2ntブログ
2019/04/22

ニッポンのセ/ックスを読み解く(2)

前記事 「ニッポンのセ/ックスを読み解く」 の続きです。

 

前の記事では、相模ゴム工業の調査以外にも、国立社会保障・人口問題研究所の 「出生動向基本調査」 などを参考にしましたが、この調査の存在を知ったのは、実は 「荒川和久氏」 の記事を読んででした。

この方は 「独身研究家」 を自称されておりますが、社会学者並みにきちんと統計の数字を掴むなど論理的ですし、「統計」 という掘りの外側からの攻めと、一方で 「独身」 の心理に基づく掘りの内側からの攻めはなかなか見事。

「人の相性」 を ”単なる主観的な思い込み” と言い切るような 「切れ」 は実に圧巻です。(笑)

 

ちなみに、荒川氏のインタビュー記事はコチラ:

 

   「第1回 いつの時代も『恋してる男女』は3割だけ。独身研究家に聞く『私たちの恋愛がうまくいかない理由』」

   「第2回 『理想のタイプ』って言うけれど…私たちがデートでつまずく理由」

   「第3回 『恋愛の先に結婚がある』は幻想です。浮気や不倫が流行る理由」

   「第4回 『恋愛が上手くいかない』と『結婚できない』が別問題である本当の理由」

   「最終回 あなたといる時の私が好き!理想でもスペックでもない『恋愛の指標』って?」

 

恋愛と結婚、浮気、理想と現実。

「人間関係論」 とでも呼びたくなりますが、大変参考になります。

 

***

 

いつの時代も 「恋している男女」 は3割だけ。

前回の記事の結論と繋げると、「その中の1割は不倫や浮気」 と言うことになります。

 

「タイプという幻想に縛られないで」 というアドバイスも秀逸です。

特に若者は 「アイドル」 とか、そういった 「幻想」 からスタートしているはずです。

自分の願望や妄想的イメージを大切にすることも悪くはありませんが、しかし、恋愛にしろ結婚にしろ 「現実」 であり、また、こればかりは一人で出来るものではなく、相手のあることです。

多くの恋愛を経験し、多くの失敗を繰り返し、多くの涙を流して 「現実」 を学び、「現実」 に軌道を修正して行くわけですので、これも当然と言えば当然です。

 

「男性は追っかけたい生き物」「手に入りそうで入らない距離が大事」 という言説を否定するのも、共感出来ます。

自分も、男は、「山の向こうにいるカモシカは追わない」 と思いますし、狩りの上手い男であれば、「手に入らない距離では捕まようとしない」 と思ってます。

 

そんな荒川氏の頭の中にある数字は、

 

   「モテたり恋愛出来たりする男は3割もいない」 

 

んだそうで、その2~3割に該当するのが 「オラオラ系ギラギラ肉食男子」。これに対し、余っている7~8割の独身男子は受け身らしいので 「草食系男子」 ということのようです。

「草食系と肉食系では、攻めるアプローチが違う」 と言っていますが、確かにごもっとも。(^^;

 

「恋愛」 において、「恋」 と 「愛」 を区別するというのも、納得できます。

「理想のパートナーなんてどこにもいない」 のは当然としても、「自分と同等がそもそも厳しい」 というのも、かなり熾烈(しれつ)な表現です。

これは 「マッチング理論」 から来ているようなのですが、この辺りは、異性を条件で振り落としたり、自分の価値観を基準にダメ出ししている人が、いつまでたっても、自分の相手を見つけられないのと、確かに、凄く関連性がありそうです。

 

女性向けのコラムを読むと 「女心」 が基軸にあり、男性向けのコラムを読むと 「男心」 が基軸にあるのが普通なのですが、彼の良いところは、男女どちらかを見て言っているわけではなく、両方を見て 「ニュートラル」 な視点から 「マッチング」 を捉えているところです。

 

彼が 「女子会」 は控えなさいと言っているのも、「いろいろな人と会いなさい」 と言っているのも、ひとつの意見や価値観に囚われず、いろいろと自身を揺さぶる意味で、そして、そこで本人が 「全く異なる価値観」 に出会い、「新たな視点」 や 「新たな視線」 に気付くことを期待してのことだと思ってます。

「機会」 を最大化し、「気付き」 によって目的地を 「最適解」 に収斂させるために、「エントロピー」 を出来るだけ高めて不安定な状況に置こうとしているわけです。

 

背景にある考え方は、かなりロジカルです。

 

婚活している人は勿論、結婚や恋愛に悩んでいたり、結婚や恋愛に 「一家言」 のあるひとは、是非読まれてみることをお薦めします。♪

2019/04/22

ニッポンのセ/ックスを読み解く

過去の記事 「ニッポンのセックス 2018年版 - 埼玉が全国一位!」 で、相模ゴム工業株式会社による大規模調査 「ニッポンのセ/ックス 2018年版」 をご紹介しましたが、この会社は 「相模オリジナル」 などを作っている 「コ/ンドーム」 メーカーです。

 

今回の調査は、2013年に実施した初回調査 「ニッポンのセックス」 に続く、第2弾です。

ちなみに、この報告書によると、日本人の夫婦・カップルの半数以上が 「セックスレス」 だと言われています。

 

夫婦・カップルの半数は、セックスレス

 

「セ/ックスレス」 の定義とは、「病気など特別な事情がないのに、1ヶ月以上性交渉がないカップル」 を言います。ですので、1年に11回ある人達も、1年に1回もない人達も 「セ/ックスレス」 にカウントされている可能性があると言うこと。

しかし、この前ちょっとお話を聞いた主婦さんは、5年も 「レス」 だと言っておりましたし、長い人になると、以前の愛奴ですが、10年以上も 「レス」 と言う女性も居ました。

結果的には、後者の女性は、自分と不倫関係になりましたが、しかし、旦那との 「レス」 は多分記録更新中なのではないでしょうか?

 

それとは逆に、旦那とはセ/ックスはしたくはないが、嫌々応じている女性も少なくありません。

可能な限り思い出してみても、どちらかと言うと、全体的には、コチラのタイプの女性のが多いように思われます。しかし、回数的には、「レス」 に含まれるような場合も散見されますので、やはり、「レス」 であるからと言ってゼロではない家庭も少なくないように思われます。

 

男性は、年を取れば取るほど 「性欲」 は落ちて行きますが、女性の場合は、早いと30代前半から徐々に性欲が強くなって来ますので、女性側が 「性」 をどのように受け止めるかによって、幸せの度合いは変わってきます。

どちらかが夫婦の性交渉を拒否しているのが、セックスレスなわけですから、旦那に執着しているタイプの女性は、なかなか自分の性を探求出来ず、不満を覚えるでしょうし、逆に、もう旦那に愛情を感じていないタイプの女性にとっては、セ/ックスレスは女性の思う壺と言えます。

 

セックスフルやセックスレスは 「幸せ」 のバロメータではなく、単なる人の 「性行動」 のひとつにすきません。セックスレスだからと言って、その現状に、お互い不満を感じているとは限らないわけです。

 

そして、そこに愛やトキメキがなくなったり、セ/ックスがなくなったとき、苦悩する人達の一部は、浮気や不倫をします。

 

しかし、「レス」 だから浮気や不倫をするのか?

 

浮気や不倫など、パートナー以外の人と現在進行形でセ/ックスをしているのは、男性で3割、女性では2割の人達。

しかし、セ/ックスレスだから浮気や不倫に走る人もいれば、セックスレスでなくても、浮気や不倫する人は居ます。

この統計から、その比率までを読み解くのは、どうやら限界のようですが、不倫や浮気に走る女性の場合、「旦那との性交渉が全くない」 人も中にはいますが、それ以外では、「旦那のことが嫌い」 になっていたり、「旦那に触られたくない」 人や 「旦那では満足できない」 人も多いように思います。

 

そうは言っても、誰しもが、不倫や浮気をするわけではありません。

家では 「レス」 で、自身には強い性欲があるのに、不倫や浮気に踏み込めない人もいます。

倫理観が強い人もいれば、リスクを怖れる人もいますし、優柔不断な人もいます。

 

2割の夫婦やカップルが、不倫や浮気中

 

日本の夫婦やカップルの、女性の2割、男性の3割は、リスクを取って自分の生活を充実させることを選択出来た人達と言えそうです。

何故なら、世の中には女性といい関係になりたいのにもかかわらず、彼女の出来ない男が、山のようにいるためです。(笑)

 

男性も女性も、浮気や不倫している人達の場合、特定の一人とセックスをしている人が大部分を占めていますが、しかし、期間は特に定められていませんので、女性の場合は、乗り換えに乗り換えを繰り返す人が多いということなのでしょう。

浮気や不倫は、一人で出来ることではありませんので、男性と女性の人数の格差、1割の男性の差が解消されません。

また、男性の中には、結婚しているのに独身と偽って、パートナーとして数えられているゲスな男性も、若干含まれているのかも知れません。(苦笑)

あるいは、女性はさっさと次に進んでいるのに、その女性のことをまだ 「自分の彼女」 であると思い込んでいる男性もカウントされているからなのでしょうか? 

 

うーん。前回の相模ゴム工業の調査 「ニッポンのセ/ックス」 でもそうだったのですが、この不倫や浮気をしている男女の 「統計差」 が、何故か気になります。(^^;

これは平均値だからなのでしょうか?

ちなみに、①特定1人、②特定複数、③不特定 として、各年代の人数(比)を積算すると、

 

   ①特定一人 ②特定複数 ③不特定  小計

男 85.7     22       27.2    134.9

女 67.9     4.6      3.6     76.1

 

となってしまいます。

これでもいけないのか?

各世代の人口比率で数を推計しないといけないのか?(^^;

 

1割の男性は、風俗を利用してると読むのが妥当?

 

男性の 「不特定」 というのも際立っていますが、これは、ソープとか買/春あるいは援/助交/際とか、そういう類のものなのでしょうか?「特定複数」 の中に、こういった類の回答が、紛れ込んでいる場合もあるでしょうし、それを言ったら、ソープで特定のお姉ちゃんを指名しているようなケースが、「特定一人」 の中に紛れ込んでいる場合もあり得るわけです。

 

この男女差は、風俗のバイアスが働いているから、男性に高く出て来ているのでしょうか?

「その相手と何処で出会いましたか」 の回答に、”風俗店” という回答も見られ、全体では6.9%を、出会い系サイトは、7.7%を占めていますので、男性の比率増加は風俗店その他の利用も含まれていると理解して良さそうです。

 

とするならば、「男性の1割は風俗その他を利用し、世の中の夫婦やカップルの2割は、浮気や不倫をしている」 と理解した方が良さそうです。(笑)

 

母数の極めて多い大規模な調査ではあるのですが、意外と追跡はしづらく感じます。

「もっとセ/ックスをしたいか」 という質問も、ご自身のセ/ックスの頻度が少ないと答えた人に限定され、その集計が100分率で示されてしまっているため、そもそもセ/ックスが好き・嫌いといった、性に対する意識の違いは読むことが出来ません。もったいない、残念。(^^;

 

***

 

いろいろとグダグダ説明致しましたが、以上の解釈が正しいとして、皆さんは、夫婦やカップルの半数が 「セ/ックスレス」 にあり、そのうちの2割が不倫や浮気している現状をどう思われますか?

「セ/ックスレス」 に関して言えば、既婚者やお付き合いしている人がいる人達の2人に1人。不倫や浮気については、既婚者やお付き合いしている人がいる人達の4人に1人と言うことになりますが、これが多いと感じるか妥当な数字と感じるかです。

 

ひとつ注意する点(盲点)があります。

 

この調査は、既婚者やお付き合いしている方(パートナー)が居る人を対象としていることです。

ここが重要なのですが、日本人で既婚者となると、どの程度いるのか?

年齢が下がれば下がるほど少なくなりますし、年齢があがるに従って既婚者の数は増えます。

未だ結婚したことのない人の割合を表す指数として、「生涯未婚率」 というものがありますが、統計上の 「生涯未婚率」 というのは 「調査年に50歳の男女のうち結婚歴がない人の割合」 を示します。

 

「『生涯未婚率』男性が圧倒的に高いワケ」

 

2015年の時点で、男性の23.4%、女性の14.1%は一度も結婚経験がない のです。

では、結婚比率はどのくらいになっているのでしょうか?

 

こちらによると、男性で全体の平均の60.9%、女性で全体の平均の56.3%が、有配偶者となっています。

 


 

また、国立社会保障・人口問題研究所の 「現代日本の結婚と出産:第15回出生動向基本調査(独身者調査ならびに夫婦調査)報告書」 によると、異性の交際相手を持たない未婚者は、男性で69.8%、女性で59.1%となっています。

 

男性全体の39.1%が未婚者で、その中で交際相手がいるのは30.2%であることから、未婚者で交際相手がいるのは、男性全体の11.8%。

女性の場合は、女性全体の43.7%のうちの40.9%なので、女性全体の17.9%となります。

 

つまり、相模ゴム工業の調査対象は、男性の72.7%(60.9+11.8)、女性の74.2%(56.3+17.9)であり、そのうちの2人に1人は 「セ/ックスレス」 であり、4人に1人は不倫や浮気をしているに過ぎないのです。

2018年の国民の平均年齢は、46.7歳。

2017年の国民の平均寿命は、男性が81.09歳で、女性が87.26歳です。

 

相模ゴム工業の調査は、20代から60代の男女14,100名が対象ですので、中央値は40代。その中心値は45歳。

雑に言えば、45歳を超えて日本人は 「セ/ックスレス」 と思えば、「2人に1人がセックスレス」 と言われても、そう不思議ではないのです。

 

***

 

では、浮気や不倫はどうか?

 

男性の場合は、72.7%の26.4%で、全体の19.2%、女性の場合は、74.2%の15.2%で、全体の11.3%となります。

この男女差は、男性の風/俗等の利用によるものと仮定するならば、「不倫や浮気をしている男女は、どちらも国民の11%程度となり、10人に1人」 程度に落ち着くわけです。

 

***

 

今回の調査で、「浮気率全国一位」 に輝いた 「埼玉県」 も、浮気率は31.03%ですから、実質的には、22.8%。ほぼ4人から5人に1人いるかいないかの比率ですので安心して下さい。(笑)

しかし、二つのカップルが居たら、その中の1人は誰かと不倫や浮気をしている可能性があるということです。この数値を高いと読むか、低いと読むかは読者次第です。(笑)

2019/04/22

「都市伝説」という言葉で片づけない(7)- オ/ナ見せ篇

前記事 「都市伝説」という言葉で片づけない(6)- 飲尿プレイ篇2」 の続きです。

 

これまで、「都市伝説」 と受け止められ兼ねないさまざまな性的現象のほか、常人には一般に理解を得られないであろう 「ア/ナルセックス」 や 「SM」、「複数プレイ」 や 「飲尿プレイ」 といったさまざまな 「変態行為」 をご紹介してきました。

何故このような行為に至るのかと言えば、それは性向や性癖も関係しているでしょうが、やはり非日常的な世界で、「気持ち良くなりたい」 という 「性の探求」 における強い思いに他なりません。

 

最後にご紹介するのは、「オ/ナ見せ」 です。

 

これでも 「敷居が高い」 と言う方も、少なくないと思われますが、しかし、今までご紹介した中では、目隠しをしたり、手を軽く縛ったりする 「ソフトSM」 と並んでご家庭での夫婦生活などにも導入しやすいのではないでしょうか?

 

「オ/ナ見せ」 とは、自/慰行為をお互いに見せあうというもの。

そもそも、自/慰行為は、一人でこっそりと隠れてするものですので、見せ合うことには抵抗があると思います。

しかし、このような性的行為を相手に見せることによる 「快感」 というものもありますし、また、恥じらいつつも、行為をさせることによって、心理的に SM 的なエロティシズムを醸し出すことが出来ます。そして一番大事なこと。それはお互いに相手を意識出来るということです。

 

「どうしても、恥ずかしくて無理」 という場合には、セ/ックスの最中で、相手にオ/ナをさせるという方法もあります。

女性に、自分のを触らせて、自分で気持ち良くさせるのです。

そして男性は、それを見ながら、男性自身をしごく。

少なくとも、女性の場合、ネットで他の女性を見てしごく旦那よりは、自分を見てしごいてくれる旦那の方が百倍も愛おしく感じてくれる筈です。

 

だんだん、女性が高まってきたら、男性はお手伝いをしてあげても良いでしょうし、

 

   「誰のことを考えて、オ/ナってるんだ?

    この前、家まで送ってくれた、部下の山田か?」

 

みたいに、ちょっと意地悪に言葉で責めてみても良いかも知れません。

 

女性は、イケるようであれば、イカせるようにしますが、男性は自分でしこってイってしまっては、意味がありません。

興奮が高まって来たなら、自分のアソコに、擦り付けさせても良いかも知れません。

通称 「素股(すまた)」 と呼ばれるやつです。(笑)

そして、何かの拍子で中に入ってしまったら、出来るだけ堪えて、女性を気持ち良くしてあげて下さい。

 

前戯(フォアプレイ)として、こんなちょっとした遊びを導入するだけでも、女性はかなり 「気持ち」 が入ってくると思います。

勿論、女性がその気になって来る 「生理前」 が良いのは、言うまでもありません。

 

参考までに、以下の記事をご紹介します。

 

   「『相互マス/タベーション』が男女間のオーガズム格差を解消するという主張」

 

自分で一人、こそこそ隠れてするのが、「マス/タベーション」 ですが、一人で隠れてしているところを覗かれてしまうから 「恥ずかしい」 のです。

しかし、その 「恥ずかしい」 という気持ちは、「エロティシズム」 の源泉ですので、そこで拒絶してはいけません。

恥ずかしい時間を二人で共有することも、「セ/ックスレス」 防止に役立つと思います。

 

二人の間に何も会話もない状態で、黙々とするのが 「セ/ックス」 ではありません。

「オ/ナ」 を見せ合いながら、いろいろと 「性に関する話」 をしても良いのです。

 

そういった会話の中から、パートナーの新しい側面を発見出来るかも知れません。

2019/04/22

女性が中でイクために(10)

過去記事 「女性が中でイクために(9)」 の続き。

 

女性が 「中」 でイクこともそうですし、男女の 「セ/ックス」 でオーガズムを感じることでも良いですが、何が一番大事か?

 

それは、「諦(あきら)めないこと」 です。

 

諦めるということは、そこで確定すると言うこと。

株で言えば、持ち株を売った時点で 「損益が確定する」 のと同じことなのです。

大事なことは、その 「男」 を諦めるのは構いませんが、「イク」 ことは諦めない!

 

値が下がった場合、ずっと持ち続けて値上がりを待つのも手ではありますが、人には欲がありますので、素人の場合、上がれば上がるほど、もっと上がるのを期待してしまい、結局 「売り時」 を逃してしまったりします。婚期を逃してしまうのも、これと同じなのでしょうか?(苦笑)

 

そして、「株」 で難しいのは 「損切り」 です。

「損切り」 とは、損益を拡大させないために、早めに売ること。

マイナスが拡大しそうな 「株」 は、さっさと売り払って、その分を伸びる 「株」 に振り分ける(乗り換える?)投資法です。

 

儲けるために 「株」 を持っているのか、株主優待のようなものを期待して 「株」 を持っているのか。目的や目標をはっきりさせておかないと、結局は自分が損をします。

儲けを狙うなら、銘柄に固執してはいけませんし、逆に銘柄に固執するなら、儲けは諦める。

諦めるのが無理なら、せめて分散投資したいものです。(笑)

 

それでも、ポートフォリオを間違えれば、終わりですが。(^^;

 

***

 

何故、諦めてはいけないのか?

 

それは、人にもよりますが、女性の華は意外と短いこと。

そして、諦めた途端、春が終わってしまうからでしょうか?

 

昔、とある女将さんから、「女の華は 35から55まで」 と聞いたことがありますが、それを言ったら、誰だったかは忘れましたが 「意外と長いじゃん」 と言っていました。(笑)

2017年での 「女性の平均寿命」 は、87.26歳で何と世界第二位。ちなみに第一位は香港なんだそうですが、その長さから見れば、女の華は人生の凡そ1/4に過ぎません。

 

 

先日アップした記事 「ニッポンのセ/ックスを読み解く(3)」 でもご紹介しましたが、年齢が高くなるに連れて、イケるようになる人の比率も増えていきます。

 

既婚女性で36.4%というのは、全世代の平均。

「いつでもオーガズムを感じる」 のは、20代では 11.5%、30代では 8.8%に過ぎませんが、40代は 14.9%、50代は 13.6%、60代は 18.3%。

「だいたい感じる」 という女性は、20代では 17.8%、30代では 24.4%であるのに対して、40代では 24.3%、50代では 20.9%、60代では 31.9%と、イケるようになる人の比率は、年齢が高くなるに連れて増えています

 

しかし、ここで重要なことは、「ニッポンのセックス」 にもあるように、年齢があがるに従って、「セックスレス」 も増加していくということ。そして、特に女性の場合、「セ/ックスをしたいとは思わない」 という人が、かなりの勢いで増えていくのです。

 


20代では 39.3%ですが、60代では 85.4%にも昇ります。

ちなみに、この集計は、「自身のセ/ックスの頻度が少ないと答えた人」 に対して 「もっとセ/ックスをしたいか?」 と聞いた結果であって、全体比率ではありません。

 

そして、「日本性教育協会」 の方にも、ジェクス株式会社による調査の概要 「ジェクス・ジャパン・セックス・サーベイ結果の概要」 が掲載されていますが、ここで 「オーガズム」 の調査対象になっている人達は、当然ですが、その年齢でも 「セックス」 で現役の人達 なわけです。

 

「ニ/ッポンのセックス」 の表で言えば、60代女性では、「セ/ックスをしたいと思う」 と回答した 14.6%の女性を含め、自分でセ/ックスする機会を作っている人達なのです。

 

ちなみに、日本性教育協会の現代性教育研究ジャーナルの記事に載っているジェクスの調査で言えば、60代女性435名のうち、この1年間でセ/ックスしたと答えた女性108名の調査結果と考えるのが妥当です。

この調査データ 「この1年間(初めての性交から1年以内の場合にも1 年間として)で、もっとも頻繁にセックス(性行為)を行っているパートナー(相手)の年齢(歳)」 と各世代の母数から、女性のセ/ックスにおける 「現役比率」 を計算してみると、次のようになります。

 

20代 30代 40代 50代 60代
68.9% 74.4% 63.9% 45.9% 24.8%

 

ちなみに、男性の場合は、こんな感じです。

 

20代 30代 40代 50代 60代
46.6% 69.7% 68.8% 64.3% 55.6%

 

こちらのデータは、「したい」 「したくない」 という願望ではなく、「したか」 どうかの結果です。従って、「したくても出来なかった人」 は除外されています。 

上記の値をグラフで表すとこんな感じになります。

 

 

男性の場合も、年齢の上昇と共に成績は下降しますが、しかし、40代以降の女性の落差ほどはありません。

 

以上から言えること。

 

女性は確かに、年齢が高くなるに連れて、イケるようになる人の比率は増加しているように見えます。しかし40代以降は確実に 「現役比率」 が減っていくと言うこと。

 

セ/ックスが嫌いな人や性欲のない人は、無理してしなくても良いわけですし、

イケようが、イケまいが、「命」 には全然関わりません。

人生の大義から見たら、小さなこと。

 

でも、

 

「どうせ女に生まれたからには、一度は女の喜びを味わってみたい♪」

 

その思う人は、とことん追い求めれば良いわけです (^^;

そこで大切なのは、「あきらめない!」 という強い気持ち。

そして、意識しなければいけないのは、「時間との勝負」 であるということです。

 

 

そして大事な 「心得」 は、以下の3つです。

 

① 諦めない

諦めた時点で、女の春、女の華は終わります。

 

② 指導を受ける (素直に教わる)

好きな人と一緒にイケるに越したことはありませんが、イカせた実績のない男と一緒にいくら探求してみたところで、イケるようにはなりません。イカせた実績が多い人の場合、早い子は1~2回でコツを掴みますが、遅い子の場合は 10~20回前後を要しますし、頑な子の場合はそれでも無理だったりします。

イクためのコツは、小さい頃の 「補助輪なし自転車」 に乗る練習と同じようなもので、1回でもイケれば、好きな人と一緒とでも何回もイケるようになります。

大事な人との時間を有意義に過ごせるようになるためにも、ある程度割り切って、実績のある人に相談してみるのも悪くないと思います。

 

③ 自分で探求する (自分でする)

しかし、どうしても指導が無理なら、他人(彼氏を含む)に頼らず、まずは自分自身で探求してみることしかありません。外イキが難しい女性の場合、外を幾ら刺激してもイクようにはなりません。

そういう場合は、自分の指で、Gスポットを刺激してみるか、あとは、ディ/ルドやバ/イブのようなもので奥(ポルチオ)を刺激してみるか、それでも駄目なら、ア/ナルから膣壁の裏側にある部分を刺激してみるのも良いかも知れません。

 

***

 

たかがセ/ックス、されどセ/ックスです。

 

しかし昔から、生物はそれで 「未来」 に繋げて来たのです。

鮭はゴールを目指して、生まれた河を遡り、そこまで到達出来たオスとメスが、束の間の愛を育みます。

共通点は、と言えば、同郷の生まれであるのと、あとは故郷に帰れた事実とタイミング。

そして、その一回で息が絶えるのです。

 

 

「オーガズムが何故存在するのか?」

 

この率直な疑問に対しては、いろいろな学説がありますが、鮭を見る限りにおいては、オスの射/精とメスの排/卵誘発のためとしか、考えられません。

 

鮭の場合は、生まれ故郷のニオイとパートナーの認識。これがないと性欲もなければ、オスは勃たないし、メスもイカないのでしょう。

そして、生涯にたった1回の交尾ですが、ここで鮭のオスとメスは一緒にイクと同時に生涯を終えます。まさしく 「逝く」 わけです。

 

そしてそれは、辿り着いた者だけに与えられる特権 なのです。

 

本能の赴(おもむ)くままに、河や水路を遡(さかのぼ)り、その途上で朽(く)ち果てていく同僚を見ながらも、とにかく本能に自身を委ねて 「何回も何回もトライ」 して、生まれ故郷に辿り着くのです。

 

***


たかがセ/ックス、されどセ/ックス。

 

「オーガズム」 なんて 「意味がない」 と言う人にとっては、それは 「意味のない」 ものであり、

それを 「本能が求めるもの」 と感じる人にとっては、それは 「意味のあること」 なのだと思います。

2019/04/22

女性が中でイクために(9)

過去記事 「女性が中でイクために(8)」 の続きです。

 

今回は、過去記事の補足ですが、まず、「女性の中イキ」 について、明らかにしておくことがあります。

 

イってる女性は、記憶がない

 

「オーガズム」 で女性が意識を失うわけではありません。意識はあるのですが、記憶がないのです。また、しばらくたって言葉でやり取りしたことなども、忘れてしまうことがあります。

これは、女性の 「オーガズム」 が持続的な性質を持つためだと思われますが、とにかく、頭の中が朦朧(もうろう)としているような状態なのです。

 

そんな状態にあるわけですので、

 

中イキをしている女性自身は、「自分を観察できない」 ということです。

何故なら、オーガズムを迎える手前になると、女性の 「前頭前野」 は機能停止するのです。

社会的規範を含め、ここは言わば女性の知性を司る部分。

あれは確か何年の何月何日から始まって、かなり昔の会話の内容を覚えているなど、記憶力が大変良い女性も世の中にはたくさん居ますが、その記憶も数を数えるのも、指令は全て前頭前野から発せられます。

しかし、オーガズムを迎える手前になると、女性の 「前頭前野」 は機能停止するため、数も数えられなければ、記憶もまばらなのです。

 

自分は愛奴に 「調教日誌」 を書かせていますが、何回も深く 「オーガズム」 を迎えたときは、女性の記憶は飛び飛びになり、前後関係がまず分からなくなります。

そして、記憶は曖昧であり、肝心の部分は記憶からぽっかりと抜け落ちていたりするのです。

「イきそう・・・」 なところまでは思い出すことが出来ても、そのあとの記憶が抜けているのです。

 

「外イキ(ク/リイキ)」 よりも深い 「エクスタシー」 が何回も訪れる 「中イキ」 の場合は、得にその傾向が強くなります。

何を言いたいかと言うと、それゆえに、女性はそのときの状況を、言葉では表現できないのです。

従って、偉そうに 「中イキ」 談義をしている女性が居たとしたら、まずはニセモノと疑って下さい。(笑)

一人でしているときの話であるなら、まだ信憑性があるかも知れませんが、男女のセ/ックスにおける 「中イキ」 を説く女性は、自分の言葉や感覚で語っているわけではないということ。

誰かの本や記事を読んでリライトしているか、空想で書いているかそんなところです。

 

女性が 「オーガズム」 を迎える手前で、「前頭前野」 が機能停止することは、fMRI という計測法によって立証されています。「前頭前野」 が機能停止するということは、理性も頭も働かない状態なのです。

勿論、1か0ではありませんので、程度によっては、ぼんやりと記憶がある場合もあるかも知れません。しかし、記憶が残っているようだったら、それは、ガッツリとはイっていないという意味なのです。女性の 「オーガズム」 と 「記憶」 は、そもそもが背反しているのです。

 

***

 

いくつか情報をアップデートしておきます。

 

まずは、「都市伝説」という言葉で片づけない(2)- ア/ナルセックス篇」 の記事です。

「ア/ナルセックス」 マニアに聞いてみたところ、当人いわく 「前の穴でも後ろの穴でも、どちらも好き」 とのこと。但し、「後ろの穴」 で何回も何回も狂ったようにイキまくる女性の場合は、断然、後ろの方が好きなんだそうです。

 

確かに、このタイプの女性は存在します。

自分が以前ご紹介した 「自分は気が強くて、自分のことを S だと思っていた女性」。

彼女は、それまではセ/ックスでオーガズムを経験したことがなかったのですが、そのときに新しく付き合いだした彼氏にSM で、ア/ナルを責められて、それから何回も何回もイケるようになったのだそうです。

まさしく、「ア/ナルセックス」 マニアが言っているのと、ぴったり一致。(笑)

 

そして、このタイプの女性の特徴としては、「オーガズムとは(5)」 のところでもご紹介しましたが、膣の裏側、膣壁と腸壁の間に、感じるスポットを持っています。

ここの部分は、膣側からも刺激可能なのですが、アナル側からも刺激可能な場所なのです。

 

自分の愛奴の何人かも、このスポットを持っています。

 

「G スポット」 との違いは、ちょっと鈍い痛みのように感じること。

そして、イったときの感じは、ポルチオでの中イキが、「膣が痙攣する感覚」 だとしたら、この裏のスポットは、「骨盤が締まるような感覚」 で、強い刺激だと言っていました。

そのためか、本人は 「イキそう・・・」 になったところまでは、何とか記憶を辿れたのですが、それから後の記憶がぽっかりと抜け落ちていました。

もしかしたら、ポルチオよりも刺激が強力なのかも知れません。(笑)

 

***

 

女性のカラダ、恐るべしです。(^^;