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2017/06/10

日曜縄ゴト師(3)

本日は、日曜ではありませんが、3回目の日曜縄ゴト師 ww

 

今回使用した 「麻縄」 は、絞りも以前よりキツイためか、「煮なめし」 しても、以前ほどは 「ふかふか」 にはなりませんでしたが、しっかりしてるので、そんなに毛羽も立ちません。

煮て水分を含んでるときは、硬く縮んでいますが、乾燥させると柔らかさも悪くないので、今回は、「擦(す)りなめし」 も、油を少し多めに浸透させて、手で伸ばす程度に。

 

本日は、それを陰干(かげぼ)ししていたものに 「蜜蝋(みつろう)」 を使って作った自家製ワックスを擦(す)りこみます。

蜜蝋ワックスを指にとって、これをなめし用に使ってる布になすりつけて、縄全体に塗りつけ、あとは、何回か手で擦りなめします。




 

 

 

その後は、コンロで毛羽を焼きます。まあ、毎回、火入れをするたびに、このときに出る 「毛羽の煤(すす)」 は細かく、尖がっているので、吸い込んだりすると 「身体に良くなさそうだな~」 などと思ったりするのですが、結局今回も何の対策もせず。(><)

 

 

このあと、濡れた布で、煤(すす)をふき取って、再度、擦りなめしをします。

このくらいになると、縄も光沢が出てきます。

光のあたり具合で、こんなにも写真映りが変わります。

 

 

 

色はエロ。縛る女性によっても、縄の色はいろいろと変わりそうです(笑)

 

ちなみに、「縄」 を見て 「痛そう」 と言う人がいますが、「痛い」 と思われる皆さんがイメージしてるのは、綱引きに使われてたロープ。これは、径が太いこともありますが、麻自体も 「マニラ麻」 とか 「サイザル麻」 とか、かなり硬いタイプの麻が使われています。

 

一方、「緊縛(きんばく)」 で主に使われるのは、ジュート(黄麻)と呼ばれる麻で、肌触りの良い、比較的柔らかい麻が使われます。

麻紐(あさひも)で、バッグ等を編(あ)んだりされる方もいますが、これらの麻紐に使われているのも、ジュートです。

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