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2018/04/12

【緊縛小説】 縄始め 4-3

§4の3 性教育(3)


 


何回も何回も、練習を重ねているうちに、高手小手(たかてこて)も、


上手く縛れるようになり、縛っているときにも、少し、


心に余裕を感じるようになってきたつもりだった。


 


   「イタッ・・・」


 


胸縄が、すっぽ抜けないように、腋(わき)の部分から、胸縄


を止めるため、閂(かんぬき)を通しているときに、


縄が直接、肌に擦(こす)れてしまったらしい。


 


   「縄は、愛なのっ・・・」


   「女性は、いつも優しく、いたわるようにねっ」


 


   「はい」


 


縛りは、時間を掛けて、こせこせと、やるものでもないけど、


早ければいいってもんでもない。


きちんと、しっかり縛れてないと、危ないからね・・・と、


もう、散々言われている。


 


   「デパートの包み紙のように、折り目をしっかりと


    つけて、ピッシリと、大事に女性を包むの。」


 


と言うのが、彼女の口癖だった。


 


S☆M は、一見乱暴そうに見えるが、実は、そこには常に


女性に対する、いたわりがある、と言っていた。


 


   「女性は、好きな男には、縛られたいけど、


    好きでもない男には、触れられたくもないの。」


 


というのも、耳にタコが出来るほど、聞かされた。


 


 


縄のテンションを強めに押さえながら、胸縄を再度、絞め直す。


すぐ目の前にある、浮き出た鎖骨(さこつ)と、


白い首筋が、妙に艶(なまめ)かしい。


 


   <舐めたい!>


 


縛りながらも、自分の身体から沸々と湧き出て来る、


欲情を抑え切れなくなり、思わず、彼女の喉に手を当てて、


ぐいっと顎が出るように、身体を背後に反らせ、首筋に舌を這わた。


 


   「あんっ・・・」


 


胸に手を入れてみると、案の定、ブラを着けていない。


勃☆起している乳☆首を強めに摘むと、「は~っ」 と深いため息を付く。


 


   「あんっ、したくなっちゃう・・・」


 


絨毯の上に、うつ伏せに倒し、スカートを捲(めく)ってみると、


やはり、こちらもパンティーを付けていない。


目の前には、まるで貝のように、ヌメヌメと、イヤらしく、


濡れそぼっている○○○○が丸出しになる。


 


我慢出来ず、急いでパンツごとズボンを降ろすと、


いきり立った自分の息子を、そのイヤらしいところに、深々と突き刺した。


 



 


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