【緊縛小説】 縄始め 4-3
§4の3 性教育(3)
何回も何回も、練習を重ねているうちに、高手小手(たかてこて)も、
上手く縛れるようになり、縛っているときにも、少し、
心に余裕を感じるようになってきたつもりだった。
「イタッ・・・」
胸縄が、すっぽ抜けないように、腋(わき)の部分から、胸縄
を止めるため、閂(かんぬき)を通しているときに、
縄が直接、肌に擦(こす)れてしまったらしい。
「縄は、愛なのっ・・・」
「女性は、いつも優しく、いたわるようにねっ」
「はい」
縛りは、時間を掛けて、こせこせと、やるものでもないけど、
早ければいいってもんでもない。
きちんと、しっかり縛れてないと、危ないからね・・・と、
もう、散々言われている。
「デパートの包み紙のように、折り目をしっかりと
つけて、ピッシリと、大事に女性を包むの。」
と言うのが、彼女の口癖だった。
S☆M は、一見乱暴そうに見えるが、実は、そこには常に
女性に対する、いたわりがある、と言っていた。
「女性は、好きな男には、縛られたいけど、
好きでもない男には、触れられたくもないの。」
というのも、耳にタコが出来るほど、聞かされた。
縄のテンションを強めに押さえながら、胸縄を再度、絞め直す。
すぐ目の前にある、浮き出た鎖骨(さこつ)と、
白い首筋が、妙に艶(なまめ)かしい。
<舐めたい!>
縛りながらも、自分の身体から沸々と湧き出て来る、
欲情を抑え切れなくなり、思わず、彼女の喉に手を当てて、
ぐいっと顎が出るように、身体を背後に反らせ、首筋に舌を這わた。
「あんっ・・・」
胸に手を入れてみると、案の定、ブラを着けていない。
勃☆起している乳☆首を強めに摘むと、「は~っ」 と深いため息を付く。
「あんっ、したくなっちゃう・・・」
絨毯の上に、うつ伏せに倒し、スカートを捲(めく)ってみると、
やはり、こちらもパンティーを付けていない。
目の前には、まるで貝のように、ヌメヌメと、イヤらしく、
濡れそぼっている○○○○が丸出しになる。
我慢出来ず、急いでパンツごとズボンを降ろすと、
いきり立った自分の息子を、そのイヤらしいところに、深々と突き刺した。
―――――――――――――――――
コメント