 で、強い刺激だと言っていました。
そのためか、本人は 「イキそう・・・」 になったところまでは、何とか記憶を辿れたのですが、それから後の記憶がぽっかりと抜け落ちていました。
もしかしたら、ポルチオよりも刺激が強力なのかも知れません。(笑)
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女性のカラダ、恐るべしです。(^^;
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